気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

2月10日に、塩尻駅前界隈・MINGLEにて買い求め、その後のお話。






そんな訳でして、MINGLEのお話の続き…にて。

焼き菓子はテイクアウトに向き、
ケーキの方は、
シフォンケーキなど平日にテイクアウト可能なものがいくつか。
この辺りは、お店如何ではなくて、
お店を営む社会のルール上…と言った所でしょうか。
シフォンケーキなどは、ホール対応もして下さるそうなので、
ご予約、注文にて…とのこと。
ただ、これはこれからお店がご発展なさって行くと、
自然と要望も増えて、変わるものもあるかも知れませんので、
ゆくゆくチェックはして行ってみたいなぁ、と思っております。

今回はテイクアウトしてきたお菓子のレビュウにてお付き合いを願おうと言う…
そんなご趣向となっておりますので、
どうぞ、最後までお付き合いのほどを、願っておきますが…。








グラノーラ。

2種類あったうちのひとつ。
フレーバーや構成するパーツが違うみたい。

訪れた当日にも焼いていたもので、たいへん香ばしい匂いが印象的です。
かなり硬めに焼き上がっていて、
朝のヨーグルトと共に…では、食感は少しふやけるかな、と言うくらい。
牛乳に浸してみても、その強さはわりと堅持されています。まさに字の如く。
主部分、焼いた小麦の部分は、かなり良いお味。
付随する干し葡萄などのフレーバーも良く、
ええと、語弊があるといけませんが、
市販の、CMなどをしているような、朝食用で汎用などの…
そう言ったシリアルやグラノーラとは、また違った存在なのかな、とも思います。
牛乳より、無糖のヨーグルトの方が、味の良さが生きて好みでした。
ヨーグルトにあるかすかな酸味も和らぎ、グラノーラのフレーバーが行き渡り。
そのままだと、ポリポリ食べられる…と言うより、
ガリッとした強さを感じるので、
さて、お好みの食べ方にて、どうぞ…と言う感じがします。




パウンドケーキ・バナナ。

Twitterには以下の様に書いておりまして。

しっとり感あって、
当日頂いたシフォンにも通じる様な感覚。
バナナの風味だけでなく、かすかに生姜の様なスパイス感があって、
甘いお菓子のケーキ一辺倒ではない印象。
飲み物に合わせる為のアクセントがある様な。




パウンドケーキ・さつまいも。

Twitterには以下の通り。
焼いたさつまいもが入っているのだけれど、
ねっとりさ、クリーミーな食感と確かな甘さがあり、美味しい。
バター類臭さがなく、コーヒー紅茶にも合いそう。


…パウンドケーキ2種、とても好ましく頂きました。
焼き菓子の定番。
ベース素材の味わいをよく引き出しておられる印象です。
好みや用途にも寄ると思うのですが、
バターなどをふんだんに使って、しっとり重いパウンドケーキもあれば、
軽さ、硬さ、粉っぽさがあるものもあり、
保存方法だったり、本当…色んなものがありますよね。
好み以上に、用途も関わって来て。

「飲み物と一緒に」

そうする事で、バナナやさつまいもの風味がもっと生きる。
そんなコンセプトなんじゃないかなー…と言う加減のパウンドケーキでした。




「マフィン」も、同じように飲み物と一緒に…と思わせます。
ほろほろとした食感、儚げ。
甘味や油分もあるけれど、強過ぎずに、そっとある感じ。
小麦の味…とまでは言いませんが、生地の風味を感じられる印象があります。
だからこそ、飲み物を共にした時に、
マフィンの味わいと共に、飲み物が持つフレーバーも共に広がる様な。




「きな粉ボール」

口に放り込んだ、すぐにはきな粉の味香はあんまり感じられず。
もふもふっとした食感。まわりの白い粉が第一印象。
口どけ良く、溶けて来るとジワッときな粉味が出て来ます。
多く市販のきな粉系スイーツ…
きな粉のプリンやチロルチョコだったり、
そうしたものは、やっぱりかなり強くきな粉味を付けているんだなぁ、と思います。
キャラメルソースの様な、きな粉味付けと言うか。
それもそれで好きですけれども。

本当、そっ…ときな粉味が後半に広がって来る感覚です。
口どけの雰囲気と合う、大人しさがあるお菓子でした。
ドロンマル…のようなもの?でしょうか。






当日、「とりあえず、これとこれと…」と、
目に付くものを何となく買い漁ったカタチで5種類。
これだけではないです。ええ、本当に。

ご案内の通りで、
「MINGLE」は“混ざる”と言う意味のフランス語です。
お菓子にしてもお洋服にしても、
それぞれを立たせてこそ、“混ざる”が完成すると思うのですね。
パウンドケーキは、
それぞれの素材を1パウンドずつ入れて焼いたことが始まりなんだとか。
そうして、ひとつのものになる…
色んな目的の方が訪れて、色んな交流で混ざる…
…そんなお店になるのかしら、と思いました。









気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

2月10日、塩尻市大門界隈、末広にて。






僕が初めて「末広」に出掛けて行ったのは、2005年の様です。
記録が残っていました。
それなりに思うところがあったらしく、
ラーメンライスを心から楽しんでいた様です。

YOKOさんが「わんたんめん」なら、僕はこれです。
「チャーシューメン」、
最後に思いっきり楽しんじゃうぞ!…と朝は息巻いていて、
シフォンケーキを食べ、
「いや、適度な量で心地好く有終の美と言うものを…」と考え始め、
お店の中に入ったら、
「チャーシューメン、大で!あとライス並もー!」と頼んでいました。
ライス(大)って勢いで言いそうになりました。
なんだかこう…こう…威勢良く行きたくなってしまい。



「麺、多いなぁー」

そりゃそうなんですけれど、大盛りでお願いしたんですから。
でも、ふわふわシフォン分は勝ち気味で、
食べ切れない、食べることに苦労するかも…と、
到着時は、本当に思ったものだし、
いざとなったら、YOKOさんにヘルプを求めようとも思っていたし。

自分でも驚くぐらい、スルッと食べ干しました。
求心力、素晴らしいです。この一杯。

チャーシューも本当たっぷり入っておりまして。
松本市の「春華」が閉店する際にも感慨深く思ったのですが、
こうした赤い縁のチャーシューは、
今はもう昔…と言うもので。
ムチムチッとした食感の茹で豚スタイル。
強い味付けでなく、スープの塩梅によく合った美味しいもの。
これも、本当にこれも食べられなくなるかと思うと切ない。
ずーっと食べていたいチャーシューです。



「末広」の代名詞と言って過言ではない、
みんな大好き「辛い味噌」付きのライス。
お漬物も無造作にお皿の上に置かれた感があり、たっぷりの量があります。
何にせよ、嬉しいご飯セット。

木曽のとっから味噌よりも味噌の風合が強く、
塩辛さもあって、ご飯にたまらなく合うんですよね。
スープ、麺のどれとも相性が良くて、
欠かしてはいけない名脇役であり、ある種の主役であり。

このご飯、本当に好きです。大好物。
いつ食べても「こんなウマイ米の食らい方はネェ!!」と思いますもん。









ああー、食べたいなぁ。食べたいなぁ。

本当に本当に、美味しさをありがとうございました!






気楽なところで、一生懸命…と言うことですが。

1月1日、7日、諏訪市諏訪湖畔、すわっこランド2階飲食コーナーにて。






最近、気付いたのですけれど、
めいっぱい走った後の甘いもの、すっごく美味しいです。最高。最の高です。

…まぁ、走り過ぎて膝を壊してしまって、再びこの感動を味わう事が出来ていませんけれど。

俗に、走った後のビールはたまらんと聞きますが、
自称お酒好きの自分をして、甘味の方が爆発力があります。
“このために走る”感が出て来ます。
そう、もちろん“個人差があります”ですけどネ。

膝を壊す前の段階で、運動量としては1000kcalを超えるものでした。
お腹が空くには空くけれど、不思議と食欲が湧かない状態になるみたいです。
他の方はどうなんだろう。
でも、ちゃんとちゃんと3食は食べた方が良い訳で、
ガッツリし過ぎない程度に選ぶ中に、甘いものを添えて注文してみて、
その美味しさがどれも振り切れて美味しいのですから、
“味を覚えてしまった”と言うヤツでして。

目下、再び諏訪湖に出る為に筋トレとウォーキングをしております。
早く走りたい。焦ると、また壊す。
ワクワクした心持ちと、ふとした瞬間に破壊して、真っ逆さま逆戻りと言う恐怖心と。
これが内在しながら暮らしている…なんてところで。



クリームあんみつ…を最後に食べたのは、いつだろう。
いや、食べたことがあったかなぁ。
祖父、祖母に連れられてお出掛けした時に、
あんみつを食べさせて貰ったような…それも、もう本当に小さな頃で。

案外、生活の中に「クリームあんみつ」ってない様な気がしています。
カフェだって、和スイーツを置いている店もあるんですけれど、
それこそ、他にも色々とお揃いで、
最後に「クリームあんみつ」と言う判断にならない気がして。

食べてみて、和製パフェ感がやっぱりある訳で。
あんこの塩気がまた良い塩梅でたまりません。
これは「あんバタ、ジャムバタ」とも似たような構成なのかも。
カラフルなギュウヒのお餅も、これはこれで楽しく美味しく。
チェリーは取っておき感がありますよねぇ。
ゆえに、YOKOさんにプレゼントしました。

結構なボリュームがあって、ちゃんとした食事メニュウと共に…でなくても良いかも。
それこそ、うどんそばと共に、ミニ丼と共に、
カロリー計算なんかもしちゃうと、その方が良いのかも。



諏訪の市木のひとつ「花梨」の実に関連するソフトクリーム。
そう、諏訪市ならでは…と言うものです。
花梨と言っても、種類があるのだそうで、
マルメロ(本かりん、スミルナ)と呼ぶのだそうで。

スタンダードなミルクソフトクリームも美味しいですが、
花梨フレーバーの加わったソフトクリームは、
清涼感のある香が特徴的で、とても爽やか。美味しいと感じました。
以下略…的なところですけれど、
めいっぱい走った後の美味しさは、ひとしおです。本当たまらない。

すわっこランドと言う施設のことですから、
1階のジムのあと、プールのあと、2階の温泉のあと、
それぞれのあとでも、やっぱり美味しいんだろうなーって思わないではいられません。






「また食べたい」

…と思うけれど、もう少し諏訪湖一周をダメージ無く走り切って、
安曇野ハーフマラソンへ勢いを付ける事が出来るように、
そうして強くなれたら、食べに行きたいですね。
頑張りたいと思います。









気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

2月2日、松本市平田、おおぼし松本平田店






「あっ、こんな限定、出ていたんだ」と、
寸時思ったものだけれど、
それもそのはず、月が変わったんだなぁ…と、改めて思い直したりして。

1月の晦日と2月の初っ端が、1週のうちに含まれていて。
もちろん、正月気分は抜けているけれど、
「もう2月か、お正月が随分昔に感じるなぁ」…などと言う、
そんな心持ちには、気持ちで出遅れた分、思ったりなんかも致します。

そうですよね。月初めって、
各々、ラーメン屋さんの「月替わりの限定メニュウ」が、
何が来るのか、始まるのか…って、気になるところですよね。

気付くとレギュラーメニュウをほとんど食べず、
限定ばかりを月々ハシゴしているだなんて、
ラーメン好きさんには、“あるある”なのかも知れません。






「おおぼし平田店」の2月の限定は、
おおぼしの本店、上田のソウルフードとも謳われるラーメンのインスパイア。
すごく有名なのだけれど、未訪のままです。
いつか、是非とも食べてみたい…と思い続けて、長いですね。
だので、むしろ「あぁ、あのお店ってこんな感じなのかしら」と言う期待を持ちたくて、
また、辛いメニュウならば、我が家のYOKOさんがいつでもスタンバイOKですので、
自分が辛さに耐えられなくても、大丈夫!…と思う訳で。

お馴染みの松本市緑町の「廣東」だと、
唐辛子も使うけれど、唐辛子だけでなく、他の旨味も上手に調和して、
辛さと旨さの相乗効果を感じる訳ですが、
鶏塩タンタン麺は、唐辛子のストレート&スマートな美味しさを、
直球勝負で楽しもう!…と言う印象でした。

卵は溶けているのだけれど、その風味はあまり感じずに、
清湯系のごくスッキリとしたスープ。
きっと卵の旨さは唐辛子の鋭さを支えて、縁の下の力持ち…なんて所でしょうか。
「大辛」ですが、スキッとした全体の中で、
辛味はあれど、後に続かない辛さで、食べ易く感じました。
やや麺は柔らかめ。滑らかな質感が、卵、辛味のスープによく馴染んでいました。
シンプルな構成の食べ易いさも取り持つ味わい。
記憶で食べ比べたい…って思いますね。本当に。
いつかは、ニュータンタンメン本舗、出掛けてみたいと思います。うん。

見た目は、野菜盛りトッピングをした分、違って見えるんだろうなー…なんて思っております。







気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

1月21日、長野市川中島界隈、手打ちそば桜にて。






有言実行を旨としたく、日々生きております。
Twitterに登録した頃に、
何かのきっかけで、「手打ちそば桜」さんを知りました。
何か…を、もう覚えていないですね。
興味を持ったんです。
フォローをして、数度やり取りがあり、
「1度は必ずや行きます!」と宣言して、これまで訪れる機会が無くて。

この日、付近の東飯田酒造店に用事がありました。
その用事を無事に果たして、温泉に行こうと向かうその途中に、
「手打ちそば桜」さんがあることには、
「あぁ、ようやく自分が発した言葉を果たせる」とも思いましたし、
偶然にルート上にあって、
そう、ルート上に無くても出かけて行く気概はあったのですが、
蔵元さんに寄って、「はぁ、良かった。楽しかった」と思い、
少しの時間で「では、お昼ご飯だね」と言う流れの良さ。

こう、自分の星の巡りを喜んじゃう様な気分で出掛けていました。



道の向こう側に「いきなりステーキ」が出来た幹線道路沿い。
洒落たテラスもお持ちの造り。



お箸の装丁が良いですね。
掴み易いと思しき箸。
実は、ラーメン屋さんでは撮影していない、
初手のお茶の写真、
お蕎麦屋さんに限って、自分は撮影しているんです。
お茶もそば茶だったり、緑茶だったり、差があり、
お茶碗もまた食卓の彩りであると思うので、
こう、「覚えておきたいな」…と考えてのことでして。

ゆえに、松本の中町「野麦」について、
「本寸法」と書いたんです。ちゃんと食卓がこしらえられるので。

箸に心遣いがある。そんな風に感じました。





お蕎麦もお願いしていましたが、
とても興味を持って注文した「うどん」が先に登場したので、
ブログでは、順にならって、そちらから。



「花巻うどん」をお願いしました。

蓋付きの器。

「今日はうどんあります」と言うシートが、メニュウに挟み込まれていて、
長野県産ユメセイキを使った手打ちうどんとのこと。
量は、茹で前で150g、蕎麦で出来るメニュウが、
全てうどんで、置き換えることが出来る…とのことでした。

初めてのお店、興味が尽きません。
YOKOさんも僕も、それぞれ蕎麦を頼みながら…の、もう1品。



蓋を開けてみると、いっぱいのお海苔。
これを「花巻」と呼ぶのだそうです。

落語の「時そば」にも、セリフでありますね。
先に登場する威勢の良いお兄さんが、

「おう、蕎麦屋!おめえンとこは何が出来るんだい!?
 花巻に、シッポク?
 なら、シッポクひとつこしらえてくんねェ」

…と言う。お蕎麦屋さんが、

「えー、花巻にシッポクですかな…」

…と答えるバージョンもあったかしら。



醤油の風味が、とても良く生きたツユでした。
うどんは、讃岐系のコシ重視タイプはなく、
ウェーブのある、優しい風合で、
醤油の風味が上手に乗って、
小麦感を奥にして、
醤油の味わいと湯気の中に香る芳しい海苔の風合を生かす度量のものでした。
そりゃあお醤油、良いものを使っておいでなのでしょうけれど、
やっぱり生かすも殺すも腕次第とは、よく言ったもので、
昆布や鰹、鯖節などもお使いやも知れませんが、
何より、
醤油、海苔、うどんに集中できる構成でした。

蕎麦でも是非、食べてみたいですね。


落語「時そば」を聞いていても思うのですが、
「花巻に、しっぽく」ってなんだろな…って思うんです。
そのあと、しっぽくを注文して、具も褒めたりするので、
何となく、しっぽくは分かるのですが、さて花巻とは。


こうして現存…そりゃしているんですが、
食事処で食べられるとは思っていませんでした。
メニュウに見つけて、頼まずにはいられませんでした。

花巻は、ご覧の通りの海苔をたっぷり使ったうどん、そばであって、
しっぽくは、長崎の卓袱料理が色んな航路から江戸に入ったもので、
蒲鉾や湯葉、野菜をうどんに乗せたもの…とありますが、
諸説ありそうです。伊達巻が乗ったものも写真で見たような。
昔調べた際には「五目うどんみたいなもの?」と思った事もあって。

「伝説の…」と個人的には思ってしまいます。
花巻があるだけで、僕はすごく嬉しい。
「ついに、花巻を食べたぞ!」と言う高揚感も味わいながら、
続いて届いた蕎麦に移るのですが…。

本日のところは、ここまで。ちょうどお時間となっておりまして。

おあと、支度がよろしいようで…。








気楽なところで、一生懸命…ということです。

1月6日、松本市緑町界隈、厨十兵衛にて。






粋な〆の逸品へと進化する、日本酒居酒屋「厨十兵衛」の冬の風物詩。
ここ数年のお馴染みとなって来た…そんな風に感じます。
甘みのあるツユで、
カモネギナマフ、山葵の芳しさがたまらなく融合して、
火入れ、秋から先の熟成酒も甘味によく合うし、
さっぱりしたお酒も、充実した旨味を清らかにすすぐ様に美味しく飲めるし、
生酒、新酒も、若いからこそ渋味も感じた、
ちょっとした口の疲れも、どこ吹く風とさらって行くし。

落語を聞いていると、火だったり温かい食べ物、飲み物は、
冬は、何よりもご馳走だと伺います。

鍋焼きになって出て来る治部煮の熱さは、本当に幸せな心持ちになります。





メニュウには載っていないけれど、具を食べ尽くした後に、
「大将、うどんをくださいな」と声掛けをすると、
鍋は旅立ち、飛び込んだうどんさら、またひと煮立ちで帰って来ます。
(さら=ごと、松本の方言。皿さら持って来いとは、皿ごと持って来いの意)

飲みの流れ、設計は人それぞれです。
自分は、お酒の順序は興味次第で、てんでバラバラですけれど、
食べ物は、お刺身などの軽いものから始めて、
熱いものに移って、また最後は、軽いものでダラダラと飲むタイプ。
〆と言っても、本当には締まらないのですけれど、
中盤から後半に掛けて、
こうして温かく、お腹が満たされるものを食べると、
翌朝も含めて、たいへんに調子がよろしい様です。

治部煮うどん、本当に美味しいんです。
今、素面で食べたって、夜の末の美味しさとは、また違う味でしょう。
酔い酔いの末期に食べるから、一層たまんないんです。


1年、酒 宗夜・小盛りとしてブログを掲載して来て、
いっぱいのお運び様、ご愛顧を賜りまして…
データを見てみますと、
人気の記事とそうでない記事…が、やっぱりあります。
ラーメンやお肉関連は強烈に強く、
比べて、こうした酒呑みのお噂は、少し閲覧数は控えめとなります。
やっぱり、ランキングの上位には行きたいものです。
だ、けれども…
(ここで、グッと拳に力を込めて、腕を横に切る)
「酒 宗夜」でありますので、
やっぱり、お酒呑みの風情を忘れちゃあいけないんじゃねぇか…と存じます。

こうして四季折々の酒場のうまいもんを織り込みながら、
更新を続けて参りますので、
どうぞ、今後ともよろしくお願い致します。








気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

2月10日、塩尻市大門界隈、末広にて。






いつも駐車場は困る…と言うか、
停められたらラッキーだけれど、人気だから、
停められるタイミングって、そんなにあったかなぁ…と思います。

当初は2017年の年末で店を閉められると言う話でしたが、
人気に、声に押されたのか、
2018年3月末頃まで期間が延長され、
せめて、もう1度と思わないではいられずに、
2月10日に出掛けて行きましたが、その活気は“いつも通り”であって、
これから店を閉め行く…だなんて、全然想像出来ませんでした。
塩尻に「この店あり」と言う名店「末広」の一席で、
お付き合いを願っておこうと言うところこですが…。






「MINGLE」でケーキを注文しなかった最たる理由が、
実はこちらでした。「末広に行くので」…胃袋は空けておこうじゃねぇか、と。
だので、持ち帰りお菓子を主体に買い求めた…と言う訳で。
その後、Instagramに投稿されるケーキは、
たいへんに美味しそうに見えますので、いつかはちゃんと食べに行かねば。





狭いカウンター席も奥のテーブルも、どちらも味があって良いです。
テーブル席に7人が相席できるカタチ。
当日も、僕らが3人、1人客のおいさん、3人組のお兄さん方と一緒に。
11時過ぎに行ってもしばらく待ったし、
僕らのあとは、もっとずっと列を成していたし、
これから3月になれば、もっともっと混むのかしら…と思うと、
このタイミングで良かったのかなぁ、とも思います。

何はともあれ、こうした古式ゆかしい食堂の雰囲気が大好きです。
魅力です。
塩尻駅のMIDORIは、レトロさが良かったのだけれど、
老朽化もあって、綺麗にしつらえを調えてしまって…
いや、新しいお客さんも呼び込む為には必要だと思いますが、
レトロさが基調にあっても良いんじゃないかと、
「市民タイムス」の紙面で感じたりもしました。

長く続く…と言うことは、
長く続いた雰囲気も、また味になっているんだろうと思うんですけどね。





YOKOさんは必ず「わんたんめん」を頼みます。
わんたん大好き。
ひとつ分けてもらいましたが、餡は餃子のそれの様に香強め。
わんたんめんもチャーシューメン同様に、おごっつぉ仕様だと思います。
器も違うし。

スープの量もたっぷり。
麺も泳ぎます。
煮干の香がふわっと届く、動物性が強過ぎないスープ。
細縮れの麺は、1本1本取るのは難しく、
ぐいっと掴むとたっぷり持ち上がり、
その中に、スープをめいっぱい抱え込んで、口の中に飛び込んで来ます。
ウマイんです。ホント。

絶妙な旨さ。
こってりしたタイプのラーメンと比べれば、
とてもシンプルで素っ気無いけれど、
この味じゃなくちゃ、このスープで、この麺で、
ご飯をまるで、かっ込むかの様に、ズズズとすすって。
これが良いんです。本当に良い。美味しい。

たまらないな…って思うし、

閉店を思うと、

たまらないな…って思いますよね。









気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

1月6日、松本市緑町界隈、厨十兵衛にて。






初めて食べたのは10年以上も前のことで、
確か、四ツ谷の「萬屋おかげさん」にて、
高知・亀泉の西原杜氏をお呼びしての日本酒の会にて…だったと思います。
信州から出掛けて行って…と言うカタチで。
すごーく感動したことを覚えています。
ウマヅラハギを食べることから初めてで、
肝を醤油に溶いて食べる…なんてことも知らない頃で、
内臓には違いないので、とっても身構えつつも、好奇心に胸躍らせて口に運び…。
それを山間の信州でも食べられると言う事は、
たいへんにありがたいことでして。大好物です。
どこかテレビ番組で教えてもらいましたが、
ウマヅラハギの肝に含まれている旨味成分は、
例えば、フォアグラのそれよりも、ずっとグッと多いのだとか。
醤油だって旨味の塊ですよねぇ。発酵によって旨味が生み出されます。

イカの塩辛、カツオの塩辛で酒盗…
これらも旨味たっぷりで、日本酒に滅法合いますが、
そうした癖のある美味しさではありません。
新鮮な肝を用いて、カワハギの淡白な身を食す……
どうなんでしょうか、同じカツオのイメージからすれば、
タタキにマヨネーズを掛ける文化もあると伺いますから、
それに近いのかしら。
旨味はたっぷりですけれど、伴う癖も少なく、すこぶる上品で、
酢橘の芳しさが、ピンと立って、歯応えある身とシャクシャクと言わせて頂けば、
また格別の美味しさ、酒を当てれば、極楽至極。

乙な肴と日本酒の幸せが、ここにある季節の宝石。








気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

2月11日、松本市緑町界隈、廣東にて。






2月は寒いし、やっぱりカレーなのかなぁ…と思います。
いや、個人的には、いつだからカレー感って、実は無くて、
「あ、食べたい!」と思った時がカレー日和感で、
むしろ、子供の頃に見たバーモントとか、ジャワとか、
それらのCMの影響で、
裸の若いお兄さんがヒャッホウ!しているイメージがあるので、
「カレーは夏の食べ物」と思った方が、しっくり来ます。

でも、やっぱり寒いところで温まって欲しいと言う感覚が重なるのか、
この「廣東」で、こうしてカレーそばを頂いて、
先達ては、「麺屋 直」で…これは期間限定ではなく、レギュラーですけれど、
カレーラーメンを食べ、
ブログ化しておりませんが、梓川の「らぁめん燕黒」で、
やっぱり2月の期間限定の「GCR~グリーンカレーラーメン~」を食べ、
土岐プレミアムアウトレットにASICSのランニングシューズを買い求めつつ、
お昼ご飯に、「若鯱家」でカレーうどん、カレー煮込みうどんを食べたのに、
更には家で、カレー鍋を作ると言う最近です。
カレーに染まる、我が家のお食事事情。





ともあれ、こちらを。
やっぱり家の味がよく出るメニュウと申しますか、
やっぱり「廣東」の味は「廣東」だけの、オンリーワンの味だからこそ、
「食べたいな」と思う訳でして。




「カラフル野菜のカレーそば」、これにライスを添えてお願いしました。

「辛いと食べられない」…と言う理屈は、
言葉として通用しますが、
こと、このカレーそばには、いつも通用しないな、と思います。

辛い、でもウマイ。ウマイ辛さがある。

そうそう「けものフレンズ」で、博士と助手が、
カレーが辛いと文句を言いながらも、手が止まらず…
…なんてシーンがありましたけれど、
これ古典芸能の類で、昔々のアニメや漫画の世界観を再現しただけ…
…と思います。思っています。
実際に、ココイチなんかで手軽に辛いカレーは食べることが出来ますが、
そこまで辛味耐性が強くない自分には、
YOKOさん級の辛さだと、
「辛くて痛くて美味しいかどうかは、どうなの?」と言う事があります。

辛いし、汗も直ぐに出て来るし…やっぱり辛いけど、
でも、不思議と止まらないし、辛いけど、やっぱり美味しい。
「廣東」のカレーそば、そう言う味わいだと思うんです。
口にした瞬間もしっかり辛く、
そのあとは、ジンと辛さが続く…
トロミもあり、熱さもあって、本当に温まるメニュウ、
ご飯や蒸し野菜を間に挟みながら、
その野菜に甘味があって、煮込まれていないからこそ、
純粋な野菜の甘さが、何とも言えずに辛いカレーソースの中で栄えて、良いんです。

カレーラーメンの多くは、
もちろんラーメン屋さんで提供されるので、
ベーススープに掛けたり、混ぜたりして作ります。
それも美味しいは美味しいのだけれど、
「廣東」のカレーそば、
ベースの発想が中華料理の土台の上にあって、
スープの粘度、絡まり具合、食感…ラーメン屋さんのそれとは、
同じカレーなのだけれど、異なって来ている様に思うんです。
中華鍋による加熱、その香ばしさ等が加わったからだと思います。
「他に無い」と断言してしまっても良いんじゃないかなぁ。
この「カレーそば」は。

2月の期間限定メニュウなので、今のうちに是非是非!ですよー。










えー、気楽なところで一生懸命…と言うことです。

2月、それぞれのお店に出掛けて行って、珈琲豆を買い求め、ほぼ自宅にて。






さてさて、
お馴染み、
Matsumoto Coffee Roasters Guild企画、第5弾であります。

最近…ホント最近、
いやむしろ、この流れの中で、High-Fiveさんに出掛けて行って、
ドミニカ共和国の「プリンセサワイニー」を飲んでみて、
珈琲豆の品種と名付けられた名称とがイコールではないと、
ちゃんと理解しました。

もちろん、単一農園から出ていて、その名前が付いたコーヒーもありますし、
今回の「エバーグリーン」の様に、
「ダラットの小農家」で栽培された珈琲豆に、
名前を付して販売…と言うか、卸していると言うのか…
プリンセサワイニーは後者のパターンで、
ワインっぽい(ワイニー)味わいだからこそ、と言う…
これまでも触れていたけれど、
また、日本酒だってクラフトビール、焼酎もそうなのだけれど、
「米の酒、清酒米、清酒ライス」なんて名前がない様に、
それでも「銀盤・米の芯」なんて言うものもありますし、
名付けは自由なものなので、
それがいったい何なのか…と言うことは、ちゃんと理解していた方が、
より楽しいんじゃないかなぁ、と。
(今回トップの写真は、そんなプリンセサワイニーを頂いた際のもの。
 後ろの袋の中に、エバーグリーンが入っているのでして)

今回は、標高1200mの地域、
ラムドン省ダラット地域の珈琲豆で、
原料処理は、ウォッシュド、Screen Sizeは18up、
品種は、カチモール(Catimor)とのこと。

今回も感想メモを起こす形で振り返ってみたいと存じます。
心に一滴でも参考になれば幸いで…
どうぞ、最後まで、お付き合いのほどを願っておきますが…。






Matsumoto Coffee Roasters Guild
情報は、下記 Facebook のページにて。

https://www.facebook.com/matsumotocoffeeroastersguild/ )

MCRG ギルド豆 Vol.1 「ルワンダ」
http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/2017624mcrghop-.html
「コーヒーの楽しさが、昨日より少し熱を帯びて続いて行く。(2017年6月24日)」

MCRG ギルド豆 Vol.2 「ニカラグア」
http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/20179mcrg-960f.html
「ジャバニカを飲み比べてみようぜ!(2017年9月)」

MCRG ギルド豆 Vol.3 「エチオピア・イルガチェフェ地区(G1・ナチュラル)」
http://sakesoja.naganoblog.jp/e2185446.html

MCRG ギルド豆 Vol.4 「パプアニューギニア・AA・ブヌン・ウー農園」
http://sakesoja.naganoblog.jp/e2201847.html










時系列を合わせて。
飲んだ順に書いて行きます。


【 Hop Frog Cafe:お店:エアロプレス 】




2月11日、Hop Frog Cafeにて。

店長さんが仰った…予想した通りの味わい、雰囲気でしたね。


コーヒーらしい香、アロマは麦っぽい。
甘味あり、HFCに通じてある系統の香味は、あまり感じないかも。

和三盆糖のお菓子、えんどう豆のお菓子。
お湯に麦糖を落としたような…
湯と比べると、甘味のある雰囲気。
軽やかな酸味、余韻はしっかり甘い。

酸が一瞬だけクレッシェンドして、
その後、ゼロ調整、素に戻り、甘い余韻がごく長い。

2口目は、1口目の余韻の中にまだあって、
酸の感じ方が変わって、でも素に戻ってを繰り返す。
飲むたびに、味わいが織り重なって感じられる印象。
落ち着いて来ると、とてもサッパリ飲むことが出来る。

カエルのお店の焙煎において、
主眼を置くのは「豆の個性を引き出したい」とのこと。
たぶん、これまでのアプローチと、
また違った個性を持った珈琲豆なんだろうな、エバーグリーン…と思いました。





【 かめのや:自宅:ウェーブドリッパー 】





2月12日、自宅にて。

2月11日に買い求めに出掛けると、すでに売り切れており…
途方にくれて、カエルのお店を訪れると、
1回分で良ければ個人用に購入したものを分けてあげられる…とのこと。
本当に、本当に有り難かったです。
事前情報でも、
いちばん強い焙煎を掛けたとのことだったので、興味がありましたから。
こうして飲み比べて、書いて記録をして…
「あぁ、今回はダメっぽい」と諦めてしまっていたので、
本当に助かりました。


ロースト香、強い。
甘味少ない香にヘーゼルナッツ、カシューナッツ、少し香草。

飲んでみると、わりと苦く感じる。
お湯の量をちゃんと測って入れたのだけれど、
抽出が強く掛かってしまったのだろうか…と寸時考える。

けれど、そのあとにスーッとした印象が出て来る。
苦味は強め、酸が少なく、渋さも強くないので、
殊更、苦味が強調されるのかも。
味の調和が崩れた感じはしないので、適正範囲で抽出できていると思い直す。

カエルのお店のエアロプレスより、余韻は早く終わる。
甘い余韻が続くのではなく、スパッと終わる。
ほろ苦く、酸の酸っぱ味ではなく、
苦味渋味と共に、じんわり酸が伸びて来るような印象。

ロースト系の苦い余韻が特長的に余韻にある感じ。
やはり焙煎が強く為された分のキャラクターを味わう。

YOKOさんは、「苦味強い」とのこと。





【 Hop Frog Cafe:自宅:ウェーブドリッパー 】





2月12日、自宅にて。

香で…
ココア、柔らかい。
芳しくて、ほの甘さが出ている。ココアクリーム。
バニラ、キャラメルミルク、少しお線香。
若草イメージのミルク、チョコのあっさりしたタイプのもの。
チョコストロベリー感も。少しクランベリー。

飲んでみると…
スイート、甘いキスチョコ、
空気感、スープ感、浅いけど旨味、ダシみたいな感じ。
スマートだけど、柔らかさもある。
エアロプレスより、余韻の出方は浅く、
でも、ちゃんと甘味のコクあり、後半(アフター)の那智黒の飴感も符合する。

YOKOさんは、「飲みやすい。苦味渋味酸の嫌さない。
私、こう言うコーヒーは良いと思う。飲みやすい」…とのこと。


MCRGのFacebookページの紹介などを見ても、
どの焙煎士さんも、
“特徴がないことが特徴の豆エバーグリーン”に、
苦戦…いや、苦心?
それは楽しみでもある、腕の見せ所と銘打っても良いような、
今回、第5弾のギルド豆であったと思います。

エバーグリーンの特徴の無さから、
その素っ気無さを最大限に引き出すと言う…
…何とも難しい日本語の用法になるのですが、
その実現に近かったのかも知れませんね。
自分が抽出して、YOKOさんに飲んでもらう…
…今回、いちばん良い反応があった1杯でした。





【 Hi-Five:自宅:ウェーブドリッパー 】




胡椒、スパイス感、シナモン、緑茶。
東洋イメージ、麝香、ドライジンジャー。
ここで、再び胡椒感が戻って来る。そして、干からびたウッディさ。
ドライナッツ系。油の少ないタイプ。
ナッティさが、すごく香ばしく硬く、そして華やか。

飲むと、こんな「ぽっ」とシンプルなんだなぁ…って思う。
ここでも「あ、淹れ方薄かったかも」と瞬間は思う。
けれど、余韻にしっかりした苦味を感じ取り、
それは、くどさが無く、苦味の向こう側に甘味が残る印象。
HFCと共通項を感じる時もあるけれど、基本は異なる感覚。

温度が下がって来ると、さらに甘味、ミネラル、スパイス。
ベースのシンプルさが光って、どこかクリーム感も出て来る。
クリーム感はオイリーさ…に通じているのかなぁ、と。

YOKOさんは「香ばしい、軽い」とのこと。





【 CAFE THE GROVE:自宅:ウェーブドリッパー 】





ちゃんとローストされた香。
ベーコンほど強くはないけれど、ハムくらいの燻製香があるかも。
…燻製香と言うより、もっと木を焦がした甘い香が近い。

奥に少し柑橘類、濃いドライベリー系。
シンプル、焙煎の気配、吸えば吸うほどに生まれて来るローストの香。
ナッツっぽさもある。アーモンド。

酸あり。ファーストはとてもミネラリー。
シンプルで、コンソメの様な味の太さがある。
これは酸の効果ではないだろうか。トマトのそれの様な。
余韻も太く、柔らかい。塩味のダシ感。
苦さ少なく、渋味も中程度。麦茶や番茶の気配。
重さも適度にある。
飲むとシンプル…だけれど、その中にオイリーさがありそう。
舌先が滑らかで、どこか朝日村のシュトラッセに近い思想を感じる。
余韻の伸びは、カエルのお店に次いで長め。

YOKOさんは「苦味がある。嫌味なところがない」…とのこと。






感想メモは、以上。
今回も、しっかり楽しませて頂きました。

全体に見られる特徴は、なるほどシンプルさだと思います。
シンプルだからこそ、
そっと感じられる香味が特徴となって気付き、印象に繋がる感じ。

カエルさんとカフェ・ザ・グローブにスープ感(酸、旨味)を感じ、
ハイファイブとカフェ・ザ・グローブに木の焦がしたニュアンスを感じ。

ナッツ感もそれぞれ得ているのですが、
ロースト深度によって出て来るオイリーさの差によって、
油を感じやすいナッツか、香ばしさ優先ナッツか…
…など差が出ている様に思います。

余韻の甘い風合が、とても好ましく、
エアロプレス抽出は、
やっぱりエアロプレスだからこその余韻であった様に思います。

ベトナム…と言うことですが、
カエルのお店の袋に「ヴィエトナム」と書いてあった事も印象的です。
たぶん、本来の発音は、そう発するんだろうなぁ、と。

こうして、それぞれのお店に出向いておりますが、
ギルド豆以外にも、
もちろん幾種類も焙煎されておられて、
実際に味わってみても、またテスターを用いたり、
お話を聞いたりしてみると、
どの味わいも、とても興味深く、それを家でも体験できる、
テイクアウトできると言う事は、
日常のコーヒー事情を、より豊かにしてくれる様な気がします。



それぞれのお店ごと、
ベトナム・エバーグリーンの在庫状況は異なっていると思いますので、
もし、ご入手の際はお問い合わせを推奨します。
(2月18日、カエルのお店は、もう少しで終焉…と、
 最新情報を更新されておりましたね)

今回はHigh-Fiveさんで、ドミニカ・プリンセサワイニー、
Cafe The Groveさんで、
タンザニア・キゴマ・キボー・ディープブルーAAも購入しています。
プリンセスワイニーは独特のナチュラル系の風合が面白く、
タンザニアは、テスターで香ってみると、
ツンとした若い香、リンゴの様な香が、
抽出することで、どんな風に広がるのか…と興味を持ったからでして。


今回も、コーヒーをとても良く、楽しませて頂きました!

ありがとうございましたっ!

< 2018年02>
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