12月末の営業日までの限定なので、

気に留まったなら機会を作りましょう!



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

12月14日、南箕輪大芝高原界隈、麺づくり蒼空にて。






限定期間の締め切り日が近付いておりますので、
今日明日と集中して書いて行きたい…と言うところ、
一席のご愉快を願っておきますが…。

えー…毎年の定番になりました。
季節の風物詩であります。10月から12月は鴨。
南箕輪、僕らが出掛ける際には、
必ずや、すぐ近くの大芝高原温泉・大芝の湯を含めて訪れる、
「麺づくり蒼空」へ。
昨年は、間が悪く食べられなかったのだけれど、
今年は滅法…と言っても、
元々、たいそう評判の良いお店の期間限定メニュウですから、
もちろん良い噂を伺うものの、
殊更に、「良い」と伺って出掛けて参りました。

昨年までとの変化として、いちばん分かり易いものが、
スープ、その色。



昨年までは醤油の溶け込んだ黒に近い色合い。
今年は金色。

スープにも鴨が使われる様になり、
メニュウ名も「鴨×鴨」となりまして。



明日、
「鴨×鴨かけ」と言う湯麺スタイルのメニュウで触れますが、
つけ麺で食べるとき、ラーメンとして食べるとき、
それぞれに鴨オイルはたっぷり感じますが、
感じ方が違っていて、どちらも非常に美味しいです。

麺は細打ちで角がしっかりしたもの。
歯切れ良く、かと言って蕎麦以上にコシ、しなりがあって、
スープの鴨オイルを連れて来ながらも、
風味良く弾けた食感で気持ちが良い。

少しの辛味が良いのだと思います。
鴨の濃厚さにヒリッとアクセントが加わって、
「鴨肉のロースト」はもちろん目玉なのだけれど、
ローストがなくても十分に鴨。
ローストを頂くと、もっともっと鴨を堪能できる仕組み。

スープのカエシは、エッジあり、しっかりと鴨の脂と拮抗して主張します。
塩気と言うより、本当、ラーメン屋さんの粋と言うか、
タレの美味しさがスープに紛れてしまうのではなく、
ちゃんと立って、風味良く麺を加速度付けて食べさせてくれました。
このカエシの主張観は、これまでの「鴨つけ」にもありましたが、
鴨ダシによって膨らみが増したスープにおいて、
ズバッと切り込むかの如く、
より勢いを増して印象付けてくれた様に思います。

薬味としてネギを使うのですが、
(焼き長葱ではなく)
ネギのアグレッシブな香は辛味と似た様な作用をしますね。
噛むことで鮮烈な風味を発し、
それがスープの濃醇さに張りを持たせてくれる印象。
すごく良かった。

焼きネギも風味もさることながら甘味ある美味しいネギで、
噛むとピュッと芯が飛び出します。
熱くないから落語「ねぎまの殿様」みたいに、
「このネギ、鉄砲仕掛けであるな」とはならないけれど、
威勢が良いな、と楽しんで食べていたり。



山葵も芋ごと提供され、すりおろして楽しく、付けて美味しく。
すり立ての山葵の風味は、たまらなく爽やか。
辛味は鮮烈に開くのですが、収束も早く、
旨味が満ち満ちている鴨肉の旨さを、より明るく届けてくれます。
明瞭になる…と言うか。
ビリッと感じて、
肉の力が堰を切ったかのように口の中で爆発するような。
スープの旨さとも相性が良かったですね。
パフォーマンス、アトラクションとしても楽しいし、
すりおろすそばからツンとした匂いが目に染みたりもするけれど、
味としても必須、もっともっと美味しさを追求できるアイテムでした。

では、本日はここまで。
明日、「鴨×鴨かけ」にて、もう一席だけお付き合い頂きます。
そう…そうですね、
長い長い「お仲入り」みたいなものかも知れませんね。

それでは、それまで。

ありがとうございました。






安芸備後広島47蔵目。広島市佐伯区八幡・八幡川酒造「八幡川」にて。信州人としては八幡屋礒五郎で馴染みある「幡」の字。上撰と菰樽を合わせて参考にしました。既存主力銘柄はツートンのラベルが印象的です。

普段使わせてもらっている酒屋さん、
東京・革命君で取り扱いがあるので、何度か飲んでいる銘柄。
「宝剣」「賀茂金秀」「雨後の月」などの銘柄とは一線を駕す雰囲気だと思っています。
広島淡麗辛口系の雰囲気ではなく、旨口さと辛口さを併せ持つ感覚。

< 2018年12>
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SakeSoja
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「酒 宗夜」で「サケ ソウヤ」と読みます。
ココログにお酒関連で更新、
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日本酒、クラフトビール、ウイスキー、
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落語などなど趣味のお話。
気楽なところで、
一生懸命、行きます。