2017/10/20
気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
10月9日・塩尻市塩尻駅前・無奏天生にて。
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「チロリンは霧の中に…」と呟いた頃合が、だいたい朝の6時くらいで。
用事があり、それはとても素敵な経験を間近で見させて頂く機会であり。
「百聞は一見にしかず」と誰もが言い、
その中で、「一見もせずは、全て空想の世界なり」とも思います。
それこそ、世の中には色んな情報が溢れている時代となって、
バーチャルリアリティ的に、
「ほぼ体験したかのような」状況、情報量を得られなくもありませんが、
同時に、得やすくなった情報の信頼度を精査しなくてはいけなくなりましたよね。
はてさて、こんがらがってとっちらかったUSBコードの様な禅問答に、
段々と近づいて参りましたけれども。
12時過ぎに、その体験が終わって塩尻市の市街地に戻って参りました。
途中、わかめラーメンの配給があったり、
こう楽しく過ごしていたのだけれど、
それでも、何か食べたいな…と思って、塩尻駅前の「無奏天生」へ。
限定メニュウもあるのだけれど、
でも、
こうした「ああ、素敵な経験だった」と、
小説を読み切ったような清々しい心持ちだったので、
今、いちばん食べたい、好きなメニュウをお願いしました。
「長野Komachi」のラーメン特集号にも大々的に掲載された、
「無奏天生」、名代「汁なし担々麺」のオリジナルバージョン、
信州らしい「味噌」を用いた「汁なし味噌担々麺」は、僕の大好物です。
より甘旨味が増して、非常に美味しく感じています。
これに「追い飯」ではなく、しっかり食べたく「ライス」でお願いし、
お供に「豚汁」をお願いしました。こちらは初めてお願いするメニュウ。
定食のお供にお味噌汁、贅沢なら豚汁…
そうした概念があると思うのですけれど、
だからこそ、今のこの気分に豚汁の旨さ、具沢山の満たされ具合。
「ああ、お疲れさま!楽しかった!」
…と心の底から、心の中だけだけれども、しかし張り上げて叫ぶ。
そんな思い出にも刻まれた、昼だけれど、〆の1杯でした。
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店主殿が仰るには、
ノーマル版と味噌版、わりあい好みが分かれるそうなのです。
片方だけ食べた事があると仰られる方は、
是非、もう一方をお召し上がりになられることをお勧めします。
ノーマルはお好みの辛さで、
味噌の旨味を活かすためにも、
味噌版は1辛くらいで抑えて…がよろしかろう…とは、
いづぞや伺った話となりまして…。