本当、タイミング良かったみたい。



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

8月25日、塩尻市洗馬、芳香庵みのるにて。




えー…その日、食いっぱぐれそうだったんです。僕ぁ。

「あっ、ちょっと距離あるけれど、みのるがある!」

…と言う心持ちで向かっておりました。

朝日村美術館で今日まで開催されていた「下田ひかり展」を見に行き、
最終的に、どこかでご飯を食べて、
自家焙煎珈琲店シュトラッセで、コーヒーを飲みたいと考えていました。

朝日村のある曲がり角に、
「手打ちそば むらさき式部」と言う看板があり、
ネットにも情報が出て来ないので、
「とりあえず行ってみよう」と奥まった集落に出掛けて行くも、
どうやら看板だけが残っている様子、
行けども行けども、何もない。諦めて来た道を戻る。

次いで、10分くらいでしょうか。
今井の道の駅に、カレーの移動販売が来ていたら良いな…
無くても、食堂あるもんな、と思って向かうと、
移動販売はなく、イベント日だった様で、食堂には行列、待ち人が溢れるくらい。

これはいかん。

そこで「みのる」を思いつく訳ですが、更に15分以上は運転をして移動をする…、

…と言う。結構、お昼ご飯に困った日でした。
「まるなか」は、週イチのラーメンを超えてしまうし、
「ふじもり」は、すみません…。

「芳香庵みのる」には「信州ひすいそば」と言う、
希少種のお蕎麦を食べに行きたくて、1度だけ2014年の11月に出掛けています。
その頃も良い評価でしたが、今回は更に美味しく感じました。

…2014年ぶりなのは、何故かと言うと、
お昼ご飯の時分は温泉を求めて他の地域に出掛けてしまっているから、ですね。
塩尻、ほとんど温泉ありませんしね。





「十割手打ち盛りそば」の「信州ひすいそば」、
小、中、大とあって、120g、180g、240g ですが、
120g 増量ごとに500円増しで対応可能とのこと。

よくお蕎麦屋さんで、水そば、塩そば…
水に浸したお蕎麦、塩だけ付けて食べるお蕎麦、
蕎麦本来の味が分かるから…と、勧められるのですが、
自信の上に、そうしてお勧めして下さっているとは思うのですけれど、
それで「美味しいなぁ」と思うお店って、
自分はあまり行き会っておりませんで。
ちょうど他の方の配膳もあって、
店主殿が目の前にいて、
「あっ、塩そばやらないといけない雰囲気かも」
…と思い、試してみましたが、

「あ、蕎麦自体が旨い。甘味もコシもあって、角も立ち、
 後から追い掛けて来る塩の旨さで引き立つ…!」

そう、にわかに驚いた瞬間は、ハッキリと覚えています。

ツユは香が高いタイプ。
薬味を蕎麦の上に乗せて試してみますが、
葱、大根おろし、共に非常に蕎麦へ、ツユへの反応が良く、
薬味に意味がありました。
山葵も、その香より、辛味がピッと立っていて合う。

「これは…これは、前よりずっと美味しい!」

嬉しくなりました。
僕が松本平でいちばん美味しいと思っているお蕎麦は、
今はもうない銘酒居酒屋「よよぎ」の大将、
長嶋さんが打つ十割蕎麦です。
十割でも、こわくなく(硬くなく)、細く喉越しが良く、
細身の中にも確かにコシがあって、モチッとささやかに返す弾力がある。
ツユの美味しさも引き立ち、蕎麦湯までウマイ。

…これが理想で探しているのですけれど、
いちばん近いかも知れないな…と思いました。
比べると、やや麺線が太く、食べ応えがある…かな。
でも、お酒の〆として打っていたお蕎麦と、
お蕎麦屋さん、専門店としては食べ応えに差を求めても納得ですし。

ちなみに、メニュウを見ると、
打ちたて150分以内のお蕎麦を提供すると言う事もあって、
その場で打つ=売り切れ時はお待たせしても、打つと言う、
シビアな条件で営業される形態に8月から変わったんだそうで、
それゆえに、「三タテ」…挽きたて、打ちたて、茹でたて、
こだわったお蕎麦を食べられる様になり、
店内もそれに合わせて改装をし、現在。そしてこの旨さ。

「向上心があり過ぎる!」

…とは当日、Twitterに呟いたことでして。
年上の店主さんに、こう申しては不躾かも知れませんが、
実に感心しました。そして、その努力が実っているからこそ、
より心を動かされます。




そんな昨日を楽しんでいたところ、
本日の市民タイムス…塩尻版だけかも知れませんが、
「芳香庵みのる」の記事が掲載されていました。
ホント、タイムリー。

売り切れたら打つ、お待たせすることもある。
ただ、その分、絶対に生まれたての蕎麦に出会える…
待ち時間は、蕎麦の実を挽くところから、
間近で、職人さんが蕎麦を打つところまで、
全部、立ち会うことが出来ます。
それなら、待ち時間も苦で無いのでは…
そうも思います。

SNSの話題に、ある蕎麦職人さんは、
三タテは幻想であって、
打ちたて後に、2時間くらい麺を休ませた方が良い…
…と、書く方も居たりしますが、
まず第一に、美味しいと感じられる蕎麦か否か、
少なくとも「芳香庵みのる」さんは、
三タテの実現に尽力されて、
より美味しいお蕎麦を提供して下さるので、
その話題は、とりあえず置いておきたいと思います。

信州人ならば、お蕎麦には好みがあって、
合う蕎麦、合わない蕎麦があることを、
生活の中から知っていると思います。
だので、絶対はないと言う世の理通りに、
「絶対に美味しい店!」とは言い切れませんが、
でも、僕が今、誰かに問われたならば、
まず、一押ししたいと思う美味しさでした。
食べてみて欲しいと思うから、こうしてブログを書く訳ですし。

もし、ご一考願いますれば幸いです。
店主さんおひとりのお店ですから、不便もあるかも知れません。
でも、それでも、です。
その地域に住んでいらっしゃる同僚さんがいるので、
明日は、会社に着いたら直ぐ話をしたいし、
お蕎麦を食べて後、シュトラッセに出掛けて行って、
「みのる、美味しくなってましたね!」と、
珈琲屋さんで、イキナリその話題をしたりとか…
…うん、心は動かされました。

さて、こんなところで、本日はお開きとなります。
ちょうどお時間となっている様でして。

では、また明日、お目に掛かりたく存じ上げまして、

それまで、それでは。

ありがとうございました。




< 2018年08>
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気楽なところで、
一生懸命、行きます。