気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

3月31日、朝日村、自家焙煎珈琲店シュトラッセにて。






諏訪湖周辺を20km走って、満足感と共にヘロヘロになっていた頃。

デイリー珈琲豆、我が家は朝日村の自家焙煎珈琲店「シュトラッセ」にしています。
それを買い求めに出掛けながら、
のんびり過ごす、これが良いんです。日常の中の憩い。
落ち着いた雰囲気も良いですし。

お店のブログで、3月のはじめにカフェオレの器はそのまま、設えが新しくなった…
…なんてありましたし、
YOKOさん、疲れたとき、ホッとしたいとき、息抜きしたいときには、
「シュトラッセ」とも言いますが、
「シュトラッセのカフェオレが良い」とご指名でリクエストする時があります。

自分も頂いた事がありますが、ごく優しい。
たいへん優しく、柔らかく、お砂糖は加えない方が好みですので…
…でも、ほわっと甘味が香る珈琲屋さんならではのカフェオレ。

走った後にビール…より、ソフトクリームが…なんて書いて来ましたけれど、
何となく、
それも僕らにとっては少し違うんだなぁ…と思いました。

大人になってから、20kmなんて走ったことないですし。
めちゃくちゃ疲れ切って、ため息ばーっかりの僕らに、
美味しいコーヒーと、コーヒーを味わうひと時が、沁みるんです。
とても沁みる。

ビールだったり、アイスだったり、コーヒーだったり、
結局は、それぞれ沁みるものが良いんですね。
めいっぱい頑張ったあとですもんね。
サンズイに心と書いて、沁みる。


コーヒーが沁みる時間を過ごしました。






気楽なところで、一生懸命…と言うことでして。

4月8日、軽井沢町プリンスショッピングプラザ内、らーめん福栄にて。




その日、
本当、突発で軽井沢のプリンスショッピングプラザに出掛けて行きました。
下道、新和田峠を越えて行くと、2時間30分以上も片道に要するので、
早く出なくちゃいけない、なら、早く起きなきゃいけないけれど、
そこそこの時間に起きて、それでも「出掛けなくちゃ!」と決めて…
下道も避けて、初めて高速道路で向かいました。

小諸I.C.まで。通行料金は、そりゃあ新和田より高額なのだけれど、
運転そのものが、とても楽で、
緊張感が下道とは大きく違いますね。時間も早く着きますし。
新和田峠が先々、無料化されると言うニュースがありますが、
それまでは、高速道路の方が色々と良いのかなぁ…と思った次第。
特に今回は「ちゃんと買って帰って来ること」と言う命題があっての事でしたが、
良いきっかけだったかも知れません。


到着は12時30分ごろ。お昼時。
P3駐車場以外、全て満車、グランドスラムあと一歩、と言う軽井沢のショッピングモール。

お昼ご飯を食べるところが、そんな簡単に確保できる訳もなく。

途中のコンビニや食堂、レストランも考えましたが、
「とりあえず、目的地について安心したさ」が勝り、結果、食べ処に困ると言う。

それでも1度はフードコートに行ってみたんです。
今まさにチャーハンが鉄鍋に煽られ、ハンバーガーのパティが鉄板でジュウジュウと焼かれ。
目に訴えかける美味しそうな雰囲気は、すごい。ものすごい。

けれど、席がひとつも空いていないし、
席の空きを求めて、テーブル間には「椅子取りゲーム」よろしく、
人がウロウロとしており。外は強風で食べられそうも無く、詰みを感じます。

フードコートでなく、
外周にある店舗だったら、空いている傾向があるので、そちらに。
麺曜日ではないけれど、状況が状況なので、
「福栄」なるラーメン屋さんで、お昼ご飯となりました。
目的だったNIKEのアウトレットショップにも、程近いですしね。


「福栄味噌らーめん」は950円。

お値段は、軽井沢値段感。
「安養寺味噌」を使ったもので、店内自家製麺なのだとか。



やや短めの麺。加水は中程度かしら。
最近は岡谷の「てっちん」に出掛けたりもし、
筆頭メニュウが味噌だったので、味噌にしたのだけれど、
不思議と味噌ラーメン付いているなぁ、なんて思います。
油層が厚くありますが、くどさは感じられず、
味噌の甘く旨みある雰囲気が出ていて、なかなか。

…こう言ってはいけないかも知れないけれど、
場所が場所だったので、期待値はあまり高く持っていませんでした。
しかし、これならば期待以上だと感じます。

混み合うことも考慮してか、
大盛り、チャーシューを始め、トッピング類の設定もありませんでした。
足りない部分はライスやチャーハンでカバーするスタイル。
これも場所柄なんですよね。きっと。
特に3連休でも春休み中でもない、たぶん普通の土日でも軽井沢は軽井沢。
続々とお客さんがお見えになっていました。






気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

4月1日、諏訪市諏訪湖畔、すわっこランド2階飲食コーナーにて。





すわっこランドの食堂メニュウを制覇…
つまり、全メニュウを、少なくとも1回ずつは注文する…と言う、
たぶん、途中で飽きる野望を持ってしばらく。

先達ての鶏胸肉のソテーに引き続き、こちら、豆腐ハンバーグも、
見るからに…また、実際のカロリーとしても、
スポーツ関連施設に嬉しい設定となっていて、気になるメニュウでした。

器、サラダ、素揚げのピーマン、ナスに比べると、
「あら、ちょっと小さめかしら?」とハンバーグについて思いはしたものの、
食べて行くと、このボリュームで十分。ちょうど良いです。
豆腐使用で、軽い食感、食べ応えのハンバーグかと思っていたのですが、
想像以上にしっかりと強い食感があり、
肉っぽさも確かにあって、美味しいです。驚きました。
鶏胸肉の方が、全体にあっさりテイスト、塩味ベースですが、
ハンバーグは、醤油味のソースがしっかりと効いていて旨い。
この2品、良いですね~!
運動をして、カロリーをその分取り入れても…
いや、取り入れ過ぎても良くないもので、
カロリーに気を使いながら、満足感があると言う。とても気に入りました。




ただ、当日は人生で初めて20kmを…
諏訪湖1周が16km、これにもう4kmを足して、ハーフマラソンを意識した走り、
達成した日でした。大安吉日、新年度1日目に相応しい晴れやかな心持ち。
1600kcal程度を消費したので、
体がカロリーと直ぐに吸収できるカロリーを求めていたので、



メロンソーダを。
この日、何故かソフトクリームと花梨ソフトクリームが選べず、
仕方がナシにメロンソーダにしたのですが、
なんと、月初めの日曜日は、250円のソフトクリームが100円で食べられるんですね。
カウンターに100円を握り締めて行くべきで、
だから、券売機では選べなかったのか…と。

これで覚えましたから、次回こそは。

でも、メロンソーダも懐かしさもあり、また美味しかったです。
シュワシュワッと炭酸が効いて。



疲れ果てていて、温泉上がりにもこちらも。

ええ、デレステの担当“ザ・ドーナツ”椎名法子の限定SSRが来ると言う噂がありながら、
来なかったりもして、こう、モヤモヤとした心持ちが先晩にあり。
彼女が参加しているユニットが、
その名も「メロウ・イエロー」でして、
ついつい「メローイエロー」を購入した次第。
オタクとしても立派に過ごした1日でありました。
今は総選挙の真っ只中であります。是非、担当に投票して下さいませ。





それにしても、

16kmは、これまでに何回か走っていて、
いつもそれなりに大変だし、疲れたりもするのだけれど、
これに加えて、たった4kmについて、

「そんなにたいへんじゃないんじゃないか」

…と思っていました。16km後の惰性で走り切れるんじゃないか…と。
けして、そんな事はありませんでした。
これまでのゴール地点を通過して…その途端に、
気持ちが切れてしまったのか、ものすごく辛く感じられたんです。
1周目の2km地点での折り返しで、追加4kmになる訳ですが、
実に遠く感じたし、1周目では軽快に走っていた所だからこそ、
こんなにも疲れて辛い思いをするなんて…!
…とすら、考えながら走っていました。
走るけれど、止まらず進むけれど、早く終わってくれ!…と言う感情。

ここまで強くはありませんでしたが、
初めての16km、諏訪湖1周も、最後の1.5kmは似た様な思いでいましたし、
もしかすると、これもまた慣れて来るものなのでしょうか。

尊敬する先輩ランナー、ラズベリーの旦那は、
「ハーフマラソンは散歩だよ」なんて言います。

走り始めた頃は会社の周りの2kmも、結構辛かったのですが、
今ではなるほど、2km…いや、5kmくらいまでなら、「散歩気分」であります。確かに。
いつか…は遠いかも知れませんが、
走ることは楽しいし、頑張ってみて、「散歩」なんて言えるくらいになりたいですね。

いつかはフルマラソンも…とは思いますが、
20kmで、人生が潰えるんじゃないか…くらいのハードな心持ちになっている現在。
“いつか”は、随分と遠くにあるなぁ、なんて言う所でして。


それでも、頑張って行きます!







気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

2月3日、松本市駅前界隈、信州ばんざい家にて。





そんな訳でございまして、
わりと久し振りに…人気のお店ですから、
なかなか入ることが出来ていなくて、
当日も、2席ちょうど空いたところに滑り込んだカタチで。

事前に電話して…よりも、
その都度、当たるも八卦、当たらぬも八卦じゃありませんが、
当日に出掛けてみて、空きがあれば入る…
…なんて感じが良いのかなぁ、なんて思うんです。

久し振りに出掛けてみて、
やはり料理に工夫があり、良いお店だと思います。
あらかじめの電話で、席の予約が満席で出来なくて、
「じゃあ、他にしよう」と言う流れを繰り返して、
間が空いてしまったので、やっぱりそれだとつまらないので。

良くも悪くも出掛けて行って、アタックしてみよう!
…って思いました。それが何よりじゃないか…と。

今日のメニュウも、以前には無かったもの。
とても、仕事の入った“おでん”でありました。

さぁ、短い時間ではありますが、一席、お付き合い下さいませ。





「ばんざい家のおでん」

…と言うメニュウを見て、
「あれ、風林火山のおでんとは違うのかなぁ」と思います。
姉妹店。
そして、「風林火山」の名物のひとつとなる「黒おでん」、
これと同じものではないと言います。
「ばんざい家」らしい味わいを模索して、その末のもの…となれば、
やはり期待は高まりますね。
「風林火山」が「黒おでん」と呼ばれるのであれば、
相対して、
「白おでん」「純白おでん」とでも呼びたくなる様な…
和ダシで、ごくあっさり炊いてある様子でした。
「黒おでん」が伝統の居酒屋文化に脈々と繋がるおでんであるならば、
「ばんざい家のおでん」は、ニューウェーブ系とも感じますし、
また、京都や金沢のおでんって、こうした雰囲気なのかな…とも思います。

何種類かあるタネの中から、4品を選びました。

・焼きトーフ
・“一本一本手巻き”出汁巻玉子
・“おでんの新定番”トマト

(以下、写真には写っておりませんが、下に沈んで)
・“お魚屋さんのすり身を使用”さつまあげ


炊き合わせたダシは、鰹節や昆布で引いたであろう、
とてもシンプルで素直なダシ。それそのもの…と言うカタチ。
塩味も感じるか感じないか程度の濃さ。

だからこそ、素材そのもの味が主役になりますね。
素材と味付けのペアリングではなくて、
ダシで炊いた素材の美味しさを味わう。

特に、焼きトーフは豆の味がより豊かに感じられるものでした。
優しい塩気に、豆富の美味しさが勝る。
トマトはダシの強さが浅いからこそ、
酸味も生きていて、サッパリさとトマトの旨味が、
とてもジュースフルに染み出して来ます。
外殻の肉厚果肉食感もしっかりあり。
出汁巻き玉子も、元々味があるのでしょうけれど、
ダシに浸して炊き込むことによって、
巻きと巻きの間、隅々に汁が入り込んでいて、
液体ですけれど、
不思議に接着剤として働いていて、
じゅわっと味の開きをフォローして食べさせてくれます。
さつまあげは、さつまあげにちゃんと味があった様に思います。
食感はしっかり強く、“食べで”があり、
中でもスタンダードなおでんメニュウに近い味だったでしょうか。

味の付いたおでんにも美味しさがあり、
こうしたシンプルな炊き出しのおでんにも、
なるほど、良さがあるものですね。

和カラシが添えられていましたが、
柚子胡椒や、七味ポン酢などでも美味しく頂けそうな気がします。
木曽のとっから味噌と田舎味噌を合わせたものも合いそうだし、
うん、そのままでも風味が良いけれど、更に夢が膨らむかも…なんて思ってみたり。

醤油や味噌の文化が色濃い信州において、
こうした上品な味付けは、異色と感じますが、
けれど、これこそがお店の味、お店の個性と感じられます。

また出掛けて行った際には、
別のタネなども含めて食べてみたいなぁ…なんて言うところ。









気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

4月5日、安曇野市三郷界隈、ゆいが三郷店にて。





その日、心に誓って、
「あ、ヌプチェの餃子を酢胡椒で食べよう」と思って出掛けました。
翌日の金曜日に会議が入ってしまって残業必至。
麺曜日である金曜日がお出かけ出来なくなると、
更に翌週までラーメンを拝する事が叶わなくなる…と言う寸法。
それはご勘弁願いたいと一計を案じて、
木曜日を麺曜日と温泉、金曜日を家ご飯とお酒と言う様に、
日付スイッチ、逆転させて出掛けていました。

が。

タイミング悪く「ヌプチェ」はお休みで、
その時間には「支那そば太郎」も明かりは暗くなっていて、
「さて、どうしようか」
…今は、あの界隈もラーメン屋さんが増えましたよねぇ。
新村の交差点から、ちょっと戻って藤原商店、交差点には「壱」があり、
テンホウ、まじめ家、ホワイトハウス、ゆいが、大玖未…
もっと穂高方面へ出掛けて行けば、行雲流水を始め、色々とありますよねぇ。

なので、どうしようかな…と言う所、
翌日がお休みでない、木曜日だからこそ、
「出来る限り、近い所でサッと済ませて温泉に行こう」と言うバイアスが働きます。



そんな訳で「ゆいが三郷店」にしました。ごくごく久し振りです。
何となく、つけ麺も良いかな…と。寒い日でしたけれど。
以前、同様に「山盛り」に加えて「ゆで野菜」も足し、わりと苦しかったと記録があるので、
今回は同じ山盛り設定でも、ゆで野菜OUT、生キャベツINにて。

前回の2016年当時は、
スープ増しが山盛り以上は無料だったのだけれど、
そうした設定は無くなっている様子。
その代わり、電子レンジが常備され、常にスープを温めて食べられる…
これが良かったですね。
つけスープの熱さは、味わいの良さに直結する心持ちです。
都合、3回ほど温め直しに行きました。

塩気、タレの味よりも、節粉感、脂感が立ったスープに感じます。
(セブンイレブンのつけ麺の逆構成感)
とにかく麺をたっぷりと食べられる…これが良いですね。
普段の大盛りだと、つけ麺の場合、心なしか足りない場合が多いので。

ゆで野菜だと量が多いと思って、生キャベツのトッピングにしましたが、
スープ温め中にパリパリと頂くと、なかなか良い清涼剤の役割を担ってくれた様に感じます。

とにもかくにも、
麺尽きるまで麺を食す。これが気持ち良い1杯でした。










気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

3月31日、塩尻市平出遺跡付近、そば屋しみずにて。






何はともあれ、駐車場のワンコ。
ちょっとぷっくりとしている子で、ゴロンとした時に、
地面側のおててはともかく、反対側のおててが、
お肉の上に乗るのか、プランと浮く。
たいへん、可愛らしい。
起きてはいるみたいなのだけれど、身じろぎひとつせず、無心っぽい。






塩尻で蕎麦を食べたい…と言った時、
実は悩むと言いますか。どうでしょう。
塩尻駅の「ほっとしてざわ」、個人的には大好きなんですけれど、
駅だからこそ喫茶店感もあって、

(喫茶店メニュウもあっても本格的な食事メニュウもあるから、
 本当、素晴らしいお店なんですけれど)

圏外からのお客様をおもてなしで、名物の蕎麦…となると、
じゃあ、唐沢のそば集落なのか、朝日村のふじもりなのか…
古民家調だったりした方が良いかも、なんて事になり易いと思うんです。
本山宿もまたちょっと遠かったりしますし…。

そこで、きっとよく声に挙がるものが、この「そば屋しみず」であって、
当日も観光客の方々が、複数お見えになっていました。


…実は初めて訪れるのでして。



まさに民家のお蕎麦屋さん。
客間にテーブル席をこしらえた様な雰囲気で、
トイレには柴犬グッズがいっぱい。

訪れると、
お茶の他にお煮物やお漬物がお茶請けで出される…
…と言う慣例は、信州らしいと、とても強く感じます。



「高ボッチ(更級、挽きぐるみ、田舎の盛り合わせ)」

それぞれ、0.5人前盛りずつのセットメニュウ。
これが「1番人気」とは、よく分かります。
どの蕎麦も気になりますし、1度に食べ比べできるのなら、それが何より。
合わせて、1.5人前となりはしますが、
お煮物含めても、すごく量がある…と言う訳ではないと思います。


更科は、シコシコとした食感、
挽きぐるみは、バランスタイプ、
田舎は、しっかりとした食感があります。
ツユはバランスタイプで、
節や昆布、醤油のどれかが突出したタイプではなく、
どの蕎麦にも合わせるからか、安定感を求めた味わいだと感じます。






自分が勤める会社も、塩尻駅でお客さんをお迎えする際、
「お蕎麦でもどうですか?」なんて話をして、
この「そば屋しみず」にお連れする…なんて話を聞いたことがあります。

なるほど、この田舎的、民家的な雰囲気は、
東京、名古屋からお見えになるお客様、都会からのお客様には、
とても良い雰囲気、かつ一定水準以上の蕎麦ですから、
駅から近いこともあって、重宝する存在、納得できました。

辰野町の横川渓谷「三浦亭」や、
筑北村、うどんの「坂のうえ」も、そうした雰囲気が色濃いですけれど、
それなりに距離ありますもんね。
この場で、この民家感は、田舎体験的で、良いと思います。









気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

4月7日、松本市緑町界隈、廣東にて。






えー…誠にお馴染みの事でして、
ご案内の通り…なのですけれども、
只今、お付き合いを頂いております「酒 宗夜・小盛り」は、
お酒関連主体のブログで進めております「酒 宗夜」の番外編…
お酒については書かずに、
酒の肴、ラーメン、甘味などなどと、お酒の外である…と言う体でありますな。

毎日更新をしよう!…と定めた時に、己の中の基本原則として、
1日あたり、写真は1枚、1つの内容について書く…としました。
調子に乗って、いくつか…と言う複数を許してしまうと、
何だかんだでブログを書き切れなくなる、毎日の更新じゃなくなってしまう…
…そんな風に考えたものですから、まぁまぁ、鉄の掟…だなんて、
そんな大袈裟に例えることも無いのですけれども、
まぁ、そう言うことなのでございまして。

そうなって来ると、本日は「スペシャル版」と言うことになります。

「廣東」、この春のオススメは毎年の恒例になりつつあるでしょうか、
「ワンタン」となっております。
「ワンタン」、「ワン麺」、「ねぎワン麺」と言う3種。



是非、「ワンタン」は食べたいのだけれど、それはそうなんだけれど、
どうしても、今日は「麻婆豆腐」を食べたい気分でいました。
朝起きて、おまんまをかっ食らう前にはもう、
「今日は廣東の麻婆豆腐にしよう」ってくらい。決めていたんです。
でも、4月のオススメも是非に食べたい。じゃあ、どうしようか。

この「ワン麺」「ねぎワン麺」を、あえて今回は選ばずに、
「ワンタン」を、YOKOさんとふたりでシェアしながら、
思い思いに好きなメニュウを頼もうじゃないか…と言うナイスアイディア。

「ワンタン」の有効活用論を説きたい訳です。(だからこそスペシャルなのです)

お好きなものを注文した上で、
サイドメニュウ的に、もう1品って注文しても、
すごーく素敵にフィットしますよ、と言うことを言いたい。
主役級の美味しさを並べると言う贅沢気分も、ウキウキするものだとお伝えしたい。

今回は夫婦で…だけれど、
おひとりでも…どうなんだろう、
世の、中華飯店の「ラーメン+チャーハンセット」よりは、
「廣東のメイン+ワンタン」で注文したとしても、
美味しさもあってするっと食べ切れちゃうだろうし、
「ラーメン+半チャーハンセット」よりはボリュームあるかな…
…なんて所かと想像します。

本当、このワンタンは毎年言うけれど、美味しいんです。
我が家の辛いもの好きのYOKOさんが、
色んなお店で実はワンタンも好んで食べていて、
「廣東」のワンタンは、その上位を譲ること、なかなかありません。


そんな訳で…。



ワンタン。
てるてる坊主型です。
餡はしっかり肉々しく、味付けも上々。
あっさりしたスープともよく合っていて、
ツルンと口の中に飛び込んで来る気持ち良さは、
本当にたまらないものです。極上美味。



僕は「麻婆丼」をお願いしました。



YOKOさんは「酸辣湯麺」を。
どちらも、通常のものより辛めの設定にして。


僕は、YOKOさんほど辛いものが得意ではないけれど、
廣東の辛いものだけは、美味しく食べられる…そんな風に思っています。
「辛い食べ物」と言うものは、世にごまんとあって、
「辛いけど、辛過ぎて美味しくない」とか、
「辛くて、味がしない」とか…
最近お会いした中では、
ナガブロ「信州裏グルメ情報」のkim eiderさんや、
厨十兵衛でお隣になったアサちゃんみたいに、
超級の辛いもの好きさんもいれば、
僕みたいな中級の人もいて、
YOKOさんみたいな中の上の人もいて…
嗜好品の様なもので、それぞれ個人個人で度量が違うもの、
食べてみないと度量が分からないものだから、
「辛いけれど、ちゃんと美味しい」と言う絶妙さが、
ものすごーく難しいことだ、と思うんです。

今まで、1回たりとも辛さと旨さが足りなかったことないんです。
だからこそ、信頼があるし安心感があるし。

そんな話を伺ったりしていると、
最近は海外のお客さんも多いのだとか。
しかも、1日だけでなく、松本に滞在している何日か、
複数日お見えになるんだそうです。
そのお話を伺った時に、
お国、味の好みなどなど違えど、
やっぱり…お店の雰囲気もまたそうなんでしょう、
「安心して食べられる味」が、中華鍋から生み出されている…
…そう言うことなんじゃないかなぁ、と思います。

それこそ、短い滞在期間の中で何日もお見えになるのは、
気に入った証ですもんね。いやはや、流石だなぁ、なんて思ったものです。








気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

3月24日、松本市緑町界隈、厨十兵衛にて。




煮て良し、茹でて良し、干しても良くて、焼いても良い。
ナマがこれまた、たまらないんだ…と、イカについて思う訳ですが、
ホタルイカについても、これはバッチリ当てはまるし、
旬の時期に、わりと短い期間でだけ…
出始めの細身のホタルイカから、最盛期のぷっくり膨らむ大きさ、
そして、気がついたらメニュウから消える。
市場から、あっと言う間に無くなってしまって、また来年。

春の風物詩、ホタルイカ。

厨十兵衛に出掛けてみると、この「生」を食べられる…
メニュウに載っかっていた…と言う訳でして。これに乗らない訳がない。

「ホタルイカの沖漬け」はレギュラーメニュウにあるけれど、
「生」は、なかなか出会わない気がして。

食感こそ沖漬けでも味わえる、ニュルンと口の中に飛び込んで来るカタチ。
味わいは、瑞々しくて、イカの風味は特に強く感じて、
ボイルした様な、ああ言うふっくらした味わいではなく、
ストレートにイカの風味、肝の濃い味わい、薄く塩気と苦さとが口の中を支配して、
そこに日本酒を飛び込ませた時に…
…言葉では「苦ウマイ」と書く事が端的だとは思うのだけれど、
苦味が液分で広がるのに、ホタルイカの風味、日本酒の風味と組み合わさって、
何とも言えない、たまらない美味しさを体験できます。

生牡蠣などにも通じる、瞬間の美学。美味しさ。
人間生活の道徳「よく噛んで食べよう」を忘れてしまう美味しさ。

“命は平等、命には重さの違いはない”
…と言いますから、
随分と簡単に星の下に送り出してしまったものですが、
本当に美味しいのだから、ねぇ?仕方が無いですよね。ね?ええ。そうですとも…。

※ホタルイカの生食は、
既定の冷凍処理を施すか、内臓を取り出すか…の作業が必要との事です。
安全に食されることを意識して頂きたく。
厨十兵衛の場合は、私がエビデンスを取っていないものの、
フレッシュさの残る沖漬けが、好評オンメニュウし続けているので、
冷凍処理された生ホタルイカの入手先がある…と想像しております。
生食は個々に気を付けてくださいませ。







気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

4月1日、諏訪市、諏訪湖の南東方向、シフォンケーキストアKINOにて。






子供のころ、蟻ヶ崎・塩釜神社隣の「はなぐるま」の、
冬限定のロールケーキが、あっと言う間に売り切れちゃうんだー…なんてお袋が言っていて。

「そう言うものなんだ」

…と思ったものです。時代として、ラーメン屋さんに並ぶって事自体、
「えっ、たかがラーメンでしょう!?並ぶの!?」…と言う考えが、
たぶん…世間と言うか、身の回りの社会では大勢を占めていた時代で、
スイーツだからこそ、必死になると言うか、早めに出掛けて行かねばならない、
甘味は人を魅了するものだ…なんて思ったものです。

そう言う潮流から離れて久しく。

先達ての「無奏天生」オフ会にて、
ラミエルさんがお土産として持って来てくれた、
諏訪の「シフォンケーキストアKINO」さんのシフォンケーキは、
驚くほど美味しかったんです。これは欲しい。
もっと色んなフレーバーを知ってみたい!

諏訪湖を走った後の15時過ぎ、出掛けてみると、もう完売。
淡い期待を持って出掛けはしたけれど、あまりに考えが甘かった。
今度は諏訪湖を走る前に出掛けて行こうと、10時30分ごろ。
今回は購入できましたが、飛ぶように売れていました。

でも、分かる。
だって、早めに辿り着いて、早めに確保しないと、売り切れちゃうもの。
「食べたい」って気持ちが宙を浮いちゃうもの。
子供の頃のその気持ちを、久し振りに目の当たりにして、
懐かしくもあり、それだけ食べたいって思う味に出会えて嬉しくもあり。



「KINO」さんでは、
その原材料に米粉(2種類)、きび砂糖、菜種油を使っておられるみたいで、
グルテンフリー、保存料や防腐剤無し…とのこと。
香付けにはリキュールを使っておいでの様子。

グルテンフリーで、このもっちもっち感の仕上がりは、本当スゴイですね。
塩気、甘味共に強過ぎずに、優しく柔らかく、ふかふか。

日替わりで、様々なフレーバーのシフォンケーキを焼いておられるご様子です。

自分の甘味好きの源であるお袋であったり、
お世話になっている方にも、この美味しさを知って欲しくて、
12個ほど購入し、自宅用には4個を持って帰って来ました。

今回は、相変わらずと言う所で、
「こんな味だったよー」とお伝えする一席となります。
どうぞ、お付き合いを願っておきますが…。




桜。

和菓子ほどの塩気が無く、
ほんのり効いた…と言うほど弱くは無いけれど、
強烈な桜感はなくて、ちゃんと存在感があるまま、伸びる…
長く続くから、風味に包まれると言うような。

食べて、もふもふすると、より感じられて、
青さもあり、桜餅風味があって、
何とも言えず…押し付けがましくなく、そっと入って来て、
非常に良いバランス。やっぱりKINOさんのシフォンケーキは美味しい。

お茶席に出て来る和菓子も品が良くて美味しいけれど、
またベクトルが違いながらも、もっと上品な印象。

和菓子の重さはお茶に合わせて…渋味があるものに、
バランスを合わせたものだと思うから、
じゃあ、シフォンケーキに日本茶は合わないのか…
…どうかなぁ、とモフりながら考えてしばらく。

あ、この美味しさなら渋い日本茶も美味しいそう!

…と思いました。





チョコミント。

チョコミント好きって、何かこう…追い求め過ぎてしまって、
美味しさよりも清涼感に走るところが…
…ええと、自分も刺激をつい求めてしまうので、
「桜」のやり過ぎ感のない、ふんわりした自然な味わいが良いと言いながら、
内心、「チョコミントはやり過ぎても素敵ね?」と思っていたのですが、
実に品の良い、淡いチョコミント感が、
それはそれで、とても美味しい。
アイスなどに含まれる清涼感は焼き菓子の特製上、あんまりなく、
チョコの甘みとミントフレーバーが心地好いテイスト。
正統派のチョコミントの美味しさがあると思いました。





いちぢくラム。

特徴的なフレーバーは強くなくて、
時折、いちぢくの食感がプチッと入る感じ。
ふかふか生地にとっては、異質な食感が、またよろしいものでした。
ラム感は分からなかったけれど、
でも、生地の質感がちょっと異なっていたかも。
しっとり感が強いと言うか…
それはラムの効果かどうかまでは分からないけれど。





バナナくるみ。

細かな胡桃の粒が練り込まれていて、
ふかふか食感だけに留まらない。
細かいからこそ、プチプチ入って来る感じで…かつ、
噛めばバナナ風味と共に胡桃の香も広がって、
楽しい美味しい。
桜とは違い、是非紅茶で合わせたいなぁ…と思いました。
感覚的な欲しさ…だから、好みもあろうものだけれど、
アールグレイの様な芳しさに力のあるタイプではなくて、
ダージリン系の香あるタイプ。合いそうだなぁ、と。



…と言う4種類を、今回のお買い物ではお持ち帰りでして。






また是非とも買い求めに行きたいです。
季節のフレーバーも良いし、
実は、贈り物の包みには含めましたが、
プレーン、紅茶、ダブルチョコなどの、
シフォンケーキ定番フレーバーは、まだ試していないのです。

この美味しさ、僕らは大満足です!!





気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

3月30日、岡谷市I.C.から市街地へ降りて行く辺り、麺や てっちんにて。






先に更新した分が、僕が担当して食べていた分。
当日出掛けてみると、
券売機にはみそ、正油、あっさり中華の3本立てが見えます。
壁に、「札幌塩ラーメン」「あっさり塩ラーメン」の文字。
そして、期間限定っぽく、
炙り肉みそ、イタ麺(混ぜそばっぽい。イタリアン味?)、
柚子香るアサリ塩ラーメン、みそRed…とあり、大いに悩みました。

スタンダードな「みそラーメン」は是非!って思うし、
サイドメニュウも北海道らしい「ザンギ」があるから食べてみたいし…
そんな中で、我が家のYOKOさんが辛いもの好きともなれば、
ある種、選択肢はひとつであり、
「みそ」と「辛いみそ」の食べ比べこそ、正解なんじゃないか…と考えます。



そんな訳で、「みそRed(大辛)」を。
小辛がノーマルで、中辛、大辛が選べます。
曰く、「小辛、中辛に大きな差はないけれど、大辛はそこそこ辛い」
「大辛でも食べられない辛さではないはず」…と、丁寧に教えて頂きました。

こう言う「辛さ」と言う感覚的なものって、すごく伝わりづらいですよね。
けれど、店主さん方、とても丁寧にお答え下さって、好感を持ちました。

で。

辛さで言うと、
塩尻・無奏天生の汁なし担々麺であれば、4辛から5辛くらい。
ココ壱だと4から5くらい、
限定だったけれど、
松本・麺肴ひづきの限定「牡蠣煮干し味噌拉麺」の大辛よりは辛くないくらい。
松本市・月の兎影の「辛みそとんこつ(白)」よりは辛い。
松本市・寸八のみそラーメン・3辛よりは辛い。

…なんて所でイメージできるでしょうか。
YOKOさん曰く、
「辛さの要素で感じ方が違うから、参考になるかなぁ」とのことですが。

「みそラーメン」をベースに辛味を増したもので、
ジンと口中に刺激が走りながら、かなり加速度を伴って「辛い!」と思いました。
熱さがあるからこそ、でしょうか。
ハッキリ辛い、確かに辛い。僕にとって。
でも、それはそれで後を引きます。
1人1杯を食べると、たぶん翌日、尻に来るんだろうな…
…と思う辛さですが、でも、YOKOさんから分けてもらうスープの、
熱くて辛くて、激しさも感じる雰囲気が、何とも言えず良い。
ベースの美味しさが光るんだと思います。
見た目でも分かるくらい、思い切り辛く振っても、崩れない。
美味しいものは美味しい。

辛味の利かせ方もお店それぞれですが、
香味、辛味オイル系ではなさそうです。
味噌系か辛味の粉を入れているタイプでしょうか。



「ザンギ」は、3個300円、5個400円。



「餃子(5個)」は300円。

サイドメニュウは、こちら。
どちらもボリュームからお値段を考えると、とてもお値打ちに感じます。
美味しかったですし。

「ザンギ」、信州で言う唐揚げ、山賊などと比べると、
皮が比較的薄く仕上げてあって、
ファミチキの様な皮に味が強く付いたタイプではなく、
鶏に薄く味が付いたタイプで、
鶏の味がしっかり。脂があって、甘旨くてたまりません。

…信州人ですけど、あんまり濃いタイプの唐揚げって、
1個1切で十分…と思ってしまう事が多くて…
このくらい、優しい味わい、肉の本来の味わいが生きるくらいだったら、
僕も美味しく頂けるのかしら、と思いました。






実に満たされました。
岡谷まで夜に出掛けて来たならば、
僕らにとっては、そのまま岡谷温泉・ロマネットに直行!…となります。
実際、塩尻方面から訪れる場合に、
本来は右折すべきを、ひとつ先へ、
岡谷I.C.付近まで出掛けて、
ファミリーマートとガストに挟まれたT字交差点を右に、
そうして直ぐの立地。
ロマネットに向かう途中ですから、とても便利。

是非また、食べに行きたいものです。

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