2017/11/30
気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
11月25日、松本市中町と縄手通りの間、女鳥羽川沿い、立食いそば あかほりにて。
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12月はちょっとお休みなのですけれど、
「古今亭菊生の落語百夜」が、ほぼ毎月、四柱神社で催されておりまして。
18時開場の18時30分開演で、20時30分から21時くらいまで…と
ともすれば、お腹が空くだろうと言う事で、
僕らは毎月、松本駅のゼロ番線で、
駅そばをちょっと手繰ってから、寄らせて貰っております。
当日、所用があり、いつもよりも少し早く松本の町に出ていたので、
何も町の中心部から、
蕎麦を食べに、駅のホームに戻ることもない…と言うことで、
「田内屋」さん跡に出来た「立食そば あかほり」に出掛けてみる事にしました。
「そばつゆベース仕立てのスープで、とってもヘルシーですよ!」
…と説明書きのある「そば屋の中華そば」、
550円で、茹で豚、メンマ、ナルト、
ネギはすでに乗っていますが、フリーの刻みネギもあり、これもよく合っていました。
お値段からすると、十分な内容だと思います。
“立食い”と銘打ってありますが、基本的には座って食べるお店である模様。
ジャンルと言いますか、
似た様子のラーメンが思い浮かびません。
油浮きもほとんどなく、けれど、うどんやそばのスープとは明らかに異なり、
麺も、合っています。お蕎麦屋さんらしく、肉っぽさより、
どちらかと言うと節の雰囲気を感じますが、
強烈な印象はなくて、そっと風味を添えるだけ…と言った具合。
中華料理とも異なりますし、和食とも異なって来ていて、
何とも言えない美味しさがありました。
「しずもと」の様な、食べやすさとオリジナリティの融合を感じます。
630円、80円の追加で、
「天ぷらラーメン」にクラスチェンジすることも可能…とは店内の張り紙より。
それは、絶対に合う、美味しそうだ…!と思います。
かけつゆともラーメンとも取れる雰囲気のスープ、
天ぷらラーメンは、これまでしずもとや仲よし、末広などなど、
食べて来ていますが、その美味しさで知った見地からして、絶対に美味しいと思う!
次はそれだ!…とすら思ったものです。
「ぶっかけ中華」なるメニュウもあるので、
立ち食いのそば、うどん…だけでなく、ラーメンにも注力されているみたい。
「からしいなり」も80円にて。
もっとからしがあっても良いのよ、と言うささやかな塩梅。
でも…そうですね。強烈なからしは、
観光客さんも訪れるこの場所では、やってはいけない気もします。
徐々に癖になって行くものですものね。
“立ち食いそばなれど、侮るなかれ”
…と言う味の良さを感じます。
まぁ、座ってますけど。
2017/11/29
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気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
11月25日、松本市波田・竜島温泉せせらぎの湯内食堂にて。
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春に、リニューアルオープンしたんです。
松本市波田、
乗鞍や上高地へ向かう国道158号線にあります、
「竜島温泉・せせらぎの湯」、
安曇野みさと温泉・ファインビュー室山も新しくなりましたが、
時期を同じくして、竜島温泉も、
ベースの施設はそのまま、温泉もそのままで、
食堂を始め、細やかな所に、便利になる変更がありました。
以前の食堂も利用したことがありましたが、
リニューアル後は、別のお店、料理屋さんが入っている様で、
ようやく利用する機会が訪れました。
前回から続く、シンプルなラーメンの更新2回目。
今日は「竜島らーめん」にて。
確か平仮名表記だったと思うんですけど…。
もし、間違っていたら、ごめんなさい、と言うことで。
小さな奴豆富とお漬物の小鉢がついて700円。
具は、ナルト、メンマ、ゆで卵半分、ネギと、鶏むね肉。
比べると、こうしたラーメンにしては、ちょっとお高い印象もありますが、
施設などで食べる場合のお値段…と言う感じでしょうか。
ライスは食券になく、直接100円を手渡して、お願いしました。
油浮きがないこと、これが最大の特徴ではないでしょうか。
香味油、ラーメンには必要なものだと思っています。
最近ですと、カップラーメンにも3分程度待った後、
最後の仕上げに香味油を加えるもの、少なくありませんよね。
始祖的な発想なら、「出前一丁」のごま油も、それに含まれます。
鶏油、ラードをベースにしたもの、焦がしにんにくオイルだったり、
海老や煮干、きのこ、トリュフの香を移したものなど、様々。
「竜島らーめん」には目立った油浮きがなく、
かけうどん、かけそばの境地か…と言うと、
中華麺を使っているから…と言う事でもないのでしょう、
ちゃんとラーメンとして成っているから不思議でした。白胡椒にも合うし。
ごくアッサリとしていて、
ライスはYOKOさんが頼んでいた日替わり定食もすべて、
雑穀のご飯なのですが、
ひょっとすると、雑穀ごはんの方が、
ラーメンより甘味が豊かに感じられるかも知れない…なんてところ。
でも、湯上がり、
湯に入っても体力は消費するもので、
すごくシンプルなラーメン、なかなか美味しく頂きました。
単品メニュウで、安曇野名物つぶら揚げも、当日はメニュウにあって、
これと共に食べる…なんて言う相性も良かった様に感じます。
(つぶら揚げ=円揚げ=ニジマスを骨まで食べられる様に揚げたもの。
揚げて丸まったカタチから、名を取っている…はず)
あと、
いちばん驚いたことは、
リニューアルしてからと言うもの、
4種類も…緑茶、玄米茶、スポットで「梅こぶ茶」だったり「みんな大好きりんご味」だったり、
もちろん、水やお湯も出るサーバーが休憩所座敷ブロックに配置され、
とても便利に使っておりましたが、
同じ機械が食堂にある…までは良いものの、
なんと「珈琲」と言うボタンがあるではないですか!
これは食堂利用者さんの特権であります。
…写真のからしは単品で「おでん」を頼んだ際に添えられたもので、
意味はありません。あしからず。
運動後の食事処の定番と言えば、
僕とYOKOさんの間では、
岡谷温泉・ロマネットと「やまびこ」だったのですが、
竜島温泉・せせらぎの湯も有力な候補に上がった瞬間でした。
2017/11/28
気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
11月19日、お馴染み、中野市・三幸軒にて。
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先達て更新致しました、
「粗挽き肉のアジアン炒飯セット」の相棒がこちら。
茹で豚のチャーシュー、ナルト、メンマ、ワカメが乗っています。
最もスタンダード、オーソドックスと呼ぶべきビジュアル。
味は懐かし系か…と言うと、「ちょっと違うかも」と思います。
ノスタルジーな味わいは、
ある程度のジャンクさを伴ってこそ…と、僕は思うからでして。
(だので、福岡久留米の元祖南京千両本家には、
久留米の土地に縁遠いのに、どこか懐かしさを感じました)
三幸軒のラーメンは、
どこか、ホッとする優しく上品な味わいを基調として、
更に豊かな甘味も生きて、すごく好きな1杯なんです。美味しい。
ノスタルジーさ、懐かしさって、
例えば子供の頃に食べた「出前一丁」や「チャルメラ」にだって感じますもんね。
「ホッとする。心も温まる」と言う点は、
三幸軒の「らーめん」も共通点だと思いますけれど、
その1杯の美味しさとバランスの良さは、特筆に値すると思っています。
隣に、今回ならナンプラーやパクチーを使った、
レモンの香も美味しい炒飯があったとしても、
一緒に食べて、すごく美味しくて…これ、何て言うのでしょうか。
「包容力がある」って例えて良いのかなぁ。
でも、そんな感じ。
「三幸軒」の多彩な中華料理のメニュウの、
どれとも絶妙に合って来る1杯だと思うんです。相棒を選ばない。
いつも必ずや美味しく届けられるから、良いんです。美味しいんです。
あと、
「わかめ」と言う具はラーメン専門店ではあまり見かけない具ではないかと思います。
何故か…と言うと、
具の中でも、スープの味わいに影響を及ぼすものだから…と考えます。
実は、チャーシューも脂身が熱いスープに溶けると、
少し、こってりさに違いがある…と思います。
ノーマルとチャーシューメンでは、きっと感じ方が異なるはず。
レジェンド級のカップ麺、
エースコック「わかめラーメン ごま・しょうゆ」でも分かるでしょう。
一昔前のサービスエリアだったり、フードコートに出て来るラーメンに、
わかめは乗っていて、味の主張を感じた方も多いのではないでしょうか。
えてして、そうしたイメージから、
チープなイメージでリンクしがちな具でもあるんじゃないか…と思うのですが、
三幸軒の場合に限っては、
わかめの風味が、味のふくらみにも通じていて、実に好例。
全体が、しっかりと丁寧に作られているからこそなのかしら…と思うのです。
器の中のデザインも、良いですよね。
改めて、写真を再び。
「フォトジェニック!」って思います。現代の言葉なら「インスタ映え」ですか。
でも、ずーっとこのスタイルで出されていますし、
つまりは最適解のひとつ、と言う見た目、デザイン。
味も裏切らないことは、以上書いて来た通りで、
1回だけ試すのではなく、他のメニュウと一緒に、
何度も、中野市の三幸軒で食べて行くうちに、なくてはならない味になります。
ええ、実体験ですから。
直近で、こうしたラーメンに触れる機会が連続して、
あと2杯、食べていますので、
明日も明後日も、こうした1杯でお付き合い願おう…と存じます。
どうぞ、よろしくお願い致します!
2017/11/27
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気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
11月19日、お馴染み、中野市・三幸軒にて。
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すでに終売となっておりますが、
美味しかったので、記録として。
中野市・三幸軒、11月の月替わりランチメニュウが、こちら。
全体写真だと、こんな感じ。
粗挽き肉のアジアン炒飯とラーメンのセット。
いつも通りですけれど、
ラーメンは、基本大盛りと言う食べ盛り継続中の自分で、
ちょうど良いセット量です。
つまり、ボリュームしっかりあります。
ラーメンについては、明日の更新にしますので、
今日はアジアン炒飯について。
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ランチメニュウが提供されている平日には、
中野市に出掛けることが出来ないので、
お店に連絡をして、予約して出掛けています。
予約と言えば、
ブログを見ると、
「中華料理と日本酒」
( http://sankouken.blog.fc2.com/blog-entry-547.html )
こうしたコース料理の予約も出来るご様子…
元々、告知はメニュウのいちばん後ろにありましたよねっ。
せっかくブログ記事になっていたので、ペタリ。
想像するに、
コースですから、
テーマ…と言うか、こちらからコンセプトや、
「こう言ったものを食べたい!」なんて相談できそうな気配がプンプンします。
もちろん、お任せでも良いんでしょうし、
リクエストを伝えて、フィードバックして…
…オンラインゲームなんかは、
自分好みにキャラクターをカスタマイズして遊ぶじゃないですか。
相談して、お店とちゃんとやり取りをすれば、
オリジナリティ溢れる創作中華コースを楽しめちゃう訳ですね。
いつかはマジでやりたいですけど…ううむ。
おっと、閑話休題でして。
改めて、写真を載せましょう。冒頭と同じものですが。
三幸軒の「粗挽き肉のアジアン炒飯」、
ナンプラーやパクチー、レモンが使われているメニュウ。
事前に予約する際に、
「ナンプラーやパクチーの風味は大丈夫ですか?」と
聞かれましたが、当方、大好物であります。
フレッシュパクチーならば…ですが。
少し食べて…「あっ、これは絶対レモンに合う!掛けたい!」と思います。
普段、から揚げや秋刀魚、
何だろうとレモン、僕は掛けなくて良い派閥に属しています。
レモン自体は大好きなのだけれど、
「レモンを入れると、サッパリ食べられるよ」と言われても、
「レモンがなくても美味しく食べられるんだからいらないよ」と思っています。
だがしかし。
パクチーの鮮烈な香に誘われて、
「あぁ、これはレモンが美味しそうだ」と…
パクチーや挽き肉を救うたびに、触れていた部分でしょうか、
かすかなレモンの匂いに誘われて、
器に絞り入れてみると、
肉の旨さ、チャーハンの美味しさに加わって、
レモンの芳しさと、かすかに感じる酸味が、ナイスコンビネーション。
パクチーの芳しさとレモンの相性は素晴らしいですね。
白いご飯だと、たぶんご飯の淡白さが、香の中で浮くのかも知れません。
軽い味付きの卵で包まれた炒飯だからこそ、
一層、挽き肉にもパクチー&レモンにも合ってくれたのだと思います。
ナンプラーの風味は強くなくて、
全体的に、とても食べやすい味わいでまとめ上げられていました。
三幸軒、レギュラーメニュウも大好きだけれど、
月替わりのメニュウは色んな味わいに出会うことが出来るので、
やっぱり、通っちゃいますよね。中野市まで。
これから雪のシーズン。
道の事情と相談しながら、また食べに行きたいなー…って思います。
2017/11/26
気楽なところで、一生懸命と言うことですが…。
11月4日、松本市松本駅前界隈、信州ばんざい家にて。
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こう…写真を撮るため、
眺めていたところで、既視感がありまして。
「何かに似ているなぁ」と。
ヨーグルトに、自然派の苺ジャムとか、こんな感じじゃありませんか?
ワサビはミントに見立てて頂いて。
苺ジャム、苺ソースって、
赤い色を付けてありますけれど、
本来、苺を煮たら、こう言う色になるんですよね。
あまりにもそれっぽく見えてしまって、
口にしてみて、「あれっ、酸味がないぞ」と思ってしまったほどです。
このビジュアルは錯視に該当すると思います。
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湯葉にお醤油、醤油のタレと言うのは定番ですよね。
「しょうゆの実」で食べようと言うところ。
これ、すごく美味しかったです。
旨味が強い、しょうゆの実だからこその味わい。
醤油やタレより、ずっと美味しく食べられるのではないでしょうか。
湯葉の味わい、しょうゆの実の味わいが勝って、
ワサビがマスキングされる様なカタチで、
ワサビの風味は、ほとんど印象に残っていません。
湯葉はとても淡白な味わいで、
後から…喉を通ってから豆の風味が、雅に残る様な経過を辿ります。
醤油は、もっと鋭く入り、
生姜を添えれば、それは一層の速度を持って…
味わえる時間軸に、差があるように思うのです。
一体となって楽しむのではなく、
前半は醤油の味、後半は湯葉の味…なんてカタチで。
しょうゆの実は、まろやかな味わいとたっぷりの旨味が持ち味。
遅れて来る湯葉の旨さにも、
口の中で広がる風味、そのまろやかさが残ってくれていて、
食べると言う所作のコンビネーション、
マッチング作業が、とても容易に行われていました。
ふたりで、ひと皿だったけれど、
ひとり、ひと皿でも良いかなー…って、
酒呑みのお供に、良き相棒であります。
サッパリもするしね。
2017/11/25
気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
11月17日、自宅に居ながら、
福岡県久留米市の元祖南京千両本家を。
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毎度参考にさせて頂いている、
お取り寄せ元である「福岡うまかBUY」のページは、こちら。
( http://www.fukuoka-umaka-buy.com/shopdetail/002010000004/002/010/X/page1/order/ )
そちらを拝見すると、昭和12年の創業で、
屋台で始まり、今も屋台を続けておられる…
Googleなどで検索すると、いくつかの支店も目に留まり、
そうしたお店は、地元では「ソウルフード」になっていたりするのかしら…
…なんて思いました。
見た目も現代のラーメンとは大きく異なっていると思います。
スープの入荷具合、油加減も見た目で、すでに違っていますね。
久留米のラーメンと言えば、
しっかりと豚臭のする豚骨ラーメンですが、
調理中にも匂いが漂わずに、
久留米豚骨ラーメン発祥のお店の味に、
否応無く期待が高まりました。
スープもスープなら、麺も麺で、
細打ちはともかく、
何と、ゆるいウェーブがかった麺!
福岡と言えば、久留米も博多も低加水ストレート麺が主流です。
だのに、源流には縮れがかった…
ある意味で、懐かし系のラーメンの特徴と同じくする部分があるとは。
スープをひとくち。
忌憚の無いところで、「インスタントスープっぽい」と思いました。
強く胡椒の味がスープに溶け込んでいます。
油感、しつこさ、こってりさは、あまり感じられず、
やや甘味がかって、醤油の雰囲気も顔を出します。
麺は、ポクポクとした食感で低加水感はあるのだけれど、
どこか芯が空洞化したような…それこそ油揚げ麺のような、
それも、レトロなタイプの、
現代の「まるで生めん」的なタイプでない、
そんな麺の味わいがあります。
どこか、愛知一円の「寿がきや」風でもある様な…
「寿がきや」を基準とするなら、豚骨風である様な…
そんな印象を抱きました。
…こう、ネガティブなコメントも書きましたが、
けれど、でも、何だか美味しいんです。
それは絶対。1度は食べてみるべきですし、
もし久留米に遊びに行くことが出来るなら、
屋台の雰囲気と共に、是非、食べてみたいと思います。
これ、深夜に食べたら絶対美味しいです。飲みの後でも良い。
おかしな日本語と分かっていて使いますが、
「良いチープさがある」ってヤツです。
駄菓子は、だがしかし、美味しいものです。
10円、20円、そんな世界でも、どうしようもなく心惹かれる。
これぞ、文化なのだと思います。
現代のセオリーと逆行するテイストこそが、
ラーメン文化の発展を感じられる…そんな風にも思います。
「極上のチープさ」と言う狂った日本語が合いますよ。
この独特の味わいのまま、現代に残っていてくれて、
そして、こうしてお取り寄せ対応してくれて、
感謝ひとしおであります。良き良き。
2017/11/24
気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
11月4日、松本市松本駅前界隈・信州ばんざい家にて。
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まさに、「嗅覚」と例えて良いものだ…と思うのですが。
時にYOKOさんが、
「どうしても、ばんざい家が良い」と言う場合があります。
違うお店の話を入れ込んでも、
回りまわって、「でも、やっぱりばんざい家が良い」と言う日。
聞いてみると、どうやら、
いつ行っても美味しいものに巡り会える安心感があるみたい。
なんだろ、つまりは「お腹が空いた日だっ!」って、理解で良いのかも。
美味しいと思うものを食べたいと言う嗅覚、
見つける力、見つけるためのきっかけを得る力。
実に本能的で、色んなものを食べたいなー…って、
僕らにとっては、無くてはならない才覚だと思う訳で。
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昨日更新したみさき食堂の「ローメン」は、
本来マトンが使われることが多い(らしい)ローメン界にあって、
ラム、仔羊肉を扱ったものです。
「仔羊のほうば焼き」ですから、同じラム肉を使った…
…と言葉で言ってしまえば“同じもの”なのだけれど、
その風味や味わい方の違い、料理の違いが明確に出ていて、
とても楽しむことが出来た一皿でした。
(実際、昼、夜と食べているので、時間差の食べ比べみたいになりまして)
甘味のある味噌での味付けですが、
仔羊の風味をマスキングする味付けではなくて、
風味を生かしつつ、味噌の味わいが後から負い掛けて来る感じ。
厚切りに感じますが、
適度な弾力と、柔らかさを持ち合わせています。
ローメンは、
ある意味「ラム肉を食べよう」と言う主眼ではなく、
麺に味を移そう…と言う部分もあるので、
しっかりした、火の通った強い食感でしたが、
こちら、何て言うのでしょう…この美味しい柔らかさ。
ラム肉の特徴は匂い、風味と言う答えも合っていると思いますが、
豚肉の脂身とセットの食感とも、
牛肉の食感とも異なって、
肉厚ながらに、揉み返す様な力がある歯触り、食べ応え。
これも特長だと思います。
くどい脂でないから、
一層、味、食感にもスポットライトが当たって、光っているのかも。
羊肉はジビエのカテゴリーに入るのか分かりませんが、
ジビエブームと共に、
牛豚鶏以外のお肉にも抵抗感がなくなって来ると、
また美味しいものに、
一層出会うことが出来るようになるんじゃないかなー…なんて思います。
ちなみに。
家では、美味しいラム肉の調達が難しいので、
後日、甘い焼き味噌ダレを作って、
野菜炒めとして頂いたりしましたが、
この日の美味しさが、
やっぱり「家でも食べたい、食べさせたい」と言う発想に繋がっています。
出掛けて刺激を得ること、
きっかけを頂戴すること、
それは、楽しい日々を送るために、重要ですね。
2017/11/23
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気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
11月4日、辰野町小野界隈、みさき食堂にて。
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いーっつも悩むんです。
「ロ」と「ラ」の違いに。
頼むと、たいていチャーハンが先に出て来ます。
何だったら、主役が出て来る前に食べ切ってしまうタイミングで。
でも、そのチャーハンが、また美味しくて。
主役を大盛りにするんだったら、チャーハン。
何が旨いか…と言うと、
世界最強人類の至宝である厨十兵衛のチャーハンより、
もっとジャンクさがあって、オイリーで、
盛りが良い、みさき食堂のことだから、
「チャーハン単品」より、
半チャーハンくらいが、ちょうど良い。
これを食べ終わるくらいに、隣に置くには、
「ラーメン」が良いのか、「ローメン」が良いのか…と。
この日は「ローメン」が勝ちました。
卓上ソースや酢、白胡椒などなど、
たっぷりと振り掛けて、ぺヤング然とした味付けに変えて食べる…
これが大好物であります。
焼きそばタイプと言われはするけれど、
焼きそばより、スープが多く、
羊肉の匂いが、更に食欲をそそり…
松本生まれの信州人としては、
「たけしや」がソウルフードであるべきだなー…なんて思ったりもするけれど、
このローメンの甘さや、酢の組み合わせ、
白胡椒、一味唐辛子の辛さ、
ここ数年で、結構食べているので、
今、日本を離れたら、それこそ食べたくなるのは、
みさきのローメンの方なんじゃないかなー…って思ったりします。
その時代、その時代、
自分自身が生きている中で、
それぞれソウルフードがあったって、良いよねぇ。
2017/11/22
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えー、気楽なところで一生懸命…と言うことですが。
10月から11月にかけて、お店だったり、自宅だったり。
写真は、
松本コーヒーロースターズギルド、
初参加の「珈琲茶房かめのや」にて、
ギルド豆のコーヒー、「エチオピア・イルガチェフェ」と、
翁堂の「タヌキケーキ」の写真です。
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Matsumoto Coffee Roasters Guild
情報は、下記 Facebook のページにて。
( https://www.facebook.com/matsumotocoffeeroastersguild/ )
MCRG ギルド豆 Vol.1 「ルワンダ」
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/2017624mcrghop-.html )
「コーヒーの楽しさが、昨日より少し熱を帯びて続いて行く。(2017年6月24日)」
MCRG ギルド豆 Vol.2 「ニカラグア」
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/20179mcrg-960f.html )
「ジャバニカを飲み比べてみようぜ!(2017年9月)」
…第1回の流れで、第2回も「酒 宗夜」にて更新していましたが、
よくよく考えると、コーヒーなので、お酒じゃないので…
こちらの「小盛り」に書くべきかなぁ、なんて思って、今回はこちらで。
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さて。
そんな訳でございまして、
ギルド豆の第3弾は、
エチオピアのイルガチェフェ地区の珈琲豆を取り扱うことになった様子で。
それぞれの在庫状況は、それぞれのお店ごとに異なっておりまして、
終売間近…なんてお店の情報も、Facebookには掲載されておりました。
今回の「エチオピア・イルガチェフェ」は、
何でも、カエルのお店…Hop Frog Cafeの旦那の地元である、
葛飾区金町、「エチオピアンコーヒーハウス」さんとのご縁がきっかけなのだそうです。
そのお店で購入した生豆を、それぞれで焙煎してみよう!…と言うことですね。
こと、今回はMCRGの4店舗目となる、
「珈琲茶房かめのや」さんが加わっていて、
聞けば、また行ってみて見れば、
手回し式の小型焙煎器…と言うか、ええと、
福引のガラガラみたいな器具をお使いで、
そうして焼き上げられる珈琲豆は、想像するだに、
他の3店舗と比較してみて、面白そう…と言うことで。
4店舗、それぞれの珈琲豆に出会って、
相変わらずと言う所、メモを取ってみました。
コーヒーの淹れ方、勉強中であったり、
途中に風邪を引いていた期間などもありまして、
感想は、本当に忌憚無く…何も考えずに思いつくままに書いておりますので、
何にも参考にならないかも知れませんが、
お付き合い頂けますと、幸いでございまして。
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MCRGギルド豆vol.3、
「エチオピア イルガチェフェ ナチュラル G1」
飲んで行った順に。
かめのやさんは、お店で飲んだものです。
【 High-Five COFFEE STAND 】
10月の中旬。
香から受けるイメージは、
ミント、ミカン、青さ、グリーン、
カレースパイス、シナモン、グローブ、
オレンジ色、イエロー色、林檎の皮。
飲んでみると、
柔らかく、優しく、口の中から、スーッと出て来る。
青々しい、スープに長葱を落とした時みたいな旨さがある様な。
やっぱり、渋、酸、苦のバランスがすごく良くて、
均一感があって、美味しい。
お、後味に少しベリー感もあるかも。
・
【 珈琲茶房かめのや 】
10月の下旬。
翁堂の跡に出来たお店で、入るのは初めて。
レトロでお洒落な店内。
ケーキはほぼ斜め向かいにある翁堂のお菓子屋さんのもの。
タヌキケーキ、大人のタヌキケーキは、特徴あって良いですよね。
大人の方は、以前買って楽しみましたが、
結構、お酒が強く感じられます。
香りから受けるイメージは、
ジャスミン、アーモンドプードル、薄さ、ミントも少し?
飲んでみると…
うわ、飲むとすごく華やかに広がる。
少し渋酸で、缶入りの飴のアフターテイスト。
苦渋感の中に、柑橘類少し。
特に、干した柑橘類の皮のフレーバーが混ざる。
華やかさから始まって、中盤に薄さがあって、抜けてまた華やかさが戻る。
そうした時間経過も面白い。
YOKOさんは、「マイルド、酸味」とのこと。
…ところで、最近、禁煙のお店に慣れてしまっていたので…
「かめのや」さんは喫煙可能なお店みたいで、面食らってしまいました。
コーヒーの香の世界に、タバコの臭いが入る…これは、僕らは苦手です。
ご商売ですと、仕方が無いことなのかも知れませんが…。
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【 HOP FROG CAFE 】
11月に入ってから。
フレーバーはよく煎った感じ。
その中に、HFC特有の甘い香、
加えてリキュール(ナッツ)、アマレットのニュアンス。
白味噌にクルミ、合わせて煎った感じ。
飲んでみると、
香よりずっと強く味わいとなって風味が広がって来る。
醤油感ある。塩気を抜いた様な、甘味とミネラル。
ドライナッツのアーモンドのイメージ。
杏子のニュアンスも感じます。
YOKOさんは、
磯辺焼き、塩、しょうゆ、海苔のイメージ。
しょっぱい味がする。
渋酸強めで、苦味少ない。豆感あるかも。
カエルのお店のローストと考えると、
よく味が出て来て、ボディがしっかりしたタイプとも感じます。
少し冷めて来ると、ライトな甘味が伸びて来て美味しい。
後半にジンジャーエールっぽい甘さと刺激、レモン。
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【 CAFE THE GROVE 】
11月に入ってから。
甘く香ばしい、良い匂い。
オレンジ、ビターチョコ、
良い味、渋さあり。
ショコラ、ガトー、カカオの中に真味の甘さ、
マカデミアナッツ、
あと、肉の茹で汁、旨味、濃い。
突出したフレーバーのイメージが、
まとまりの中から閃いて来ない。
とにかくバランス良くてコーヒーらしさに溢れている。
YOKOさんは、苦味、酸味(少)、
ゆくゆく甘味を感じて、全部がまとまってバランスあり。
シングル、単一のコーヒー豆だけれど、
とてもバランスが良くて、それだけでブレンドみたいな印象も。
・
・
今回も三者三様…、いや四者四様の感想でした。
これ、メモを取って…
その残り時間と言うか、冷めて来た時間に、
どれも「あれ、印象違うかも」と覚えています。
もう、メモ帳を閉じてしまっていて、記録に無いのですが。
比較的、淹れ立ての状態よりも、
少し間を置いた方が、温度が下がった方が、
より個性を感じられる様な、
味わいに変化がもたらされる様な心持ちが致しました。
それぞれ、ベースの味わいが異なり、
更に温度変化、時間経過で味わいが変わって行く…
すごく音色の多いコーヒー豆なんだなぁー…と思いました。
温かい状態も、また冷えた状態も、
それぞれに個性が出る豆だ、と言うことが、いちばんの感想でしょうか。
メモも、今、また再び取ってみたら、
全く印象が異なるかも知れません。
信頼の置ける焙煎店であれば、
お店毎のキャラクターがあれば、
それらがクロスオーバーして楽しむことが出来る豆なのかも知れませんね。
今回もそれぞれの味わい、楽しむことが出来ました。
いただきました。(ご馳走様でした)
・
・
・
そうそう。
自分用のメモも。
G1はGrade 1の意味。
「美味しい豆」と言う意味ではなくて、
「欠点豆が少ない量」、官能表現ではなく、品質について表した指標。
300gあたりの数で決まるっぽい。
SHG、HGは、
それぞれ、Strictly High Grown、High Grownの意味で、
産地の標高を指すのだそうです。国毎に等級の標高範囲が異なる模様。
何でも、標高が高いほどに、高品質な豆になる…のだとか。
それぞれ国際規格で定められている訳でも、
どの国でも通用するものでもないみたいですね。
日本にいる限り、一般的に使われて、
そしてだいたい合っているとは思いますが…。
2017/11/21

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気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
11月19日、長野市松代町・国民宿舎 松代荘にて。
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久し振りになってしまった「酒 宗夜」の更新、
「岩清水」記事を書きたくて、書いていて…こちらに手が回らないッ…
…と思ったところ、
写真リストの中で、燦然と輝いていた白いお山。
そうそう、施設の廊下には、ポスターが何枚も張り出されていて、
否応無しに目に入って来る、
「まつしろだけに、まっしろな…」と言うキャッチコピー。
声を大にして言いたい。
「僕は、この写真を撮りたいが為に、ソフトクリームをお願いしたんだー!」
…と言うことを。
でも、結構な大きさで300円と言うお値段は、かなりお値打ち価格だと思います。
YOKOさんと、ふたりでひとつを食べましたが、
いやあ、ひとりひとつだと苦しかったかも…と言う大きさです。僕らにとっては。
湯上がり、誰しも火照った体を持て余しがち。
先達て、隣のソファの中学生くらいの男の子が、
お兄さんの分も合わせて、ふたつ…両手に「まつしろミルク」を持っていらして、
寸時待ち、
きょろきょろとし、
「来ないな、いいや」と言う表情で、
ひとくち食べて、
「 …うめっ 」
そう呟いたことも、
僕自身の「出来るだけ甘いものは食べない」禁を破ることに貢献しています。
バニラアイスではなくて、ミルクアイス。
すごく素直な味で、濃厚過ぎず。
写真は、抹茶味とのミックスにしたもの。
ミックスで、程好い感じでした。
半分しか入っていないはずの抹茶感もしっかり楽しむことが出来て、良き良き。
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松代荘のお湯の濃さは浴室の析出物コーティングを見ても明らかで。
飲泉許可を取得していないにしても、
時たま、口に触れてしまう時があったなら、
その強烈な塩気にも驚かれると思います。
県下トップクラスの濃度、密度。
湯温は少し低い…と感じられる方もいらっしゃるかも知れませんが、
そうした成分の強さから、
湯上がり、徐々に体の芯から熱を帯びて来るような感覚にもなります。
そこで、これですよ。
まつしろミルク、ソフトクリーム!!
何故なら…
「まつしろだけに、まっしろな…」
…と、とても誰かに言いたい。言いたい心持ちです。