相変わらず、
気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

12月31日、千曲市・戸倉上山田温泉、湯のさと ちくま 白鳥園にて。





いよいよ以って、2017年も大つごもりを迎えておりまして。
ただいま、目下お年取りの料理の支度に大わらわです。
…ああ、お年取りとは、
信州に限った言い方なんだそうですね。
そうです。おせち料理はもう食べますし、
それらをたらふく食べた後に、年越しそばです。はち切れんばかりです。
子供の頃から、そうした習慣に育っております。

年末、大晦日を迎えるにあたって、
僕とYOKOさんは、温泉の風情を目の当たりにすることで、
その気分を高めよう、高揚させよう…としておりまして。

色んな方法がございましょうけれども、
こと、僕らに取ってみますと温泉での情緒ある景色、風景が、
何よりでございまして、本日も戸倉上山田温泉に出掛けて参りました。
これで、3年連続になりますか。
今日の流れを、TwitterやInstagramに投稿した内容で追い掛けて参りたいと存じます。




(176)新戸倉温泉・戸倉観世温泉に来ています。
大晦日、3年目。1年の垢を落とそうと言う…
大つごもりのお浮かれ、肩の力を抜き、
晴れやかに年を越そうと言う…芋を洗うまでは行きませんが、
この混みは今日だからこそ。公衆浴場風情が、たまりません!



(177)新戸倉温泉・戸倉温泉2号泉・戸倉国民温泉に来ています。
観世に比べるとコンパクトサイズですが、だからこそ情緒がある心持ち。
透明で柔らかく、健やかな心地で入る事が出来ます。
さて、あともう一軒で、
僕らの年末温泉はしご、お開きとなりますが…。

…特に泡付きが多く新鮮なお湯でした。



(178)新戸倉温泉16号泉、白鳥園第一号源泉・湯のさとちくま白鳥園に来ています。
今年は178回、温泉に入った…と言う事になりまして。
日が山の向こうに消えて行こうと言うそんな風情ある露天風呂にて、
ゆっくり浸りました。



湯のさとちくま白鳥園、湯あがりジェラートは、
オブセ牛乳を使った「ラズベリーミルク」と「りんごちゃん」にて!
さぁ、家に帰って、お年取りの料理を仕上げますか!







「白鳥園」に入った頃にはありませんでしたが、
小一時間ほど、出て来ますと、
新年の装いとなっておりました。
これを拝借いたしたりなんかしながら、
また料理の仕上げに戻ります。
今年1年、「酒 宗夜・小盛り」をご贔屓頂きまして、
誠にありがとう存じました。
年が明けまして、また来年もどうぞよろしくお願いを申し上げて、
本日は、ここまでとさせて頂きたく存じます。

ありがとうございました。

ありがとうございました。









えー、気楽なところで一生懸命…と言うことですが。

12月、お店だったり、自宅だったり。






MCRG ギルド豆 Vol.4 「パプアニューギニア・AA・ブヌン・ウー農園」

原料処理は、ウォッシュド、
品種は、ティピカ、アルーシャ、カチモールで。

お馴染み、
Matsumoto Coffee Roasters Guild企画、
同じ豆をロースター(焙煎士)さんの個性によって、
焙煎された豆を呑み比べる…と言うことで。

今回は色々とありまして、抽出方法が変わりました。
我が家で革命的に、コーヒーの味わいが変わったと思います。
より、美味しく、個性を楽しんで味わって行く事が出来る様になりました。
こうして、ギルド豆と付き合って来たからこそ、
次のステップに繋ぐことが出来たと思い、心からの感謝を込めて。
「ありがとうございました!」

…と前書きにお伝えさせて頂きまして。


では、今回も感想メモを起こして行きたいと思います。
参考になれば幸いと言うことでして。
最後まで、お付き合いの程を願っておきますが…。





Matsumoto Coffee Roasters Guild
情報は、下記 Facebook のページにて。

https://www.facebook.com/matsumotocoffeeroastersguild/ )

MCRG ギルド豆 Vol.1 「ルワンダ」
http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/2017624mcrghop-.html
「コーヒーの楽しさが、昨日より少し熱を帯びて続いて行く。(2017年6月24日)」

MCRG ギルド豆 Vol.2 「ニカラグア」
http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/20179mcrg-960f.html
「ジャバニカを飲み比べてみようぜ!(2017年9月)」

MCRG ギルド豆 Vol.3 「エチオピア・イルガチェフェ地区(G1・ナチュラル)」
http://sakesoja.naganoblog.jp/e2185446.html






【 Hop Frog Cafe:自宅:ウェーブドリッパー 】



12月17日:

香は、カカオクリーム、少しミルクチョコレート、
ナッツなら淡白な、少しオレンジゼリー。
ココア、ミルク、淡白なコンデンスミルク。
段々焙煎感、焼いた香ばしさが出て来て、
チョコレートクッキーをオーブンに入れたらこんな感じ?

飲んでみると、
爽やか、すごくスッキリ。複雑でない、スマートな入り方で、
次いで味わいが、ふわっと膨らんで来る。
確信して薄くないけれど、さっぱり感から薄く感じなくもないくらいのスマート。
後味にスマートさ、柔らかさ、中間に渋、酸、苦(小)と言った構成。
飲んで行くうちに、味、香に変化があり、それはカエルのお店の焙煎っぽい。

YOKOさんのコメントは「麦チョコ」とのこと。



【 Hop Frog Cafe:お店:エアロプレス 】

12月16日:

甘いアロマ。複雑、多種の草原、クルミ、ゴマ。
甘酸っぱくて、ナチュラルみたいなテイスト。
ストレート感。

「エアロプレスは雑味は出難く、でもコクは出る感じ」
…と伺った様な気がしているのだけれど、
なるほど、その特長は踏襲されている気がする。

実際の豆の処理はウォッシュドなのだけれど、
香と酸味の出方が、ナチュラルのそれの様な印象です。
ウェーブドリッパーより前に、
何も予備知識がない所で飲んでの感想なのですが、
「濁りがない、酸の残りが感じにくい」と言うメモもあり、
また異なった印象で飲んでいる様子。





【 CAFE THE GROVE:自宅:ウェーブドリッパー 】



12月23日:

焙煎のアロマ、香ばしく、白檀、線香、お香、エスニック、
ウコン、スパイス感、太田胃酸、
養命酒、乾物系の草、ジンジャー…など。
奥に珈琲豆らしい香、コーヒーらしさ。

飲むと寸時あっさりさ、数秒後からしっかりと膨らんでくる。
ひとくち目と、そのあとの印象が結構異なる。
甘露な残り方は、CTGの特長だと思うし、それはよくかんじられる。
苦味がほとんどなく、酸、渋が少しあるかなぁ、と言った具合。
シュッとした細身のマーメイドドレスを想像します。
上と下に広がりがある感じ。
かなり美味しいと思います。甘さとほの酸味が飲み易くしてくれている。

YOKOさんは、「苦味が全然ない」…とのこと。
要約すると、「とても飲みやすい」と言うことかな。





【 High-Five:自宅:ウェーブドリッパー 】



12月24日:

思ったより炒った香、しっかりとした焙煎の香。
ココアなら辛口の、ドライな感じ。
ココアの粉を更に強火で炒るみたいな。
ヘーゼルナッツ、かすかに柑橘類。芳しさあり。ドライピールの系統。

すごくバランス良い。突出感ある味わいがなく、メチャクチャまとまりある。
豆の味の出し方の基礎理論が違うんじゃないか…なんて言うくらい、
またもうひとつの次元の味わいに感じられます。
元々、僕はHigh-Fiveのコーヒー豆、焙煎については、
「渋、苦、酸のバランスが良い。
 それぞれがちゃんと存在して、ちゃんと調律し合っている」
…と思っていますが、その感覚よりもまとまっている印象があります。
3本の柱をイメージして、上記は言っていたのだけれど、
もっと五角形、五味の揃いを感じます。

エアリーな、空気感がある。
中盤で、ふーっと力が抜ける印象。宙に浮くような。
苦さ、コクがすごくしっかりしていて、
アッサリが基本ではあるのだけれど、
土台の力、味わいの骨部が、実に魅力的に感じます。

YOKOさんは、「香が甘い系、酸味じゃない系、果物っぽい」とのこと。


【 かめのや:自宅:ウェーブドリッパー 】



やや硬い香、香ばしさ、芳しさ。
コーヒーっぽい雰囲気、パリンとした香。
ネガティブなイメージではなく、
ふわっと香るのではなくて、シュッとした感じ。

YOKOさんが先行して、
「麦チョコまでいかない、麦の味。あとで苦味」と言い、
それを受けた所から、味のメモを書き始めていて…。

おお、ホントにハッタイコ(麦こがし、香煎)みたい。
乾燥感ある。余韻が塩キャラメル、ミルク、ミネラル。
前半に静かな感じ、後半に広がるタイプ。
塩味に引っ張られて、味が引き出されて来る感じ。
豆の香、ロースト、
結構、深い芯を持っていて、深く焙煎が入っているけれども、
本質はライトな感じ。
渋、酸、少なめで、苦味がしっかりしている感じ。
飲み込むと酸を感じる。
冷めて来ると、チェリーっぽい感じが出て来る。





4店舗、それぞれの焙煎があって、
四者四様の良さがありました。
それぞれの美味しさを、ちゃんとちゃんとで味わう事が出来まして。

ギルド豆、第4段のお楽しみを申し上げました。


それでは、本日のところは、これでお開き。

ありがとうございました。

ありがとうございました。







たまにやりませんか。

私は、やってしまいますよ…っと。









気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

12月16日、松本市・緑町界隈、厨十兵衛にて。





そんな訳で、しばらく厨十兵衛に行きたくても行けない日々が続き、
その日の昼日中には、四柱神社で、
「今晩、何もトラブルが起きずに、無事に十兵衛に出掛けられますように」と、
「満願成就」の願い串を奉納し、
ご利益あって、ようやく出掛けられた日でしたから、
すごーく気は大きくなっていて、
お刺身の盛り合わせをお願いしました。
今日はもう、厨十兵衛で刺身を肴にウマイ日本酒を飲むんだと、
すごむくらいの勢いでおりました。

当日は、お刺身も単品でのメニュウ記載がなく、
しまあじ、くろむつ、ぶりの三種盛り、
きんめ、かます、たちうおのあぶり三種盛り、
サーモン、ホタテ、イクラ、うにの盛り合わせ…なんて三本立てで、
記されておりました。どれも非常に魅力的で選び難く、
「おまかせお刺身の盛り合わせ」と言う形で作ってもらいました。

「大将ー!お刺身、すっごいすっごい美味しいー!」

…と、YOKOさんと揃って十兵衛の大将を見上げる時は、
はたから見たら、ひな鳥が餌を求めて親を呼ぶ様みたいなんじゃねぇのかな、なんて思うのですが、
「こりゃあ、うまい!」で感動していると、そんなもんなんだと思うのです。
良かった、ここまで頑張ってやって来て良かった。
本当にそう思います。思えます。

厨十兵衛で食べるお刺身、何が好みかって、
風味、味もありますが、食感が良いように感じています。
歯ざわりも、舌の上の感触も、喉への通りも全て含めて、
食べて感じられる素材の旨さ、持ち前の身の弾力と、状態の良さ。
落語「芝浜」なんかを聞いていても、
刺身にするにしても技術が必要で、
目利きばかりが魚屋の本懐ではなく、
食べてみてもらって「他の魚屋と違うねぇ」と誉められる、
これが「魚屋冥利に尽きる」と言う様な一節がありますが、
まさに、そんな感じで…
厨十兵衛だから、旨いと言う刺身があるんだと思います。

この日は、途中から合流した御仁もあり、
すごく良い日で、良い心持ちで、1日を終えることが出来ました。
その幸先、お刺身の盛り合わせは、
デラックスなデコレーションケーキの様な歓喜を呼び込みます。

僕は太る心配、YOKOさんは甘いものがそんなにお好みじゃないので、
そして、揃ってお酒飲みでありますので、
ケーキよりもお刺身で、良いです。性に合っております。

美味しいお刺身、美味しい日本酒、大正義!大勝利!!








気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

12月1日、そばはしご、第2回の2軒目。
松本市は、源智の井戸となり、源智のそばにて。





「種村」から少し南に進んで、スッと右に折れる。
松本落語会の殿堂「瑞松寺」が見え、
まつもと湧水郡「源智の井戸」があり、
そのお隣に居を構えます「源智のそば」へ。
よくお見かけしますし、前を通るのですが、
いかんせん、頂戴したことがなく、この機会に…と思いました。



小さなお店だけれど、とても綺麗で落ち着いた空間となっていて、
出して頂いたお茶を写真に撮りましたが、なんと絵になることでしょう。



壁には噺家の師匠方の色紙が飾られております。
「瑞松寺」のお隣でもある訳ですから、出番前など重宝しますよねぇ。
おもてなしにも、気軽さも兼ねて、よろしいんじゃないかと思います。



ソフトなお蕎麦…と言う印象です。
酸味を感じますが、これはツユから来ているものでしょうか。
カエシが前に出て来ている感じで、
蕎麦湯がやたらに美味しいとメモしております。
醤油が生きていて、たまらない…と。

お蕎麦はコシはしなやかさと共にあって、
軽やかな食べ心地です。喉越しが良い、スルスルと入る…
…とも感覚的には違っていて、
もちろん、「柔らかい」とも違っていて、
「ソフト」と言う…どちらかと言えば、ウィスパーな感じと言いますか…
優しい、女性的なお蕎麦に感じます。
あっさりと食べることが出来て、また松本散策に出ようじゃないか…なんて。
そんな気持ちにさせてくれます。
あ、「パステルカラー」感がありますね。淡さ、ソフトさ。そんなイメージで。
蕎麦湯の美味しさから、
きっと、かけそばも美味しいんだろうな…なんて思いました。
メニュウは他に、冷たいもので、
えごまそば、山家(やまが)天ざる、桜えびのかきあげ天ざる、
温かいもので、
かけそば、月見そば、山家天そば、桜えびのかきあげ天そばとあり、
お酒は、夜明け前に、木曽路。
黒板に一品ものが少し。

小さなお蕎麦屋さん、けれどしっかりとした商いを感じるような。
すごく雰囲気が良いと思いました。
この日、その時間帯は僕ひとりの来客でしたが、
贅沢な空間の使い方、居心地の良さは、そばの美味しさも手伝って、
とても良い心持ちになったもものです。

「野麦」もそうだけれど、日本酒を1杯、引っ掛けて、蕎麦を楽しむ風情ごと、
お酒飲みの愉悦を味わってみたいな、なんて思いました。







気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

11月17日、自宅に居ながら、
福岡うまかBUYでのお取り寄せによって、福岡県田川郡福智町のラーメンまむしを。




金曜日は麺曜日、週に1度のラーメンの日…なんてことで、
いつもとても楽しみにしておりますが、
2017年と言うものは、
9月、11月はお出掛けが出来ない事情がありまして、
家でご飯を食べることになりました。
その中で、元々興味があって、濃縮タイプのラーメンのお取り寄せでは実現できない、
お店の味、ほとんどそのままの美味しさで楽しむことが出来る、
ストレートスープでの通販サイトを探し、
その中で、「福岡うまかBUY」に出会って、色々と楽しませて頂きました。
そうして、率先して頼む環境は、ひとまず解消されたものの、
本場本物の美味しい麺の替え玉だったり、お店仕込みの高菜だったり、
もちろん、主体のラーメンを夜食として…冷凍でストックできなくもないものですから、
また、通販を利用させて頂きたいな、良いきっかけだったな、と感じております。
そんな過渡期のラスト1杯のブログになりまして。

ブログ「酒 宗夜・小盛り」内、ストレートスープでお取り寄せリスト
( http://sakesoja.naganoblog.jp/e2139863.html )



「福岡うまかBUY」の「ラーメンまむし」の紹介サイトはこちら。
サイト主さんのオススメと言うこともあって、
初回に、定番「ラーメン」と「地鶏豚骨ラーメン」を注文しました。
次いで、今回の「プレミアムこくスープ」となります。

↓福岡うまかBUYの紹介ページ
( http://www.fukuoka-umaka-buy.com/shopdetail/002016000004/ )

前者2杯に感じた美味しさは、
豚骨濃度の濃さ、濃さがあるのに食べやすいこと、素晴らしいバランス感覚、
絶妙な美味しさがあった…と思っています。
個人的な瞬発力に沿った好みは、
「くいよい亭」の余韻バリバリ豚骨の匂いが美味しい1杯だったのですが、
「ラーメンまむし」の美味しさは、
品の良さが何とも魅力的で、また食べたくなる感が強いです。実感として。
家のそばに是非あって欲しいですもん。
一緒に買い求めた高菜も、すごく美味しかったですし。

プレミアムこくスープ、
なるほど、そんなスタンダードに比べると、全体にオイリーさが増して、
そう、コクが出ていると言うか、より重厚な雰囲気に感じます。
例えるなら、二郎系の脂増しに近い印象かも。
豚骨、鶏を加えた豚骨、このこくスープ、それぞれ根底は同じだと思うのですが、
それでもしっかり切り分けがなされていて、
かつ、麺がどれにもバッチリ合っていて、美味しいなぁ…なんて思います。

「福岡うまかBUY」のサイトによると、
通常版が朝イチのフレッシュ感あるスープで、
プレミアムこくスープは、営業時間中に採取される、
後半のスープ…と言うことは、
ベースは同じもの…けれど、明らかに差が出て来ている…と言うこと。
それは絶対に濃縮タイプのお取り寄せラーメンには出来ない事ですよね。
本当にスープをパック詰めしてくれているからこそ。
届けられる美味しさが、“折り紙付き”になるってなもんです。





そうそう。
先ほどチラッと書きましたが、
「まむし」の高菜が美味しかったので、
ラーメンは未食なのにも関わらず、「らーめん神」の高菜も注文してみました。
まむしは信州の野沢菜を煮たものに近く、辛味と甘味がしっかりしている感じで、
らーめん神は、唐辛子由来でしょうか。バチッと辛味が栄えて、甘味は少ない。
きっとラーメンに合わせてもいるんだと思いますし、
郷土料理たる高菜にも、しっかり個性が出ていましたね~。

そんな訳で、またお願いしたいと思っていますし、
新メニュウ、新店舗の登場も「福岡うまかBUY」は最近あったりして、
もっともっと発展されると良いなぁ、と思います。
久留米に行けたなら、本当に何よりなのだけれど、
久留米に限りなく近い、ストレートスープでの美味しさを、
手軽に食べることが出来ると言う喜び、これからも送り届けて頂きたいと存じます。

ホント、オススメです。







気楽なところで、一生懸命…と言うことですが。

塩尻市・塩尻郵便局向かい、福寿美菓子店のお菓子たち。






えー・・・
折を見て常々申し上げますけれども、
「袖振り合うも他生の縁、路傍の石も縁の端くれ」…昔の方は、うまい事を言ってございますね。

今回のご縁は、Twitterにて。
毎朝毎朝、字を練習して、それをタイムラインに乗っけている訳ですが、
いつからか、毎回「いいね!」を押して下さる方がいる、
嬉しくなって、拝見して見るとお菓子屋さんを営んでおられる…
またクッキリ綺麗な月の写真を日々撮影されていて、
「これもご縁」と思います。
お顔もお声も何も存じませんが、「知る」と言う事は、
まごう事なきご縁であるなぁ、と。

YOKOさんとよく話しますけれど、
YOKOさんは「迷ったら動かない」慎重派であります。
僕はダメです。「迷ったなら動く」…行動派と言えば、
良く聞こえますが、まぁ、とにかく動いてしまうので、
慎重派のYOKOさんには、よく助けられております。

今回も、「よし!お店を営んでおられるなら、興味があるから行ってみよう!」
…として、動いたかたち。
動く、性分、こればっかりは止められませんで。




「福寿美菓子店」は、
塩尻郵便局の向かいにあり、
荷物を取りに来たりなんだりで、ちょいちょいと通る道です。
「何かあるな」とは思いますが、
それが何かまでは分かっていなかったんだ…と思います。

買って帰って来たお菓子を、朝ご飯前の「おめざ」として、
日を分けて頂戴し、それぞれ呟くことで記録して。
これをひとまとめ、今日の「酒 宗夜・小盛り」でお付き合いを願います。







今朝のおめざ。
塩尻市・福寿美菓子店の信州りんごのマドレーヌ。
土台の紙の印刷もレトロな感じで良いのだけれど、
電話番号をSNS上には載せてはいけない気がして。
しっかりした質感。
塩と言うかベースの味もしっかりで、
飲み物を問わない感じですね。蒸留酒もイケそう!

…とのこと。
熟成年数の多いカルバドスと合わせてみたいなぁ、なんて思います。







今朝のおめざは、塩尻市・福寿美菓子店「塩尻ナイヤ」で。
焼きまんじゅうで、白餡にナイヤガラ練り込み式。
しっかりナイヤガラフレーバーがあって、
余韻の焼きまん系の皮の香ばしさと、
ナイヤガラの香の広がりは、とても好ましいですね!
軽めの食感で食べ易さもグッド!

…とのこと。
子供の頃から特にナイアガラは身近にある存在。
信州、そして塩尻のお菓子として、すごく良い存在だと思いました。
シャインマスカットやナガノパープル、黄華などの、
高級品種も確かに美味しいのですが、
信州松本平、自分の郷里は大好きなナイアガラが顔であって欲しいです。





今朝のおめざは、引き続き、
塩尻市・福寿美菓子店の焼きまんじゅう「ネクタリンの気分」にて。
そう言えば学校給食でも出たなぁ…なんて懐かしんだりなんかして。
流石に酸味はありませんが、ネクタリンの芳香を感じます。

…とのこと。






今朝のおめざも引き続き、
塩尻市・福寿美菓子店の「かぼちゃパイ」にて。
ごってりバターを使ったりしたものも世にはあるだろうけど、
これは優しい味わいで、カントリーマアム的な、
程好いしっとり感と餡の甘さがバランス良くて美味しいです。
オーブンに入れて軽く温めてもグッド。

…とのこと。
実際、カットしてオーブンで温めたりして食べたりもしました。
どちらでも美味しいです。
パイ生地は温めた方が良い様に思いますし、
餡は、常温時の方が甘さがしっとりと、
口の中で解けて行く風合を楽しむことが出来て、好みでした。







塩尻市・福寿美菓子店の「福寿美」、
店名を冠した焼きまんじゅう。
薄めの皮の中に白餡、栗の甘露煮。
外装がそっとした味付けだからこそ、
栗が非常に良く引き立っていて、良いです。
久し振りに栗菓子って旨いなぁ…と実感。

…とのこと。
昔読んだ「美味しんぼ」には、柿こそが和菓子の始祖としてありました。
そりゃあそうなのでしょうけれども、
西洋東洋問わず、栗の魅力も古くから輝いている様に感じます。
「栗菓子」ってやっぱり美味しいなぁ…と再確認。
秋の頃合、出掛けなかったけれど、
小布施に遊びに行けば良かった、
また栗きんとんを食べに妻籠宿に行っても良かった…なんて思えるものでした。






塩尻市・福寿美菓子店の「阿禮の里」、
阿礼神社から取ったお名前かしら。
ホロホロのカステラ風生地に優しい味わいのホワイトチョココーティング。
中のホロホロ感は、飲み物と合わせると更にグッと来ること請け合います。
「禮」は「礼」の字に通ず、ですね。

…とのこと。
こちら、「福寿美菓子店」さんから頂いたコメントには、
ナイアガラなどのフレーバーを加えた「阿禮の里」もあるそうです。
それはとても興味深い。






Twitterにつぶやき損ねていた「塩尻コンコ」…
塩尻産コンコードを使った焼きまんじゅう。
中を割ると、コンコード、赤いぶどうだからこそ、
ベースの白餡にも色が入って、
一見、小豆クリームの様にも見えます。
ぶどうの特徴的な香があって、
「ワイン練り込み」と言われても、「そうかも」と思えるくらい。
そうしたぶどうの風味が生きていました。






以上、
「福寿美菓子店」さんのお菓子で、色々と楽しませて頂きました記録をば。

どうも、ご馳走様でした!







気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

12月24日、松本市緑町界隈、廣東にてお持ち帰り、自宅にて。




当日もよくYOKOさんと話していたのですが、
クリスマスだとか、例の6時間だとか…まぁ、色々とざわついて楽しい夜ですけれど。
昨年までの認識だと、
洋食厨房Spiceにディナーを食べに行く日でしかなく、
今年は今年で、緑町・廣東にクリスマスチキンを取りに行く日でしかないと言う…
揃って、そんな感覚でいました。

ナワテ通りの端っこで、Pokemon GOのレイドバトル、
伝説ポケモン「グラードン」が出ていたので、遊んだその帰りに、
「なんか、よく分からないけど、いつもよりも男女連れが多いねぇ」
「ねぇ」

「……」

「…あ、クリスマスか!」

「あ!」

…それに準じた会話がいっぱい。
「何だか温泉が不思議と空いていたねぇ」
「道が中途半端な所で混むね」
「何でこんなにチキンを売っているのかな…」などなど。

結婚してからの年数うんぬんの前に、
不思議なもので、僕もYOKOさんも、ほとんどクリスマスに執着がなく、
今回もそうなんですが、
食べ物が絡むとクリスマスを意識するような…そんな感じです。
お互いにクリスマスプレゼントが欲しいと思ったこともないんですよね。
経済を回すと言う観点からは、ほぼほぼ貢献できておりません。
イロで生きている訳でなく、食い気で生きているんだなぁ、と思います。

さて。

今回のテーマは、そんなクリスマスチキンです。
思うに、フライドチキンは増えましたですね~。
企業の広報活動の結果、それが文化として実ったと言う事でございましょう。
元来はローストチキンですけれど、
これは時間が掛かります。設備も必要です。手間が掛かります。
フライドチキンは加熱時間も短いですし、大量に仕上げられるし、
合理的ではあるなぁ、だから商業にハマるんだなぁ…なんて感じます。

僕らが年に1度、心から楽しみにしているクリスマスチキンは、
緑町、中華料理の「廣東」の釜焼きの鶏もも肉になります。
世界一です。宇宙一です。
今年も10本を買い求めました。
冷凍庫ストックの限界が、僕らにとってはこれくらいでして。
ストックの量で購入本数に自主的に制限が掛かるくらいで。

「廣東」に名物は数多くあるのですが、
常にある訳ではない、焼いた日に告知があって、
その日だけ食べられると言う「釜焼きチャーシュー」なるメニュウがありまして。
燻製に近い製法でタレ焼きされ…
これ、北京ダックも似たような吊るし型オーブンだと思うのですが、
ともあれ、そうして作られ、完成後の冷蔵処理をあえて行わないからこそ、
肉の柔らかさが保たれる…“その日だけ食べられる”に理由があるカタチでして。

チャーシューは豚肉で、クリスマスチキンは鶏もも肉と言う訳です。
これがホントうまいンです。毎日、これで良いです。
たまらない香、鶏肉に染み込んだ味の良さ、たっぷりの肉汁、されど、くどくない脂の旨さ。
こんなに美味しいんだから、毎日釜を持ち出して作って下さっても買いますし、
買う人間は僕らの他にもいるだろう…と思うのですが、
そんなことをしたら、手間の掛かり方から、
マスターさんを生き地獄に突き落とすようなもの…なんじゃないかなぁ。
食べて分かるこの美味しさ、感動は、
一朝一夕で…それこそフライドチキンのように、熱した油に落としたら出来上がるものではなく、
1年に1回のご苦労をお願いして作ってもらう、
そんな特別な、ホント特別な味わいです。

実際、佐久の名物のひとつとして有名な「瀬川のむしり」も、
昔々は飲食店として店内で食べることが出来たそうですが、
今では、鶏のオーブン焼き鳥、ローストチキンのお持ち帰り専門店ですし、
そうそう、
「福岡うまかBUY」で注文をした「福の鳥」さんのスモークチキンも、
専門で営業されているそうですから、
ことさら、それでも分かる様に、こうした時間を掛けたローストチキンの類の手間の掛かり様…
しかし、店として成るべき旨さの極みがあるものなんだと感じさせられます。

普段の営業もされながら、今年も200本を焼き遂げたご様子。
感謝ひとしおであり、本当、何度食べても、ものすごく新鮮な気持ちで、
「うまいー!!」と思います。幸せ。

あれです。「廣東」のクリスマスチキンを食べずに歳は越せません。
ホント、ホントにそう思います。







気楽なところで、一生懸命…と言うことですが。

8月19日、松本市緑町界隈、厨十兵衛にて。




画像ストックの中から。

えー…、我が家、焼肉屋さんに出掛けなくなりましたですね~。
焼き魚屋さんだったら、喜んで出掛けるし、歩いたりなんだり、
苦労が伴ってでも立ち向かいたい、出会いたい…なんてところです。
近隣に焼肉屋さんはあるのですけれど、
いかんせん信州らしいと言うのか、遠くていけません。
アルコールなし、ビールなしで出掛けられたら選択肢として良いのかも知れませんが、
焼肉の熱いところとビールの冷えたところの組み合わせは、
焼肉屋さんに出掛ける理由そのものだとも思いますので、
どうにも足を運びたくならない…
タクシー代行を頼めば良いのですが、そう、焼き魚ならともかく、
お肉の価値が、少し我が家は下火でして、「そこまでして行きたくねぇかな」なんてところでして。
いちばん直近の記憶が、信州新町で食べたジンギスカンだったりします。
それでも何年か前ですが。

そんな訳で、牛タンなんて本当に久しぶりに食べました。
厨十兵衛でも、その頃に、ふっと入っていた…なんてメニュウではないでしょうか。
焼肉屋さんの、炭焼きのそれともまた違って、
安い牛タンにありがちな、それはそれで嫌いじゃない、
グリグリとした食感も、ほとんど感じられない、柔らかくて美味しいものでした。
酒肴として誂えてはいるのだけれど、
どちらかと言うと、美味しさであっと言う間にペロリと平らげてしまった、ひと皿。









気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

12月1日、そばはしご、第2回の1軒目。
松本市は、中町通りからちょっと南へ、そば処種村にて。




前回は、そんな訳でして、
佐々木、野麦、丸周、むく庵と巡りまして、
今回は、お蕎麦屋さん巡り、第2回目となっております。
前回と違って、今回は3軒とも、初めて伺うお店でして、
こう、ドキドキとして戸を開けるのですけれど、
故に、すべて真新しく見えて、面白いものですね。





「種村」、広くはないもの、木目調の店内に統一感あり。
至る所に、御嶽海グッズが張り出されていて、
とても応援しておられるのだなぁ、と感じます。

メニュウはとても豊富で、
八割そばには「喉越しをお楽しみください」、
十割そばには「そばの香りや味をお楽しみください」とありまして、
今日は「十割そば」をお願いしてみる事にしました。

ほか、かけそばには八割そばを太く切ったものを用い、
すんきそばや松茸練り込みのそば、
更には、とうじそばまであり、デザートには、そばアイスもある様子。

平日のお昼時分でしたが、観光客さんもいらっしゃいますが、
地元の方、地元の方の普段のお昼ご飯のご様子の方もいらっしゃれば、
洒落たマダムがお友達との会食にお使いになられたりもしていて、
賑わっている、支持を集めているお店だと感じます。
だからこその多種なるメニュウ構成を感じました。





こうあります。

そば処種村の楽しみ方

一、入店後、深呼吸し桧の香りを身体全体で感じて見て下さい

一、桧の箸を使っておりますが桧の香りが気になる方は申し付けて下さい。杉の箸もございます。

一、注文したそばが出て来たら、まずこだわりの壷焼塩で味わってください

一、そばつゆは、香りつゆからお召し上がり下さい。

一、そばを食べ終わったら、そばつゆにゆで湯を入れ鰹風味をお楽しみ下さい。

前知識なく出掛けていたもので、そばつゆが、2種類あることにとても驚きました。
甘みつゆ、香りつゆとあります。

十割そば、食感が比較的モソモソとした強いものでした。
八割そばに「喉越し」と言う蕎麦の魅力を任せている様子なので、
このゴツッとした食感には、むしろ狙いを感じますし、
こわめ(かため)であって、風味が強く出ている、
蕎麦を十割使った蕎麦らしくある雰囲気が、好ましく感じます。
食べて欲しい、感じて欲しい部分が伝わりやすいと言いますか。

甘みつゆは、醤油の旨みを生かしたツユで、薬味はこちらにたいそう合います。
香りつゆは、なるほど香が出ていて、薬味も合いますが、
香りの良さをより楽しむならば、薬味なしでも美味しく頂けるツユではないかな、と。
蕎麦と共に食べて、それぞれのツユの個性を確かに感じ取ることが出来たのですが、
不思議と、蕎麦湯時分においては、あまり差を感じられませんでした。
ごく繊細に、ツユを仕上げておいでなのだなぁ…と感心。




終わり際に「そばさしみ」なるものも出て来ました。

全体にクオリティが高く、ツユが2種類あることで、
嗜好性が色濃く出る蕎麦の世界であっても、
多くの方に指示して頂けるであろう…そんな風に感じます。
たいへん美味しく頂きましたし、
是非、またYOKOさんを連れて行ってみたいと思いました。






気楽なところで、一生懸命…と言うことですが。

11月4日、松本市・松本駅前界隈、信州ばんざい家にて。




料理は、何を食べても外さないから…美味しいから、
それが、どんなカタチであっても、裏切らないから、
「鶏のもつ煮」を、おばんざいメニュウから単品でお願いして、
届けられた時に、

「おおっ!?」

そう思いはしたけれど、そこに一切の忌憚はない訳で。

「鶏のもつ煮」と聞いて、
まず思い浮かべたのは、ごってりした醤油色の、
いわゆる「甲府鳥もつ煮」でした。
B級グルメ選手権に登場した、あの。

これは見るからに、あっさり炊いた醤油感で、汁も透き通る部分がある。
信州で「もつ煮」と言うと、
定義はないものの、やっぱり味噌味なんじゃないかと思うんです。
土地柄、味噌蔵も多いし、信州味噌の聖地ですし。
それとも異なるビジュアルは、
「意外だった」と言うことなのですが、
先に申し上げた通りで、本当、何を食べても外さない…
やっぱり、この「鶏のもつ煮」、いたく気に入りました。すごく美味しかった。
当日、せめてこの感動をメモせねば…と、これだけTwitterに呟いています。

「鶏レバー、その神が与えたもうた美味。」

とか。

「ばんざい家の鶏モツ煮は、あっさり醤油ダシ味って、感じ! 」

とか。


鶏も脂が多く、そして美味しい食べ物だと思うのですが、
そうした脂の匂いは少なく、
本当に上品に、あっさり炊いたカタチだと思います。
和のダシがしっかり生きていて、
脂や鶏スープの旨味を前面に出しながらも、
その味で、全て器の中が多い尽くされる仕上げではなく、
それぞれモツの各部位の個性が、とてもよく出ている絶妙な塩梅で、たまらない。
臭みや食べづらさはないんです。
それが何より美味しい。
それらネガティブなものがないのに、素材の持ち味、癖が存分に発揮されている。
いちばん味に癖があったのは、レバーでしょう。
でも、すっごく美味しかった。
パテとか、香辛料ガンガン入れるじゃないですか。
そうした力技は感じない、適度な処理は本当に素晴らしい。

次も見かけたら、絶対に注文したい!と思うひと皿でした。

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気楽なところで、
一生懸命、行きます。