気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

12月16日、松本市岡田・CAFE THE GROVEにて。



えー…前回は、こう…噺のほとんどが、昨今のSNS事情でありまして。
いや、でも箸も転ぶお年頃と言いますか、
こう「イエーイ」なんて自撮り…てンですか?
楽しそうにおふたりで撮っておられたりする、
それが時代の華だ…てンですから、こう、ほほえましいなぁ、とね、思いまして。
「自撮り」なんて、したことないです。
地鶏は食べる専門です。こんなことばっかり考えております。

で、実は10年ぶりぐらいに、
何故、こうしてCAFE THE GROVEに立ち寄っていたか…と言いますと、
ここ何回か、松本コーヒーロースターズギルドの関連で、
併設される別棟、「ビーンズショップ」にはやって来ていました。
そちらで、コーヒーの香を∩(アンド記号)の様な器具で封じておいて、
香を試してみよう…と言う道具が、僕はいたく気に入っておりまして、
それを、是非、YOKOさんにも試して欲しいと、
常々考えておりまして…そして、機会が巡って来た、と言う当日。

当日のラインナップをYOKOさんは興味深げに嗅ぎ分けて、選び、
「インドネシア・ビンタン・リマ」のコーヒー豆を選んでおりました。
そんな流れの中から、程の良い時間であるので、
お昼ご飯に…と、こうして母屋と言いますか、
「CAFE THE GROVE」の主たる建屋に続けてやって来た…と言うところ。

YOKOさんが頼んでいたのは、「チーズオムハヤシ」でした。
洋食厨房Spiceが休業期間に入って以来のオムライスです。
それ以来、めっきり食べなくなってしまいましたが、
改めて、卵のふわっとした食感とご飯を共に頂く美味しさを感じ、
また、ソースがハヤシライス的なソースですから、
濃い、深い味わいで、また卵とも相性が良いんですね。
一挙両得なメニュウで、
「GROVEの人気のメニューです」との紹介文も納得です。
YOKOさん曰く、チーズの旨味、こってりさもあって、
なかなかにボリュームもあった…とのこと。
セットメニュウには、別にサラダとスープも加わっていました。

それぞれメインをお願いして、ちゃんと満足ですが、
やっぱり自家焙煎のコーヒー屋さんですから、
このあと…も、またひとつのメインでして。
続きます。










気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

12月22日、松本市石芝界隈、らぁ麺しろがねにて。





同じメニュウがあって、
「ノーマル版」と「辛い版」の2種類が用意されていたなら、
YOKOさんは「辛い版」を頼むタイプです。
長野市の「ラーメン豚五里羅Ⅲ」に行ったとしたら、
「辛いやつ」もお願いするタイプですね。
ええ、行きたくてもまだ行くことが叶っていませんが…。行きてぇ…。

…―――――あ、いや。話を戻して。

そんなYOKOさんが、
「今日はどっちにしようかなー」とニコニコしながら迷って、
「今日は辛いの!」と言い、注文をしますが、
「らぁ麺しろがね」の場合だけは、どちらを選ぶかが決まっていないし、
気まぐれに辛くないものを頼んだとしても、
「良いの?辛くなくて…」なんて聞き返すこともありません。

「鶏コテつけ麺」のベースのスープは、
ノーマル版も辛い版も同じもので、煮立たせて濃度を上げて提供している様です。
辛味の有無で、そんなに変わらないんじゃないか…
…と考えがちなのですが、
より濃厚になった鶏コテスープの味わいは、両者で大きく異なっていて、
そして、辛党のYOKOさんでも、
ノーマル版を「美味しい」と喜んで食べさせる鶏の旨味の充実ぶりが、
本当、素晴らしいなぁ…と感じています。

辛味がある方は、しっかりと辛味が付くので、
鶏の旨味100%感をど直球で味わいたい場合は、変化球になってしまうのですが、
その分、辛さとこってりとした旨味との一大戦争が、
口の中で奔放に繰り広げられ、麺の消費、箸の進みが早過ぎて、求めすぎて、
咀嚼が間に合わなくなるんじゃないか…なんて求心力がある様に思います。

…YOKOさんほどじゃないけれど、
それなりに辛さ耐性があるはずの自分でも、結構な辛さを感じます。
南松本駅近くの「月の兎影」の「辛みそとんこつ(白)」と同じくらい辛いですかね。
そちらも我が家のYOKO選手、「ちょうど良い辛さだよ」と言いますし。

YOKOさんも久し振りに好みのつけ麺を食べることが出来て、
とても喜んでいました。







気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

12月16日、松本市・緑町界隈、厨十兵衛にて。






こう…ヤキモキしながら、「十兵衛に行きてぇなぁ」と思いながら、
11月や12月初めを過ごしていて、
SNSで、厨十兵衛で検索して、行った気分をちょっとでも味わいながら、
それはそれで、こう、如何ともし難い心持ちになったり。
その期間中に、ゆ~さん、ひろっちさんが頼んでいらして、
お召し上がりになっておりまして、「ああああああ」となっていたメニュウがこれ。

その頃は自分にいつ、次の機会が訪れるのか分からなかったから、
「次にはもう無いかも」と考えしまうと、こう、急くと言いますか。
通常メニュウに登板機会の多い、赤身部分の馬刺しなら、
何となく、「また行けるかな」と期待を持つことが出来ますが、
わりに稀少部位性が増す「ふたえご」だと、心配が募る訳です。

赤身も好きだし、タテガミも好きだし、
どちらも楽しむことが出来る「ふたえご」、お前が嫌いな訳ないじゃないか。
本当に赤身+タテガミなのかどうかは知らないけれど。
とにもかくにも、脂部と赤身部の2層構造ですよね。

注文した頃は、
「わー、良かった。まだメニュウにあったよー」と大人しめに喜んでいたのです…

が、
食べている頃には、酔いが進み、
「わー!すごーい!たーのしー!」と言う状態で、
正直、味をあんまり覚えていません。
つ、次に行くときまで、メニュウにあるかなぁ。あってくれるかなぁ…。

確か、とっから味噌がバチッと辛く鋭く芳しく、すごく利きが良くて、
葱の旨さ、葱と油の旨さが軸になって全体に行き渡り、
油でヌルッとした食感になっているふたえごが、
するりと口の中に入って来て、クニュクニュと美味しく楽しむことが出来る感じ。

卵黄和えでも、こうした食感になるんじゃないかな、と言うリッチテイスト。
味はすごーく良かったはず、はずなんです。
その日、他にも美味しいものが多すぎて、こう、夢中に幸せ過ぎてさ、
全体に、ボヤァ…ッとしていたりします。

うん、でも、これは言える…言う事が出来ますよ。

すっごく美味しかった!…って。

ホントにホントさ!







気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

11月26日、岡谷温泉・ロマネット併設の食事処やまびこにて。






値上げ、値上げ、
値上げばかりの世の中で、
「安くてウマイ」が変わらない事が良いとはされながら、
「それでは、生きていられぬ」と世知辛く、
お互いにニッコリ、慎ましくもちゃんとちゃんと、
三度三度の米の飯を頂けることこそが、
幸せではなかろうか…と言う。

「ワンコイン」なんて言い方が流行った頃は、
もう少し景気が良かったんですかねぇ。
今、ワンコインだと「えっ、大丈夫?」なんて声がついて出たりも致します。
もしくは、
これは相変わらずなのでしょうけれども、
「ワンコインだから、仕方がないね」と漏らすことになったりするのでしょう。

だので、只今を以っても、
500円でのメニュウ提供は、とっても難しいのだと思います。

そんな中での、岡谷温泉・ロマネット併設、
運動後の僕らの聖地と認定されつつある「やまびこ」の、
「本日のおまかせランチ」は、助かります。本当に。

味噌汁、漬け物付で、この日は、
「小海老と野菜のかき揚げ天どん」だったのですが、
いやぁ、非常に満足感の高いメニュウでした。値段があるから、なおさら。
ボリュームもしっかりあって、
YOKOさんから、「少しご飯が残る」からと回ってきたくらいです。

玉葱の甘さがよく出ていて、申し分ない味わいでした。






気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

12月23日、松本市松本駅前界隈、風林火山・松本店にて。





何でも、厨房の若いお兄さんが考案したメニュウなんだそうですが、
単位とお値段設定が、やや疑問アリ…なんて思っていたんです。
メニュウには、こう書かれています。

「松本一本ネギと豚バラの串カツ、1本450円」

…串カツって、1本だったらもっと安くなかったっけ?と。
縁日の牛串とか500円くらいでしたっけ。
でも、大衆居酒屋と銘打つ「風林火山」だったら、
もっとリーズナブルプライスじゃないのかなー…って。
これまで食べて来たものも、お安くお値打ち値段だけれども、
モノも味も量も良いから「大衆居酒屋・風林火山」だよなぁ、と。

そう思いながらも、
「松本1本ネギを揚げたりしたら、間違いなく美味しそう」の気持ちが勝って注文しました。
――――串カツですから、1人1本では足りなかろうと思う訳で、
隣にYOKOさんがいる訳ですし、
2本…1皿に2本乗って、900円は高いかも…と思いながらも注文をしたことを覚えています。

実際は冒頭の写真の通り、1皿に特大の串がドドンと乗る。
でも、そんな届けられた段階より、
ひとくちかじった時の方が、オッたまげましたね。驚きました。

松本一本ネギも、いちばん太いものを太いままに使ってらっしゃっていて、
豚バラは、豚の特大角煮が挟まっているんじゃないか…ってくらい。
そもそも、串が2本お皿の上に乗って出て来るのではなく、
あまりの大きさに、1皿1本と言うスペシャルなボリューム…なら、450円は妥当だわ。

…食べて行くうちに、「450円で、こんなにたっぷり食べちゃって良いの?」と言う、満足感へと。

もう、ド直球なメニュウで、問答無用の旨さでした。
すっごく美味しかった。
松本一本ネギの甘旨さはフライ、揚げ物でこそ、食感を残したまま堪能できると思うし、
分厚い豚バラブロックは、とても柔らかく、食べやすい。
筋感もなく、かと言ってホロホロ系の柔らかさでもなく、
プリップルッとしていて、僕が好きな豚肉の味が、めいっぱいに感じられてたまりません。
こう言う茹で豚っぽい、シンプルな豚の美味しさが好きなんですよ!

…あっと言う間に食べ尽してしまいましたが、不思議なメニュウです。
本来、こんなに厚い豚肉だったら、
よっぽど長く揚げなければ火は入らないし、柔らかくもないはずで。
元々、豚バラ肉には処理がしてあろう…と言う事なのですが、
実に適度な質感を残していて、脂も適度に落とされていて、
「グレートですよこいつはァ!」…と言う東方仗助の名台詞を言いたくなります。

串カツと言っても、オーソドックスなものならば、串カツ専門店が餅屋でしょう。
大衆居酒屋「風林火山」だからこそ、
グレートなものを食べられる…これが嬉しいじゃありませんか。
口いっぱいに頬張って、たいへんになったりなんかして、
そんなエンターテイメント性だってあるんですから。

実に美味しく頂きました!








気楽なところで、一生懸命…と言うことですが。

12月、塩尻市・広丘駅前、ふじ蔵にて。





「ラーメンと言えば、野菜が乗っているところ」の名言でお馴染み、
YOKOさんを有する我が家は、
やっぱり、かなり野菜は食べている方だと思います。
野菜、魚、肉の順ですかね。
信州であることもたいへんに有利に働いて、
野菜も加えて更にきのこ類も含めてたっぷり摂ることが出来ますから、
とても助かっています。

そんな僕らですから、飲食店に出掛けて行きますと、
間違いなく、野菜的なナニカを注文しますし、
それが美味しいことを求めてしまいます。
野菜よ、美味しくあれ…であります。

「ふじ蔵」のベースの「野菜サラダ」は、僕らのお気に入りです。
アクセントにセロリが入っていて芳しく、
野菜の種類も豊富で、香や食感の違いから生み出される美味しさを、
確かに味わう事が出来ます。

たまの贅沢…と言うか、他に刺身を頼まない時、
家族でなく、YOKOさんとふたりで訪れる時…状況によって、
「刺身サラダ」にしてお願いする時もあります。
野菜サラダにお刺身を乗せて、わさびドレッシングで食べるメニュウ。
ベースの野菜サラダは同じなのですが、
お刺身の見た目の豪華さも加わって、ハレの日に食べたい度が増すかたち。
わさびドレッシングの塩梅も良いです。

で、今回の「赤鶏のタタキサラダ」は、
赤鶏の入荷状況によって、あったりなかったりしている様に感じます。
わさびドレッシングで、刺身サラダの刺身を抜いて、
赤鶏のタタキを乗せたメニュウですが、
この赤鶏のタタキ、ムチムチとした食感、
甘味のある香が広がり、なかなか美味しい訳でして。
赤鶏のタタキ…と一品料理、タタキだけでオンメニュウしていても頼むけれど、
でも、こうして野菜と一緒に食べると、また美味しさが違う心持ちです。
最後に、苦いパセリまで頂いて、ひと皿のお楽しみと相成ります。






気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

12月16日、松本市岡田・CAFE THE GROVEにて。





最近、Instagramを始めまして…あ、いや、違うか。
登録だけは随分と昔にしてあったんです。
でも、何だかしっくり来ない事とTwitterの方が、
垂れ流し感があって、気楽だなぁ…と。
文字だけでの投稿もありますし、画像と一緒に呟くことなんて、
そんなにあるのかなぁ…なんて考えていました。
その当時は、iPhoneでなくてBlackberryだったと思うし、まぁ、放置していたんです。

けれども、ちょっとしたきっかけがありまして。

毎朝、1日1蔵、日本酒の蔵元さんのお名前を書くことで、
それを題材にして字を書いております。練習です。
背景にラベルを模したりなんかして。
信州の蔵元、約72蔵を書き上げたもので、
次いで、お隣の岐阜県を書いて行こうとした時に、
「Instagramに投稿したら、もっと見てもらえるかしら」と、そう考えまして。
で、改めてやり始めた…と言うことなんです。

自分が放置していた頃とは大きく異なり、
今では、ユーザー登録数はTwitterを超え、
更には「インスタ映え」と言う言葉は流行語にもなり。
随分と時代と使うツールは変わって来ているんだなぁ…なんて感じるところでして。

あれですね。自分としては、
Twitterの「いいね」は、ブックマークの心情です。
あとから見るもの、リマインダーに確保しておきたいもの。
Facebookの元祖「いいね」は、既読マークに近い様な心持ち。
Instagramの「いいね」は、無志向性のチェックマーク…かなぁ、と。
Instagramを始めて、ハッシュタグをそれなりに付けてみると、
全く存じ上げない方からも「いいね」を頂戴できまして、
色んな方面へ、自分が載せて画像が広がるのだなぁ、と感じまして。

で。

何故、今回このカフェ・ザ・グローブさんの記事で、
こんなことをしゃべっているかと言いますと、
「森ガール、山ガール」は、山荘なんぞの温泉を使った時に拝見し、
クラフトフェア前後には、そうしたお召し物のガールを拝見し、
同、お洒落さのあるカフェ・ザ・グローブさんでは、
初めて、「インスタ映えを気にするガール」なるを拝見し。
女性の方が、Instagramは登録数が多いんだそうですね。
「おお、時代の流行を見たぞ」と、こう、感じ入り。



こう…日本人の気質なのか、
見てくれが良いもの、インスタ映えをするものは、
美味しさより、見た目が大事である様なイメージさえあって、
その愚の極みが、
豪奢な食べ物の写真を撮って、捨ててしまう、食べずに残してしまう…
…なんてことなのでしょう。
どこか、そう言う風に考えてしまいがちです。

当日のランチメニュウのひとつ、「チキンのサルサチーズ焼き」、
この見た目の良さです。インスタ映えです。
ご飯なんて、聳え立っております。

じゃあ、味はイマヒトツだったかと言うと、これが美味しかった。
コーヒーがきっかけで出掛けて来ているので、
良くないことかも知れませんが、
僕自身の期待値は、そんなに高くありませんでした。
でも、ちゃんと美味しかった。
鶏肉の食感はプリンと弾力ありながらも柔らかく、
野菜がしっかと摂れることも嬉しいし、ピクルスも酸味が程好く塩梅良し。
サルサソースはチーズのまろやかさも手伝って辛くはないのだけれど、
香ばしくもとろけて、申し分ない。
先んじてスープも添えられていて、
全体がワンプレートにまとまっていて、食べやすさもありました。
良いなぁ、良いメニュウだなぁ、と。

見栄えも良く、美味しく食べられる。
これは、とても良きものでして。ご馳走様でしたっ。








気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

12月22日、松本市石芝界隈、らぁ麺しろがねにて。





久し振りに金曜日の夜に出掛けられると判断できる状況になって、
「さぁ、YOKOさん、どこのラーメン屋さんに行きたい?」と聞くと、
「しろがね」と即答されました。
YOKOさんのお気に入り店舗のひとつですね…間違いなく。
「そう言うんじゃないかなって思ってた」と返しました。
先達て「麺や阿吽」の記事化に伴い、
自分自身も久し振りに「しろがね」の中華系を食べたいなー…
…なんて思っていましたので、早々に決まりまして出掛けます。





「しろがね」、お水はディスペンサーで、水、お湯、お茶と選べますが、
初めて「お茶」を選んだように思います。冬ですし。






「中華らぁ麺・醤油」に、
トッピングで、チャーシュー、ホウレンソウ、メンマを増しにて。

乗せ過ぎかも…とも思うのですが、
本当は更にオニオンスライスも乗せたいな…なんて思っています。
どれも好みの具材で、割合盛りも良いもので、頼みたくなっちゃうんですよね。
低温調理のチャーシューは相変わらず美味しい。

醤油の風味がキリッと立ちながら、
鶏の旨さ、香が追って口の中に広がって、クリーンな食べ心地ながら、
風味の良さ、組み合わせの妙を味わうことができる1杯。
要素はシンプルで多種に渡らず、スープの美味しさの中に、
割って入る様に、ニュルンパツンとした感触の麺が入って来て、
小麦の風味を立たせ、茹で上げの風味は相反するような素振りを見せて、
咀嚼すると、風味同士がガッチリ合う…様な印象を抱いています。
何と言うか、際立って後、くっつく…みたいな。

替え玉もお願いしての1杯でした。
お腹も空いていたし、ラーメンを食べたい欲も高まっていた頃合、
「今日は、ライスも行っちゃおうかな」なんて、
注文する当時は考えていたのですが、
食べ終わって、ちょうど良いくらいの満足感。
満足するからこそ、気分良くお店を出られる…てナもんです。

今の僕の流行りは引き続き、
しろがねの中華らぁ麺系だなー…と感じながらお店を出ました。











気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

12月、塩尻市・広丘駅前、ふじ蔵にて。





「ふじ蔵」、お刺身もかなり美味しいと思っています。
市場に行って目利き云々…それもあるのでしょうけれど、
大将、やはり長く料理人として腕を振るわれていらっしゃるので、
「下手なものは客に出さない」感じがします。
良いものを良いうちに提供する。
状況によっては、自家消費に回す…なんて言う、
仁義の様な義理堅さがあるんじゃねぇかなぁ…って思うのです。
だからこそ、頼むメニュウに信頼が置けるんだ…と。

冒頭の写真は、北寄貝の刺身です。
ホッキ貝、ボイルしていない状態は珍しく、
貝特有の甘味がたまらなく美味しく、硬い部分も少なかったので、
また、あってもコリコリとした食感で留まる硬さだったので、
歯があまり強くない、家人も美味しく、
新鮮な海の風味を堪能できた様で、良かった。





そんな訳で、
正直なご商売…と思うくらいのお付き合いをさせてもらっている、と僕は考えているのだけれど、
このお刺身、
「特上・天然鰆のお刺身」とメニュウにあったら、さぁ、たいへんだ、と思う訳です。
これで980円と言うお値段は、ふじ蔵においては高額で、
なるほど上より、特上と謳うに適う…それだけの鰆が入ったことを意味します。
狼少年的な発想じゃありませんが、
「特上」と付けて、本当に意味を為すお店が良いなぁって思うんです。
いつも閉店セールを繰り広げているお店とは違っていて欲しいんです。
張りぼての「特上」はいらないのでして。

なるほど、今まで食べた鰆の中で、いちばん美味しいと思います。
香の良さ、味の乗り、旨味の多さ、とろけ具合、
きめ細やかさを感じながら、美味しさは大きく主張して来る。
「本当に、良いものを食べたなぁ」と言う心持ちにしてくれました。












気楽なところで、一生懸命…と言うことですが。

1月2日、松本市緑町界隈、うどんの勝利にて。






毎年、1月2日に四柱神社に初詣に行きます。
例えば、1月1日に飲みに出て、その際、毎回恒例で四柱様にお参りを致しますけれども、
もう1度出掛けて行きます。そうなっている…なんて感じでして。

今日はとても日和が良く、長い列の中で待つにしても、
背中に陽の光を受ける形になって、労なく、1年の幸多きをお願いする事が出来ました。

僕らは、「古今亭菊生の落語百夜」で、度々出掛けている事もあって、
とても馴染みある四柱神社でありまして。

(そうそう、1月はビッグゲストを招いての落語会となっております!
 1月27日は、四柱神社に是非とも!!)

1年の始まりをこうして迎えられることにも、たいへんに喜びを感じる訳でして。



今年のお昼ご飯はこちらで。



Twitterをやられている…なんて情報を、
S木さんからSNS上で伺って、
更には、92の扉のkuniさんも年末飲みの中で出掛けてらして、
ああ、そうそう。PizzaのヴェルデさんもSNSでお知らせがあって…
チーズケーキのオークラのお隣、
工事、リニューアルオープンを経た、
「うどんの勝利」さんに出掛けて行きました。
先代時代には立ち寄ったことがなかったお店。

お正月営業ですので、メニュウは「勝利うどん」のみ。
「勝利」と言う屋号も縁起が良ければ、
乗る添え物にも縁起が担いであって、なおよろしい。





勝利うどん、豚肉、お揚げさん、蒲鉾と言った具が乗り、
うどんにも、赤く色づけされたものが加わって、
本当、縁起が良い1杯でした。
お店の中に入った途端に、いりこ系のダシの良い香が漂っていましたが、
その風合を、ツユにて存分に堪能できました。

しっかりした食感のうどんも美味しい。
お揚げの食感も良かったですね。
甘く煮つけ過ぎていない、味のとても良いものでした。






帰りに立ち寄ったスーパーでは、
スパゲティ7束1袋、ラ王醤油味5袋1パック、
これがそれぞれ2等なんだそうですけれども、
それを家族が引き当てると言う幸運もありまして。

春からの縁起の良さを喜んでおります。

さぁ、今年も頑張って行こうじゃないか!…と言う心持ちになる事が出来る、
そんなお出掛けでした。




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