2018/12/21
・
・
その日は〆に、時にはお昼ご飯にも。

気楽なところで、一生懸命…と言うことですが。
11月23日、塩尻市広丘界隈、破天荒にて。
・
・
焼きそばを続けて。
噺が前後してしまっておりますが、
この2日後に、「廣東」でも焼きそばを食べているんです。
実際にも続けて食べている…、
それを先んじて、昨日の更新にした訳ですけれど。
続けたからって、お店ごとの個性と言うのでしょうか…
「焼きそば」としての音読は同じであっても、
全く異なる印象を感じております。美味しさの方向性も。
カレーを食べた翌日に、グリーンカレーを食べられますか?
僕は大丈夫です。それは別のものです。そう言う事なんです。
食べたことがないけれど、
長野市の「いむらや」の焼きそばもソウルフードと聞きますし、
上田市の「日昌亭、福昇亭」、
松本だったら「たけしや」ですよね。
毎日日替わりにしたって、やっぱり別々の個性的な美味しさで。
・
「野菜炒め」と「肉野菜炒め」があったとき、
僕は、お財布事情もありますが、
その日の流れと気分で選ぶ場合が多いですよ。
「肉」は、頑張った日のために取りおきたい心持ち。
「今日は頑張ったんだー!」って、「肉野菜炒め」を食べたい。
でも、不思議と「破天荒」の焼きそばだと、そうも行かない。
関係性としては、「五目焼きそば」と「えび入り五目焼きそば」になり、
「えび入り五目焼きそば」にしてしまうんです。
大振り、ぷりっぷりの海老がないと、
「やった!食べた!」感が出てこない。
「野菜炒め」を食べても「野菜炒めを食べた」と脳が認知しますが、
「破天荒の五目焼きそば」では「破天荒で焼きそばを食べた」と認知できない…
「破天荒では海老とは、即ち焼きそばのことである」と言う等式が出来上がる…。
…何だか禅問答の様相になりつつありますが。
どうでしょう。風味として甲殻類の殻で炒めている訳ではないので、
強く海老風味は香らないのだけれど、
海老の大きさや量によって、ふわっと軽く海老の甘い匂いは届き、
たっぷりの野菜と共に、時折出会う海老の旨さは格別です。
焼きそばのソバは、どちらかと言うと千切れていて、
「そばをすする」ほどではないけれど、
その分、そばめし感もあって、
「焼きそば」で十分にボリュームがあるから、
ライスがなくても良いけれど、ライスとの食べやすさも伺えます。
茶色く色づいたソバは蒸した色合いをしていて、
とても香ばしく、野菜と一緒に食べやすく。
「破天荒の味だなぁ」って思って好きなんです。
チャーハンも好きだけど、
食べに行くと、〆として悩むメニュウは、
「えび入り五目焼きそば」と「ジャージャン麺」ですね。
ぬあー!思い出すと、どちらも食べたくなって来ます。
何を食べても「早い、旨い、安い」のお店かな、と。
では、焼きそばを二晩続けてお付き合い頂いた…てンで、
本日は、ここまで。
流石に明晩は焼きそばにはなりませんが、
何か、また美味しいものでお迎え致しますので、
どうぞ、足をお運びくださいませ。
それでは、それまで。
ありがとうございました。
・
その日は〆に、時にはお昼ご飯にも。
気楽なところで、一生懸命…と言うことですが。
11月23日、塩尻市広丘界隈、破天荒にて。
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焼きそばを続けて。
噺が前後してしまっておりますが、
この2日後に、「廣東」でも焼きそばを食べているんです。
実際にも続けて食べている…、
それを先んじて、昨日の更新にした訳ですけれど。
続けたからって、お店ごとの個性と言うのでしょうか…
「焼きそば」としての音読は同じであっても、
全く異なる印象を感じております。美味しさの方向性も。
カレーを食べた翌日に、グリーンカレーを食べられますか?
僕は大丈夫です。それは別のものです。そう言う事なんです。
食べたことがないけれど、
長野市の「いむらや」の焼きそばもソウルフードと聞きますし、
上田市の「日昌亭、福昇亭」、
松本だったら「たけしや」ですよね。
毎日日替わりにしたって、やっぱり別々の個性的な美味しさで。
・
「野菜炒め」と「肉野菜炒め」があったとき、
僕は、お財布事情もありますが、
その日の流れと気分で選ぶ場合が多いですよ。
「肉」は、頑張った日のために取りおきたい心持ち。
「今日は頑張ったんだー!」って、「肉野菜炒め」を食べたい。
でも、不思議と「破天荒」の焼きそばだと、そうも行かない。
関係性としては、「五目焼きそば」と「えび入り五目焼きそば」になり、
「えび入り五目焼きそば」にしてしまうんです。
大振り、ぷりっぷりの海老がないと、
「やった!食べた!」感が出てこない。
「野菜炒め」を食べても「野菜炒めを食べた」と脳が認知しますが、
「破天荒の五目焼きそば」では「破天荒で焼きそばを食べた」と認知できない…
「破天荒では海老とは、即ち焼きそばのことである」と言う等式が出来上がる…。
…何だか禅問答の様相になりつつありますが。
どうでしょう。風味として甲殻類の殻で炒めている訳ではないので、
強く海老風味は香らないのだけれど、
海老の大きさや量によって、ふわっと軽く海老の甘い匂いは届き、
たっぷりの野菜と共に、時折出会う海老の旨さは格別です。
焼きそばのソバは、どちらかと言うと千切れていて、
「そばをすする」ほどではないけれど、
その分、そばめし感もあって、
「焼きそば」で十分にボリュームがあるから、
ライスがなくても良いけれど、ライスとの食べやすさも伺えます。
茶色く色づいたソバは蒸した色合いをしていて、
とても香ばしく、野菜と一緒に食べやすく。
「破天荒の味だなぁ」って思って好きなんです。
チャーハンも好きだけど、
食べに行くと、〆として悩むメニュウは、
「えび入り五目焼きそば」と「ジャージャン麺」ですね。
ぬあー!思い出すと、どちらも食べたくなって来ます。
何を食べても「早い、旨い、安い」のお店かな、と。
では、焼きそばを二晩続けてお付き合い頂いた…てンで、
本日は、ここまで。
流石に明晩は焼きそばにはなりませんが、
何か、また美味しいものでお迎え致しますので、
どうぞ、足をお運びくださいませ。
それでは、それまで。
ありがとうございました。
2018/12/21

肥前佐賀2蔵目。三養基郡基山町・基山商店「基峰鶴」にて。よくTLで見掛けますね。そのラベルを参考に。正方形を2個掛け合わせて鶴の図案。こう思うと佐賀県の日本酒は比較的首都圏に出易いのでしょうか。良質さもあり、ちょくちょく見かけますね〜。
追記:
アニメ「ゾンビランドサガ」、最終回が放送され始めましたね。
途中で「あのオッサン、どうなったんだろう」と思っていた、その伏線を第2期に回収するのかな?かな?
…と言う展開、まだまだ続きそうで、心から嬉しく思います!
まだまだ「フランシュシュ」の活躍を見たい!!
おっと、「基峰鶴」の印象的な八角形は1年位前から…でしょうか。
東京の酒屋さん、居酒屋さんのアカウントを比較的多くフォローしている中で、
ちょくちょくと流れて来ている印象です。
「どこの県なんだろう、そして"キホウツル”って読みで良いのかしら…」と眺めていました。
まだ、飲んだことがありませんが、いつかお取り寄せして飲みたいですね。
佐賀県は「天吹」「七田(天山)」蔵が、
首都圏への開拓を10年以上前から先んじて進めておられて、
それを後進の皆さんが追いかけてらっしゃっている…そんな印象もあります。
両蔵の発想は、何年も先へ進んでいたのだなぁ、そう思いますし、
昨日、「天吹」のホームページを見て、更に思いを深めました。
2018/12/20
・
・
ご飯にもメッチャ合う焼きそば。

気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
11月25日、松本市緑町、廣東にて。
・
・
「ソバを焼くから“焼きそば”なんだ」
…とは、ずーっと親父さんが仰っていて。
カタ焼きそば…なんて言われる、
パリパリに上げられた麺で食べるスタイルもあるけれど、
やっぱり、どうしても油は多くなってしまう…
油が多くなると、塩気は増えて行く…
それもそれで美味しさだけれど、
油で揚げなくたって、中華鍋を使いこなせば、
こんがり焼き上げられる、焼きそばになる…
それは美味しい!
…を体験できる、
緑町は中華料理の「廣東」の焼きそばシリーズ。
レギュラーメニュウでは、こちら。
五目焼きそば、
えび焼きそば、
ぺペロン焼きそば、
カレー焼きそば、
麻婆焼きそば……どれも美味しい。好きです。
期間限定の黒板メニュウで、
更に新しく…、いやグランドメニュウにないだけで、
長くお店を続けていらっしゃる「廣東」のことですから、
その多彩な引き出しに、
いつもストックされてはいるのでしょうけれど、
「ホイコーロ焼きそば」なるメニュウに出会いました。
黒板メニュウは、
平日なら夜だけ、土日ならばお昼の時間でも注文が出来る…
そんなシステムで、
訪れていた日が日曜日でしたから、
「いやあ、これは嬉しいぞ!」…と、飛び付きました。

冒頭の写真、再び。
赤い見た目。
味は、いわゆるピリ辛より、ちょっと辛め。
でも、辛さと同時に甘味がしっかり入って来て、
味噌焼き系の甘旨さが感じられて、
レギュラーのそれぞれとも大きく違っていて、
出会い、それが嬉しくなる美味しさ。

ご飯もお願いしていましたが、
この采配を心から喜びました。
焼きそばとの香ばしさコラボも美味しいですし、
ホイコーロ部の辛さ、甘辛さが、ご飯に相性抜群!
「あー、この美味しさは、深みある旨さは、あれだ、赤味噌かなぁ」
…漠然と思っていました。
味がある。田舎味噌系の和やかな空気感ではなく、
しっかりした塩気…塩分濃度が濃いと言う意味ではなく、
塩の美味しさがあると感じていました。
それも、とても甘味と相性が良い味噌だと思う…
赤味噌、八丁味噌の様な色の濃いお味噌に、
豆板醤や豆鼓醤を用いたような印象を抱きます。
味噌があるから、きっとご飯にも最高に合うんだろうなぁ、と。
…親父さんに聞いてみると、赤味噌ではなく甜麺醤とのこと。
自分が甜麺醤を使うと…使ったことがあるのですが、
甘味があり、その分全体に重みが付く醤だと思っています。
美味しいし、焼き物に使うとコクも出るし…
ただ、くどさも平行線状に持つ気がして、
使いこなせていない…そう思っています。
使ってもアクセントとして。
こんなにしっかり個性を出して使う事が出来ていません。
あぁ、もしかしてしっかり炒め、かつ辛味と上手に組み合わせれば、
もっともっと美味しく料理が出来るのかも。
こんな風に、甜麺醤を炒めた時にだけ出る香ばしさを、
使いこなせるのかも……そう思います。
こう言う風に思うと、いつも親父さんは…
このブログでは、何度か登場しているセリフですが、
「プロですんで、家庭より美味しいものを作れなくっちゃ」
…その説得力ある言葉。至極納得。
納得することが嬉しい…そう思ったりするくらい。
甜麺醤を使って、香ばしさをここまで引き出せるのか…
すごーくそう思いますし、やっぱり「廣東はウマイな!」と思うし。
あの言葉は、ヒーローが敵役をやっつけた後のセリフに近くて、
言われて、
「だからこそ、こうして美味しさを求めて食べに来ているんだなー」
…と実感することが、好きなんだろうな。自分は。
・

YOKOさんは、おかみさん仕様の辛くした「麻婆麺」を。
本来の「麻婆麺」の色は、もっと赤い感じ。
辛くすることで、赤黒い色彩が増します。
唐辛子類を炒め始めると、不思議と店内に咳き込む人が増えるメニュウ。
YOKOさんはいつも言うのです。
「ただ辛いだけじゃあダメ。辛いけど、ちゃんと美味しいことがたいせつ」
…まさに、その味。
・

そうして辛味を堪能した後に、
こうして自家製の「焙じ茶プリン」を頂く至福。
攻撃的な、アグレッシブな、食べて燃やす様な、
燃焼系の…そうしたメニュウのあとに、
ミルクプリン系の優しい甘味は、心に刺さります。美味しい。
・
・
…と言うところ、ここでお開き。
今週は月曜日、火曜日と仕事や用事があって走れずにいて、
水曜日は雨と雪が混じり、
今!ようやく木曜日になって走る時間を確保できそうで、
「いざ!その前にブログを書くぜー!」…と、
勢いをつけて書いております。誤字脱字あったら是非教えて下さい。
そろそろ年末が近づき、
1年ぶりの「廣東」のクリスマスチキンにありつける時期になって参りました。
ああー、今からもう食べたい。
そう思ったらば、今日のブログを書いていたと言う…
…それでは、走りに行って参ります。
明晩も、是非お会い致しましょう。
ありがとうございました。
(ホイコーロ焼きそばは黒板メニュウだったので、
現在は提供されていないかも知れません。
ただ、廣東のちゃんと焼く焼きそば、是非ともー!)
・
ご飯にもメッチャ合う焼きそば。
気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
11月25日、松本市緑町、廣東にて。
・
・
「ソバを焼くから“焼きそば”なんだ」
…とは、ずーっと親父さんが仰っていて。
カタ焼きそば…なんて言われる、
パリパリに上げられた麺で食べるスタイルもあるけれど、
やっぱり、どうしても油は多くなってしまう…
油が多くなると、塩気は増えて行く…
それもそれで美味しさだけれど、
油で揚げなくたって、中華鍋を使いこなせば、
こんがり焼き上げられる、焼きそばになる…
それは美味しい!
…を体験できる、
緑町は中華料理の「廣東」の焼きそばシリーズ。
レギュラーメニュウでは、こちら。
五目焼きそば、
えび焼きそば、
ぺペロン焼きそば、
カレー焼きそば、
麻婆焼きそば……どれも美味しい。好きです。
期間限定の黒板メニュウで、
更に新しく…、いやグランドメニュウにないだけで、
長くお店を続けていらっしゃる「廣東」のことですから、
その多彩な引き出しに、
いつもストックされてはいるのでしょうけれど、
「ホイコーロ焼きそば」なるメニュウに出会いました。
黒板メニュウは、
平日なら夜だけ、土日ならばお昼の時間でも注文が出来る…
そんなシステムで、
訪れていた日が日曜日でしたから、
「いやあ、これは嬉しいぞ!」…と、飛び付きました。
冒頭の写真、再び。
赤い見た目。
味は、いわゆるピリ辛より、ちょっと辛め。
でも、辛さと同時に甘味がしっかり入って来て、
味噌焼き系の甘旨さが感じられて、
レギュラーのそれぞれとも大きく違っていて、
出会い、それが嬉しくなる美味しさ。
ご飯もお願いしていましたが、
この采配を心から喜びました。
焼きそばとの香ばしさコラボも美味しいですし、
ホイコーロ部の辛さ、甘辛さが、ご飯に相性抜群!
「あー、この美味しさは、深みある旨さは、あれだ、赤味噌かなぁ」
…漠然と思っていました。
味がある。田舎味噌系の和やかな空気感ではなく、
しっかりした塩気…塩分濃度が濃いと言う意味ではなく、
塩の美味しさがあると感じていました。
それも、とても甘味と相性が良い味噌だと思う…
赤味噌、八丁味噌の様な色の濃いお味噌に、
豆板醤や豆鼓醤を用いたような印象を抱きます。
味噌があるから、きっとご飯にも最高に合うんだろうなぁ、と。
…親父さんに聞いてみると、赤味噌ではなく甜麺醤とのこと。
自分が甜麺醤を使うと…使ったことがあるのですが、
甘味があり、その分全体に重みが付く醤だと思っています。
美味しいし、焼き物に使うとコクも出るし…
ただ、くどさも平行線状に持つ気がして、
使いこなせていない…そう思っています。
使ってもアクセントとして。
こんなにしっかり個性を出して使う事が出来ていません。
あぁ、もしかしてしっかり炒め、かつ辛味と上手に組み合わせれば、
もっともっと美味しく料理が出来るのかも。
こんな風に、甜麺醤を炒めた時にだけ出る香ばしさを、
使いこなせるのかも……そう思います。
こう言う風に思うと、いつも親父さんは…
このブログでは、何度か登場しているセリフですが、
「プロですんで、家庭より美味しいものを作れなくっちゃ」
…その説得力ある言葉。至極納得。
納得することが嬉しい…そう思ったりするくらい。
甜麺醤を使って、香ばしさをここまで引き出せるのか…
すごーくそう思いますし、やっぱり「廣東はウマイな!」と思うし。
あの言葉は、ヒーローが敵役をやっつけた後のセリフに近くて、
言われて、
「だからこそ、こうして美味しさを求めて食べに来ているんだなー」
…と実感することが、好きなんだろうな。自分は。
・
YOKOさんは、おかみさん仕様の辛くした「麻婆麺」を。
本来の「麻婆麺」の色は、もっと赤い感じ。
辛くすることで、赤黒い色彩が増します。
唐辛子類を炒め始めると、不思議と店内に咳き込む人が増えるメニュウ。
YOKOさんはいつも言うのです。
「ただ辛いだけじゃあダメ。辛いけど、ちゃんと美味しいことがたいせつ」
…まさに、その味。
・
そうして辛味を堪能した後に、
こうして自家製の「焙じ茶プリン」を頂く至福。
攻撃的な、アグレッシブな、食べて燃やす様な、
燃焼系の…そうしたメニュウのあとに、
ミルクプリン系の優しい甘味は、心に刺さります。美味しい。
・
・
…と言うところ、ここでお開き。
今週は月曜日、火曜日と仕事や用事があって走れずにいて、
水曜日は雨と雪が混じり、
今!ようやく木曜日になって走る時間を確保できそうで、
「いざ!その前にブログを書くぜー!」…と、
勢いをつけて書いております。誤字脱字あったら是非教えて下さい。
そろそろ年末が近づき、
1年ぶりの「廣東」のクリスマスチキンにありつける時期になって参りました。
ああー、今からもう食べたい。
そう思ったらば、今日のブログを書いていたと言う…
…それでは、走りに行って参ります。
明晩も、是非お会い致しましょう。
ありがとうございました。
(ホイコーロ焼きそばは黒板メニュウだったので、
現在は提供されていないかも知れません。
ただ、廣東のちゃんと焼く焼きそば、是非ともー!)
2018/12/20

今日から肥前佐賀1蔵目。三養基郡みやき町・天吹酒造「天吹」にて!グッズとして販売されている「樽型ちょこ」を参考にしました。花酵母をその初期から支える蔵元でもあります。陶器盛んな佐賀だからこそのアイテムかと。
HPの見せ方や、蔵見学申し込みフォームも先進的ですし、
リキュール類も、とても目の付け所が良い、つい気になってしまうものが多く、
そう、季節限定酒のデザインも似たものがないですよね。
それを見たら「天吹」だと分かるようなものがあって、とても上手に印象付けてくれていると思います。
でも、それらは日本酒の味とは、印象こそ受けるにしても別のもの。
…それで、しっかり味も首都圏でも活躍する美味しさなのだけら、本当素晴らしい蔵元さん。
そんな風に思っています。
2018/12/19
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玄米の厚みある味わいに合う、やさしいカレー。
気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
11月18日、辰野町横川渓谷界隈、農民家ふぇ あずかぼにて。
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・
えー…さて、そう言う訳でございまして…。
先達ての続きにて、またしばらくのお付き合いを願っておきます。
YOKOさんがランチプレートをお願いしたので、
僕は、土日限定と言うカレーセットをお願いすることにしました。
「カフェめし」…って言うのでしょう。
昨今、カフェと言えばカレーと言う印象がどことなくございます。
たまたま、重なっただけなのかしら。
子供の頃は、カフェなんて言い方をしなかった頃には、
「スパゲッティ」とかね。「パスタ」じゃあない。「スパゲッティ」です。
実家近くに松本市城山公園「憩の森」があるので、
喫茶店ではカレーを出す場合がある…と言う事は、馴染みがあります。
「憩の森」は10年以上も前には出掛けているので、さて、初めてはいつだったんだろう。
この辰野界隈にある「こめはなや」さんに出掛けて行ってもカレーはあるし、
ただいまこちら、「あずかぼ」さんもカレーだし、
Facebookでお見かけした安曇野の「こだま食堂」さんもカレーであります。
確か、上土の「8オンス」お隣の「想雲堂」もカレーがあって、
緑町の「厨十兵衛」お隣の「Something tender」もカレーがあったような。
カレーは、こってりにもあっさりにも、
マクロビオロジックにもヴィーガン仕様にも作ることが出来ますし、
保存が利きますし、
五穀米、十穀米、玄米、酵素玄米などなど、
カフェを利用する一定層に的確に見合う食べ物…と言う側面もあるのかしら、と。
また従業員さんが多いカフェでは、
もっと洋食屋さん的なメニュウである場合が多いので、
(Cafe the Groveとか、かえってタリーズなどの大手もパスタなどの印象がある)
小さなカフェこそ、カレーが何にせよ“ちょうど良い”のかしら…。
そう考えたりします。
逆に、小さくともカレーでないお店は珍しいのかなぁ。
塩尻・mingle、岡谷・うさカフェなどなど。
ごはんカフェも一文化として興されている心持ちも…まぁ、まぁまぁ、
考え始めると、果てしがございませんで、このあたりで。
カフェ学、歴史と好み、形態の転変って突き詰めると面白そうですね。
文化ですもんね。
・
改めまして、お写真を。
「特製インド風カレー」
これを「玄米」で。
玄米かぶづき米かを選べますが、当日は玄米のみ選択可能。
副菜セットもランチプレートと重なる部分があり、充実しています。
カレーは、とても優しいテイスト。
強い刺激などはありません。
野菜の味、今回は「有機ひよこ豆とジャガイモのカレー」だったので、
豆の甘味もよく出ていて、
それが玄米のもちっとした食感、甘味の太さに合い、美味しく頂きました。
プラス200円のコーヒーセット、
“ちょっとした”ミニスイーツですけれど、
こう言うものがあると胃が落ち着くと言うか、
ありがたいものだな、と思います。
サツマイモとリンゴを煮て合わせたもの…でしょうか。
きっと砂糖は使っていないでしょう。
むしろ、調味料もほとんど無く、自然な甘さでした。
「ブレンドコーヒー」と「グレイン」を選ぶことが出来ます。
「グレイン」は「穀物」と言う意味ですが、
(ウイスキーなどで使われるグレーンと同義かと)
カフェインレスの飲み物で、
麦焦がし系の香ばしさがあり、珈琲豆の様なオイル感がなく、
匂いこそ、コーヒーにも近い香ですが、飲んでみるとお茶の様に、
ごくアッサリした味わいで、特徴的な匂いも持ち、
実に面白いものでした。
何でも、何種類かテイスティングした中で、
美味しいと思うことが出来るものを扱っているのだとか。
…と、こんなところで本日はここまで。
ちょうどお時間となっております。
横川渓谷と言う風光明媚な場所に、
古民家を使いやすく改装して営んでおいでの
「あずかぼ」について申し上げて参りました。
何か、ご参考になりますれば幸いでございます。
それでは、また。
本日は、ありがとうございました。
2018/12/19

安芸備後広島49蔵目。尾道市・吉源酒造場「寿齢、おのみち」にて。尾道市に唯一残る蔵元さん…ですよね。「村上水軍」は、また別のニュアンスですし。「寿」の横線が全5本の書き方で、4本構成で書いてしまい、全体のバランスを崩しました。広島書き上がりですが、やはりまだまだ練習が足りません。明日からは佐賀県!また頑張って行きたいと存じます。
追記1:
一覧を酒造組合HPから得ているので、尾道市因島・濱岡酒造については「村上水軍」の銘柄を持っていらっしゃるけれど、現在は主体が飲料卸業になっているので、割愛。ラベルも複数ない訳で、なかなか取り上げにくい。因島にはかつて7蔵あったそうだけれど、2013年、備南酒造を最後に全て廃業とのこと。
一覧、全蔵…と考えて動いていると、
「酒造組合に加盟していない蔵元」、この情報は運が良くないと手に入らない心持ちです。
また「自醸」に関しても悩みどころで、
自醸されていなくとも、酒造組合に属し、酒造業に携わる中の銘柄は、是非書いて行きたいです。
そこで線引きを取ろうと思いました。
「村上水軍」については、卸業が主であり、日本酒は他から買い求めたもの…なので、割愛する。
主体となる業が酒造以外を含めるとなると、
例えば、酒販店、販売業がオリジナルラベルを作って売り出しても「1銘柄」となるので、調べ切れません。
追記2:
「寿」の字体にはビックリしました。
旧字には様々な書体があり、線の数は多くバラバラなのですが、
現代字体に近い「寿」で1本多いことは、見てはいたのに認識が疎かでした。
広島と言う近代日本酒の中核を担った土地柄、続けて書いて来た最後を、
しっかりと美しく飾りたかったけれど…
もっともっと勉強して、もっと上手な字を書いて行くことが出来るよう、
精進して明日を目指したいと存じます。
2018/12/18
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12月末×夜限定のメニュウ。
これも目を見張る美味しさでした。
気楽なところで、一生懸命…と言うことですが。
12月14日、南箕輪大芝高原界隈、麺づくり蒼空にて。
・
・
えー…二夜、二晩続けての麺のお噂にて、お付き合い願います。
当日の僕のツイートは、こちら。
うっひょー!鴨かけと、鴨つけのスープ割、違うもんだね!
鴨かけの濃密さ、鴨オイルと言うか、
鴨皮部分をローストした類の抽出油みたいな香ばしさを感じるぞい。
…こう、ツイッターは「つぶやき」ですからな。
落語っぽくないツブヤキも当然に出ます。ええ。
「うっひょー」はデレステで言うキャラクターがいるんでございます。
耳に残って心地が良いもので、ついつい出てしまうんです。
オタクなんです。ええ、ええ、あしからず。
それを言いたいんじゃアなくて。
失礼な発想かも知れないと先に申し上げておきますが、
鴨つけのスープを、スープ割りしたら、
鴨かけ(ラーメン)のスープと同じになっても良いかも。
…と考えもしました。つけ麺はスープが少なめ、ラーメンは多め。
少なくとも似た部分はあるんじゃないか、と。
それが大きく違っていた。
スープ割りは、他のレギュラーつけ麺と同じスープで割るのです。
もちろん、詳細なところは異なるのでしょうけれど、
むしろ、昨年までの「鴨つけ」的な形態。
「鴨×鴨かけ」ですから。
鴨スープ率が、とても高い…と言う事になるみたいで、
「鴨×鴨つけ」でも、濃厚に感じていたスープが、鴨濃度が、
より一層、深さを増して味わう事ができる…これは驚きました。
スープの表面にも鴨オイルと思しき層が見えて、
鴨の香を感じますが、どちらかと言うと、
鴨皮部分をローストした類の抽出油…みたいな印象を抱きました。
ずっとずっと昔、「俺らラーメンちょもらんま」が白板にあった頃、
提供直前に鶏を炙って匂いを加えた「とり塩」と言うメニュウがありましたが、
これに近い。鴨の良い脂を加えた感覚。
それがロースト時のオイルなのか、例えば炙ったものなのか…
それは分かりませんが、鴨を煮出しただけでは得がたい、
とても香ばしい風味が「鴨×鴨かけ」にはあって、すごく美味しい。
冷水にさらして引き締まった食感のつけ麺と同じ麺。
食感こそ、もちろんつけ麺とは異なりますが、
スープをたっぷりと身にまとわせて口に運ばれる…
麺のハッキリした食感は健在で、
すすり心地良く、でも十分に滑らかで
鴨オイルに溢れた風味を味わう事が出来て、
ものすごく気に入りました。
スープスタイルと言うことで、
「よくある鴨南蛮とかより、ずっと濃厚」と何となく思っていましたが、
汎用のそばつゆに鴨を加えた、煮出した鴨南蛮に比べ、
スープが鴨ダシなんですもの。濃くて当たり前。
当たり前だけれど、なかなか出会えるものではないし、
鴨の美味しさを、より深く知ることが出来た…
知識だけでなく、もちろん美味しさ含めて、
食後の満足度、とても素晴らしい心持ち、その領域へ。
「鴨×鴨かけ」の山葵は、こんなカタチ。
想像ですけれど、すりおろしている間に、
麺の美味しい時間帯を過ぎてしまうから…かも。
良い噂、本当にその通りでした。
食べてみて、「食べておいて良かった!」と思う美味しさ。
いつも通りに、
「ジャコと水菜のサラダ」と…
焼き餃子(5個)をお願いしています。
これ、何気にそれぞれハーフサイズ、ミニサイズも用意されていて、
そうした痒い所に手が届く設定も、
「蒼空」の良さではないか…なんて常々思います。
・
・
その後の大芝高原温泉・大芝の湯では、温泉以外にこんな見所も。
(130)大芝高原温泉・大芝の湯に来ています。
館内はVC長野トライデンツの躍進が垣間見える雰囲気になっておりました。
地域の雄ですもんね。
広い浴室が、やはり心地好いです。
ミルキーバスで、ゆっくりした後、内湯で温まってフィニッシュ。
…とのこと。
大芝ローメンやおもてなしプリンと行ったお土産物も増えていて、
VC長野トライデンツ、松本山雅が初めてJ1に昇格した年と同様に、
かなりV1リーグで苦戦してはおりますが、
やはり地域から全国に出て行くと言う事は、活気に繋がりますね。
良い試合、そして勝利を期待したいと思います。
さて、こんなところで、本日もお時間となっております。
二晩、続きました麺の噺も、ここでお開きとさせて頂きます。
また明晩は、別の噺にてお会い致しましょう。
それでは、それまで。
ありがとうございました。
2018/12/18

安芸備後広島48蔵目。三次市甲奴町・山岡酒造「瑞冠、いい風」にて。右に「いい風」のラベル、左に「瑞冠」のこわっぱラベルを配置、参考にしました。本当は風の字の払いは、もっと長くないといけないのですが。
比較的、首都圏だったりTLでも見かける蔵元さんですね。
Google検索で菰樽写真を探すも、「瑞」の字に反応するのか、
熊本の「瑞鷹」蔵、および「くまモン」が多くヒットしました。
「瑞冠」の字は、くだけた隷書風に見えますが、
大吟醸級は行書のとても美しい自体になっています。
じゃあ、それを参考にすれば…と思いはしますが、
「こわっぱ」を描くならば、やっぱりこっちが似合うのかなぁ、と。
2018/12/17
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12月末の営業日までの限定なので、
気に留まったなら機会を作りましょう!
気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
12月14日、南箕輪大芝高原界隈、麺づくり蒼空にて。
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限定期間の締め切り日が近付いておりますので、
今日明日と集中して書いて行きたい…と言うところ、
一席のご愉快を願っておきますが…。
えー…毎年の定番になりました。
季節の風物詩であります。10月から12月は鴨。
南箕輪、僕らが出掛ける際には、
必ずや、すぐ近くの大芝高原温泉・大芝の湯を含めて訪れる、
「麺づくり蒼空」へ。
昨年は、間が悪く食べられなかったのだけれど、
今年は滅法…と言っても、
元々、たいそう評判の良いお店の期間限定メニュウですから、
もちろん良い噂を伺うものの、
殊更に、「良い」と伺って出掛けて参りました。
昨年までとの変化として、いちばん分かり易いものが、
スープ、その色。
昨年までは醤油の溶け込んだ黒に近い色合い。
今年は金色。
スープにも鴨が使われる様になり、
メニュウ名も「鴨×鴨」となりまして。
明日、
「鴨×鴨かけ」と言う湯麺スタイルのメニュウで触れますが、
つけ麺で食べるとき、ラーメンとして食べるとき、
それぞれに鴨オイルはたっぷり感じますが、
感じ方が違っていて、どちらも非常に美味しいです。
麺は細打ちで角がしっかりしたもの。
歯切れ良く、かと言って蕎麦以上にコシ、しなりがあって、
スープの鴨オイルを連れて来ながらも、
風味良く弾けた食感で気持ちが良い。
少しの辛味が良いのだと思います。
鴨の濃厚さにヒリッとアクセントが加わって、
「鴨肉のロースト」はもちろん目玉なのだけれど、
ローストがなくても十分に鴨。
ローストを頂くと、もっともっと鴨を堪能できる仕組み。
スープのカエシは、エッジあり、しっかりと鴨の脂と拮抗して主張します。
塩気と言うより、本当、ラーメン屋さんの粋と言うか、
タレの美味しさがスープに紛れてしまうのではなく、
ちゃんと立って、風味良く麺を加速度付けて食べさせてくれました。
このカエシの主張観は、これまでの「鴨つけ」にもありましたが、
鴨ダシによって膨らみが増したスープにおいて、
ズバッと切り込むかの如く、
より勢いを増して印象付けてくれた様に思います。
薬味としてネギを使うのですが、
(焼き長葱ではなく)
ネギのアグレッシブな香は辛味と似た様な作用をしますね。
噛むことで鮮烈な風味を発し、
それがスープの濃醇さに張りを持たせてくれる印象。
すごく良かった。
焼きネギも風味もさることながら甘味ある美味しいネギで、
噛むとピュッと芯が飛び出します。
熱くないから落語「ねぎまの殿様」みたいに、
「このネギ、鉄砲仕掛けであるな」とはならないけれど、
威勢が良いな、と楽しんで食べていたり。
山葵も芋ごと提供され、すりおろして楽しく、付けて美味しく。
すり立ての山葵の風味は、たまらなく爽やか。
辛味は鮮烈に開くのですが、収束も早く、
旨味が満ち満ちている鴨肉の旨さを、より明るく届けてくれます。
明瞭になる…と言うか。
ビリッと感じて、
肉の力が堰を切ったかのように口の中で爆発するような。
スープの旨さとも相性が良かったですね。
パフォーマンス、アトラクションとしても楽しいし、
すりおろすそばからツンとした匂いが目に染みたりもするけれど、
味としても必須、もっともっと美味しさを追求できるアイテムでした。
では、本日はここまで。
明日、「鴨×鴨かけ」にて、もう一席だけお付き合い頂きます。
そう…そうですね、
長い長い「お仲入り」みたいなものかも知れませんね。
それでは、それまで。
ありがとうございました。
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2018/12/17

安芸備後広島47蔵目。広島市佐伯区八幡・八幡川酒造「八幡川」にて。信州人としては八幡屋礒五郎で馴染みある「幡」の字。上撰と菰樽を合わせて参考にしました。既存主力銘柄はツートンのラベルが印象的です。
普段使わせてもらっている酒屋さん、
東京・革命君で取り扱いがあるので、何度か飲んでいる銘柄。
「宝剣」「賀茂金秀」「雨後の月」などの銘柄とは一線を駕す雰囲気だと思っています。
広島淡麗辛口系の雰囲気ではなく、旨口さと辛口さを併せ持つ感覚。