2019/01/18
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・
ご厚意、そして美味しさへ、いつも感謝しています。
気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
2018年12月28日、松本市上土と裏町の間辺り、麺肴ひづきにて。
・
・
2018年の〆のラーメン…
YOKOさんが“年の瀬ラーメン”を選んでくれたので、
僕は、「これを食べよう!」と決めていたものを。
もし、YOKOさんが他のメニュウを選んだとしたら、
それはそれで、限定の「年の瀬ラーメン」を僕が頼んでいたし、
満足できるものだったろう…と思いはしますが、
以心伝心と言うものなのか、いつも本当にありがたい事でして。
秋から冬に掛け、「堀内ひづき」での営業も経て、
全体にメニュウがリニューアルされた訳ですが、
つけ麺は全4種で、
「鶏醤油つけ麺が細麺・清湯」の組み合わせ、
「コク醤油つけ麺が太麺・白湯」の組み合わせとなっています。
あとは太麺・白湯で味噌、辛味噌…と言うカタチ。
昔からある醤油系つけ麺に近いのは…
…と言う観点で選んで、醤油麺コクにごりの名前の名残を感じる、
「コク醤油つけ麺」にしました。もちろん、麺大盛りにして。
たっぷりの麺。大盛りですから。
でも、でも自分には足りないくらいなんです。
もうちょっと食べたい。
美味しければ、なおさらなんです。
ひづきに始まった事ではなく、
蕎麦でもうどんでも、もちろんラーメンでも…
こうしてつけ麺スタイルで食べる場合、
どうやら、大好物みたいで、他の食べ物より、もっと食べたくなります。
だからこそ、お蕎麦屋さんを一時に3軒はしご…
…なんて事も出来ているんです。
1度、「月の兎影」で「大盛り+替え玉」をお願いしたところ、
それはきっと2倍以上の麺の盛りになって、
これはこれで苦戦したと言う…
「ちょうど良い量」って、人それぞれって部分も多いもので、
なかなか難しいと思うんです。
空いている時、忙しくない時…
その判断はお店の方に投げてしまって、
「もし、対応できたら…」とお願いをしています。
つけ麺を替え玉、1玉で。
スープも温め直してもらって食べる。
もし、手が空かなければ、
ご飯ものをちょっと行こうかな…と言う所ですが、
張りのある、確かな食感が美味しい麺を、
再び、満足する量で、たぐる事が出来る喜びがあります。
嬉しくて、美味しくて。
だからこそ、1年の締めくくりとして選びたかった…と言う訳で。
麺はこれまでの中太平打多加水傾向ちぢれ有りの麺と、
きっと大きな変更はなかったと思います。いつも通り、これが良い。
ただ、スープは変化がありました。
写真を撮る間しか、時間は経過していないと思うのですが、
表面に膜が張られて、白湯の濃度がうかがい知れるもの。
麺と共に味わってみると、
鶏白湯系と思しき、濃い風味がめいっぱいに広がって、とても美味しい。
これまで通り、エッジの利いた醤油風味も後から追いかけて来ます。
食べて直ぐの白湯のビックウェーブには驚きました。
白湯のコク、風味の良さを感じて、
追って麺のプリッとした弾ける様な食感を楽しみ、
醤油の余韻が、グッと締めて、「あぁ、うまい」と。
これまでの「醤油麺コクにごり」のイメージだと、
順を追って感じる…と言うより、
麺があって、コク味+醤油味が追いかけて来る時系列だったでしょうか。
リニューアルを経て、更に「ひづき」はパワーアップしているんだなぁ…
そう感じる年の暮れ。
以降の麺曜日を申し上げる内容は、これにて新年へ…と移って行きます。
また次の機会においても、お付き合いを願っておきまして…
それまで、それでは。
ありがとうございました。
2019/01/17
・
・
家で食べられないものを美味しく食べる。

気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
2018年11月24日、松本市駅前界隈、信州ばんざい家にて。
・
・

「エイヒレ」
YOKOさんが飲みの終盤で必ず注文するもの。
「厨十兵衛」なら「たたきゅう」だし、
「風林火山」や「ばんざい家」だと「エイヒレ」になります。
「あ、エイヒレ好きなんだ」と思って、
家に取り寄せてみて、晩酌に出す…
…と言うと、飲み始めから食卓に並ぶ訳ですが、
それだと、喜んで食べないんだな…と言う事が分かって来ました。
「エイヒレ」、通販も色々と選別したし、数種類を買ってみて、
中でも味が合うものを選んでいたし、
品質には自信があったのだけれど、どうにも受けが悪い。
居酒屋さんで食べている時みたいな、ニコニコの笑顔ではない。
何なら、家での晩酌の終盤に柿の種を取り出して、
ポリポリしている時の方が、よっぽどニコニコとしている。
適材適所と言うのか、呑みの情熱大陸と言うか、
呑みの流儀と言うか…ともあれ、喜んでもらいたいから、
やっぱり「エイヒレ」は僕らの外飲みでの定番なんだろうな、と。

「リブロースステーキ」
「うっひょー!テンションあがるー!」と、いつも思います…って、
いつも注文している訳じゃないし、
それなりにお値段もするので、
「よし、今日は頼むぞ!」と心に決めて、メニュウシートに書きますが、
やっぱり届けられて、ひと口食べて、脂の旨さを実感すると、
「ああもう、頼んで良かったー!」ってなります。
肉の良し悪しが分かる訳ではないけれど、
聞くと、「かなり良いお肉」とプロに言わせられるらしい肉であり、
なるほど、柔らかさや脂の凝縮感、陶然とさせる力…
たまらないことはたまらない。
ステーキ屋さんに出掛けたりしない僕らなので、
現代のステーキ屋さんで、こうしたお肉が出て来るのかどうか…
…それが分からないのだけれど、
時たま、選びあぐねいて入る肉系ファミレスチェーンで、
2000円を超えるステーキを食べてみて比べてみるに、
うん、同じ生き物のお肉じゃないかも…と言うくらいに、
なんだろ、差があるんだなぁ…としみじみ思います。
こうしてブログにして、
文章にして、頭を巡らせないと引き出しが違い過ぎて、
全くリンクの気配がなかったですね。そうか、同じ牛肉だったか。
うん!美味しいお肉だと思います!!
(どなたかが、ばんざい家に出掛けて行って、
頼もうか、どうしようかを迷ったときに、
背中を押すことが出来ると、すごく嬉しいです…
…と言うことを願って書いていたりします。
やっぱり、美味しいを共有したい)

この日は、ちょっと珍しい飲み物も頼んでいました。
アルコール類は本編で…と言うことになっておりますが、
たまには、こちらでも。
「カジュッタグレープフルーツハイ」でしたっけ。
YOKOさんが注文したものでした。
グレープフルーツの中がジュースになっていて、
そう言えば、ビアフェス松本でも持ち歩いている方、
いらっしゃっいましたよね。
「あ、これはこう言う飲み物なんだ!」…と、
ふたりで驚いたりなんかして、楽しい酒場風景でして。
果汁量を自分で調整したりしながら飲む事も出来るみたい。
生果実は、やっぱり瑞々しさと華々しい香がたまりませんよね。
では、本日はここまで。
ちょうどお開きの時間と相成っておりまして。
続きは、また別の晩とさせて頂きたく存じます。
それでは、それまで。
ありがとうございました。
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家で食べられないものを美味しく食べる。
気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
2018年11月24日、松本市駅前界隈、信州ばんざい家にて。
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「エイヒレ」
YOKOさんが飲みの終盤で必ず注文するもの。
「厨十兵衛」なら「たたきゅう」だし、
「風林火山」や「ばんざい家」だと「エイヒレ」になります。
「あ、エイヒレ好きなんだ」と思って、
家に取り寄せてみて、晩酌に出す…
…と言うと、飲み始めから食卓に並ぶ訳ですが、
それだと、喜んで食べないんだな…と言う事が分かって来ました。
「エイヒレ」、通販も色々と選別したし、数種類を買ってみて、
中でも味が合うものを選んでいたし、
品質には自信があったのだけれど、どうにも受けが悪い。
居酒屋さんで食べている時みたいな、ニコニコの笑顔ではない。
何なら、家での晩酌の終盤に柿の種を取り出して、
ポリポリしている時の方が、よっぽどニコニコとしている。
適材適所と言うのか、呑みの情熱大陸と言うか、
呑みの流儀と言うか…ともあれ、喜んでもらいたいから、
やっぱり「エイヒレ」は僕らの外飲みでの定番なんだろうな、と。
「リブロースステーキ」
「うっひょー!テンションあがるー!」と、いつも思います…って、
いつも注文している訳じゃないし、
それなりにお値段もするので、
「よし、今日は頼むぞ!」と心に決めて、メニュウシートに書きますが、
やっぱり届けられて、ひと口食べて、脂の旨さを実感すると、
「ああもう、頼んで良かったー!」ってなります。
肉の良し悪しが分かる訳ではないけれど、
聞くと、「かなり良いお肉」とプロに言わせられるらしい肉であり、
なるほど、柔らかさや脂の凝縮感、陶然とさせる力…
たまらないことはたまらない。
ステーキ屋さんに出掛けたりしない僕らなので、
現代のステーキ屋さんで、こうしたお肉が出て来るのかどうか…
…それが分からないのだけれど、
時たま、選びあぐねいて入る肉系ファミレスチェーンで、
2000円を超えるステーキを食べてみて比べてみるに、
うん、同じ生き物のお肉じゃないかも…と言うくらいに、
なんだろ、差があるんだなぁ…としみじみ思います。
こうしてブログにして、
文章にして、頭を巡らせないと引き出しが違い過ぎて、
全くリンクの気配がなかったですね。そうか、同じ牛肉だったか。
うん!美味しいお肉だと思います!!
(どなたかが、ばんざい家に出掛けて行って、
頼もうか、どうしようかを迷ったときに、
背中を押すことが出来ると、すごく嬉しいです…
…と言うことを願って書いていたりします。
やっぱり、美味しいを共有したい)
この日は、ちょっと珍しい飲み物も頼んでいました。
アルコール類は本編で…と言うことになっておりますが、
たまには、こちらでも。
「カジュッタグレープフルーツハイ」でしたっけ。
YOKOさんが注文したものでした。
グレープフルーツの中がジュースになっていて、
そう言えば、ビアフェス松本でも持ち歩いている方、
いらっしゃっいましたよね。
「あ、これはこう言う飲み物なんだ!」…と、
ふたりで驚いたりなんかして、楽しい酒場風景でして。
果汁量を自分で調整したりしながら飲む事も出来るみたい。
生果実は、やっぱり瑞々しさと華々しい香がたまりませんよね。
では、本日はここまで。
ちょうどお開きの時間と相成っておりまして。
続きは、また別の晩とさせて頂きたく存じます。
それでは、それまで。
ありがとうございました。
2019/01/17

肥前佐賀24蔵目。鹿島市・峰松酒造場「菊王将」にて。菰樽を参考にしました。ウェブサイトは酒屋さんを営んでいて、光武のお酒も一緒に販売されています。ちょっと珍しい形態。
2019/01/16
・
・
今日はふたりで、暮れの用事の間に。

気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
2018年12月22日、松本市駅前大通り、High-Five COFFEE STAND にて。
・
・
だいたい2018年の“High-Fiveと自分”と言うものは、
僕自身が、ひとりで訪れることが多かった…と思います。
時たまではあるけれど、定期的に、
YOKOさんと別行動を取る時があって、
決まって街歩きをする僕が、休憩時間として…
…やっぱり、“コーヒースタンド”だからでしょうか、
ちょっと休憩することに、とても使い勝手が良くて、
かつ、休憩中のコーヒーが美味しいんだから何よりで…
…最近、自分自身の変化として、
ピロリ菌除去のため、アルコールを我慢することは、
何の問題もなく受け入れられた自分が、
「コーヒーを気軽に飲むことが出来ない時間」に対して、
とても嫌悪感を抱くようになった…と感じます。
(吸わないですけど)食後のタバコのように、
是非とも、仕上げにコーヒーを合わせたいなー…なんて思うように。
よりコーヒーを身近に感じるようになったきっかけ…原因、要因…
こうして「High-Five」で気楽に楽しんでいるからなのかなぁ、と。
家で、ひとり分でもコーヒーを淹れる様になったくらいですから、
大きな変化だと思っていて。
・

当日は色んなお目当てがあって、
この珈琲豆を買いに出掛けてもいた日でした。

その直前には、岡田の「Cafe The Grove」で、
同じ豆の焙煎士さん違いの珈琲豆を買い求めていたりして。
先達て書いた「Cafe The Grove」での、この回。
( http://sakesoja.naganoblog.jp/c90582.html )
この「グアテマラ・オリエンテ」が、いたく気に入りまして。

この豆、High-Fiveも焙煎したよー…との情報を得て、
珈琲豆を買い求め、
また、やっぱり抽出も人です。
人によって味わいが違うので、
High-Fiveの抽出の味を楽しもう…と言うところ。

一緒にスコーンも頼んで、YOKOさんとお茶の時間。

YOKOさんは「ジンジャーブレッドラテ」を。
これは当時の季節限定ラテだったので、
今だと「クリームブリュレ・ラテ」かなー…
どちらも人気のあったラテメニュウ、その季節が巡って来たみたい。
僕は、まさに“興が乗った”…と言うところ、
グアテマラ・ウエウエテナンゴ SHB(ウォッシュト)- シティロースト
…も飲んでいました。おかわりになるので100円引き。超お得。
「オリエンテ」と比べると…比べると、
同じグアテマラでも、もちろん精製方法も異なる訳で、
全く違うんだなー…って思いますし、
ナチュラル系の芳しさが、少し苦手とも言うYOKOさんにとっては、
ウエウエテナンゴのYOKOさんの思い描く「コーヒーらしさ」に、
より合致するテイストが、気に入っていたりするそうです。
好みは、いつも一緒にいる僕らであっても、別々ですね。ホントに。
色々と飲んでみる、楽しんでみる…これが良いなぁって。
・
さて、本日は年末の珈琲風景を申し上げました。
ちょうど良いところ、ここでお開きの時間もやって参りまして…
また明日も、ちょっと立ち止まって頂けたら幸いです。
それでは、それまで。
ありがとうございました。
・
今日はふたりで、暮れの用事の間に。
気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
2018年12月22日、松本市駅前大通り、High-Five COFFEE STAND にて。
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・
だいたい2018年の“High-Fiveと自分”と言うものは、
僕自身が、ひとりで訪れることが多かった…と思います。
時たまではあるけれど、定期的に、
YOKOさんと別行動を取る時があって、
決まって街歩きをする僕が、休憩時間として…
…やっぱり、“コーヒースタンド”だからでしょうか、
ちょっと休憩することに、とても使い勝手が良くて、
かつ、休憩中のコーヒーが美味しいんだから何よりで…
…最近、自分自身の変化として、
ピロリ菌除去のため、アルコールを我慢することは、
何の問題もなく受け入れられた自分が、
「コーヒーを気軽に飲むことが出来ない時間」に対して、
とても嫌悪感を抱くようになった…と感じます。
(吸わないですけど)食後のタバコのように、
是非とも、仕上げにコーヒーを合わせたいなー…なんて思うように。
よりコーヒーを身近に感じるようになったきっかけ…原因、要因…
こうして「High-Five」で気楽に楽しんでいるからなのかなぁ、と。
家で、ひとり分でもコーヒーを淹れる様になったくらいですから、
大きな変化だと思っていて。
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当日は色んなお目当てがあって、
この珈琲豆を買いに出掛けてもいた日でした。
その直前には、岡田の「Cafe The Grove」で、
同じ豆の焙煎士さん違いの珈琲豆を買い求めていたりして。
先達て書いた「Cafe The Grove」での、この回。
( http://sakesoja.naganoblog.jp/c90582.html )
この「グアテマラ・オリエンテ」が、いたく気に入りまして。
この豆、High-Fiveも焙煎したよー…との情報を得て、
珈琲豆を買い求め、
また、やっぱり抽出も人です。
人によって味わいが違うので、
High-Fiveの抽出の味を楽しもう…と言うところ。
一緒にスコーンも頼んで、YOKOさんとお茶の時間。
YOKOさんは「ジンジャーブレッドラテ」を。
これは当時の季節限定ラテだったので、
今だと「クリームブリュレ・ラテ」かなー…
どちらも人気のあったラテメニュウ、その季節が巡って来たみたい。
僕は、まさに“興が乗った”…と言うところ、
グアテマラ・ウエウエテナンゴ SHB(ウォッシュト)- シティロースト
…も飲んでいました。おかわりになるので100円引き。超お得。
「オリエンテ」と比べると…比べると、
同じグアテマラでも、もちろん精製方法も異なる訳で、
全く違うんだなー…って思いますし、
ナチュラル系の芳しさが、少し苦手とも言うYOKOさんにとっては、
ウエウエテナンゴのYOKOさんの思い描く「コーヒーらしさ」に、
より合致するテイストが、気に入っていたりするそうです。
好みは、いつも一緒にいる僕らであっても、別々ですね。ホントに。
色々と飲んでみる、楽しんでみる…これが良いなぁって。
・
さて、本日は年末の珈琲風景を申し上げました。
ちょうど良いところ、ここでお開きの時間もやって参りまして…
また明日も、ちょっと立ち止まって頂けたら幸いです。
それでは、それまで。
ありがとうございました。
2019/01/15

肥前佐賀23蔵目。鹿島市・光武酒造場「金波、光武」にて。金波のラベルに、現主力と思しき「光武(みつたけ)」の字で。焼酎「魔界への誘い」の蔵元さんです。
追記:
蔵元さんの姓名が「光武」さんと仰って、
それを知るまでは「こうぶ」と読んでいました。
流石に「こうぶ」読みの日本姓は珍しいので、「あ、ミツタケさんかも」と。
「こうぶ」と読むのは、青春を共にしたゲーム「サクラ大戦」の中の、
霊子甲冑ですね。蒸機と霊力で動くあのずんぐりむっくりメカ。
「魔界への誘い」と「舞ここち」と言う焼酎があり、
「光武」が日本酒で、「金波」も勿論日本酒なのですが、
広告的に見て主張は少なめ…に見えます。
2019/01/15
・
・
これこれ、こう言うこと。こうあって欲しかったんだ。
YOKOさんとの食事だもの。
気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
1月14日、塩尻市高原通り1本奥、摩天楼にて。
・
・
えー…
たいへん申し訳ないことなんですが、
ちょいと苦言をね……ええ、呈しますので、
お耳障りのある方は、ホント申し訳ありませんが、
しばらく耳を塞いでおいて…、
読み飛ばして下さいますと幸いかと存じますが…。
あぁ、塩尻中華の名店「摩天楼」のことじゃアないんです。
むしろ「摩天楼」のおかげで、
心持ちが軽くなった…と言う美味しさへの感謝を書きたい…
その為には、前日の嫌なことも書かなくちゃァね…と言うことでして。
お店ごとにコンセプトはあって、
それが自分とそぐわない…と書く事は、批判になってしまいます。
簡単に言うなら、
割烹のひとつひとつ出て来る料理が、
牛丼屋のそれの速度でない、遅い…と言う、
お店とお客の求めるものの差、ギャップは批判になる…ってンですな。
お互いに生活があって日常があって常識があって、
それが合わなかっただけなのだから、
気にしなければ良いんです。
相手を自分のレールに乗せなくては…と思う事は間違っている。
ルールが合わなければ、そのお店には行かない…で良いんですから。
分かり合えないことが当然の人と人との間柄、
分かり合えるお店があると言う奇跡を楽しめば良いのです。
ええ、だから気にしなければ良いのだけれど、
今回は「誠意」が見えなかった…ので、僕は怒っているのだと思います。
何があったか…と言うと、
前日の13日のランチタイム、
ある中華料理屋さんに入りました。2回目の利用でした。
先客は1組、男女おひとりずつ。
先客があったにせよ、
お料理が出て来るまで20分、まぁ…これは良かったんです。
待つことは良かった。
YOKOさんの分だけ先に出て来て、
その後、自分の分が出て来た頃合と言うものは、
YOKOさんが完全に食べ終わってしまってからでした。
もちろん、YOKOさんは気を遣ってくれて、
ゆっくり食べていたのにも関わらず。
そして、YOKOさんの食後のデザートと、
自分の麺料理と食後のデザートを一緒に持って来ました。
僕が食べようとする…
「じゃあ、こちらおさげします」と、
YOKOさんの空き皿を持って行ってしまいます。
YOKOさんは確かに食事としては終わっているけれど…。
ふたりで食事に来ているのに、
ひとりずつ配膳をするお店だったでしょうか。
いや、そんなお店は存在しないでしょう。
だったら…だったら、最初から30分以上待たせてから…
ふたりで近い時間に食べられる様にして欲しかった。
お店の方も「それが日常です」と言った様子で、
何のリアクションもなく、残念に感じました。
新興のお店で、
松本のイベントにも積極的に参加されていて、
初回の美味しさから、良いんじゃないか…と考えておりましたが、
もう…僕が行く事はないと思います。
同じように、おひとりで厨房を回す、
緑町「廣東」でも、タイムラグこそあれど、
親父さん、それを大きくしない様に工夫されて、
過ごし易く、楽しい食事の時間を演出してくれています。
僕らが訪れたお店は、
そうした「仕方がないこと」に対して、
「マイナスにならない努力」、すなわち「誠意」を感じられなかった。
「食べる」と言う目的は達しているけれど、
「楽しむ」と言う目的は提供してくれるお店ではないんだな、と。
…と、ここまでが読み飛ばしも、推奨してしまう部分なのでして。
・
病み上がり、ようやく動くことが出来る様になった…
最初のランチがそんな様相で、
翌日のお昼ご飯、
「ちゃんと気分良く食べたいなぁ」…と考えていました。
そこで、溜まり詰まった他の用事もこなしながら、
道中、高原通りから1本入ったところにある「摩天楼」へ。
1度、チャーハンを食べて以来の2回目、
YOKOさんは、やっぱり道の分かりにくさなのか、
初めて訪れることになりました。
Aが醤油、Bが塩、Cが味噌と言うラーメンセット。
ラーメンだけなら580円と言うお値段は、
現代のラーメン事情から言えば、お安いですよね。
セットにして830円も、やっぱりお得。
(味噌ラーメンは、もうちょっとお値段高いです)
相変わらずチャーハンの具の一部は、米の上にセット。
箸、割り箸ではなく樹脂製の箸だったのだけれど、
ちゃんと箸袋に入って出て来ていました。
ひとつひとつ、お店の方自ら袋に入れて、提供しているのでしょうか。
「醤油ラーメン」
“とてもオーソドックスで、古典的な味わい”
そう、ベースのイメージはそれで良いと思いますが、
じゃあ、フードコートやこの時期ならスキー場とか?
専門店以外でも出会いそうなスタンダードテイストだけれど、
でも、細部に良さが光っていて、とても良い印象でした。
美味しい。とても美味しい。
全体にくどさが少なく、綺麗な造りであること、
ワカメの風味に支配され過ぎていないこと、
刻みネギが心から効果的に感じ、スープを持ち上げてくれていること。
チルド商品や冷凍食品、カップラーメンなどなど、
ラーメンの技術革新も凄まじく、
美味しいものを手に入れやすい時代ですが、
そうした場面に出て来るラーメンが、
これより、ちょっとくどい…そう思うくらいのバランスで、
その“ちょっと”が、すごく大事なのだと感じます。
例えて、似た味わいの量販的ラーメンを用意してみても、
その“ちょっと”の良さが利いて、
目隠ししても百発百中で当てられるだろう…と思うんです。
口になじむ美味しさの、ちょっと上にある旨さ。
麺も良かった。
中太麺より、やや細く…かと言って細麺よりは太く…
とても適度な食感で、加水感はやや低いかも…と言うところ。
清澄感あるスープより、麺の風味がわずかに勝ち気味と感じる、
味わいの強さがあって、
だからこそ、麺の味がきちんと立って美味しいと思いました。
淡白なスタイルのチャーハン。
初回、五目が上に乗って来たことは驚いたけれど、
ウラを返して今回、なるほど具が上にあると自分のタイミングで、
口の中に引き込むことが出来ることと、
一緒に炒めていないから、素の味…
グリーンピースにしてもコーンにしても、
それぞれが持つ甘さがダイレクトに入って来て、
チャーハンの塩胡椒と反応して、より良い…とも感じました。
何より前回は試すことが出来ていなかった、
ラーメンセットならではのスペシャルテクニック、
チャーハンとラーメンスープを口中調理…に挑戦してみましたが、
これが、僕は特に気に入りました。
スープがチャーハンの米に染み込むし、ほぐれるし…
口いっぱいに、双方の美味しさが広がって、たまらない。
ラーメンライスもきっと美味しいです。
美味しいけれど、ラーメン+チャーハンのコンボが、
心から幸せなのは間違いない。絶対!これ絶対!!
どちらもあっさりした味わいに仕上げてあるもの。
組み合わさって生まれる味わいが、ちょうど良い塩梅で…
とても魅力的でした。掛けたり浸したりしちゃアいけないのかも。
口中調理を意識して食べる、それが僕の好みみたいです。
・
・
前日とは異なり、YOKOさんとほぼ同じタイミングで食事になりました。
やっぱり、これが良いです。
差し向かいになっているのに、
常にどちらかが食べ終わりを待つなんて、とても下らないことです。
「摩天楼」はおかみさんが走っておいでなのも、ちょくちょく拝見します。
料理が出来たとき、お客さんに呼ばれた時。
対応からは、客人へのもてなしを…誠意を感じるものでした。
やっぱりお店屋さんは、こうあって欲しい。
前日の苦い経験があったからこそ、
久し振りに「摩天楼」に出かけて来る事が出来たので、
それはそれで良かった事かも知れない。
人間万事塞翁が馬、一寸先は闇だてンで…
まぁまぁ、病床、その床が上がった報告がてらの一席となりました。
このあたりで、ちょうどお時間となっておりまして。
また明日、更新致しますので、どうぞ再び。
それまで、それでは。
ありがとうございました。
2019/01/14
・
・
やンないけど、やるんなら必須。ポテサラ。

気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
2018年12月23日、松本市ナワテ通りと辰巳の御庭の道すがら、深酒にて。
・
・
居酒屋の定義って、たぶんいろいろあって、
広義だと、最早「お酒と料理を出すところ」で良いと思うんです。
スナックで柿ピーが出たとしても、「居酒屋」で良いんじゃないかと。
食品衛生法とか、そう言う法規制云々でなく。
もし、自分でお店を出すとしたならば…
…出したりなんてしませんけれど、
必ずや「ポテサラ」は入れたいなー…って思うんです。
広義の「居酒屋」に「食堂の夜営業」も含まれ始め、
もう屋台だろうが立ち飲みだろうが、
そうなって来ると、世の中の飲食店すべてに可能性がある…
…その中で、きっと「家々で味が違うもの」…
カレーのように、煮物のように、
そして、酒の肴に持って来いであるもの、
金字塔、大正解「ポテトサラダ」様…そう思うんです。
家々で異なる、店毎に異なる…
例えば、仕出し屋AのポテサラとBのポテサラを混合して出したって良い。
個々違うから面白い料理なのだろうと思う訳で…。
・
・
そんな訳で、2018年12月に新規開業された「深酒」のポテサラ。
「自家製ポテトサラダ」と言うメニュウ名でした。
白くて山型、赤い実、パセリのカラーリングはクリスマスツリーの様…
…とは、YOKOさん。
ちょうど訪れた時期が時期で、
秋田・新政のクリスマスラベルを飲む事が出来た頃合だったので、
よりそれらしく見えてしまいました。
和洋中でカテゴライズするなら洋風の味わい。
ハーブ類の香と塩気が立ったスタイルで、ポテト感は少なめ。
全体にあっさりしたテイストで芳しさ重視なので、
日本酒の合間の気付になります。
日本酒を飲み、塩気で飲み、香の妙を楽しみ。そんなタイプ。
添えられた燻製香のする味付け煮玉子が、
やたらに美味しく、良い塩梅。
燻製類も日本酒には相性が良いので、
「流石、日本酒専門店!」と頷けるメニュウだと思います。
次回もリピート必須。
ポテサラって、ちょっとずつ…
なめろう、なめみそ、そうした旧来から酒呑みさんを楽しませて来た、
名酒肴の現代版なんだと思うんです。
ちょっとずつ食べることが出来て、お酒が美味しい、
何度もお酒を美味しく飲むことが出来る…
これが美味しいだけでも「深酒」に出向く価値があると思いました。
日本酒の揃いも定評があるマスターさんのお店ですから、
肴が良ければ、もう最高でしょう?
自分がこうして「ポテサラ」に対して思うのは、
たぶん松本駅前の「風林火山」のポテサラがきっかけかも知れません。
「大衆酒場」の定番に上り詰めたメニュウ。
また、そちらも食べたくなっちゃう感じで。
で、「深酒」のポテサラも良い…するってェと、
ほら、いろいろなお店で食べ比べ、したくなって来ますよね。
「おちょこっと盛り合わせ」
「食べ比べ」と言うフリから引き続いて。
この日は左から、
マスカルポーネチーズといぶりがっこ、
豚肉のペースト、
ひたし豆…と言う取り合わせ。
「クリームチーズといぶりがっこ」も美味しいですし、
マスカルポーネに変えても良いですね。より滑らか。食べやすい。
豚肉のペースト…と聞こえた気がしたのだけれど、
レバーペースト的な味わいだったので、
そうしたものなのかも。コンビーフとか、そう言う味わい。
「ひたし豆」は、もちろん酒の肴になりますとも。
これ、YOKOさんとふたりで頂きましたが、
結構な量がありました。おひとりなら十分なくらい。
料理も良いもの、バラエティ豊かにあると思うのですが、
本来の目的は、
「日本酒を楽しんでもらいたい」…と言う事なのだろうな、と。
「レストランバー」なるものもあって、
広告を打つなら、どうするのか…と言うと、
季節のお料理の写真ともなれば、
お酒を楽しむより、料理を楽しむ時間を提供するんだなぁ…
…と考える訳です。
もちろん料理も美味しいものを用意してあって、
でも、日本酒を楽しむべき、まとめかたをしてあって…
それが「日本酒居酒屋」と言うものではないか、と。
オープン間もなくも、すでにその準備は万々整っている「深酒」と感じました。
今後のご発展、とても楽しみな心持ちになりますね!
…と言ったところで、本日はここまで。
続く、もうちょっと重みのある酒肴については、
また次回とさせて頂きたく存じます。
それでは、それまで。
ありがとうございました。
2019/01/14

肥前佐賀22蔵目。鹿島市・幸姫酒造「幸姫(さちひめ)」にて。菰樽を参考にしました。祐徳稲荷神社に深く関わりがあることが伺え、HPのトップページにソフトクリームと菰樽が並んだ写真が印象的。九州では初めて清酒入りソフトクリームを発売したのだとか。
追記:
いやはや、姫の字が難しかった…
運筆の形跡を追いかけているうちに、
そのまま通り過ぎて書きすぎてしまった感じ。
勉強せねば、ですね。
2019/01/13

ああー…言葉はいらない。ただ幸せ。
ちなみに、1分持ちません。食べ切っちゃう!
2019/01/13

「今日は、もうダメだー!」
…って思ったところから、更新しております。
生活って、いろいろありますよね。
ホントに。
もう更新できない!…と思ったところから、
こうしてライブ更新できる喜び!
美味しいのは元気を与えてくれます!
今日は、色々あったけれど、終着点がここにあって良かった!!