沼とか池の水を抜くことが流行っておりますが、
それとは関係なく…。



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

7月20日、松本市南松本駅付近、つけそば尚念にて。




えー、話題の新店に出掛けて参りまして。
長野市から松本市への移転。
もちろん、大フィーバー。連日行列…と言うところ。
1度は食べてみたいなぁ…と恋焦がれておりました。

TwitterやInstagramのみならず、
松本の街の中で出会うなどして、とってもお世話になっている、
ひろっちさんが、前日に「尚念」に出掛けています。
家にお夕飯があるけれども、
前を通る、空いている、吸い込まれる…と言う。
「空いている」…そんな状況があるんだなぁ、と。

明けて麺曜日の僕らは考えました。
出掛ける、混んでいたら、即ひづきにしよう…と言う。
何のことはない、ハナから二番手を決めて動けば良いよね、と言う事で。

結果、お店の中に入りましたら、
お店の方が2名、いらっしゃるのみ。
ただ、僕らが「営業しているよね」と半信半疑に食券を買い、
席について、つけそばが出て来るまでの時間に、
中待合まで並びが出来ていたので、
「常時行列」ではなく、時折、空くこともある様です。
もし、「行きたいけれど、待ち時間が長過ぎるのもちょっと…」と言う方は、
頃合を見計らって、何度か挑戦されてみてもよろしいかと存じます。





自分は「濃厚つけ蕎麦(大盛)」、YOKOさんが「濃厚つけ蕎麦(並盛)」にて。
何度も写真で拝見したこのメニュウ、
ようやく食べることが出来る!…と喜んでおりました。



スープには驚かされました。
届けられた時点で、上面に膜が張られるほど濃厚なもの。

動物系のスープ、乳化したスープなのですが、
そのままミルクの様な、バターを液状化させたような…
ラーメンスープ、濃度と言うものは、
煮物類の味の濃淡とも似た部分があって、
スープに内在する水を蒸発させる事によって、
エキス分だけを、より濃く取得する…と言う手法があります。

自作ラーメンを作る際にも、
スープ濃度を上げてみたくて、炊くには炊くのですけれど、
エキス分とは、かくも水分から出来ているのものなのか…と知ります。
濃厚にスープを取ろうとすればするほど、
かなりの労力も時間も取られてしまいます。
これは、ごく丁寧にその時間を惜しまず費やしたもの…
…確信できる濃度。すごく滑らかに練れていて、
ストレート麺、太く、ツルツルした表面においても、
粘度が高いからこそ、絡み付いてくる。
高濃度のスープをしてイメージしたことは、
「スープから水分を全て抜き去った様な…」と言う事でした。
“濃厚”と言う言葉が、実に相応しい。

麺は、“とてもしなやかな麺とび六方の麺”と言う印象を持ちました。
太く長く、これがゴワッと硬ければ六方だし、
たおやかにあるなら、尚念かなぁ…と言う太さと存在感。
六方はそうした太くて強い麺に、相当の塩気を当てている…
そのジャンクさがたまらなく美味しいと思うのですが、
それ程に太さ=味乗りの難しさがあるにも関わらず、
スープに強烈な塩辛さは感じず、動物系のエキスが、
魚介系…節類なのでしょうか、風味と共に麺に絡み付く。

濃厚豚骨魚介と言うジャンルは、
多くのお店で見受けられるものですが、
その中でもオリジナリティあるスタイル、尚念のつけそばから感じられました。



次がいつになるか分からないので、
今のうち…と思って「炊き込みごはん」も。
理想を言えば、もう1杯「中華そば」を、
瞬間は考えましたけれど、胃袋をして食べられそうもなかったので…。

ご飯は硬めに炊いてあり、
ご飯だけが出て来るものと思っておりましたが、
お値段以上に感じるブロックチャーシュー入り。
かなりのボリュームがありました。
これで150円とは、とてもお得であります。



そうそう。長野市のお店時代はどうだったか…
存じ上げておりませんが、
店内には数本の日本酒がディスプレイされておりましたね。
当日のTwitterに以下の様に書いております。


松本・尚念、初めて入って、
栃木・仙禽のボトルがあったり、
奥に四合瓶が…川中島幻舞や舞姫、大雪渓など…。
壁には、きっと偶然だろうけれど、
松本・大信州酒造のスローガンのひとつ「以和為貴」の額がありました。
額、めちゃくちゃ良い字でした。「和を以て貴しを為す」ですね。


…と言う。
お店が落ち着いたりしたら、日本酒居酒屋的な要素も加わらないかしら。
南松本駅から歩いて訪れることが出来る範疇ですし。
チャーシューも、低温調理なのだとは思うのですけれど、
すごく脂を内在したもので、柔らかさと肉汁がしっかりと残っていて、
そのまま山葵をつけたり、山山葵をつけたりして、
日本酒と一緒に楽しんでみたいなー…なんて思いながら食べていました。
焼酎でも良さそう。

…1度しか出掛けていないのにも関わらず、夢は膨らみますけれども。




その日、その後は、以下の様に。

(72)竜島温泉・せせらぎの湯に来ています。
おかえり、日常!その一端がここにあります。
温泉、たまらなく久し振りです!
ようやく訪れるまで、日常が戻りつつあります。
でも、まだ引き寄せた訳ではなく、糸口を掴んだくらい。
一歩一歩、進まなくちゃ!
久し振りに浸かったお湯、最高でした!

…と言うところ。尚念にも出掛けられたし、
久しぶりに温泉に入ることが出来たし、温泉へ入って良い状況にもなったし。
まだまだ色々と乗り越えることは多いのですが、
先へ進んで行って、時たま美味しいものを頂戴して…
頑張って行こうじゃねぇか…と言うところで、
本日は、ちょうどお時間となっております。

また明日、お会いする事になるかと。

それまで、それでは。

ありがとうございました。

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SakeSoja
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「酒 宗夜」で「サケ ソウヤ」と読みます。
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気楽なところで、
一生懸命、行きます。