2018/10/14
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学校給食のカレーとソフトめんみたい。
…とは、YOKOさんの例え。
僕は、深く頷く。
気楽なところで、一生懸命…と言うことですが。
10月5日、松本市石芝界隈、らぁ麺しろがねにて。
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先達ては「松本MISOさんぽ」の限定メニュウ、
こちらは「長野Komachi」の限定メニュウ、
松本サマーフェストに参加されたりもして、
「らぁ麺しろがね」は、
今年、「くろがね」のオープンもありましたし、
本当、“飛躍の年”…なんて印象があります。
本当に、ご活躍されておりますよね。
よく「長野Komachi」を読まず、
「カレーラーメンなんだろうな」と思って訪れてしまっておりました。
このアングルで見てみると、よく分かるかと存じますが、
「カレーライスのライスを麺に変えた」状態です。
カレーライスを盛り付ける様な、深めの平皿に盛り付けられているので、
「まぜそば」の一種ではあると思いますが、
より「カレー麺」と謳った方が近しい表現になろう、と言うもの。
麺は黄色く、太麺。モチモチの食感。
カレーライスはそうしたことは言われませんが、
カレーうどん、カレー麺などは、よく「飛び跳ね注意!」なんて言いますよね。
YOKOさん、箸を手に取り開始1秒で、ズボンにカレーを飛ばしていました。
即座に、店員さんから紙ナプキンを提供してもらい、
以降、事なきを得ましたが、麺が太いことも手伝って、
やおら元気に飛び跳ねますので、ご注意を。
カレーは学校給食系、家庭のものにもありそうな、
もったりした、アジアンスパイスがあまり多く含まれない類のカレー味。
とても馴染み易い味わいだと思いましたが、
かなり辛い。辛いと感じました。
そう、確かInstagramでしたか、
「結構辛いです」と公式アカウントでも取り上げられていた様な。
自分はココ壱であれば1辛が、
「すごく辛くはないけれど、ちょっと辛くてちょうど良い」…そんな実力。
その自分をして、辛い感じ。
YOKOさんは、もうちょっと上の段位取得者なので、
「そうかな、カレーはあんまり辛くないよ」
…とのこと。
「あ、でも玉葱は辛いかも」
いつものオニオンスライスだけではなく、
紫色のブロック状の玉葱も加えられていて、
それは玉葱らしい刺激があって、別の辛さを感じていた様子。
逆に、僕はそうした辛さは有段者なので、気にならず。
味覚の得手不得手は面白いですよね。
麺のしっかりモチッと感とカレーの風合から、
「学校給食のソフトめん」と言うYOKOさんの表現は、
自分はとても納得できるものでした。なるほど、と思う。
けれど、こうしてメニュウに出しているお店は存じません。
むしろ、食堂がカレーラーメンとして、
ラーメンの上にカレーを乗せているタイプの1杯の方が、
界隈で見かける機会が多いんじゃなかろうか…と思います。
「長野Komachi」の年に1回のラーメン特集では、
様々なラーメンが掲載されますから、
やはり、こうした異色…と申しますか、独自性あふれるメニュウは、
限定らしくあり、興味を満たすものだと思いました。
カレーパスタなんて出す喫茶店があったりしますけれど、
それは焼きカレーに似てドリアっぽい印象がありますし、
ド直球に「カレーライスのライスを麺に変えた」上で仕上げて来る、
さすが「らぁ麺しろがね」だなぁ、とも思います。
さて、こんな所で本日はお開きとなっております。
限定2種の一席でお付き合い頂いて参りましたが、
だからこそ、日常の…レギュラーのしろがねのらぁ麺が食べたくなってしまったなぁ…
…そんな風に思っております。
日常の味が好きだからこそ、やっぱり「しろがね」に足を運んだ訳ですものね。
さて、高座は明日もご用意がございますので、
是非お出掛けを願っておきます。
それでは、それまで。
ありがとうございました。