2018/12/06
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「しお味」の部。
トンコツタンメンと感ず。
気楽なところで、一生懸命…と言うことですが。
11月24日、須坂市駅前界隈、
須坂ショッピングセンター“パルム”内、ホームラン亭にて。
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そんな訳でございまして…。
色んな方の…本場北信東信の方のブログばかりでなく、
名店、お噂に誘われて近隣のブロガーさん方も、また。
何度となく拝見した写真です。
自分もようやく訪れることが出来ました。ここまで長かった。
日取りの素晴らしい並び、11月の3連休に感謝せねばなりません。
クラシックな食堂…牛丼屋さんや立ち食いお蕎麦屋さんの様な造り。
座敷席がエル字で設けられていて、
カウンター席はユー字で、中央に店員さんスペースがあります。
ちょうど席が空いて、待たずに入ることが出来ました。
ウォーターサーバーが2機あり、
初めてのお店と言うこともあって、物珍しさから眺めていると、
ラーメンが届いた段階で会計するべく、
テーブルの上にお金を置いて待つ方がいて、
給仕のおばさま方が、どんぶりに手を入れてお釣りを渡していたりとか。
ネギキムチか、もやしキムチか分からないけれど、
何人かでお見えの方は、ラーメンを待つまでの間、
それにパクついたりなんかして。
多く常連さんに支えられている、愛されているお店だなーって思います。
人の流れに意思を感じると言うか。
ローカルルールとまでは言わないけれど、
「お水がセルフだから、入ってすぐ水を取ってから座ろう」
…とか、
「細かいお金は用意して来よう」と言った様な、
そう言う方が多かったことが印象的でした。
自分のチャーシューメン大盛り、半ライスは前回お話致しましたから、
今回は、YOKOさんが担当された「五目ワンタンメン」をお話致します。
短い間ではございますが、どうぞ仕舞いまでお付き合い下さいませ。
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自分がお願いしたものと大差ない…、
いやそれどころか、普通盛りなのに、
ワンタンと野菜で、丼めいっぱいに盛られた五目ワンタンメン。
明確に「横浜家系」感はなく、
動物系のスープの押し味より、野菜の風味が前面に張り出して来ていました。
もやしを茹でた芳しさが届いて、良い。
野菜の種類も豊富でしたね!
たっぷりのもやし、白菜に、
にんじんや椎茸が加わっていて、
チャーシューも薄切りのものと別に、豚バラも、
タンメンよろしく入っていて、五目以上のバラエティさ。
これだけでも食べ応えがあるのに、
更に「ワンタン」…これも特色ありました。
ペロッと大判のワンタンに餡は中央に少なめ…
ここまではよく見掛けるワンタンなのですが、
その皮が比較的しっかりしたもので、
厚さは通常よりちょっと厚いか…くらいなのですが、
皮にコシがあって、“食べで”があるんです。
「わぁ、このワンタン面白いよー!美味しいよー!」
…とYOKOさん。
色んなお店でワンタンを食べて来ていますが、
そのお眼鏡に叶った様子。
「かなりの量だから、たいへんだったら貰うから」
そう声を掛けましたが、美味しさが次なるひと口を欲し、
自分同様に、夢中で食べていました。
スープこそ残しましたが、しっかり食べて満足そう。
「これは……これは、なんかウマイな!」
…と言うと、YOKOさんも同意してくれます。
難しく言えば、色んな特徴があって説明できるのですが、
それ以上に、
長年須坂市や高山村、近隣の皆さんのお腹を満たして来た場所であります。
人好きがすると言うか、魔法が掛かっていると言うか。
麺の感じ方だって、
同じ麺なのに、しょうゆ味としお味で全然違って感じるんです。
魔法以外のナニモノでもない。
「なんだかウマイ、すっごいウマイ」がホームラン亭の感想。
だからこそ、愛されて長く続いているお店なのだろうって考えるのです。
感覚としては、プロレス観戦した後の心情に近いですね。
大声を張り上げて応援して、スリーカウントを大興奮で聞いて。
「やり切った!」と言う満足感。
それに似た「食べ切った!」と言う満足感を、
初めて訪れた僕らにも与えてくれたお店。流石の名高い噂の名店!
とても楽しんだと言う…
…そんなところで、本日はここまで。
ちょうどお時間となっておりまして。
また明日の出番となっております。
それまで、それでは。
ありがとうございました。