気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

1月8日、松本市寿界隈、二代目竹渕にて。






良きお噂に誘われて…なんてンで、出掛けて参りました。
僕らは、緑町界隈でお会いする事が多い、
ひろっちさんに伺ったのだけれど、
(…と言うか、ひろっちさんがTwitterに投稿したものを見た)
ひろっちさんが言うには、
厨十兵衛の旦那からのお噂リレーらしいのです。
SNSで、情報は有象無象、一切合財、パッと広がってしまう世の中に、
こう、信頼ある筋からの口コミの様なもの、その流れが良いなぁ、と。



道としては通りの多い道で、時たま通う道。
意識していなかったのですが、
「竹渕」と言う交差点が最寄となっております。
おそらくは地名でお店の名前が定まっているんじゃねぇか…と言うところ。
先代、「竹渕」の時代にも、
前は通るのだけれど、
松本と塩尻の通り道と言う感覚で立ち寄る事はありませんでした。
「営業していないのかなー」って思っているうち、工事が始まって新しいお店になって。
それを知ってはいても、やっぱり…
そう言うものなのでしょうかね。「きっかけ」がないと、
お昼ご飯に訪れる…と言う所までは進まなかったみたいで。





お蕎麦屋さんだけに限らないけれど、
お店の造りは、そりゃあピンからキリまであって、
木目の多い店内、気取らず飾らず、
小洒落過ぎもせずに、程好い居心地の良い空間。





「ご自由にどうぞ」のテーブルから持って来た、
野沢菜と落花生。
落花生を見ると、年が明けて節分もやって来るなぁ、と思います。
信州の節分は落花生ですよね?ね?

野沢菜も塩気がキツくなくて、実にお茶請けに程好い塩梅。
「こりゃあ、このお店、当たりかも!」と思う訳です。





「ざるそば170g」が800円、
「大ざるそば300g」が1000円。
「得ざるそば500g」が1500円。

写真はYOKOさんが注文した「大ざるそば」になります。
結構な量があります。
ただ、至近の「白山」の300gとは違う様な印象。
茹で前で300gの蕎麦…と言う事かなぁ、と。
次回、出掛けた際には確認してみたいと思います。

適度な“こわさ”が小気味良いお蕎麦でした。
しっかりと締められていて、
喉越しが良いのはもちろん、瞬間の食感も良い。
(こわさ=信州方言で、硬さの意)

ツユはバランスタイプで、
カエシ感、昆布感、ダシ節感の調和が取れていました。

この量、味わいで1000円…かつ、
「ご自由にどうぞ」テーブルのサービス付きは、
とてもリーズナブルに感じます。
お店の雰囲気も、そんな訳で飾らないから、
家の年長ズとのお昼ご飯にも使うことが出来そう…なんて思いました。
温かいお蕎麦もあるしね。
年齢層なども選ばないなー…って。





お茶請けだけでなく、お茶もあればコーヒーもある。
サービスもそりゃあ値段のうちでしょうけれども、
蕎麦の量、質から言っても、僕にはとてもお得なものに感じます。
こりゃあ良いやなぁ…と。

「二代目竹渕」、気に入りました!

ひろっちさん、改めまして、ナイス情報でした!








気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

1月19日、松本市筑摩界隈、らぁめん寸八にて。






無性に、何だか無性に…
「あ、油そばとつけめんを食べたい」と思ったんです。
ご飯とおかずの様に、共に合わせて、相乗効果を狙う…とか、
そうした崇高な目的のためではなく、
1+1=2以上ではなくて、
それぞれ、食べたいと思ったものは、食べたいと言うか。
1杯を、それぞれ普通に食べたいな、と思いました。
YOKOさんが「今日は寸八が良いかな」と言い、
「何を食べようかなぁ」の自分の中からのアンサーが、そんなカタチでして。





そんな訳で「油そば」を。
やさい(大)をトッピングして。
麺のモチッとした食感は良いけれど、
「やさい(大)」の効果と言うか、以前食べた時と違って、
結構なアッサリ加減で、面白いです。
これはこれでアリ。
麺や野菜から出た水分が、底部にしっかり溜まるくらいあったので、
油やタレが程好く落ちて、アッサリ油そばと言う感じで、
つけめんと共に食べ、ボリュームがかなりある中で、
そのアッサリさに助けられて、美味しく頂ました。
面白い経験でしたね~。
(けして、嫌味で言っている訳ではないです。念のため。
 次回、油そばを頼むときには、
 「うすめ、少なめ」でも良いかとも思っている様な新発見でした。
 “味うすめ、油少なめ”の、油そば、なかなかの妙味だと思います)





寸八でつけめんを食べるのは、これが初めてでして。
2玉まで無料で選べるのですが、
油そばを考慮して、1.5玉に抑えて正解でした。
これでちょうど良い腹具合でした。

麺はものすごく良く締められていて、冷温。
その分、スープの冷えがかなり早かったですね。
ここは致し方ない。
ごわごわっとして感じる麺の美味しさが光りました。




YOKOさんは、いつもの味噌らぁめん3辛を注文していましたが、
「いつもより辛くなかったよ」とのこと。
これは、油そばと同じ理由なのかも知れませんね。

この日はレジの横の席でして、
お会計、僕は座ったまま出来るので、そのまま…
YOKOさんが立ち上がるや否や、店員さんは即座に片付け始めて、
僕らはちょっと焦ることになりました。
数名の待ちもありましたが、ワンクッション欲しかったなぁ…なんて思います。
僕はお会計をしていた事もあって、遅れてしまい、
流れに沿って、服を着ずに外に出た…くらいでしたし。

味のブレ、人のブレ…なんてところでしょうか。
ご職業に楽はない、たいへんなものだなぁ…としみじみ感じたり。









気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

12月30日、松本市緑町界隈、厨十兵衛にて。






先達ても触れておりますが、
信州人には「お年取り」と言う文化がありまして。
大晦日におせち料理を始め、ご馳走を食べようと言う…
明けて新年は、まぁまぁ、その残りで手間を減らして、
楽をしようじゃねぇか…と言う…
そんな文化となっております。

中野市出身のお客さんも、そうした意見で合致したので、
中信だけ…って事でもない様子。
全県か…どうかも、少しばかり興味あります。
南木曽や小谷、御代田や平谷あたり、どうなのでしょうか。

12月30日の飲みの場は、
僕らにとっての「お年取り」の様なもので、
気が大きくなっていたり、こう、華やかに食べたい…なんて考えます。
「YOKOさん、好きなものを頼みねぇ!」ってヤツです。

「ラーメンにチャーシューはなくても良い」

…し、麺とび六方においては肉抜きで注文をするYOKOさん。
厨十兵衛の合鴨の塩焼きだけは別です。大好物。





柔らかさもあり、肉のしっかりした食感もあり。
荒切りわさびととっから味噌が添えられて、これがまた合うんです。

鴨南蛮の鴨って、脂をスープに移し切っていて、
硬いものによく当たります。そう言うものなのかも知れません。
南箕輪の麺づくり蒼空の季節の風物詩、鴨つけの鴨のたたき、
この厨十兵衛の合鴨の塩焼き…
自分の見識では、美味しく鴨肉の素晴らしさを実感できるメニュウ、
この2店舗くらいで…
いや、ローストビーフブームも昨今ありましたから、
低温調理だったり、ジビエ的なお店だったり、
存在はするのでしょうけれども、
でも、やっぱりなかなか無いものではないかなぁ、と思うんです。

肉の脂は肉の個性、種別の特長です。
そばつゆ、スープに融けても美味しいものですけれど、
ダイレクトに、肉も脂も頂きたい。
味はあるけれど、あっさりした脂を感じられます。
鴨南蛮の脂とは、また違った香であることが不思議です。
部位もあるのでしょうし。


これと日本酒。合うんです。すごーく。










気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

1月12日、麺肴ひづき。






光の加減が難しくて…どちらの写真が、より美味しく見えますでしょうか。



現物は、もっと鮮やかな色が白い器に映えて美しいです。ホントです。

メニュウの大幅リニューアル前の汁なし担々麺は、特に太い麺でこしらえてあり、
器も厚ぼったい丸みを帯びたものでした。
これもこれで、ものすごく美味しかったですよね。
リニューアル後は、
塩尻・無奏天生もそうですが、
四川山椒を使った広島名物の汁なし担々麺に近いスタイルになりました。

溜まった録画データの中、「ケンミンSHOW」を晩酌しながら眺めていて、
そんな広島の汁なし担々麺の回、
以前、松本にあった「くにまつ」が写って、
そのご活躍はうかがい知るところではありましたが、
それでも「すげーなー」と思いながら眺めておりました。

麺肴ひづきの汁なし担々麺、3辛を食べてみて、
辛味は僕にとって、激辛までは行かないけれど、
四川山椒のビリビリ感は、かなりしっかりとあり、また残り、
刺激をバッチリ体感できます。
見た目以上に麺量が多く、結構なボリュームで、
今回は、別にラーメンを注文してお願いしていましたから、
追い飯を頼みませんでしたが、
追い飯含めれば、お腹いっぱいになるコースであるなぁ、と思いました。


これもこれで好ましい美味しさ。
こう…四川山椒の痺れ感と辛味の味わいって、思い出すとグッと来ますよね。
また食べたくなる、と言う感じ。










気楽なところで、一生懸命…と言う事です。

1月14日、塩尻市広丘駅前、ふじ蔵にて。






月に1度くらい…でしょうか。結局のところは。
広丘駅前の「ふじ蔵」にて、一献。
2018年の初回となりました。
やっぱり、美味しいものがあるお店…だと感じています。
「あんきも」は、この時期の定番酒肴。
信州佐久望月の大澤酒造「明鏡止水」銘柄、
「垂氷(たるひ)」が冷蔵庫にあり、
こちらと合わせて頂きましたが、
やや熟成がかって、こってりさやアルコールっぽさが立つ…
癖がちょっと出て来た「垂氷」の雰囲気に、
あんきもの風味がジャストフィット。
とても美味しく頂きました。





そして旬味、ガス海老の唐揚げも。

スナック感覚ですよね。
頭も尻尾も全て噛み砕くことが出来るので、
海老らしい香味を余す所なく味わう事が出来ます。

「ふじ蔵」に遊びに行く時には、
だいたい家人も一緒なのですが、
歯があまり良くない…けれど、ガス海老はサクサク感はあるけれど、
硬くなく、食べ易く仕上げてあった事から、
「うまいうまい」と盛んに手に取って、食べていました。

何と言うか、美味しい心持ちでいるときに、
その雰囲気…と例えるのか、オーラだとか言っても良いのかも…
こう、幸せな気持ちが染み出して来る瞬間ってあって、
まさにガス海老を頬張る姿は、とても良いものでした。

美味しいと思うものを美味しいと思って安心して食べられるって、とても大事です。










気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

1月7日、諏訪市諏訪湖畔、すわっこランド2階飲食コーナーにて。




その日、年末年始のお休みの終盤で…
あぁ、5日は出勤していたので連休としては途切れているのだけれど、
世間が今と違って、新年にふわふわとしていた時期でして。

先達てご案内の通りで、諏訪湖一周を達成した元日から、
僕らはお正月気分がすっかり抜け切り、
1日、3日、そしてこの7日と16kmを走っておりました。

当日も勇んで諏訪湖までやって来たところで、
ランニングシューズを忘れていることに気付き、家まで1度取りに戻って…
…と言う流れ。
走り切ると15時前後で、しっかりお昼ご飯を食べる時間でないけれど、
お昼は慌ててコンビニおにぎりで済ませたので、
エネルギーが、すっからかん…と言う訳で、
未食のメニュウから選んでみました「サラダそばエル」…

「える、しっているか」

…と言う某漫画の某セリフをどうしても連想してしまいますが。

「サラダそば」と言う「エル」が付かないものもありますが、
やっぱりお腹は空いていて。
結構なおそばの量があり、タレはサラダ寄り…
めんつゆっぽいものではなく、冷やし中華に近い感覚でしょうか。
ワタクシ、冷やし中華大好きです。
そんな自分ですから、すこぶる気に入りました。
野菜も食べられるし、天カスの様な油分もないし、
お腹には、程好く貯まるし。

次回からは、「サラダそばエル」と何か…と言う、
そんな主軸に加えたい美味しさでした。



メニュウのカロリー表示が、ちょっとだけ不思議で…。

ミニサラダが、20 kcal
サラダそばが、161 kcal
サラダそばエルが、207 kcal

…と言う感じ。
サラダそばが、たぶん「ミニサラダ+そば」なんだと思うんです。
リニアリティはバッチリ。
けれど、

ざるそばが、291 kcal

…そばの量、結構あったので、
めんつゆとドレッシングのカロリー量の差なのか、
ざるそばの盛りが、かなり良いのか…
分からないのですけれど、サラダそばエルは、
もうちょっとカロリーがあっても良いのかなぁ、なんて思います。
でも、それでもローカロリーには変わりがありません。

走ることで、色んな得るものがあります。

筋肉が付いてダイエットも出来たら…と思ってはいるので、
こうした食べ物は、本当に有り難い。

有り難いのです。











気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

1月12日、松本市緑町と裏町の間あたり、麺肴ひづきにて。






今朝の雪、いやはや正直、この冬1発目の雪よりも、
肝を冷やしたのは、私だけでしょうか。
地域ごと、状況は異なるのでしょうけれど、
サラサラ部分もあれば、ベシャッとした部分もあり、
善知鳥峠の、特に塩尻方面から小野辰野方面へ向かう、
上り坂は、実に怖い思いをしました。

「あぁ、このまま雪が降り続くと、
 せっかくの麺曜日の今日でさえ、ラーメンが食べられないかも」

…と思う。これが近々の不安になりました。
明日は、年に1度の人間ドックを受診する日でありますが、
それでも、麺。ああ、食べたし。

お昼も過ぎると、日当たりの良い道路は顔をのぞかせ、
それを見て、安堵したものです。




さて、今回は先達て頂戴した、
「生粋煮干し拉麺」と共に卓上に並べて、
( http://sakesoja.naganoblog.jp/e2209066.html )
YOKOさんが主担当として、お召し上がりになったメニュウです。

いつも通り「辛いメニュウ」をご所望でしたが、
辛味噌ラーメンが、そこまで辛くないとは実体験で理解して、
汁なし担々麺は、スープで温まりたい今日の気分には合わない…
やおら、YOKOさんが選んだ1杯は、
レギュラーメニュウの「醤油麺コクにごり」でした。





麺は通常は細麺ですが、太麺に変更して。
快く、オーダーを受けて頂きました。
こう言う気さくな所は、たいへん有り難いです。

シンプルな美味しさが光った生粋煮干し拉麺を頂きながら、
この「醤油麺コクにごり」を、ひと口もらうと、
とても複雑で、濃厚な味わい。醤油の力強さを感じられる風味に驚きました。
メニュウ名にもある通りで、コクがあります。
充実した旨味。

久し振りに食べる、
ひづきの代名詞的なメニュウがたまらなく美味しく感じました。
メンマは僕ら、ふたり共に好物と言うことで、
よく選ぶトッピングだけれど、
板のりが、また「醤油麺コクにごり」には、すごく良く合っていて驚きます。
醤油つけ麺で、麺を巻いて食べる…なんて使い方が好きだから、
納得のコンビネーションではあるのですが、
そして、やっぱり、麺を海苔で巻く様にして食べるのですが、
実にオツ、オツな味わいで、
今度、自分が注文する時にも、マストなトッピング!…と感じました。
濃い動物系の風味が、また異なった角度から、
海苔の風味と共に感じられて、太麺をより楽しむことが出来ました。








気楽なところで、一生懸命…と言うことですが。

12月30日、松本市緑町界隈、厨十兵衛にて。






毎度お馴染み、厨十兵衛の“刺盛”写真館でござい。





こう、上からの言い方で申し訳ないけれど、
あれ?上からなのかなぁ…いいや、ともあれ、

「センス、ッパねぇ」と思う訳でして。

センスがあるなぁ、半端ないものであるなぁ…と。

その日のお刺身にも寄るのでしょうけれど、
こうしてブログ化して行く中で、
登場頻度は特に高いと思うのです。厨十兵衛、そしてお刺身の盛り合わせ。

けれど、行く度、頼む度に絵になると言うか…
こうして写して美しいデザイン性に富んだ器の上。お刺身たち。
味も伝わるんじゃないか…と言う美味しそうなカタチ。

信州の年末、風物詩食材のひとつに「鰤」があって、
お刺身のメニュウに「?」とあったので、
「あ、鰤があるのかな」と思ったのだけれど、
これ、実は「カマス(?)」でありまして。
魚へんに「?」と書くのですね。存じ上げませんでした。



…カマスの漢字が表示されませんね…。
そんな訳で上記(?)部は、上の写真で補完して下さいませ。



当日のお刺身メニュウは、
縞鯵、金目鯛、黒睦、太刀魚、銀鱈、
とろサーモン、車海老、真鯛と生雲丹にカマス…と言うラインナップでした。
YOKOさんが、やたら「とろサーモン」と言っていた気がします。
ある番組がきっかけですね。
言葉に縁付いて、選んだり決めたりする事は嫌いじゃありません。
この中から、刺盛に選ばれて運ばれて来る…と言うところ。

銀鱈は足が早いお魚であることもあり、
生で出会う機会少なく、かつ機会があれば必ずや美味なるもの。
この日も雲丹の右下にありました。

この日は2017年の外呑み納めで出掛けておりまして。
素敵な呑みの始まりとなって行きますが、今日はここまで。


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