MCRG ギルド豆 Vol.5 「ベトナム・エバーグリーン G1」






MCRG ギルド豆 Vol.5 「ベトナム・エバーグリーン G1」



えー、気楽なところで一生懸命…と言うことです。

2月、それぞれのお店に出掛けて行って、珈琲豆を買い求め、ほぼ自宅にて。






さてさて、
お馴染み、
Matsumoto Coffee Roasters Guild企画、第5弾であります。

最近…ホント最近、
いやむしろ、この流れの中で、High-Fiveさんに出掛けて行って、
ドミニカ共和国の「プリンセサワイニー」を飲んでみて、
珈琲豆の品種と名付けられた名称とがイコールではないと、
ちゃんと理解しました。

もちろん、単一農園から出ていて、その名前が付いたコーヒーもありますし、
今回の「エバーグリーン」の様に、
「ダラットの小農家」で栽培された珈琲豆に、
名前を付して販売…と言うか、卸していると言うのか…
プリンセサワイニーは後者のパターンで、
ワインっぽい(ワイニー)味わいだからこそ、と言う…
これまでも触れていたけれど、
また、日本酒だってクラフトビール、焼酎もそうなのだけれど、
「米の酒、清酒米、清酒ライス」なんて名前がない様に、
それでも「銀盤・米の芯」なんて言うものもありますし、
名付けは自由なものなので、
それがいったい何なのか…と言うことは、ちゃんと理解していた方が、
より楽しいんじゃないかなぁ、と。
(今回トップの写真は、そんなプリンセサワイニーを頂いた際のもの。
 後ろの袋の中に、エバーグリーンが入っているのでして)

今回は、標高1200mの地域、
ラムドン省ダラット地域の珈琲豆で、
原料処理は、ウォッシュド、Screen Sizeは18up、
品種は、カチモール(Catimor)とのこと。

今回も感想メモを起こす形で振り返ってみたいと存じます。
心に一滴でも参考になれば幸いで…
どうぞ、最後まで、お付き合いのほどを願っておきますが…。






Matsumoto Coffee Roasters Guild
情報は、下記 Facebook のページにて。

https://www.facebook.com/matsumotocoffeeroastersguild/ )

MCRG ギルド豆 Vol.1 「ルワンダ」
http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/2017624mcrghop-.html
「コーヒーの楽しさが、昨日より少し熱を帯びて続いて行く。(2017年6月24日)」

MCRG ギルド豆 Vol.2 「ニカラグア」
http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/20179mcrg-960f.html
「ジャバニカを飲み比べてみようぜ!(2017年9月)」

MCRG ギルド豆 Vol.3 「エチオピア・イルガチェフェ地区(G1・ナチュラル)」
http://sakesoja.naganoblog.jp/e2185446.html

MCRG ギルド豆 Vol.4 「パプアニューギニア・AA・ブヌン・ウー農園」
http://sakesoja.naganoblog.jp/e2201847.html







MCRG ギルド豆 Vol.5 「ベトナム・エバーグリーン G1」


時系列を合わせて。
飲んだ順に書いて行きます。


【 Hop Frog Cafe:お店:エアロプレス 】


MCRG ギルド豆 Vol.5 「ベトナム・エバーグリーン G1」

2月11日、Hop Frog Cafeにて。

店長さんが仰った…予想した通りの味わい、雰囲気でしたね。


コーヒーらしい香、アロマは麦っぽい。
甘味あり、HFCに通じてある系統の香味は、あまり感じないかも。

和三盆糖のお菓子、えんどう豆のお菓子。
お湯に麦糖を落としたような…
湯と比べると、甘味のある雰囲気。
軽やかな酸味、余韻はしっかり甘い。

酸が一瞬だけクレッシェンドして、
その後、ゼロ調整、素に戻り、甘い余韻がごく長い。

2口目は、1口目の余韻の中にまだあって、
酸の感じ方が変わって、でも素に戻ってを繰り返す。
飲むたびに、味わいが織り重なって感じられる印象。
落ち着いて来ると、とてもサッパリ飲むことが出来る。

カエルのお店の焙煎において、
主眼を置くのは「豆の個性を引き出したい」とのこと。
たぶん、これまでのアプローチと、
また違った個性を持った珈琲豆なんだろうな、エバーグリーン…と思いました。





【 かめのや:自宅:ウェーブドリッパー 】


MCRG ギルド豆 Vol.5 「ベトナム・エバーグリーン G1」


2月12日、自宅にて。

2月11日に買い求めに出掛けると、すでに売り切れており…
途方にくれて、カエルのお店を訪れると、
1回分で良ければ個人用に購入したものを分けてあげられる…とのこと。
本当に、本当に有り難かったです。
事前情報でも、
いちばん強い焙煎を掛けたとのことだったので、興味がありましたから。
こうして飲み比べて、書いて記録をして…
「あぁ、今回はダメっぽい」と諦めてしまっていたので、
本当に助かりました。


ロースト香、強い。
甘味少ない香にヘーゼルナッツ、カシューナッツ、少し香草。

飲んでみると、わりと苦く感じる。
お湯の量をちゃんと測って入れたのだけれど、
抽出が強く掛かってしまったのだろうか…と寸時考える。

けれど、そのあとにスーッとした印象が出て来る。
苦味は強め、酸が少なく、渋さも強くないので、
殊更、苦味が強調されるのかも。
味の調和が崩れた感じはしないので、適正範囲で抽出できていると思い直す。

カエルのお店のエアロプレスより、余韻は早く終わる。
甘い余韻が続くのではなく、スパッと終わる。
ほろ苦く、酸の酸っぱ味ではなく、
苦味渋味と共に、じんわり酸が伸びて来るような印象。

ロースト系の苦い余韻が特長的に余韻にある感じ。
やはり焙煎が強く為された分のキャラクターを味わう。

YOKOさんは、「苦味強い」とのこと。





【 Hop Frog Cafe:自宅:ウェーブドリッパー 】


MCRG ギルド豆 Vol.5 「ベトナム・エバーグリーン G1」


2月12日、自宅にて。

香で…
ココア、柔らかい。
芳しくて、ほの甘さが出ている。ココアクリーム。
バニラ、キャラメルミルク、少しお線香。
若草イメージのミルク、チョコのあっさりしたタイプのもの。
チョコストロベリー感も。少しクランベリー。

飲んでみると…
スイート、甘いキスチョコ、
空気感、スープ感、浅いけど旨味、ダシみたいな感じ。
スマートだけど、柔らかさもある。
エアロプレスより、余韻の出方は浅く、
でも、ちゃんと甘味のコクあり、後半(アフター)の那智黒の飴感も符合する。

YOKOさんは、「飲みやすい。苦味渋味酸の嫌さない。
私、こう言うコーヒーは良いと思う。飲みやすい」…とのこと。


MCRGのFacebookページの紹介などを見ても、
どの焙煎士さんも、
“特徴がないことが特徴の豆エバーグリーン”に、
苦戦…いや、苦心?
それは楽しみでもある、腕の見せ所と銘打っても良いような、
今回、第5弾のギルド豆であったと思います。

エバーグリーンの特徴の無さから、
その素っ気無さを最大限に引き出すと言う…
…何とも難しい日本語の用法になるのですが、
その実現に近かったのかも知れませんね。
自分が抽出して、YOKOさんに飲んでもらう…
…今回、いちばん良い反応があった1杯でした。





【 Hi-Five:自宅:ウェーブドリッパー 】

MCRG ギルド豆 Vol.5 「ベトナム・エバーグリーン G1」


胡椒、スパイス感、シナモン、緑茶。
東洋イメージ、麝香、ドライジンジャー。
ここで、再び胡椒感が戻って来る。そして、干からびたウッディさ。
ドライナッツ系。油の少ないタイプ。
ナッティさが、すごく香ばしく硬く、そして華やか。

飲むと、こんな「ぽっ」とシンプルなんだなぁ…って思う。
ここでも「あ、淹れ方薄かったかも」と瞬間は思う。
けれど、余韻にしっかりした苦味を感じ取り、
それは、くどさが無く、苦味の向こう側に甘味が残る印象。
HFCと共通項を感じる時もあるけれど、基本は異なる感覚。

温度が下がって来ると、さらに甘味、ミネラル、スパイス。
ベースのシンプルさが光って、どこかクリーム感も出て来る。
クリーム感はオイリーさ…に通じているのかなぁ、と。

YOKOさんは「香ばしい、軽い」とのこと。





【 CAFE THE GROVE:自宅:ウェーブドリッパー 】


MCRG ギルド豆 Vol.5 「ベトナム・エバーグリーン G1」


ちゃんとローストされた香。
ベーコンほど強くはないけれど、ハムくらいの燻製香があるかも。
…燻製香と言うより、もっと木を焦がした甘い香が近い。

奥に少し柑橘類、濃いドライベリー系。
シンプル、焙煎の気配、吸えば吸うほどに生まれて来るローストの香。
ナッツっぽさもある。アーモンド。

酸あり。ファーストはとてもミネラリー。
シンプルで、コンソメの様な味の太さがある。
これは酸の効果ではないだろうか。トマトのそれの様な。
余韻も太く、柔らかい。塩味のダシ感。
苦さ少なく、渋味も中程度。麦茶や番茶の気配。
重さも適度にある。
飲むとシンプル…だけれど、その中にオイリーさがありそう。
舌先が滑らかで、どこか朝日村のシュトラッセに近い思想を感じる。
余韻の伸びは、カエルのお店に次いで長め。

YOKOさんは「苦味がある。嫌味なところがない」…とのこと。






感想メモは、以上。
今回も、しっかり楽しませて頂きました。

全体に見られる特徴は、なるほどシンプルさだと思います。
シンプルだからこそ、
そっと感じられる香味が特徴となって気付き、印象に繋がる感じ。

カエルさんとカフェ・ザ・グローブにスープ感(酸、旨味)を感じ、
ハイファイブとカフェ・ザ・グローブに木の焦がしたニュアンスを感じ。

ナッツ感もそれぞれ得ているのですが、
ロースト深度によって出て来るオイリーさの差によって、
油を感じやすいナッツか、香ばしさ優先ナッツか…
…など差が出ている様に思います。

余韻の甘い風合が、とても好ましく、
エアロプレス抽出は、
やっぱりエアロプレスだからこその余韻であった様に思います。

ベトナム…と言うことですが、
カエルのお店の袋に「ヴィエトナム」と書いてあった事も印象的です。
たぶん、本来の発音は、そう発するんだろうなぁ、と。

こうして、それぞれのお店に出向いておりますが、
ギルド豆以外にも、
もちろん幾種類も焙煎されておられて、
実際に味わってみても、またテスターを用いたり、
お話を聞いたりしてみると、
どの味わいも、とても興味深く、それを家でも体験できる、
テイクアウトできると言う事は、
日常のコーヒー事情を、より豊かにしてくれる様な気がします。



それぞれのお店ごと、
ベトナム・エバーグリーンの在庫状況は異なっていると思いますので、
もし、ご入手の際はお問い合わせを推奨します。
(2月18日、カエルのお店は、もう少しで終焉…と、
 最新情報を更新されておりましたね)

今回はHigh-Fiveさんで、ドミニカ・プリンセサワイニー、
Cafe The Groveさんで、
タンザニア・キゴマ・キボー・ディープブルーAAも購入しています。
プリンセスワイニーは独特のナチュラル系の風合が面白く、
タンザニアは、テスターで香ってみると、
ツンとした若い香、リンゴの様な香が、
抽出することで、どんな風に広がるのか…と興味を持ったからでして。


今回も、コーヒーをとても良く、楽しませて頂きました!

ありがとうございましたっ!

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