3月18日、緑町「廣東」にて。


チャーハンって、中華料理のテッパンメニュウじゃないですか。
中華料理店、中華飯店だと、オンメニュウじゃない事がないくらい。

「俺ぁ、塩ラーメンでその店の良し悪しを決めるよ」

…って方もいるし、それが「チャーハン」って方もいますよね。

そんなチャーハンで、かつ四季時期時時で変わって行く、
気まぐれさを持ち、売り切れ御免の存在である黒板メニュウに、
初めて上掲された「スタミナチャーハン」と言うブログ記事には、
正直、心躍ったものです。

食べる瞬間の湯気に味がある感じ!

…とは、当日のTwitterから。
湯気に、ちゃんと炒めた豆板醤の香が出て、すごく良い。
半ネギそばも一緒にお願いして、辛味尽くしのお昼ご飯。

辛いもの、好きだけれど、すごく激辛まで行かない我が身。
程好く、汗を浮かべるくらいの美味しいって感じる辛さ。


黒板メニュウには、新しい出会いがあるさ。





3月17日、月の兎影にて。

どうしようもなく肉気分。
あっさりした「あさり~潮~」に、増すことも出来るのだけれど、
何となく肉を欲すると言うくらいだから、
パワーのある、こってりしたスープを求めていた模様。

久し振りに「中濃とんこつ」をお願いすることにした上で、
3枚チャーシューメン、5枚チャーシューメンと選ぶなら、
それなりにお値段はする1杯になってしまうけれど、5枚でしょう!

大判で、脂身はとろける食感、そうでない肉部分はしっかりした食感で、
2度美味しいと言えるチャーシューが、全5枚。
思った以上に多幸感がありました。
1枚食べてもなくならない。そう思って、しばらく麺を楽しんだ後、
もう1枚食べても、まだある。
そりゃあ終いにはなくなるんですけれど、
なかなか肉がなくならない心持ちは、悪くないです。

「月の兎影」のチャーシュー、強烈に味が付いている訳ではなくて、
味付けとしてはあっさりしていますよね。
こう、あさりのラーメンに使われても邪魔しない、塩で炊いた様な印象を持っています。

1回だけかな、お値段もお値段だし。
注文するのは、1度だけかな。

最初は、そんな風に思っていました。

けれど、

今では、「肉気分の日には、大いに有力な選択肢だ」と確信しています。





3月19日、スノーモンキービアライブへ!


毎年の恒例で。
恒例と思う事ができ、無事に出掛けられることに、すごく感謝。

楽しく過ごせる人たちと一緒に楽しむと言う嬉しさ。

今回もたっぷりと味わいました。


詳細は、本編「酒 宗夜」に書いてあるけれど、
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/snow-monkey-bee.html )

何はともあれ、

最初の1杯は、三重・伊勢角屋麦酒と京都・京都醸造から。


その瞬間の1枚。

それはその後、38種類を味わうプロローグ。








4月7日、無奏天生にて。

昨日に引き続きまして、一緒に食べ比べた1杯。

こってりの様に、正統派な塩ラーメンの流れを感じるのではなく、
淡麗系だと思う。
そう、淡麗系と言う最近のイチカテゴリの定義を、
正しく把握していなくていけないけれど、
「懐かし系・中華そば系」とも、
「食堂系」ともまた違ったカテゴリだと思っています。

…あっていますかね。

近隣だと、
「しろがね」の「中華らぁめん」、
「朱乃輝」の「淡麗中華そば」などが当てはまりますか。

淡麗だからと言って、薄味と言う訳ではなくて、
あっさりとも何となく違う感じで。

無奏天生のメニュウボードを見ると、
こってりには背脂の旨味をプラス、
あっさりには特製香味油をプラス…とあります。

本当は正面からの写真が良いのだろうけれど、
対面のYOKOさんの器を後ろから撮影したので、このアングル。

極細麺の味わいも塩味の中で、よく生きて、
何よりも香が良いです。スープから漂う香。主体性。
こってりは、背脂の旨味、スープの強さの中に、
アクセントっぽく柚子を感じましたが、
あっさりにおいては、芳しさを意識できて、
スープと相まって、非常に美味しい。

後から伺うに、食べ始めから食べ終わりまでの、
味、塩味の感じ方を意識されているんだそうで、
麺本来が持つ塩味とスープとの融和も含めて、
口が慣れて来る後半においても、
美味しさを続けていられる様になっているんだとか。

来月の限定案も、もう固まりつつあるんだそうで、
なお楽しみになりました。




4月7日、無奏天生にて。

もう、ここに立ち寄れば、岡谷温泉・ロマネットまでのルートは確定。

4月の限定メニュウは「柚子塩らーめん」とのこと。

「鶏つくねが美味しそうだな」と言う見た目の引きもあって、
週に1回の麺曜日のお相手として選んだので、つくねダブルにて。
1個が、なかなかの大きさだけれど、4個並ぶと壮観。
「店内で叩いているんですよ」と言う、
鶏つくね、ムチムチモチモチの食感で、かなり美味しいです。
増し、正解。大正義。

こってり、あっさりをYOKOさんと食べ比べたのだけれど、
かなりハッキリと個性が打ち出してあって、実に面白かった。

こってりは背脂が浮いているものの、しつこくなく、
脂ギッシュでなく、
あっさりと比べたらこってりだけれど、
世のこってりに比べたら、塩ラーメンのイメージ通り、
どちらかと言えば、あっさり寄り…であります。
生に近いもやしの香も良く、
極細麺も栄える度量のスープで、「美味しい塩ラーメン」感があると思いました。
魚介のふくよかな甘味を打ち出したもの、
香高いもの…そうした塩ラーメンが昨今多い中で、
昔ながらに似ているけれど、
そこから一歩前に出たスタイル…新旧取り合わせた雰囲気に感じます。

期間限定メニュウ、かつ書く時間を取る事が出来たので、
明日も同柚子塩らーめんにて、更新します!
明日は「あっさり」版をっ!







3月11日・厨十兵衛にて。

メニュウを眺めた時に、
お刺身は当日頼むと、落語を聞きながらの数時間前に決まっていたので、
次いで、「あ、これが良い!」と思ったものが、
やっぱり「春」の字を持つお魚でのメニュウ。

サワラ、春を待つと言う時分には、どうしても惹かれます。

揚げ出し豆富や、魚の揚げ出し、美味しいですよね。
本当、特に思うのは、大将のダシ、ツユの美味しさ、塩梅の良さ。
魚によって、また豆腐だったら、
塩加減や甘味が絶妙に調整されていて、良いんです。すごく。

例えば、当日もメニュウにあった、
合鴨の治部煮だと、少し甘い感じ。
この鰆には少し塩辛い感じ。
でも、その分、火が入って多少は締まる白身魚の身に、
塩が染みこんで、ウマイんです。これが。
で、塩って甘味を引き出すことが、
例えば、トマトやスイカに振りかけても分かるのですが、
魚の身に潜在する旨味を、
ダシの香と共に引き上げてきて、
そこに揚げ物、衣の香…これももちろんツユを抱えていて、
そう、良い塩梅でした。魚の揚げ出しも好きだなぁ。

魚も良いものなんだろうけれど、

どうしても、大将の腕を誉めたくなっちゃう。そんな味。








3月11日・厨十兵衛にて。

落語のあとだから…
どうしてもスタートは、いつもの様な18時になる訳にも行かなくて、
21時からの飲み始めだから、終電の時間も近付いてきて、
僕らのラストオーダーに。

厨十兵衛では、新しいバイトさんが入られて、
その方に注文をすれば良いのだけれど、
ここ最近の癖で、何となく大将に声を掛けちゃうなー…なんて思っていた頃合。

や、もちろんそれだって良いのだけれど。

こうして思うのも、ほんの束の間で、
気付けば、色んなものが馴染みつつ慣れつつで進んで行くんじゃねぇかな…って思います。

福島・会州一・純米無濾過生原酒、
奇しくも「一」の横一文字のあるラベルが重なりました。
「乾坤一」よりも「会州一」の方が、厨十兵衛の日本酒ラインナップに掲載される事が多い…かな?
味わいが比較的強め、押し味強い印象がある蔵元さんで、
こう、次杯までの時間を短時間で進める様な飲み方よりも、
ゆっくり、落ち着いて、ちびりちびり…でも、そのひとくちに醍醐味が溢れる様な…
そんな酒質、蔵の雰囲気を感じています。
落ち着く、とも実はちょっと違っていて、「説得力」がある感じ。

福島・飛露喜・特別純米、
「久し振りに頼むかも!」と言ってYOKOさんが選んだ1本。
なるほど、メニュウにはよく目にしていますが、
なかなか他のボトルに目移りしちゃって、辿り着いていないかも。
わずかに洋ナシのキャラクター、流れる水の雰囲気と軽やかさを印象として感じます。


落語、日本酒と目一杯遊んだ日で、
YOKOさんとふたりで、
「すごく良い1日だったね」と言い合うくらいで。

こう言う日があるから、また頑張ろうって思うんです。

うん。





3月12日・洋食厨房Spiceにて。

他にも、色々あるんだけどさ。
スケジュール的に、ランチタイムに訪れる機会は、
これが最後になるかも知れないなー…と思って、
何を頼みたい?何をいちばん濃い記憶に置いておきたい?
そう考えた時に、僕の場合は「ナポリタン」でした。
ライフワークと言うには、少し大げさだけれど、
ナポリタンの持つ、「洋食」と言う文化の魅力に取り付かれていて、
理想があって、その理想を追い掛けている感じで。

子供の頃に、松本市の喫茶店「紋」で食べた「ナポリタン」がベストオブベスト。
親父が営業の合間か何かに入って気に入ったみたいで、
連れて行ってくれて、本当、それが大好きで。
生まれて初めて親抜きで入ったお店って、「紋」じゃないかなぁ。
勇気が出なくて、弟を連れて入った日のドキドキは、今も覚えています。
だから、ナポリタンが大好き。
あのナポリタンみたいな、美味しいナポリタンが食べたい。
いつもそう思っています。

それとは味が違うんだけれど…
トマトケチャップを使わない、
自家製トマトソースを用い、
それは、甘味と酸味のバランスが非常に良いもの、
“懐かしの”と冠するに適する味わい。
かつ、ここでしか実は食べられない“家の味”感もあります。
つまり、洋食厨房Spiceを語るに外せない味。個の独立。

他に、「美味しい」と思って愛してやまないのは、
大町の「ハングリーボックス・ユキ」のナポリタンかな。

いちばん多くオーダーしたし、是非ともまた食べたいし。

味のレポートが意味が無いんだ。
ナポリタンって。
皆知っている味だけれど、好きなお店のものは、違うんだもんね。
僕にとっては、
知っているナポリタンの味の最上級品。








3月11日・厨十兵衛にて。


直前に、四柱神社にて「古今亭菊生の落語百夜・第83夜」、
落語会に参加しておりました。
根多出しに、四柱神社においては初演の「転宅」を、
菊生師匠が高座でかけられていたのだけれど、
その中で、
お妾さんのおうちに忍び込んだ泥棒が、
人の居ぬ間に、食べ残し飲み残しを漁る…
お酒と刺身をやる場面があるのだけれど、
その時点で、「あ、俺、今日は刺身と日本酒だ」と決めていました。

そんな訳で、
お開きとなった後に厨十兵衛にて、こんな感じに。


お刺身うまーい!

日本酒うまーい!


…って、すげぇ幸せ。



ちなみに、今週末も菊生師匠の落語会があります。
根多出しは「町内の若い衆」と「百年目」を。
桜にまつわる主従の情、人情噺「百年目」を聞くなら、まさに今。





3月5日・くらすわにて。

正確には、

「信州十四豚のベーコンと南信州産万次郎南瓜のクリームパスタ・カルボナーラ風」です。

ながーい。
でも、うん、言いたい気持ちは分かります。
くらすわブランドの信州十四豚と、
信州産はやっぱりアピールしないと…のカボチャ、と。
これ逆にメニュウに、

「クリームパスタ・カルボナーラ風」

…と書いてあるだけだと、
求心力、少ない感じがしますもんね。
信州だからこそ、信州の恵み。
食べて欲しい気持ちがメニュウ名にも出ているのでしょう。

味わいは、うーん…
クリームパスタっぽくあって、カルボナーラ要素は具にある分…って感じでしょうか。
掛け合わせて相乗効果があった…と言う事は、あんまりないのかも。
< 2017年04>
S M T W T F S
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