しろがねサプライズ。

こう言う味噌ラーメンって、あんまりナイよね?



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

10月5日、松本市石芝界隈、らぁ麺しろがねにて。




どれもこれも、追いかけてみれば…追究すれば、
色んな種類がある訳なのだけれど、
「味噌ラーメン」は、どこか…やはり最大公約数なのか、
すでに深く浸透した味だからか、
「サッポロ一番」のそれのような味噌味が多いように感じます。
「豚汁ラーメン」なら、“まま”に近いやも知れませんが、
味噌の使い方の代名詞「お味噌汁」に近い味噌ラーメンって少なく、
「ブタキング」の様な「二郎系+味噌」も珍しい様に思うんです。

おそらくは「らぁ麺しろがね」の「鶏コテ」をベースにした、
「まつもとMISOさんぽ」企画参加の限定メニュウ。
美味しかったです。美味しかったし、初めての味…だとも思いました。

「松本赤みしょらぁ麺」

正確に発音する事は、ちょっと恥ずかしくて、
「味噌の限定」と言って注文を果たしたのですけれども、
鶏コテの濃さもオリジナリティあるお店ですもんね。
それに味噌を上手にかぶせたならば、もっと抜きん出た1杯を達成したって、
なんら不思議はない訳で…。

驚きました。
こう言う美味しさもあるんだなぁ、と言う嬉しい驚き、体験。

短い間ではございますが、しばらくのご愉快を願っておきます。




提供期間は、9月1日から11月30日まで…とのこと。
お店からの紹介文には、

松本丸正醸造の赤味噌と黒味噌を使用。
味噌の塩あじ、コク、甘みを味わいながらも、
しっかりと香りも楽しめます。
少しピリ辛に仕上げた、真っ直ぐな味噌らぁ麺です。

…とのこと。



麺は、鶏コテなどと共通のものだと思います。
サンプル画像に玉葱とほうれん草が乗っていたので、
「なら、合うのだろう」と追加トッピング。

スープがとにかく特徴的に感じました。
辛味はピリ辛より、もうちょっと大人しい印象です。
スープの重厚な鶏コテ感の中に直接的な辛さはマスキングされて、
グイグイ飲ませるバランスの良さの、縁の下の力持ちとして、
辛味が活躍している印象でした。

黒味噌の味わいは分からなかったけれど、
特に赤味噌の風味が、素晴らしく良いです。匂いがちゃんと立っていて。
スープだけを口に含むと、少しだけ塩味は強めか…と思います。
けれど、麺と合わせてみると実にちょうど良い…
鶏白湯のふくよかな旨味、麺の味、どれも連結して、
濃過ぎる要素を残さない、絶妙さがある…そんな風に感じました。

まろやかな鶏白湯に、赤味噌の風味が際立つ。

言葉で言えば、これだけの事なのだけれど、
以前、白湯系、濃いスープでは味噌の風味が立ち難く、仕上げ辛い…
そんな風に本職の方に伺ったことがあります。
だからこそ、ステレオタイプ的な、一般の味噌はあ、
白湯でないことが多いんです。あっさりスープに溶かすから、
味噌が立って美味しいと言う構図を、
あっさり破った珠玉の1杯…とさえ僕は思いました。
だから、「こんな味わいが実現できるんだ!」と驚いた…と言うことで。



替え玉もお願いして、十二分に堪能。

いやー、美味しく頂きました!
期間の定めがあるものなので、もしお出掛けのご予定があれば、是非!

…と、そんなところで、ちょうどお時間となっておりまして。

明日もまた、きっとお目に掛かります。

それまで、それでは。

ありがとうございました。




インスタ映えって言うか、チーズは映える。



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

8月16日、安曇野市穂高界隈、樹安亭Dueにて。




「ナガブロ」にしても引用してくるTwitterにしても、
たぶん、冒頭の写真をサムネイル表示してくれる…そう言うものだと思うんです。
今回、8月の内容だけれど、「更新しよう、しよう」と思いながら、
ズルズルと今日まで経ってしまいました。
チーズが包みピザ「カルツォーネ」から、もったりあふれるシーンは、
とても美味しそうに見えるものですよねぇ。
お蔵入りにしてしまうには、とても勿体無く、だからこそ書こうと言う。
そもそも、ピザのお店なのに猫カフェとイカスミのパスタのブログだけで閉じては、
ええ、勿体無いんです。美味しかったし。
でも、この写真では映えるのかしら?とも思う。



知っているから「美味しそう!」と思うけれども。
雑誌の袋とじの様に、美味しい中身が待っている感で胸が膨らむ…
生地も膨らんでいるけれど、
サムネイル画像としての戦闘力ってどうかしら…と、
ブログの表示のされ方を考えて、構成してみたりしております…。

あ、今更ですが、そんな訳で、
時たま、あこぎに2回画像が使われている時があると思うのですけれど、
それは、そう言う訳でございますので、あしからず…。

で。

「看板メニュウのピザ」としてメニュウに掲載されており、
「ハムとマッシュルームのカルツォーネ」、
構成はセブンイレブンのブリトーによく似た構成ですが、
やはり包み焼き、上下が焼かれていると言うことは、
香ばしさや食感に差が生まれる…と言うことで。
コンビニライクな味の強さは不要だし、そうではありませんね。
上品に、でも生地とチーズ、トマトソースの風味が合います。



「野菜のピザ」

ピザの大きさはメニュウによると20cm弱、
トマト、きゅうり、セロリ、玉ねぎ、ピーマン、マッシュルームが乗ったピザ。

きゅうり!

お馴染み、中華料理の「廣東」でも温めた、中華鍋の上を泳いだ、
そんなキュウリに出会う事があり、
「おっ、珍しいなぁ」と思うのですが、こちらでも。
ピザにキュウリは初対面であります。
どこと無くイタリア料理としてのズッキーニが合うのでは…
…と思いもするのですが、キュウリ、チーズを始めピザとして合うこと、
ここに確認しました。新鮮な体験でした。
「樹安亭Due」を、よくご存知の方には「さもありなん」と言った所だと存知ますが、
いやはや、良いですね。
もしかすると、ズッキーニがより明瞭に淡白に個を保つとして、
キュウリは、もう少し脆く、だからこそ溶け込み、
アクセントとなって、風味が立って良いかも知れません。




…と言ったところで、本日はここまで。
お開きの時間となっております。
うーん、普段はそれなりに記憶が温まった頃合にブログ化し、
そうでなければ、お蔵入り…なんてルーティンなんです。
当方と言うものは。
お盆の頃の記事を思い出し、書いてみて…

「美味しそうだな、また行かねば」

…が、正直な感想ですよ。お腹が空くったらナイと申しますか…。

何はともあれ、明日も何かウマイものをご用意しておきます。

どうぞ、お目通り願えますよう。

それまで、それでは。

ありがとうございました。




シーフードカレー?でも、シーフードカレー、か。

いや、サバ的キーマカレーでも良いのかも?



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

9月24日、諏訪市諏訪湖畔、すわっこランド2階飲食コーナーにて。




また走り始めているので、
YOKOさんとよく話すのですが…。

諏訪湖コースは、クッション性のあるロードが整備されており、
全体に平坦で、少なくとも信州スカイパークより、湖の恩恵もあるのか、
風が優しく、夏に涼しく、
虫さえ、毛虫さえいなければ最良のコースだと思っています。
逆に、信州スカイパークのアップダウンは、
わりと体力を持って行かれる上に、
木曽、乗鞍あたりから降りて来る向かい風は、なかなかに重いです。

2018年の年末年始は諏訪にずーっと通っていたし、
何と言うか、2019年もだいたい同じ行動をしているんじゃないか…と思っています。

だので、僕らの基点となる、
すわっこランドのブログ記事が自然に当然と増える…It's 道理。その通り。



日替わりメニュウは以前からありましたが、
最近、週替わりメニュウも増えた様子。
特に「週替わり健康セット定食」として、
管理栄養士監修の下、メニュウが考えられているみたいで、
「サバカレー」なる見慣れないメニュウ、これはとても惹かれました。



サバカレー定食、他の定食に添えられるお味噌汁が添えられていませんでした。
グランドメニュウ記載の健康定食にはお味噌汁があるので、
塩分かカロリーで引っかかっているのかも。
…いつものしじみのお味噌汁だと思うので、つまり塩分かな…。
サラダはいつもの定食用ミニサラダのミニ版量。
小鉢が小松菜の塩昆布和えになっていて、シンプルだけれど美味しい。
これ、良いなぁ。家でもやってみようかな。

さて、サバカレー。
サバの身がたっぷり練り込められている様な見た目。
さながらサバを使った…
挽き肉をサバに変えたキーマカレーの様相。
風味はサバ味は、少し香る程度で、カレーの風味がやっぱり強いです。
辛さも、自分にとってピリ辛くらいで…甘口ではないけれど、
中辛かなぁ?もうちょっと辛い方向かなぁ…なんてところです。
シーフードカレーと言うと、
魚介類を使ったもので、
イカやエビなど匂いを出しやすい食材を使った美味しさが特徴。
それに比べると、サバの香がシンプルに少し香るカタチで、
味わいとしては、とても美味しいと思いました。
フードコートとしては高額なメニュウ。
その価値は十二分にあった様に思います。
ご飯があるだけで、ある程度カロリーは確約されてしまうもの。
その中で、700kcal前後でまとめてあって、
運動に関わる施設のメニュウとしても、バッチリ。
これは、とても気に入りました。



YOKOさんは、前回「冷やしおろし天うどん」だったので、
今回は「ぶっかけそば」にて。
「ぶっかけうどん」はないんですね。あくまで「そば」のみ。
オクラのネバネバと温泉玉子で、スタミナ回復仕様。




暑くて屋外に危険が潜む…と言う時期は過ぎて、
寒いけれど、走って体を温めたなら、冬は基本的には問題ない。
走り慣れない昨年の秋から冬に掛けても実績があるので、
すわっこランドには、かなりお世話になりそうな予感。
さて、再びハーフマラソンのスタートラインに立つことが目標ですが、
無理なく無茶なく辿り付けるでしょうか…
頑張って行かねば、と言ったところ、本日はここまでとなっております。
ちょうどお時間となっておりまして。

また明日、お目に掛かりましょう。

それでは、それまで。

ありがとうございました。


【安芸備後広島の酒蔵】


広島県酒造組合
http://www.hirosake.or.jp/index.html



1雨後の月:相原酒造:呉市仁方本町一丁目25-15
http://www.urban.ne.jp/home/aihara/

2三吉正宗:アシードブリュー株式会社:福山市箕島町5725-1
http://www.aseedbrew.com/

3超群:生熊酒造:庄原市東城町東城 43
http://ikumashuzo.com/

4富久長:今田酒造本店:東広島市安芸津町三津 3734
http://fukucho.info/

5トモエ、保命酒:入江豊三郎本店:福山市鞆町鞆534
http://www.iriehonten.jp/

6本州一:梅田酒造場:広島市安芸区船越六丁目3-8
http://www.honshu-ichi.com/

7同期の桜、江田島、古鷹、保万齢:江田島銘醸:江田島市江田島町中央二丁目27-1
http://www.doukinosakura.jp/

8華鳩、清盛:榎酒造:呉市音戸町南隠渡二丁目1-15
http://hanahato.ocnk.net/

9ミツボシ、保命酒:岡本亀太郎本店:福山市鞆町鞆927-1
http://www.honke-houmeishu.com/

10老亀:小野酒造:山県郡北広島町蔵迫 47
http://oigame.co.jp/

11桜吹雪、賀茂金秀:金光酒造:東広島市黒瀬町乃美尾1364-2
http://www.kamokin.com/

12賀茂泉:賀茂泉酒造:東広島市西条上市町2-4
http://www.kamoizumi.co.jp/

13賀茂鶴:賀茂鶴酒造:東広島市西条本町4-31
http://www.kamotsuru.jp/

14三段峡:川本英介:山県郡安芸太田町戸河内 469

15菊文明:北村醸造場:庄原市東城町東城 356

16旭鳳:旭鳳酒造:広島市安佐北区可部三丁目8-16
http://www.kyokuhou.co.jp/

17亀齢:亀齢酒造:東広島市西条本町8-18
https://kireikireikirei.jimdo.com/

18菱正宗:久保田酒造:広島市安佐北区可部二丁目34-24
http://www.hishimasamune.co.jp/

19御雪:小泉本店:広島市西区草津東三丁目3-10
http://www2u.biglobe.ne.jp/~mi-yuki/

20西條鶴:西條鶴醸造:東広島市西条本町9-17

21山陽鶴:山陽鶴酒造:東広島市西条岡町6-9
http://sanyotsuru.jp/

22酔心:醉心山根本店:三原市東町一丁目5-58
http://www.suishinsake.co.jp/

23竹鶴:竹鶴酒造:竹原市本町三丁目10-29

24一代弥山(いちだいみせん):中国醸造:廿日市市桜尾一丁目12-1
http://www.chugoku-jozo.co.jp/戸河内ウイスキーはどこで蒸留したものだろう?

25関西一、於多福(おたふく):柄酒造:東広島市安芸津町三津4228
http://www.tsukasyuzou.jp/

26島の香:津田酒造:江田島市能美町中町 2372-1
https://ameblo.jp/shimanokaori/

27天寶一:株式会社天寶一:福山市神辺町大字川北660
http://www.tenpo1.co.jp/

28誠鏡、まぼろし:中尾醸造:竹原市中央五丁目9-14
http://www.maboroshi.co.jp/

29水龍:中野光次郎:呉市吉浦中町二丁目7-10
http://suiryu.info/

30白天龍:白天龍酒造場:呉市警固屋三丁目2-18
http://www.hakutenryu.jp/

31白牡丹:白牡丹酒造:東広島市西条本町15-5
http://www.hakubotan.co.jp/

32大号令:馬上酒造場:安芸郡熊野町7870
http://www.e-na.co.jp/bajo/index.html(酒造組合には「馬上日出男」とある。

33花酔:花酔酒造:庄原市総領町稲草 1995-1
https://www.rakuten.co.jp/hanayoi/

34三谷春:林酒造:呉市倉橋町11777
http://hayashimedical.or.jp/facilities/hayashi-shuzo/(医療法人が所有している?Web Siteは休止中)

35蓬莱鶴:原本店:広島市中区白島九軒町9-19

36比婆美人:比婆美人酒造:庄原市三日市町232-1

37龍勢、宝寿:藤井酒造:竹原市本町三丁目4-14
http://www.fujiishuzou.com/

38福美人:福美人酒造:東広島市西条本町6-21
https://www.fukubijin.co.jp/

39音戸の瀬戸:藤岡酒造店:呉市音戸町畑三丁目16-15

40宝剣:宝剣酒造:呉市仁方本町一丁目11-2
http://www2u.biglobe.ne.jp/~houken/

41美の鶴:美の鶴酒造:福山市神辺町字下御領1288

42千福:三宅本店:呉市本通七丁目9-10
http://www.sempuku.co.jp/

43美和桜:美和桜酒造:三次市三和町下板木262
http://miwasakura.co.jp/

44神雷:三輪酒造:神石郡神石高原町油木乙 1930
http://shinrai-1716.com/

45向井桜:向原酒造:安芸高田市向原町坂 238-1
http://www.shokokai.or.jp/34/343861a003/index.htm
https://www.facebook.com/mukaiharashuzo42/

46白鴻:盛川酒造:呉市安浦町原畑 44
http://morikawa-shuzo.com/

47八幡川:八幡川酒造:広島市佐伯区八幡三丁目13-20
http://www.yahatagawa.co.jp/

48瑞冠、いい風:山岡酒造:三次市甲奴町西野489-1
http://wp1.fuchu.jp/~zuikan/

49寿齢、おのみち:吉源酒造場:尾道市三軒家町14-6
http://yoshigen.info/





替え玉2回、余裕でした。



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

9月28日、松本市梓川界隈、ラーメンヌプチェにて。




長野komachi限定「豚椒ラーメン」を食べに行った際に、
僕が選んでいたラーメンは夏季休業していたメニュウ。
再開のお知らせがあって、
「あぁ、しばらく食べていなかったし食べたいなぁ」と思っていました。

海老味噌、海老塩と来て、第3の海老「海老豚骨」をば。



先の味噌、塩の海老とは違って、豚骨系によく使われるタイプ、
低加水で硬くコツッとした食感の麺が使われていて、
量をお召し上がりになる方は、
「大盛り」よりも「替え玉」がオススメ…とあります。



そんな替え玉、2回ほど頂きました。計3玉。
美味しさから、スルスルと入って来ました。
「美味しかったから、もう1玉…」と頭のどこかが考え、
また「いや、それを行くとはち切れるので止めたまえ」と理性が叫ぶ様相。

また「豚椒ラーメン」にも、この細麺が合うと伺い、試すなどもしました。
なるほど、
太麺と比べて、スープの主張を強く感じる様に思います。
ダシ感など、よりスープや花椒を感じたいなら、細麺もアリなのかも。
でも、夫婦揃って、しっかりしたタイプの麺が好きなので、
「うん、これはこれで」とし、好みは現状スタイル!…と話していたり。

海老豚骨は、クリーミーさが光る、くどさの無いスープが特徴です。
クリーミーさもオイリーに振られた濃度ではなく、
程好く癖がなく、とても上品に採取されたスープだと思いました。

久留米ラーメンの様なド豚骨、匂いも強いタイプだって好きですけれど、
薄さや油っぽさなく、こんなに綺麗に滑らかに採ることが出来るんだなぁ、と感嘆。
ここに海老オイルが加わって、とても風味豊かに感じます。
あっさりとかこってり、そう言った枠組みからは外れている様に感じますね。
ちょうど良い塩梅。物足りなさの無いバランス。
「海老豚骨」を食べることは久し振りでしたが、
とても美味しく頂くことが出来ました。
前回も、こんなに感動していたのかしら…と思うくらい。
そうして、気づけば3玉を平らげると言う。まだ行きたいと思う部分があると言う…
美味しさこそ正義。ジャスティスですね。



無論、餃子も注文しております。
在庫が無かったら仕方がないですけれど、
ある時には、これは外せません。
薄めながら、しっかりした皮にたっぷりの餡が入った餃子。
いつ食べても抜群に美味しいです。
YOKOさんは「醤油+ラー油+酢」、僕は「酢+胡椒」を付けて食べています。
どちらのタレも合いますよ!




…と、言ったところで、本日はここまで。
ちょうどお時間となった様でございます。

また明日、お目に掛かりましょう。

それまで、それでは。

ありがとうございました。





最近、改めてコーヒーとスイーツの組み合わせが面白い。



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

9月24日、朝日村、自家焙煎珈琲店シュトラッセにて。




喫茶店だったら、コーヒー屋さんだったら、
コーヒーを置く店だったら、
コーヒーと共にアイスでもなんでも、スイーツを一緒に頂くと言う。
コーヒーが主なのか、スイーツが主なのか。
それとも、どちらも主でなくて、
友人との語らいが主なのか、デスクワーク出張所が主なのか。

コーヒー店の使い方は、人それぞれですよねぇ。
そんな中で最近は、
「コーヒーとスイーツを、ちゃんとペアリングすると美味しい」
…と、改めて気付いて、そうして試すことが増えました。

そんな折、デイリーコーヒー豆が無くなり掛けていたので、
「シュトラッセ」に出掛けてみると、
「お試し!」と書かれたPOPと共に、
「パインのバウンドケーキ」がメニュウボードに書き加えられていました。
“お試し”って書くのだから、“新作”に違いありません。
これはとっても気になるぜ!…と、早速お願いしました。
お試しだけに、お値段もかなりお安くなっていて、何だかお得な心持ち。



コーヒーは、深煎りの中から「ペルー・デルカド」を選びました。

パインバウンドケーキ、シュトラッセの特長的な牧歌的なスイーツです。
ナイフを立てた際には「あれ、ちょっと硬いかも?」と思いはしたものの、
口の中では、ホロッと崩れて、優しい甘さ、焼き菓子らしい香ばしさが、
たまらなく美味しい。でも、これはいつものシュトラッセの味。

ペルー・デルカドは酸の強さは程々で、確かな苦味があるコーヒーでした。
苦味を口中感じる…その中から、ポッとパインの芳しさが顔を出す…
ポッポッポッと次々にパインの…酸味を伴う強い香ではなく、
淡く甘く柔らかく広がる“芳香”と感じるパイン香が、
ペルー・デルカドの苦味を美味しく感じさせながら、
パインの、ケーキの甘味を崩したりせずに、両立しながら優しく奏でるかの如く。

良いですね。非常に美味しかった。
華美なケーキも美味しいけれど、
コーヒーをより輝かせる味わいのスイーツは魅力がまた更に加わります。



YOKOさんは、そろそろ季節も終わりかも…と、アイスカフェ・オ・レを。




生果実のパイナップルと缶詰のパイナップルと干したパイナップルと…
色んなパイナップルの形態があって、味わいも引き出したい香も違うと思うんです。
今回は深煎りのコーヒーに対して、相対する様に芳しさが顔を出して美味しかった…
…でも、頂きながら思うんです。芳しさ同士、
キューバやハイチの様に浅煎りに仕上げてあるコーヒーとも、
芳しさ同士の相乗効果で美味しいんじゃないかなぁ、と。

スイーツを、ただスイーツとして食べることも良いし、
自分みたいに、組み合わせの楽しさを見い出したって良いですよね。
またひとつ、美味しさを見つけたんだと言う心持ちで、
僕らが巣穴に戻って行くと言う、
そんなところで、本日はお開きの時間と相成っております。

明日、またお会いできる事と存じます。

それまで、それでは。

ありがとうございました。





山のきのこシーズンより、
マツタケシーズンの方が、ちょっと短い。



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

9月29日、松本市扉温泉・桧の湯併設、かけす食堂にて。




とりあえず、すいとん定食を悩んだ後、
「オススメ」が書かれたホワイトボードを、じっ…と眺めていました。
悩んだんです。
「山のきのこ入りすいとん鍋定食」にするか、
「松茸入り、山のきのこそば」にするか。

先達てのYOKOさんの「天然きのこうどん(味噌)」の、
蕎麦バージョンが「天然きのこそば(醤油)」であって、
これに松茸を加えたものが…そう、やっぱり松茸も食べたい。

お値段を見ると、
「おや?天然きのこそばに300円増しのお値段じゃないか」
…そう気づく訳です。
以前、味噌ベースのうどんに松茸をトッピングすると、
たぶん、松茸の風味が隠れてしまうかも…とは聞いていますが、
冬の名物とも言えるすいとん鍋は醤油味。
きっと合うだろう、もっと言うと、ツユに溶け込んだら、
より美味しいのかも知れない…なんて考えて。

「あの、すいとん鍋に松茸トッピングとかって出来ますか?」

「ええ、はい。出来ますよ」

…快諾。やった!
そうしてありつけたメニュウでして。
例年、山のきのこのシーズンは、それなりに長さがあるのですけれど、
こと松茸ともなると、そんなに長くはありません。
季節のものなので、順番を早くして、
こうしてお喋りさせて頂いておりますが、
松茸入りはどうかなぁ…と思ったりなんか致します。
ご興味、お持ちになった方は急ぎ、ご確認またお出掛けを。
そして、そのあとに、ゆっくり湯治して頂ければと存じます。



定食なので、セットとしては、こんな構成。



毎回楽しみな季節のお漬物。
茄子の漬かり具合、見た目の美しさは珠玉。



すいとんも数多く入っていて、
かつ天然、山のきのこ達から出るスープと共にある訳ですから、
本当、美味しく頂けます。
女性の方、ご年配の方、おふたりでお見えの方、
単品ですいとん鍋をご注文される姿もお見受けしますが、
それで十分なくらい、ちゃんと量が入っています。
「すいとん×米の粒」だって行けます。
行けますが、やっぱりツユが最高に美味しい鍋です。
ご飯とツユを合わせて食べる…が僕は好きですね~!
酒は運転があるので嗜みませんが、
肴の様に、種々散りばめられた具を楽しみ、
味わいに歓喜し、
〆の様に、全ての味わいを含みこんだツユを、
ご飯に浸して食べると言う贅沢。これがウマイ。

どれも信州松本の山の中で採ったキノコたちです。
旬を美味しく楽しんで行きたいですよね。

さて、本日はここまで。
ちょうどお時間となっておりまして。

また明晩、お目に掛かります。

それまで、それでは。
ありがとうございました。





こう言うお店はあるんだろうけれど、けれど稀有にも。

濃厚さのある家系。



気楽なところで、一生懸命…と言うことですが。

9月14日、塩尻北I.C.すぐ近く、信州麺屋きまはち商店にて。




看板メニュウがあって、
それを食べたい…と思うから、そちらのお店にお出掛けするのであって。
「ジョジョの奇妙な冒険」、第5部の“グレイトフルデッド”の兄貴が、
マンモーニのペッシに言う、
「殺す!…と思った時には、すでに引き金は引いているんだぜ」
…じゃないのだけれど、
どこに行こうか、お店が決まった段階で、
だいたいの気分と言うか、
どんなラーメンを楽しみたいかって決まっていると思うんです。
もちろん、到着までの何某諸々で気分も変わるんですけれど、
変わらなければ、それはそのまま。

そんな訳で「きまぐれ八兵衛」の系列に出掛ける時というものは、
すでに「豚骨」を愛でに行くつもりで、
乳化した豚骨スープに、クラッシュ生にんにくを入れて、
「うまい!(テーッテレー)」をやりたくて出掛けて行くので、
なかなか「横浜家系」の豚骨醤油を食べるに至っていませんでした。

確か前身に「壱代」があると伺った事が、
ずーっと昔にあるのだけれど、
その頃の看板メニュウは横浜家系の豚骨醤油でした。
その流れがあるのだろう…と思うと、
「壱代」が気に入っていただけに食べたい…けれども、
主たる長浜系の豚骨ラーメンをついつい選んでしまう…
そんなジレンマの中、ようやく「豚骨醤油」を注文する運びになりました。



見た目には、たすろう系の麺と似ているのですが、
味、食感共に異なる豚骨醤油の麺。
そして、持ち上げられて来るスープ。
家系のスープに、あまりトロミ、粘度を感じませんが、
こちらは感じます。
長浜系のスープをベースに割ったりして、豚骨醤油にしたような、
そうした濃濁スープで、非常に強く濃ゆい。
食べやすさより、濃さ、満足度、1杯の説得力に重点を置いたような、
ごく濃厚でインパクトが強いスープに、
モチモチ系の食感の麺がよく合っていました。
典型の家系の構成ではないものの、この個性はとても美味しい。
濃く重く、塩気も強いんですが、でもウマイ。

横浜家系には鶏油が層を成して浮かぶことが多いと思います。
これが豚骨のオイリーさで補充できている…と言う判断なのか、
鶏油+醤油の芳しさのコラボは感じません。
その分、豚骨の濃さの美味しさを堪能する1杯…と捉えました。
だからこそ面白かったのは、
「信州五十六家」などでは、卓上ニンニクを必ずや入れますが、
入れてこそ「これこれ!この味!」と思う、
それが、今回のきまはち商店では、あまり感じませんでした。
ニンニクが無くても十分と言うか、
ニンニクで変化するけれど、変化し過ぎないと言うか。



気になったので「焼きめし」もお願いしました。
420円だったので、半チャーハンくらいのサイズで、
サイドメニュウ的なものかしら…と判断して注文しましたが、
結構な量、大きさで驚きました。
しかも、ちゃんと香ばしく、メニュウの隅にちょこんとある…
それで終わってはいけない美味しさ。

「焼めし+中華そば」の「チャーハンセット」的な組み合わせも、
さぞ旨かろう…と想像できました。きっと、たまらん。

味わいとしては定番のチャーハン、焼飯の味わいです。
ただ、ちゃんと焼いてあって香ばしく、
頼んで後悔や「思ってたんと違う」と言うことはないな、と。

メニュウが豊富で、それぞれちゃんと作ってあって。
良いですね。
「きまはち商店」の今、知ることが出来ました…

…と言った所で、本日はここまで。
ちょうどお時間となっております。

また明日も出番はございます。
急ぎ、ご用向きがございませんでしたら、
是非、また。

それまで、それでは。

ありがとうございました。




カメラとボタン海老。



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

9月23日、松本市緑町界隈、厨十兵衛にて。




食べたさも、もちろんあったのだけれど、
新しくなったカメラで、見目麗しいボタン海老を撮ってみたい!
…そう思ったりもしていて。
ある種、ヨコシマな心持ちでの注文だったかも、いざ知れず。



子持ちのボタン海老。
一眼レフやプロのテクがある訳ではないので、
コンパクトデジタルカメラではあるので、
そうした写真と比べるといけませんけれど、
でも、ごく美しく撮影出来ていると思います。
もちろん、厨十兵衛の大将の海老の処理が完璧!…と言うことも、
重要なファクターであります。

YOKOさんと1尾ずつ。
みずみずしさ、甘味が非常に豊かで、とても美味しかったですし、
食後は名残惜しく感じるくらい。余韻もたまらない。
そして、日本酒を含むと、もっとたまらない。



「あじのたたき」もお願いしておりました。
味噌や大葉で味付けされたものではなく、
刻まれて、ネギの白い部分と合わせたスタイル。
醤油を付けて頂きますが、
醤油とネギの相性は言わずもがな良く、
そこにアジの張りのある美味しさ、
強すぎない脂が加わって、こちらも絶品。
ネギが良い仕事をしてくれていると感じます。
海老は一瞬で食べ尽くしてしまうけれど、
こちらはちょっとずつ味わう事が出来るので、
酒飲みには好都合な酒肴となっております。



「タラコの磯部揚げ」

…ひとりで食べ尽くしてしまいました。
YOKOさんも食べていると思ったけれど、
全て僕が平らげたらしいのです。

「食べたら良かったのに」

…と言うと、

「大好物っぽいし、美味しそうに食べていたから」

…と言う。なんとお優しい…。

「嫁を質に置いてでも食べたい」とか、
「奪い合うように食べる」とか、様々な言い方がありますが、
「嫁が旦那が好き過ぎるものを気を使って遠慮する」パターン。
なんとありがたいことか。

そんな一幕もあったりしながら、夜は飲みは続いて行きますが、
本日はここまで。
ちょうどお時間となっております。

また明日、お目に掛かります。

それまで、それでは。

ありがとうございました。





おおいに、大地讃頌。



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

9月29日、松本市扉温泉・桧の湯併設、かけす食堂にて。




その日、Facebookの「かけす食堂」に、
「キノコがいっぱい採れました!」と投稿があり、
矢も盾も居ても立ってもいられない心持ちになりました。

食べたい。
この時期だけの、山の恵みを食べたい。
奇しくも台風直前の秋雨前線によって、
当日予定していた松本マラソン付随の、
「ランクリニック」は不参加となってしまい、
「ならば」と、夫婦暗黙の了解、伴う行動…
自然と扉温泉・桧の湯を目指していました。

露天風呂が特に有名な「桧の湯」です。
雨で露天風呂に行くのか…とご心配のことと存じます。
何と言うか、もう気にしないと言いますか…
むしろ、雨によって体がクーリングされるので、
湯に浸かる体の部分と体感温度とを調整して、
実に快適に入浴することが出来ました。

で。

ここからは入浴前のお話でして。
お昼時分、混み合うちょっと前の時間に到着したので、
先にお昼ご飯だ…と思って「かけす食堂」へ。
入り口に「キノコを採って来ました」と、
マスターさんが合羽姿で、素敵な笑顔でキノコ採りをされている写真が、
掲示されておりました。

毒キノコがどれだか分からないし、
「不許葷酒入山門」じゃないけれど、
我が家、揃って虫が大の苦手なので、
自然なキノコをもらって、
水に軽く浸して浮かび上がって来た奴らの経験から、
「天然キノコは無理」と言うことになり、
専ら、お店に頼っております。
「かけす食堂」は僕らの希望が叶うお店。
天然のキノコが長いスパンで食べられますから、
本当にありがたいことです。



今の時期だけの限定メニュウもありましたが、
YOKOさんは初志貫徹。
「天然きのこうどん(味噌)」を注文しました。
いつも頼んでいるメニュウですが、
キノコの状態が取り立てですので、
今がいちばんスープが栄えます。美味しいです。
いつも美味しいけれど、更に振り切って美味しい。
スープを脇から貰う僕でさえ、
その手が止まらなくなるくらい美味しい。
何が旨いって、言葉で言い尽くせません。
とにかく、いくつかのキノコから出る美味しさが充満している。



「山のきのこおろし盛り合わせ」

これで650円は、本当にお得。信じられないくらいお値打ち価格です。
本しめじも入っていて、そりゃもう風味絶佳。
食感、味わい、それぞれ異なるキノコたち。
それが一皿に盛り込まれております。ホント幸せ。




雨が多い晩夏あたり、
また前回、かけす食堂に立ち寄った時にも、
「今年はキノコが多いだろう」とは聞く訳で。

昨年はちょっと残念な年だったはず。
だからこそ、松本では「かけす食堂」だし、
僕らは更に栄村の秋山郷にも出掛けて行きたいんです。
みずと屋食堂のキノコラーメンも食べねば…。
暦の上、涼しさの到来、色々と秋を感じられる様になりましたが、
食い気に走る僕らのことですから、
やはりキノコで秋を感じて行きたいなぁ…
その“はしり”を、かけす食堂で味わって来たと言う、
そんな一席、ここでちょうどお時間となっておりまして。
続きは、また後日とさせて頂きます。

それはそれでも、明晩も是非お出掛けください。
こちらでお待ち申し上げております。

では、それまで、それでは。

ありがとうございました。

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気楽なところで、
一生懸命、行きます。