2018/10/25
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年に1度のキノコ祭りの日。
この日のためなら、何でもする心意気。
気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
10月21日、栄村秋山郷、みずと屋食堂にて。
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「みずと屋食堂」にて、Google検索を行うと、
このブログ、「酒 宗夜・小盛り」が上位にやって来ます。
【 みずと屋食堂で、キノコラーメン、そして秋山郷の紅葉と温泉。 】
( http://sakesoja.naganoblog.jp/e2176003.html )
そんな天然キノコの時期だけ、
期間限定開店のお店に、今年も出掛けて参りました…
…と言う、
そんな一席で、しばらくのご愉快を願っておきますが…。
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片道、高速道路含めて3時間。
170km強あります。
松本平から新潟・津南町を通って秋山郷を目指すルート。
疲れ切ること必至…
かつ、温泉にも入って来ようと言う…
疲れ切って動けなくなる所まで必至な日帰り計画。
その為に、前日は飲みに出掛けることもなく、
お楽しみである落語会にも参加せず、
「コンパクトに前日を過ごそう」として、
早く寝て、元気に早く起きて…そうして秋山郷に辿り着きました。
11時10分くらいの到着でしたが、
まだ座敷席に空きがあり、
11時30分を過ぎた辺りから並びが発生していました。
タイミングや日和もありますが、
シャッター(開店前並び)までしなくとも、
とりあえずは良いのかしら…
11時を少し超えたあたりでも…でも、早めに訪れましょう!…なんてところ。
お店に順番待ちネームボードもないので、
並びになると、ちょっとした所で順番が入れ替わる可能性がありそう。
早めに到着して、ストレスやご心配少なく、極上のキノコにあり付きたい…
そう思います。
これが名物「キノコラーメン」、1200円で…
そう、“1年分のキノコを1食で食べる”ようなラーメンです。
ローカルテレビを拝見していると、
当然にこの時期、天然キノコを根多にして、
お料理屋さんを紹介しているのですが、
同じ1200円でも、ほんのちょっぴりしか天然キノコが乗りませんね。
ここまで豪快にはならない。
豪快と言えば、僕とYOKOさんのラーメンで様相が違います。
ふたり分をガッと作って、バッと分ける…
様相は違えど、キノコはめちゃくちゃいっぱい入っています。
キノコキノコ、食べても食べてもキノコ。
餡がスープに溶け出して来てから、より一層の旨味に包まれます。
「おいしー!!」
…と言って弾ける笑顔で喜ぶYOKOさんを見ると、
「本当に頑張って運転して来て良かった!」
そう思いますし、僕もやっぱり美味しくて、
満面の笑みだったと思うんです。お互いに美味しい。だから幸せ。
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今回は、ほかのお客様が頼まれているものも、
「おっ、みんな頼んでいるし我が家も頼んでみるか」
…そう思って、2品追加しました。
「揚げ出し豆腐」
「秋山豆腐」による揚げ出し豆腐ですが、
一般的な「揚げ出し豆腐」とは異なる見た目ですよね。
素揚げ…いや、竜田揚げ?にした様な…。
タレも甘い醤油ダレで、
信州人としては、
お餅を「醤油+かなりの砂糖」で食べる、
そんなお餅の食べ方に慣れていますが、
その観点からだと、程々に甘いタレで食べる…なんて感覚。
お餅とは異なりますが、
衣はモチッと片栗粉的な素養があるし、
お豆腐の淡白さも手伝って、それらしい食べ心地…
あれ、揚げ出し豆腐って、こう言う食べ物だっけ?
でも、まぁ美味しいし。
…そんな心境に。
冒頭に使った写真は「キノコ炒め」でした。
4年前に初回、昨年にウラ(2回目)、今年で3回目(馴染み)…
…いや、何も花魁に会う数の重ね方で表現しなくても良いのですが、
ともあれ、3回目において初めて見かけました。
「キノコラーメン」「キノコ丼」「キノコサラダ」の、
3大巨頭体制だとばかり考えておりましたが、
壁に張り出されたメニュウの隅、
そこにお客さんがいらっしゃると見えない位置に、
「キノコ炒め」とあって、
「野菜炒め+天然キノコたっぷり」と言う構成。
これがもう、めちゃくちゃに美味しかった!
「キノコサラダ」は茹でたそのままに近いので、
アッサリはしていますが、どこか物足りなさも。
炒める事で野菜の香ばしさごと、
キノコの旨味も含めている感じ。
キノコラーメンは餡かけスタイルですが、
これに中華鍋での焼きが入って、相まって…
「まだまだ、こんな美味しい一皿があったとは!!」
…そんな心持ちに。
これは来年以降も、必ずや注文したいと思います。
餡かけも良い、炒めも良い。
思い出すだに、もう1度…と思いますが、
やっぱり、果たして来た今週は疲れ切ってヘロヘロになっているので、
1年に1度くらいが良いんだろうな…なんて思っております。
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当日、その後は温泉に。
Tweetでは、以下のように。
(108)屋敷温泉・秀清館に来ています。
この硫黄香るお湯に入りたかったんだー!
今日は男性側の小浴槽も適温でした。
硫黄の香もさることながら、どこか金気臭もあるのかなぁ。
ともあれ薄緑色の濁り湯は絶品です!1年ぶりでした!
(109)野沢温泉・麻釜温泉公園 ふるさとの湯に来ています。
今日はあつ湯も、そこまで熱くなく、
ちゃんと入ることが出来ました。濃密ながら湯上がりスベスベ、
ツルツルを体験できる本当に良いお湯!
湯の華も舞い、名湯野沢温泉を充実の設備で利用でき、
本当に助かります。痺れます♪
…と言う2湯。
昨年は「屋敷温泉」と「いいやま湯滝温泉」でした。
あまり位置関係を把握しておらずに居りましたが、
「いいやま湯滝」と「野沢温泉」は、ほど近く、
栄村から飯山市を目指す道中で、
そのまま真っ直ぐ進めば湯滝温泉に着く…と言う道すがら、
やおら左に曲がると、野沢温泉に直ぐ到着する…と言う道があるんですね。
これは知らなかったし、
昨年も知っていたなら、そちらを目指していた様に思います。
野沢温泉は温泉街にもなっていて、風情も良いしお湯も素晴らしく良いものですし。
キノコを巡る北信行、相変わらず自然の中で、
素晴らしい美味しさ、体験を味わうことが出来ました。
さて、本日はここまで。ちょうどお時間となっております。
また、明日のお目見えとなっておりますので、
それまで、それでは。
ありがとうございました。
※みずと屋食堂、11月に入ってしばらくで、今期は営業終了になると思いますので、
営業期間については、是非、お店へご確認ください。