2018/08/09
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画面が真っ赤に染まる喜び、夏。

気楽なところで一生懸命…と言うことです。
2018年この夏、松本、塩尻、地の味を食べられる場所にて。
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夏…と言って、酷暑も過ぎると恨めしく。
暑いと言うことは、もう…、げんなりしますし、させますし。
酷暑だと、氷菓子や清涼飲料水の売り上げが伸びるんだそうです。
「不要不急のお出かけはしない様に」と言うくらい暑い。
でも、人は動かなければならず、動いて冷たいものを取りたくなる摂理。
まぁまぁ、もちろん冷たいお菓子もよろしいのですが、
ここは、夏が旬である「トマト」のお話で、お付き合いを願おうか…
そんなご趣向でございますので、
短い時間ではございますが、最後までお付き合い願っておきますが…。
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【 7月22日・塩尻市広丘・ふじ蔵 】
「冷やしトマト」
「波田のトマトで美味しいの!」…とはおかみさん。
見た目でも、鮮やかな赤がとても美味しそうに見えました。
近年のトマトのフルーツ化、進歩って目覚しいですよねぇ!
青臭い、トマトらしい匂いでもある、
そんな匂いは、ほとんど感じられずに果実感ある、
甘味と瑞々しさを特に感じます。
甘味はあって、少しだけ酸味があって。
皮も柔らかく、肉厚感を楽しみながら、冷感心地良くほおばる。
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【 7月28日・松本市扉温泉・扉温泉桧の湯併設のかけす食堂 】
「トマトサラダの甘酢たまねぎがけ」
扉温泉・桧の湯のすぐ近くで収穫されたトマト。
「麗夏」と呼ばれる品種だそうです。
手の届く範囲、地域の栽培だからこそ…なのか、この一皿で250円は破格。
嬉し過ぎるし、食べなきゃ損だと思います。
昨年も出会ったメニュウで、
甘酢味付けの刻みたまねぎが、よく合って美味しいです。
トマト本来の力も勿論あると思いますが、
甘酢の塩梅がたいへんに良く、
肉厚の皮、密度濃く甘味が入った麗夏トマト、
酸味はきっと本来には強く存在しないのでは…
…なんて思います。重厚感すらある味わいを、
甘酢とたまねぎの風味が、サッパリとサラダ仕立てにして、
美味しく食べさせてくれている…
そんな気がします。
大きめカットで、口の中、塊を歯で切り開いて行く…
あふれ出すトマトジュースの美味しさは、本当格別。
天然の山のキノコもまた…ですが、
とにかく「かけす食堂」はお漬物の名手である事もあり、
野菜の使い方は天賦の才を感じる食堂です。
トマトの美味しさ、夏の風物詩…、感じます。
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【 7月29日・松本市緑町界隈・厨十兵衛 】
「冷やしトマトのオリーブオイルがけ」
思えば、いつもある訳ではないので、
トマトの美味しい季節だけ…そんな感じじゃあないかなぁ…と。
「サラダ」としての存在だった、前二者と比べて、
流石、日本酒居酒屋さんだけあって、
塩の利かせ方、オリーブオイルの風味の立ち方には、
お酒との相性の良さも考慮されておられる…
そんな風にも感じます。
YOKOさん大好き「たたきゅう」と同じ器ですが、
いつもの緑色だけでなく、トマトの赤も似合いますね。
塩気に誘われて酸味が、酸味としてのキツさを際立たせるのではなく、
旨味と寄り添う酸味が強調されて、
オリーブオイルの風味以上に、軽いオイルだからこそ、
酸味を損なわずにまろやかさも出て来て、
味全体がふくよかさも持ち、そこに日本酒を合わせる…
まず塩が反応して、旨味と日本酒の突端の酸が舌先で合う様な感覚、
余韻へ、日本酒の辛さが迫ってキレとして上がって行く中で、
塩の余韻、トマトの香、旨さをオリーブオイルが支えながら、
組み合わさって続いて行く…。
マリアージュ、ペアリングと言う言葉とは、
合致しない感覚ではあるのですが、
でも、日本酒とトマト、非常に美味しく頂きました。
「相互相乗に美味しい」と言うより、
「日本酒も、トマトもどっちも美味しい!」って感じかなぁ…と。
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さて、そんな訳でございまして…
旬の季節、ひときわ農作物が美味しい時期であります。
トマトってば、たいへん健康にも美容にもよろしいなんて、
ほうぼうで伺いますよ。
どれだけ効果があるのか……は、まぁまぁ、皆様で召し上がってみて、
実感して頂けたら…なんて存じますけれども。
本日はちょうどここでお時間となっております。
また明日、お目見えとなっておりますので、
それまで、それでは。
ありがとうございました。