2月11日・風林火山で。






松本駅前「風林火山」の48の必殺メニュウのひとつ、ラムテキ!

…いや、もっとあると思いますけど。48にこだわらなくても。
他にも魅力的なメニュウは多いのですが、
先日、姉妹店の「信州ばんざい家」で食べた牛ステーキも美味しかったし、
何だか「食べてみたいぞ」と言う心持ちが、せり上がって来て。

甘じょっぱい醤油ベースのソースで、
当然、ラム特有の匂いがあるけれど、それこそがたいへん美味しく、
鉄板の上でジュワジュワと爆ぜている所を食べる。
噛み応えがありますが、柔らかさもキチンとあって…
歯切れが良いと言うか、
ちゃんと肉を喰らう食感がありながら、食べにくさがなく、
特に人気の高いメニュウと書いてあるんですけれど、
食べて納得できるもの、ですね。

この日は信州佐久穂・黒澤を飲んでいましたが、
生もと造りのしっかりした日本酒とも合って、美味しかったです。
2月11日・アガレヤにて。





店主殿おすすめの「廣戸川」、
先達てはしご酒の1店目「風林火山」にて、
直前で空っぽになってしまった「聖山」がオンメニュウしていたので、
めぐり合わせの妙縁に歓喜しながら。

ちょうど「小林さんちのメイドラゴン」のカンナの台詞「マジやばくね」が、
夫婦でヒットしていた時期だったので、
Twitterでも「廣戸川、これ、マジやばくね」と呟いている。
廣戸川、すごく美味しかったですね。言葉を重ねても無意味に感じるくらい。
飲んでこそ、「美味しかったよね」と自信を持って誰かと話が出来るような。
方向性としては、
どこか九郎右衛門のスノーウーマンで感じた思いに近いかも知れません。
「あぁ、うまい」と、それだけで他、どうでも良くなる様な。

姨捨正宗を醸す「長野銘醸」蔵の「聖山」、
数年前から登場した新規シリーズで、年々話題に上りつつある銘柄ですよね。
あまり良いイメージで使われない言葉だけれど、
セメダインの様な芳しさを感じますが、これがだいぶこなれて来ていて、
シャープな洋ナシ、また瑞々しい梨の皮…そんなイメージに通じています。
旨味は従来より押し付けないが、ゆったり伸びる雰囲気があって、
アルコール度数を感じさせない印象がありますが、
それそのままに全体に洗練されて来ている新酒に感じました。


マジやばくね。

2月4日・Hop Frog Cafeにて。






僕は、栃木・BLUE MAGIC・Hopped Juicy Pale Ale、
YOKOさんは、大阪・箕面ビール・カベルネエールで。

BLUE MAGICは、甘味ふくよかなペールエール。
イメージを一言で例えると、「バヤリースオレンジ」みたい…なんて思いました。
もちろん果汁なんて30%どころか、全然入っていないもの。
ホップ由来の香でオレンジやグレープフルーツの様な香がする場合がありますが、
そんな雰囲気と飲みやすさで、そんな印象を抱きました。

箕面ビールは色も匂いもワイン様のフルーツビール。
「カベルネ・ソーヴィニヨン」を使っているんだそうです。
樽には入っていないと思うのだけれど、どこかワインの様な渋味も感じられて、とても面白い。

色んなクラフトビールが入れ替わり立ち替わり。
楽しいじゃありませんか。




2月4日・緑町廣東にて。

お店のブログをチェックしていると、以下の様な更新がありまして。

( http://blogs.yahoo.co.jp/kanton_tyuuka/36517882.html )


立春に春巻を仕込んだと言うお話で。
縁起が良いな、食べたいなー…と思って出掛けて行きました。
サッポロ黒ラベルと一緒に。






揚げたてを直ぐに出してくれます。
5mmずつかじる、さもなくば飛び上がるほど熱い!
…そんな鮮度で食べられる美味しさは堪えられません。
餡の甘味とカラシが素晴らしい相性です。
冷凍食品やコンビニのホットスナックでも見かける春巻。
もう1段、上の味わいなんじゃないかと思います。
大葉入り、餡は同じものなんだそうですが、
味わいの差は想像以上に異なります。
「餡、別のものなんじゃないか」と思ってしまうくらい。
大葉の香で食べると、また変わって美味しいですよ!
2月10日・麺肴ひづきにて。





評判の期間限定メニュウを食べに「麺肴ひづき」へ。

「セメント系」と界隈では呼ばれたりしているのですね。
煮干エキスをギッチリ溶かし込んだオイルを使ったラーメン。
なるほど、煮干の色がよく出ています。

銀色を「セメント」と名付けた方は、的確ですね。すごい。

まろやかで、脂がしっかりと出ている重いスープ。
粘度も結構な持ち具合ではないでしょうか。
極細麺が使われていますが、
その麺と麺の間に、しっかりとスープが引っ付いていて、
たっぷりのスープで麺を食べる事が出来ます。
これはウマイ!

煮干の味が強過ぎるので、人それぞれ好みによっては苦手な方も…
…と伺いますが、
元々煮干系ラーメンが好きなので、ええ、僕は歓待するばかり。

〆の「納豆ご飯」はどうでしょう。マリアージュ…とまでは思いませんでした。
色々、その後に赴いた温泉で湯に浸かりながら考えていたのですけれど、
納豆の豆感と煮干しは、ベースとしては合いそうなのかも、と。
ただ、今回は生醤油っぽさが勝った心持ち。
少し温かい納豆や乾かした納豆も合いそうだなぁ…と。

もしかすると、提供されてから食べるまでの時間が、結構長かったですから…
ここに差があるのかも知れません。熱々のご飯だと感想違うかも。


2月12日・洋食厨房Spiceのチキンのオムカツライス。





いろいろ、他のメニュウと悩んだ末に。
どれを選んでも「正解!」ってなるのは分かるんだけど、でも、まぁ悩む訳で。

トマトソースの酸っぱさと、
マヨソースのまろやかさと、
ふんわり卵の甘味と、キャベツのさっぱりさ、
そしてガリッと香ばしく揚げ焼きされているチキンカツ…要素全てが必要で、
全部を一時にスプーンでまとめて食べる、それこそが快感!
口内環境の幸福を…いや、口福を追究できるメニュウ。



信州木曽郡木祖村・十六代九郎右衛門・純米吟醸”ひとごこち”活性にごり生原酒スノーウーマン





大町の横川商店さんで購入してきた1本。

すごく美味しかったです。

「日本酒とは?」と言った時、嫌いな人でも好きな人でも、
何か日本酒にイメージがある人には飲んで欲しいと思いました。
「白ワインっぽい」「ソーダっぽい」「甘酒みたい」…
何でも良いです。イメージがあれば、きっとそのどれともちょっとずつ異なって、
でも要素は皆持っていて。

そう、「日本酒って美味しいよね」と知っている人にも飲んでみて欲しい。
以前、とある酒屋さんが日本酒+炭酸水を試していたけれど、
それもまた自由な発想で良いと思うんです。
自分も原酒で20度あるお酒に試してみて、それはそれで美味しかったんです。
お酒って、もっと自由で良いはず…なんて常日頃思うもの、と言う所で。

抜栓と同時に蓋が吹き飛ぶ威勢の良さ。
林檎…林檎とミルクのアイスクリームでメロンソーダを作った様な。
香と甘味のバランスが軽やかだけれど芯のあるボディで、
コシがあると言うか…スイートさもあるし、
でもシャンとしてお酒らしさがきちんとあって。
絶妙なバランスの仕上がりが、すごく美味しい!

おりがらみ、うすにごり、また低アルコール酒の種類に、
近い雰囲気はあるかも知れませんが、また別格の世界観を感じました。

甘酸っぱく振る場合がある低アルコールのそれとも異なり、
( → 甘酸っぱくないです。お酒らしさもあります。ごく華やかな雰囲気 )

また瓶内二次発酵をうたって、発泡性を持たせた日本酒とも違っていて、
( → 発泡性によりドライになりがちだけれど、スイートさとバランスが良いです )

湯川杜氏の名人芸と言うか、素晴らしい手腕と言うか…。
そんなに日本酒を色々飲んでいる訳ではないから、
大風呂敷を広げても恥ずかしいのだけれど、
香と滓の部分、炭酸感、味わいの調律……
このお酒の好きなところの、どれか1種を持ったお酒は経験があるけれど、
満漢全席みたいな「どれを拾っても美味しいと思うことが出来る」感が、
すごく気に入りました。
2月3日・ヌプチェ



ヌプチェの焼き餃子。

これ、大好物なんです。
皮は薄め。中にギッシリ、肉が詰まっています。
詰まっていて、こう…硬い、食感がある、と言った感じなのだけれど、
その詰められた感が、素晴らしく美味しい。
他にない攻めの餃子…なんつて。

餃子は、どちらかと言うと皮の美味しさが大事で、
粉感、もちもち感など、好みの上で重要だと思っていて…
けれど、こう言う餃子も"アリ"なんだと思わせてくれます。

ラーメンのお供として餃子。
でも、きっとビールにも相性良い訳だし、
いつかやってみたいなーって思うところ。


流れとしては、

アイドルマスターシンデレラガールズと言うゲームの、
長野県出身と言う設定も素敵な「佐藤 心(しゅがはさん)」の声優さんが、
花守ゆみりさんと言い、
アニラジサイト「音泉」を見ていると、
「ゆみりと愛奈のモグモグ・コミュニケーションズ」と言う担当番組が目に留まり、
聞いてみると、わりと真剣に食べ物を取り扱っていて好感触…と言うことで、
楽しみにして聞いている訳でして。

その中で取り上げられたものが、肉まんを焼いたもので「焼き肉まん」と、
それをSNSに書くことで存在を教えてもらった「バター焼きあんまん」を。






ビフォー。





アフター。

オーブントースターにて。
ただし、上下に少しサラダオイルを塗りました。
加熱具合に自信が持てなくて、電子レンジで温めた後に実施。
うーん、これが良くなかったかも。
この状態では焼き過ぎ、かな。
弱火で軽く焦げ目が付くくらいが適切に感じます。
ラジオで聞いた皮を切る「サクサク」と言う音に憧れてコンガリさせてみたけれど、
わりと軽く狐色でも良いかも知れません。

味は良いです。そのまま蒸かしたものより香ばしさアップ。



あんまんビフォー



あんまんアフター


こちらはフライパンにて。
有塩バターを溶かして焦げ付く前に、ジュワッと片面。
焦げ目が付いたら、またバターを溶かして、反対側。

塩気があって焦げたところのバターの香は、なんとも言えずに良いです。
ただ、塩気と甘味が強いので、
本来の中身の味わいが、濃くしつこく感じちゃう…かも、好みかも。
こちらもかなり美味しいと思いました。
粉物+バター焼きは相性良いですもんね。

ごちそうさまでした。
新規導入した12インチ(30cmくらい)のスキレットがあるので、
焼き小龍包みたいに、
肉まんを敷き詰めて焼いてみても面白いかもなー…なんて思う最近。





福島・大和川酒造店「彌右衛門(やうえもん)」、
純米吟醸規格(ただし特定名称非表示)
生酛造り、火入れ原酒、会津喜多方産「夢の香」使用。
26BYにて。

東京大塚の地酒屋こだまさんで購入。
その紹介文に惹かれました。
大和川、弥右衛門のお酒は元々好みだったので、尚更。

常温からお燗酒がオススメとのことで、その様にして飲みました。
以下、個人的メモ書きの転機。





【常温】

上立香…

甘い梅干しの香。
ちゃんと干してあるもの。
ちょっと前に「廣東」で紹興酒に入れて飲んだ、あれ。
わっ、思い出すだけで、ちょっと唾液出る。
少し酸の雰囲気を拾う香。
奥にココアっぽい香。



呑んでみて…

うわぁ、これ美味しいわ。
ぽってりした甘味、コク…、
更にドライな酸の効きがある中で、
豊潤さがちゃんと成っていて、相反する双方の旨味、
ドライさ、スイートさが確立されて立っている。

喧嘩しない、でも何と言うか、
仲良くもしていないと言うか…ライバルって言うか。
絡み合うんじゃなくて、
両立しているからこそ、仕上がった一滴の美味しさが光る感じ。
熟成した美味しさは、とても穏やかに膨らみある様子。
ものすごーく良いな、これ。
熟成酒でお酒だけ飲み続けられるタイプ、俺、あんまり体験したことがない。
もちろんお酒だけでも良い、肴に合わせても良い。
お酒だけでも行けるけれど、バッチリ肴にも合う懐のホント広さ、素晴らしい。

酸のバランスと熟成の頃合が、すごくちょうど良い。



温めてみて…

【お燗酒・35℃】
スーパーマイルド、柔らかいのなんの。
でも、ちょっとアルコール立つかも。ツンとする。

【お燗酒・40℃】
アルコール少し消えた。
マイルドさに酸の上がりが出ている。

【お燗酒・45℃】
伸びる!すごい!香ばしい匂いが出て来る。
うーん!きもと系のお燗酒のすごく良い所が素晴らしく出て来ている。
ただ、まだもうちょっと試してみよう。
まだまだ楽しめそう。

【お燗酒・50℃】
あっ、味はお燗酒らしくなって来て、癖もなく悪くないけれど、
香ばしい匂いもお酒らしさの中に入って来ちゃって。
これ、48℃くらいが良いかも。もしくは燗冷まし。

【お燗酒・55℃】
わっ、クリームみたいな柔らかさ!
ほっとする味。少し酸が立つけれど、料理にも良いかも。
個性を活かすなら48度くらいじゃない?







気付いたら寝落ちしていました。
ちょっと飲み過ぎましたね。止まらなかった。


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