のんびり休日気分に。



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

9月2日、塩尻市洗馬、朝日村にて、お店を通う。




えー…その日と言うものは、ごくゆっくりとした日でした。
朝、起きられなかった…とも言います。
やりたいことは数あれど、駆け抜けた8月が終わり…
…終わったと言う自覚はないものの、
ひとまず予定の無い日曜日を迎えていて、
日曜日らしい過ごし方に、自然となって行った日でした。
午前中は、本当にゆっくり過ごしていましたね。
起きられなかった、動けなかった、
また、やりたい作業をやる…なんと言う。

その日のお昼ご飯は、出遅れたこともあるけれど、
1度はYOKOさんを再び連れて行かねばなるまい!…と考えていた、
洗馬の「芳香庵みのる」に出掛けて行きました。

お昼ご飯の時間、それも終盤13時50分ごろに到着予定。
だので、電話をしてみると、
「蕎麦が無くなれば、打ちますから」
…と店主さん。
そうでした。三タテにこだわる体勢、そう言うことでした。
ある種、「蕎麦が売り切れる」と言う事はないのです。
ただ、時間が詰まっている時だと良くないのかも。
今日はその点、問題が無いので良かろうもので。



無事、「信州ひすいそば」を手繰ることが出来ました。
ふたりとも大盛りにしたのだけれど、
YOKOさん…女性には、ちょっと多かったみたい。
けれど、味は気に入ってもらえたみたいで良かった。



食後、その足で朝日村へ。
自家焙煎珈琲シュトラッセの自家製ベイクドチーズケーキを。

車で10分もない、近い…と言う認識が、どこか自分の中にあるけれど
それこそ“車だからこそ”…歩いたりすれば、結構な距離がありますよね。
途中、信号に捕まる待ち時間もない訳で、
感覚的な“近さ”はあると思います。
美味しい美味しいお蕎麦、美味しいコーヒー…
チーズケーキは、先達て「月と群青と珈琲と」で、
バスク風のものを食べ、
コーヒーとの相性の良さを改めて自覚したことで、
こちら、シュトラッセでも試してみたいと思っていました。



すると、バスク風で感じ取った口の中で開くミルク感は、
シュトラッセのチーズケーキでも確かに感じられ、非常に美味しい。
…ともすれば、自分自身、コーヒーとチーズケーキを共に食べる機会が、
あるようで、なかったのかも…とも考え始めます。
チョコレートケーキはありますね。
シュトラッセの定番ケーキは、チーズとチョコレートですから。

…なるほど、深く思い直してみると、
「コーヒーとチーズケーキ」を食べた記憶がない。
コーヒーを飲む環境が変わったと言うこともあって、
こうして改めて、ペアリングに気づく様になっていますが、
間食を取らない様に心掛けているし、
食後のコーヒーの前に、多く飲食店でデザートを食べていたなら、
そこであえて、
追加でチーズケーキってことはしていないのかも。

こう、思い直してみて頂いて…
コーヒーとチーズケーキが口の中で合わさって、
得も言えぬ旨さになる体験に思し召しがない様でしたら、
是非、今一度、美味しいコーヒーと共にお試し頂きたい。
美味しいコーヒーであることも、非常に重要だと存じます。
チーズケーキも、濃厚さ、口の中でのほどけ加減もこだわりたい。
きっとお気に召すお店があるはずですので、
この「うわっ、うまっ!!」感は共有致したく存じ上げます。




…と、やや興奮してオススメしてしまいましたが、
当日は、看板猫さんもお久しぶりにお見かけもし、
稲穂が頭を垂れて来たところを、長閑に眺めながら過ごしました。
他愛もない、それが実に愛おしい。
そんな時間を過ごした…と言うところで、
今日のところは、ここまで。ちょうどお時間となっております。

また明晩、お会い致しましょう。

それまで、それでは。

ありがとうございました。





レアチーズとベイクドチーズケーキの融合だなぁ、と。

レアチーズとベイクドチーズケーキの中間ではなくて、ね。



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

8月28日、山形村、月と群青と珈琲と、にて。




スペインのバスク地方風のチーズケーキ…と言うことです。
特徴は周囲をあえて焦がした苦味と、
濃厚なチーズケーキ部のマリアージュ…なのだとか。



こんなカタチで、コーヒーと1杯やる…と言うと、
酒呑みのウェブページっぽくて良いなぁ…なんて。

デザートに合わせる際、迷ったなら、これを…とメニュウにあったので、
エチオピア・イルガチェフェG3(シティロースト)、ナチュラルをお願いしました。
ウォッシュトもあり、こちらはG1でフルシティローストとのこと。

香は相変わらず、コーヒーらしからぬ芳香の高さ。
生果実、熟した、熟れた、熟れ過ぎた果実、
ローストアーモンド、ハニー、チェリーも。だんだんオレンジピール、レモネード、バジルも少し。
飲んでみると、
苺、生苺、フレッシュさ。余韻の苦味が少し、コーヒーだって思い出させてくれる。
オイル感もあって、渋さはマスキングされるのか、あまり感じない。
苦さ、酸はほとんど感じず、“こう言う飲み物”感がある。
後から、やや酸が追い掛けてくるかも。

…ひとりだった事もあり、メモを取りながら頂きましたが、
いやはや、相変わらず…世界的に見たらそうでないかも知れませんが、
でも、特色のある、ごく華やかなコーヒーで、
「ここでしか味わうことが出来ないのでは?」と思わせるくらい特徴的です。
コーヒーの固定概念を壊してくれそうな1杯だなぁ、と。
精製方法「ナチュラル」らしい1杯なんだろうなー…って感じます。

…日本酒なら地元の地元らしい、消防団の集まりなんかで出て来そうな、
そう言うレギュラー酒の世界しかご存知でない方に、
「三芳菊」とか「花陽浴」を飲ませる感覚ではないかと…。
まぁ、それはそれとして。



バスクチーズケーキ、いわゆる「ブツ撮り」にて。

当日のTwitterに端的にまとめた感想は以下の通り。


山形村・月と群青と珈琲と…にて、バスクチーズケーキを。
焦がしなめらかプリンチーズケーキ版…と言うイメージ。
コーヒーに油分が少なく中盤からアフターに掛けてアッサリする所に、凄まじいコク味のマリッジ。
コーヒーに極特濃ミルクを加えた様な。
初めてバスクチーズケーキを食べたけれど、
レアチーズとベイクドチーズの融合って感じね。
レアチーズとベイクドチーズの間でなくて、融合。

…とのこと。

チーズに関しては、
滑らか、塩気、酸味少し、香ばしさは思ったより少なく、
甘味ある、コクあるチーズが印象的。
卵も入っているのでしょうか。ごく濃厚な雰囲気で、
硬くしたプリンの様な…そんな印象も抱きました。

濃厚な乳感、ミルク分が口の中に発現している状態で、
コーヒーが加わると、「うわっ、うまっ」と言う瞬間を迎えられます。
口の先端でなく、口の中と言うか、中央部と言うか。
不思議と、芳しいナチュラル精製のコーヒーの香は、
チーズの特有の匂いに、一瞬だけ反旗を翻すみたいで、
その「?」と思った直後、口の先端でなく、奥に入って来て、
チーズがとろけて行く中で、油分たっぷり、広がって行く、
コーヒーの熱と風味で、より花開いて、感情まで刺激する…
…そんな楽しむ時系列の様に感じました。

「1度食べてみたいなぁ」と考えておりましたが、
食べてみて思うのは、
「良かった、食べてみて」…と言う、価値ある美味しさでした。

「月と群青と珈琲と」は、金曜日、土曜日がお休みと言う事で、
なかなか予定や都合が合わなくて、
YOKOさんと一緒に1度、これが僕ひとりでしたけれど、2度目。

コーヒーもケーキも特徴的だから、気になるお店ではあります。
折を見て、また…なんて思うのでした。

さて、本日のところはここまで。ちょうどお時間となっておりまして。

また明日のお目見えとなります。

それまで、それでは。

ありがとうございました。




まだまだ、世の中、驚くべきことはいっぱいある。



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

9月9日、岡谷市山手の方、本と珈琲 うさカフェにて。






こう…例えるならば、どんな空間と言えば伝わるのだろうか。

YOKOさんは子供の頃に、こうした古民家調に触れる事が少なく、
田舎のおじいちゃんの家に来ると、
こうした景色に出会うことがあって、
とても珍しく、日常にないものだから、
「不思議な」…そんな感覚に捉えていたみたい。

自分は信州信濃の松本生まれですから、
「懐かしい」であるし、
親父に連れられて色んな場所に行っているから、
「昔見た景色」であって、「良いなぁ」と思います。

人それぞれ、皆さまそれぞれに生き方はあります。
見て来た景色は違います。

コツコツと言う柱時計の優しい音色が、絶えず時を刻む空間。



ナガブロ「円環の食卓」、らみえるさんとお会いし…
引き合わせてくれた「ヤミツキマツモト」のcom.さんには、
感謝ひとしおですが、
その縁で、より「円環の食卓」を見る様になると、
「うさカフェ」の登場回数の多さが、どうしても気になります。
心に留めておかざるをえない。

今日は、久し振りに諏訪湖を10㎞走り、すわっこランドで汗を流して…
塩尻へ帰ろうとすれば、
その途中に「うさカフェ」はあるんです。
ちょっとノスタルジックな道を登って行きますけれど。

さて、短い時間ではありますが、
本日は、そんなカフェのお話で一席、お付き合いを願っておきます。




冒頭に掲載した「ほんのりピンクの梅ソーダ」、
こちらはYOKOさんお好みのもの。



木製のトレイに乗せられて届けられましたが、
器も、トレイも設えが良いものだなぁ、と思います。



「うさカフェ」だからこそ…ですよね。うさぎのクッキーも可愛らしい。

梅のソーダ、甘味がキュンと強く、梅のフレーバーは強過ぎず、
しかし豊かさはしっかりと持っていて、自然な風味を存分に感じさせます。
甘味と酸味がしっかり入っていて、炭酸で味わいの勢いを持ち上げる感じ。
すごく美味しいソーダ・カクテルになっていました。
沈んでいる梅の実を食べてみると、
YOKOさんは突然、顔芸に終始…すごく酸っぱい。
酸っぱいけれど、美味しい。
マラソン後の疲れには、梅は良いと聞きますね。
梅の実をかじり取る度に、「スッパー」と言う顔をして、
横で見ていて、たいへんにほほえましいものでした。



自分はチャイを。これも器が実に面白いです。



丸い底の器を支える蓮の花の様な台座兼お皿。
こう言う器もあるのですね。とても面白みがあります。

チャイ、甘さが程好くて美味しかった。
スパイス感は適度、なるほど、生姜の味わいが余韻に出て来て、
心も体も温まりそうな雰囲気。




「なるほど、こう言うお店だったのか」

…と思います。

とにかく「ご飯が美味しそうなお店だな」…と言う印象でした。
でも、それ以上に雰囲気が良い。
「隠れ家」や「秘密基地」に似て、
それとも少し違う。「古民家調」も、そりゃそうなんだけれど合致しない。
「独特」にはネガティブなイメージもあるから、
あまり宛がいたくない。
でも、この雰囲気はここだけにあるものだと思う。

そう、総じてどう思うかと言うと、

「うさカフェ、これは面白い!」

…です。今日、行ってみて良かったなぁ…と思いました。
想像していたものと違う。
でも、それがすごく良かった。
らみえるさんの目を通して見て来た「うさカフェ」を、実体験した訳で…
ブログは、ひとつの「記録」に他なりませんが、
どなたかの体験を目にすることで、VR的に予習が出来る場合もあります。
好みに合うかな、合わないかなぁ…なんて…、
でも、やっぱり実際に目にして体験してみないと、真実には辿り着けませんね。

カフェの世界って、たぶん…いや、これは居酒屋さんでも、
変わらないのかも知れませんが、
「その場所に行く理由」が欲しい、行きたいと思う楽しみや景色がある。
これがとても大切だと思うんです。

そんな景色を見て来て嬉しかったので、
取り急ぎ、お喋りなんぞをパアパアとしたためておりますが。

さて、ちょうどお時間がやって参った様でございまして。
また「うさカフェ」には、お昼時分にも出掛けて行ってみたいと思いますし、
コーヒーも頂いてみたいじゃありませんか。

そんな訳で、本日のところは、ここでお開き。
また出掛けて行ったら、お喋りさせて頂きたく存じ上げます。

また明日、明日はまた別のお話になりますが、
是非、再びお会い致しましょう。

それまで、それでは。

ありがとうございました。





漫画的な表現を思い浮かべて頂きたい。

(>ω<)♪

…と言う、そんな感じ。誰も彼も「んんー♪」って成る。



気楽なところで一生懸命…と言うことです。

8月18日、朝日村、自家焙煎珈琲店シュトラッセにて。




シュトラッセは、街中にあるお店ではなくて…。

例えば、県や松商、松工…そうした高校が多くある、
県の森、筑摩神社周辺から、
駅前に伸びる大通り沿いにも、
翁堂、タリーズ、アベ、High-Five、Hop Frog Cafe…
カフェはある訳です。
学生さんだって、立ち寄ることもあるかも知れない。

シュトラッセだって学生さんが来ることもあると思いますが、
お近くにお住まいでなければ、
基本的には車で訪れる場所にあって、
それは、穂高界隈にも通じたことで、
運転免許を取得できる年齢か否か…が、
どこか客層に自然と線引きが為されるものだと思っています。

「大人の飲み物」として、
お酒は法律的に…ですけれど、
法律に規制が無いのに、何故かそうした見方をされてしまうコーヒー。
それこそ淹れる香というものは、
年代を問わずに、快く、胸が空く思いに駆られるものだと思うのに。

コンビニや温泉で味わう「コーヒー牛乳」と、
例えば、こうした専門店で飲む「コーヒーと牛乳を合わせたもの」…
時にカフェオレだったり、カプチーノ、
ウィンナーコーヒーだったり…
それらは全く違うものだと思うんです。

まるで、それは魔法に掛けられた様に、
苦味が強い、渋いと見られがちなコーヒーも、
ミルクの味わいが生かされたまま、
コーヒーの美味しさも感じさせながら、
飲みやすく仕上げて来てくれる……
専門店って、そう言うものだと思います。

専門、プロフェッショナル…
だからこそ、
「苦手なものを、美味しく飲みたい!と言う希望にも応えられる」
……と言う。

コーヒーはブラックで飲まなきゃいけないなんてルールはなく、
それがカッコイイと言う風潮は意味が無く、
飲み物ですから、「美味しいと思う」ことが本望である訳で。
「美味しいと思う」手助けをするからこそ、
「専門店」だと言う甲斐がある……と、ここまでは良いでしょうか。

自分で書きながら、何でこんなややこしい文章になっちゃったんだろう…
…と考えています。
「けして、大人の飲み物でもないんだよー!」
「分からないことは、相談してみてー!」
…ちゃんとしたお店だったら、必ず応えてくれるから!!

…って言いたい。それだけなんです。

色んなコーヒーをブラックで飲み比べている自分ですけれど、
コーヒー牛乳も好きだし、
難だったら果汁すら入っていない「イチゴ牛乳」も好きだし。


で。


特に「シュトラッセ」のスイーツ類は、
おかみさんの自家製で、
コーヒーに合わせて楽しむことが出来る様に、
華美に作っていなくて、
ちょうど良い美味しさで仕上がっています。



「あんナコッタ」は見ての通り、
「あんこ+パンナコッタ」と言う和洋折衷スイーツ。
これ、僕らは大好物なんです。すごく美味しい。
かつ、口の中に残る余韻が、コーヒーと融け合って、すこぶる良い。
季節限定だし、いつもある訳ではないけれど、
見つけたなら、それはとてもラッキーで、
逃してはいけない!…なんて思います。

この日だって、それなりに食べたりして来た中で、
カロリーを抑えるべきであるのに、
どうしても、どうしても我慢が出来ないでお願いしました。
夫婦でひとつ。
ひとりひとつ食べたいけれど、
誘惑に負けすぎてもいけない。食べないなんて切ないことは出来ない。
折衷案。

(>ω<)♪

ひとくちで、たまらない幸せが訪れる。

ストイックに趣味を、嗜好を楽しむことも良いのだけれど、
気楽に、「うまーい!」って思えるものを、
思い切り楽しむことが、また愛しいくらい至福なもので。

「パンナコッタ」の定義には、「あんこ」は無いでしょう。
でも、「美味しい」と思うためには必要だった。
ストイックさは、ある意味で視野を狭めてしまうから、
「美味しい」「好き」を、楽しんで行けたなら…
…そう思うのです。

それが出来る場所であると思っています。

ストイックさは自己抑制ですもの。
誰彼も老いも若きも好きな味、美味しい味がきっとある。
楽しんでいたなら、きっと出会う。

(>ω<)♪

これに尽きます。




さて本日、この一席もここまで。
ちょうどお時間となっている様でございます。

また明日、お目に掛かりたく存じ上げます。

それまで、それでは。

ありがとうございました。




昔も好きだったけれど、いつの間にか忘れてしまっていたみたいで…。



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

7月16日、松本市波田周辺、A+!(アプリュス)にて。




以前、以前…どれぐらい前かと言うと、
YOKOさんと一緒になる前だったり、その頃だったり…
穂高温泉郷の「きないね」には、よく出掛けていたんです。
良い紅茶と言うものは、こんなにも…
そう、市販で出会う紅茶とかけ離れて良い香がするものなのか…と。

城山公園「憩の森」で、たいへんに良い心持ちになり、
気分が高揚していて…
コーヒーをお代わりしても良かったろうけれども、
また、違う楽しみも味わいたいと思いました。
本当、欲望は果てしない。

穂高の「書翰集」で凍頂烏龍茶を美味しく頂いた事が、
僕の中のやる気スイッチを、しこたま押したみたいで、
「紅茶も飲んでみたいな!」とは、ずーっと心のどこかで考えていて。
せっかくなので、
波田町の「アプリュス」に久し振りに出掛けてみる事にしました。
竜島温泉・せせらぎの湯の帰り道に通ったりもし、
1度か2度、行ったきりなので、今の雰囲気も知りたいなぁ、と言う訳で。



キームンやラスサンプーチョンなども気になりながら、
やっぱり、気軽に飲むことが出来ない、
また専門店だからこそ出会う事が出来る、
インド・ダージリンのキャッスルトン茶園のセカンドフラッシュを。
( CASTLETON, Darjeeling Second Flush )
3期ある茶葉の収穫時期の中で、「夏摘み」と呼ばれるもの。
コーヒーをちゃんと飲む方向になりつつある中で、
専門店の技術と言うか、
同じ珈琲豆、茶葉を買っても、
抽出方法で差が生まれてしまう事を実感しています。
1杯の美味しさを確実に提供する事って、
突き詰めれば、とても難しいものなんだなぁ…と。

だからこそ、専門店で美味しく飲みたいな…なんて思う訳で。



一緒に「森のアンズのタルト」なるケーキもお願いしました。
紅茶に合う塩梅。アンズの甘酸っぱさが主張し、
生地はピスタチオでしょうか…ほろほろと崩れ、
そこに紅茶の風合が染み込んで立つと言う…その美味しさ。

キャッスルトンは、ティーポットから注いだ瞬間、
その芳香に、心が輝きと共に洗われて行く…そんな風に感じました。
非常に香高い。
香の素晴らしい華やかさ、優美さ、世界観…
何か、それぞれの脳裏に必ずや香を基点として、
連想させる景色があるだろう、かぐわしさ。

飲んでみると、後半の清涼感が実に心地好く、
鼻から入る匂いと口から入る、また戻る匂いに差がありますが、
共に、本当に素晴らしいものだと思いました。
やっぱり、良いものは良い。
美味しい紅茶を、ちゃんと淹れてもらうと、
心から底から美味しさに感謝している自分に気付きます。

信州コーヒーロースターズギルドの出会いで、
コーヒーとの付き合い方が変わり、
「書翰集」の中国茶体験を経て、
朝日村「シュトラッセ」で、
何年もデイリーコーヒーとして我が家にお迎えしている、
深煎りのイタリアンブレンドを、お店で初めて飲んで…
…その違いに驚いて。

だからこそ改めて、
もう1度、紅茶を飲んでみたかったのだけれど、
やはり正解でした。
その当時も感動したけれど、より一層…
そう、たぶんその頃の自分は、
良い、高級な茶葉を使っているから美味しいんだと思っていたと思います。
茶葉しか視界に入っていなかった。

実際は美味しく淹れる技術が伴わないと、
茶葉の…それは珈琲も、どんなものでも分け隔てなく、
素材が持つ命の全てを引き出す事は出来ないのだと…
…そう考える様になって来ています。

そんな訳で、専門店の良さを感じた…と言うところで、
本日はここまで。
ちょうどお時間となっておりまして。

また明日、お目に掛かりましょう。

それまで、それでは。

ありがとうございました。





懐かしくも新しくもあり。



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

7月16日、松本市城山公園、憩の森にて。




本当に久し振りに、「憩の森」を訪れた…これが7月7日で。
「憩の森」のコーヒーは、相変わらずとても魅力的でした。
楽しみながら、ずーっと考えていました。
「カレーも食べたいなぁ」と。
これも、僕の思い出の味のひとつ。

カレーも…そう、ひとくちにカレーと言っても、
家々に違いがあると言われるし、家が違うんだからお店においても、
全く違いがあって、違いばかりのオンパレードで…
「憩の森」のカレーって、
僕がよく出掛けていた時代にもあり、
一時期は通常のカレーとキーマ風のカレーに分かれていた時期もあり、
色々と変革と共に歩みながら、
今は今のカタチになっているみたいで、
「酵素玄米のカレー」と銘打ってありました。

…そう言えば、僕が最後に訪れた頃に、
真新しく、酵素玄米のおにぎりがメニュウに加わっていたかも。
その数年来なのだから、そりゃあ久し振りに感じる訳です。
今やカフェ飯の主役になっているみたい。



サラダがセットになります。
可愛いサイズのものだけれど、ちゃんと美味しくて気に入りです。



冒頭に貼り付けた写真と同じですが。
「酵素玄米のカレー」をご飯大盛りで。

Twitterには以下の様に書きました。

トマトやスパイス、野菜の香味が芳しくて大好物。
酵素玄米ご飯は手に取った時は硬く見えますが、
口の中では程好いモチモチ感。
緑の城山公園を眺めながらの食事は最の高です。ホントに。

…とのことで。



景色は、こんな風景なのです。
大きな窓ガラスから城山公園の緑が差し込みます。
山頂からの風景、名勝とか、
そうしたものとは違うのだけれど、
木々の青さが目に美しく気持ちが良い席。

普段食べているご飯は、粒がそれなりに分かれるものですよね。
酵素玄米ご飯だと、
それぞれが少し固まりになっていますが、
食べづらさは感じません。モチッとした食感があり、
少しだけ香ばしい匂い。
カレーは…アジアンチックと言えば、そんなスタイルなのでしょうか。
あまり気にした事が無くて、
「憩の森の味は、憩の森の味」…なんて感じです。
液状分だったり、カレーの緩さだったり、
他のお店との差は、結構あると思いますが、
昔と違いはあるのに、「あ、やっぱり憩の森のカレーだ」って…
「美味しくて懐かしいなぁ」って、そう思いながら頂いておりました。
レーズンが散りばめられていて、
時折甘味が来ることも、たまらなく美味しい。
挽き肉が入ってキーマ風、
香味野菜もたっぷり入っていそう…そんなスタイル。

当日は、島内の笹井酒造に立ち寄って、
感謝の気持ちも込めて、色紙を渡して来た日でした。
その足で、城山公園までやって来たカタチ。
心が温かい気持ちで、静かに感受したい…
…そして、お昼ご飯も食べなければ。

素晴らしい選択だったんじゃないかなー…って思います。

「珈琲 or 紅茶セット」にすると、
コーヒーはミニサイズのものがお得なお値段で添えられます。



店主さんに聞いたことがないから分からないけれど、
ミニサイズだけれど、結構濃く淹れてある様に思い、
飲んだあとの満足感は十二分にあります。
カフェとしての通常サイズ、先日も頂いたブレンドと比べても、
濃くて説得力がある印象…
カレーに合わせて淹れてらっしゃるのかも。



よく、この「酒 宗夜・小盛り」をご覧になって下さっている方ならば、
お達しがあるかも知れませんが、
僕は、コーヒーの液面から見える世界が好きでして。
ライトを含ませながら撮ることが多く、ここでも1枚。




カフェ、喫茶店の屋号として「憩の森」と言いますが、
自分にとって生まれ育った場所に、ごく近い場所にあり、
とても落ち着く場所です。思い出もいっぱいあります。
文字通り、まさに憩う場所。景色は城山公園の木立、森そのもの。

たいへん快い時間を過ごした…と言う所で、
本日はここまで。ちょうどお時間となっております。

また明日、お目にかかりたく存じ上げまして…

それまで、それでは。

ありがとうございました。

***************************************

ちょうど現在、「憩の森」では、

「藤田嗣治とお勧め国内外秀作版画展」

…を開催している様です。

( http://ikoinomori.jugem.jp/ )

市民タイムスにも掲載がありましたし、是非とも。







気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

7月から8月が主な販売の時期…でしょうか。
信州コーヒーロースターズギルドが企画、
同じ豆を焙煎士の理念に合わせて飲み比べる…
「ギルド豆」、第9弾。

今回の珈琲豆、詳細情報は以下の通り。
(High-Fiveさんの情報を参考にさせて頂きました)

所在はムランガ県マシオヤ地区、
農園はキリマヒガファクトリー、
精製方法はケニア式、
標高は1600-1800m、
品種はSL28、SL34、
Screen Sideは15-16…とのこと。






SHINSYU Coffee Roasters Guild
情報は、下記 Facebook のページにて。

https://www.facebook.com/shinshucoffeeroastersguild/ )

MCRG ギルド豆 Vol.1 「ルワンダ」
http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/2017624mcrghop-.html
「コーヒーの楽しさが、昨日より少し熱を帯びて続いて行く。(2017年6月24日)」

MCRG ギルド豆 Vol.2 「ニカラグア」
http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/20179mcrg-960f.html
「ジャバニカを飲み比べてみようぜ!(2017年9月)」

MCRG ギルド豆 Vol.3 「エチオピア・イルガチェフェ地区(G1・ナチュラル)」
http://sakesoja.naganoblog.jp/e2185446.html

MCRG ギルド豆 Vol.4 「パプアニューギニア・AA・ブヌン・ウー農園」
http://sakesoja.naganoblog.jp/e2201847.html

MCRG ギルド豆 Vol.5 「ベトナム・エバーグリーン G1」
( http://sakesoja.naganoblog.jp/e2225214.html )

MCRG ギルド豆 Vol.6 「エルサルバドル・温泉ピーベリー」
( http://sakesoja.naganoblog.jp/e2242417.html )

SCRG ギルド豆 Vol.7 「インドネシア・スマトラ島ドロサングル マンデリンG1」
( http://sakesoja.naganoblog.jp/e2261047.html )

SCRG ギルド豆 Vol.8 「ルワンダ・ココウォッシングステーション・ウォッシュト」
( http://sakesoja.naganoblog.jp/e2282965.html )




さてさて、第9弾となっておりまして。

今回、前回よりまた更に、抽出環境が変わりました。



コーヒーグラインダー、ミルが、
BODUM選手に代わり、
Kalita社の「ナイスカットミル・ネクストG」になりました。
元値は6ユッキーくらいする高級機ですが、
3.5ユッキーくらいで何とか購入できる…
…それでも、かなりお高いですけれど、実に高性能でして。

静音性も高く、静電気防止装置はバッチリ稼動していて、
15段階の挽く粗さ細かさは、
色々と試してみたところ、6番目±1番と行ったカタチです。

中央(初期値7番目)では、
自分が行うペーパードリップでは使いこなせない…
全体に薄く仕上がってしまうみたい。
左から4番、5番だとお湯の抜けが悪く、
抽出に時間が掛かってしまって、渋酸が出やすい…
…なんて印象を持っています。

更に、ウェーブかV60か、
渋くシャキッと飲みたいか、穏やかにふんわり飲みたいか、
挽きの荒さと豆の味わいによって、
分量を少し…勘任せになってしまっていますが、
コーヒー豆の分量でも、調整して楽しんでいます。

うーん…、
目盛り:中央だと、
ベーシックな、またバッハコーヒー的な、
オーソドックスなドリッパーだと、ちょうど良いかも知れません。
空気を含みやすい、
ウェーブやV60だとライトになり過ぎるならば、
3つ穴、2つ穴式だと良いのかも。今度、それも試してみよう。

とにかく。

今度は定期的にお手入れをして、
先代「ナイスカットミル」以上に長生きして頂きます。
…全くお掃除しなくても、4年耐えた…って事実も驚きと言うか、
感謝と賞賛を惜しみなく送りたいくらいです。



あと、抽出する温度にも気をつけたく思い、
温度計も購入しました。こちらは1000円。お財布にも安心。
これまで、不確かながら、
沸騰したお湯を火から下ろして、しばらくしてから使う…
…そんな手法でした。酒燗計では60度以上は計れませんでしたし。
実際、その温度は割合に高いことが判明したので、
今回からは82度~83度くらいを目安に淹れてみたいと思います。



今回は参加6店舗中、
5店舗にて、コーヒー豆を入手する事が出来ました。
それぞれについて、
お店の方の感想コメントと共に、
自分でテイスティングしたメモ書きを掲載して、
コーヒー豆、焙煎士さんと自分の感覚の差、
各店舗の焙煎の差を見比べることで、楽しんで行きたいと思います。





【 かめのや:ウェーブドリッパー 】



お店からのコメントは、
FBページに投稿された以下の通り。

「当店は14分焙煎一ハゼ途中でゆっくり熱を通した、
 浅煎りで仕上げました。
 かなり爽やかなコーヒーになりました。

 熱い内は苦みと酸味のバランスがかなり良く、
 冷めてくると一気にパイナップル風味。
 美味しいです。これは個人的にはかなり好きな味」

…とのこと。

自分のメモ書きは以下のように記録してありました。

香:
ナッティ、ライト、軽い麦芽、ドライアプリコット、
赤い実、アーモンド、すごくかぐわしい、かわいい、プリティ。
メロンみたいな、ミカンみたいな。

飲む:
トマト!甘、やわらかに入ってきて、
酸とソルティ、トマトっぽい。夏のトマト。
中盤はすごく均一。抑揚無くふわっと。
盛り上がった酸が上がって、下がる中で、ずっとふっくら。
落ちもせず、そこに居続けて、存在感あり。

余韻の酸味の雰囲気が、ちらっと青くてパインっぽさとしてあるかなぁ?
株、茎ってイメージかなぁ。
苦がちょっとあって、渋が少し、甘、辛はどちらも少なく。
淡白なんだけど、香の華やかさで、すごく良いバランス。

YOKOさんは、「まったりした味。苦味なくて良い。8点」…とのこと。



うーん、面白いくらい、お店のコメントと合致していない。
良いなぁ、こう言う感想の差が生まれるから、
やっぱり、「飲んでみて、足を運んでみて味わう」…百聞は一見にしかずだし、
人それぞれに好みがあるんだって、よく分かるし。

中盤の均一感は、ひとくちめふたくちめの段階=熱いから、
「バランスがかなり良く」に通じているのかなぁ。
酸の雰囲気がパイナップルとしたら、
どちらかと言うと前半に酸を感じて、
また少し違うベクトルで、パインに触れているのかも。
パインの青さ、ちょっとだけ熟れ過ぎて、
ドリアンとか、そうした腐敗して行く直前の、
それはそれで、芳しさに通じる香の端っこに触れているような…
(犬、猫のブレーメン反応に近いような)
そうしたニュアンスは、どこか後半、冷めて来てからの部分で、
共通項だったように思い出します。



【 Fifty-One Coffee:V60ドリッパー 】



お店の写真は、こんな感じ。
「かめのや」と同様に、FB上にて、今回の豆についてのコメントがありました。

「ケニアの豆の中では透明感のあるクリーンな口あたりで、
 パイナップルような爽やかな酸味と、
 ふわっとやわらかな甘味を感じる味に仕上げました」

…とのこと。

「かめのや」と同様に、「パイナップル」のフィーリングがあるみたいで、
お店同士の共通点も、実に興味深いと思いました。





続いて、自分のメモを起こします。

香:
炒った香。香ばしい、強いロースト感。
ローストした甘い香。
ドライで、赤い実を連想する。
艶やかで、まろやかな香。
エネルギッシュなイメージ。オランジュ…でも、
ショコラ感は少なく、ドライチェリー、マーマレード。
オイリーさに近いまとまりが、香の中にある気がする。
香だけだと濃いけれど、あっさりさを想像させる。
味わいはシンプルそうだな、と。

飲む:
飲んだ瞬間だけトマト。酸が「かめのや」より、すごく柔らか。
酸が中盤は一緒、太く追いかけて来る。

焙煎したコーヒーフレーバーがたまらなくコーヒーらしくて旨い。
0.3秒くらい別の味、違う空間。甘香ばしくて太く柔らか。
優しさが中盤。次にジッと渋が迫る。
甘、渋がキー。他、辛、苦、酸は少ない。

YOKOさんは、「ホットミルクみたいな。オイリーさがある。
甘い香、パイナップルっぽさあると思う。あって、柔らかい感じ」

…えっ、僕はパイナップル感じなかったよ?どんな感じなの?

「んー…缶詰のパインっぽいかなぁ」と言う。

9点、とのこと。

お店のコメントと比べると、酸味の雰囲気は拾えていなくて、
甘味の柔らかさ、エアリー感に共通項があるかしら。



【 CAFE THE GROVE:ウェーブドリッパー 】



「CAFE THE GROVE」、店頭の説明書き。

「キャラメルやチェリーのような香り。
 口に含むと、甘味と柔らかい酸味を感じ、とてもジューシー。
 少し冷めてくると熟したブラッドオレンジのような印象。
 飲み込んだあとの鼻腔を抜けるコーヒー感が心地よい」

…とのこと。
こう言う文章を読む、書き手の気持ちが伝わる…と言う所作は、
ご当人さん方やお店のキャラクターを知っていると、
より深く、近く心に届くと思っているのですけれど、
「ブラッドオレンジ」なんてコメント、たまらなく惹かれます。
ジューシーさ、酸のジュワッとする旨さ…かな?、と。



続きまして、自分のメモを書いて行きます。

香:
カラメル、ワラビ餅、和三盆、黒蜜。
ローストヘーゼルナッツ、カシュー、
奥からキャラメル香が出て来る。
甘くかぐわしい。酸(フルーツ感)はあまり感じない。
あるとしたら、レモンや柚子のドライピールが少しあるかなぁ。

飲む:
うーん!(感嘆)
スマートだけれど、まろやかで太い。
太いけれど、ふわっと優しくて、トマト、ほんの少し。ほぼない。
しっかりローストした香、リッチ。
苦味もあるけれど、甘柔らかさに秀でていて、とてもあっさりの印象。
それはふわっと感にあって、
味そのものは、とてもバランス良く含まれている。
うん、酸なし、苦あり、渋はラストにちょっと。これはYOKOさんと同感。

冷めてくると、よりナッティでグラッシー。
ハーブ類が少し、フェンネルみたいな。乾いた雰囲気少し。

やや渋が出て来ると、そこに果実がいる。
雰囲気を少し作る。
アフターテイストもとても上品で、後ろ髪挽かれる。

うーん、果実イメージはドライストロベリーかなぁ。枇杷とかも。

YOKOさんは、
「まったり、とろっとしている。酸ない。苦ちょっと、渋ない(ラストにちょっとだけ)、9点」
…とのこと。

香味イメージが次々と湧いて来る感じ。
とても美味しく頂きました。
「キャラメルとチェリー」が、
間違いなく「わらび餅」の雰囲気と合致していると思います。
きなこの香ばしさ、黒蜜感。
「ブラッドオレンジ」感は、枇杷の連想に近いかも知れません。
酸がギュッと凝縮された干し苺を連想していました。



【 High-Five:ウェーブドリッパー 】



お店のメニュウボード。

「明るい酸味が楽しめるコーヒー。
 オレンジのようなジューシーさと、
 後味にはベリーのような甘みがほのかに感じられます」

…とのコメント。



では、自分のメモを書き起こして行きます。

豆の状態、その香では「トマト、酸味」を感じた様です。

香:
コーヒーらしい香ばしさ、甘い香、ローストさ、シナモン、
ロースト、フローラルって変かな。
ロースト感に花々の雰囲気。
少し、烏龍茶、きな粉、お赤飯。

飲む:
うん、トマト。
甘く穏やか…だけれど、「スイート」とは思わない。
上手、重みなく、とても爽やか。
味はしっかり、渋が6なら苦が5くらいのボリューム。
このバランス、同量感が良い。
(この均一感は、High-Fiveらしさだ)

酸がすごくまろやか、すごい。
口に入った時だけ、柔らかに酸が入って、
柔らかに自然に、渋苦へ移って行く。
「シンプルだなー」って思うけど、
すごくいろんな色があると思う。ライトでとても美味しい。

先端にトマト、そのあと柔らかく、
野菜類を連想しない。あくまで、コーヒーらしさがキチンと。

YOKOさんは「香ばしい感じ。マイルド。甘味ある。9点」とのこと。

香に、「CAFE THE GROVE」と共通項あり。

酸のまろやかさが、全体に好印象で、
「明るい酸味」が、これを指し示しているのかも知れません。
僕にとって「ジューシー」と言うと…
勿論、日本酒ベースの考え方を捨て切れないので、
もっと強く酸の効いた世界観を想像してしまうから、
特徴的に強く感じないと、言葉として出て来ないけれど、どうなんだろう。
果実味をあんまり拾っていなくて、
どちらかと言うと、紅茶葉だったり、植物系の想像を多く含んでいる様に…
ジュースと言う飲み物、液分よりも、豆やスープ類に近い発想かなぁ、と。



【 Hop Frog Cafe:ウェーブドリッパー&エアロプレス 】

お店からのコメント、Web上に記載があったものを。

「ひたすらジューシーで爽やかなレモンのような酸味が爽快で、
 それを取り巻くプルーンのような甘み、
 そしてどこか木や草の編み物のような織りなす大地感も持続する、
 冷めてからもなお甘酸っぱさが心地よく口に残る、
 暑さを払拭するような爽やかなコーヒーです」

「二酸化炭素で加圧してコンディショニングする
 加圧熟成を1週間行ってからの販売」

…とのこと。
やはり、カエルのお店、クラフトビールを取り扱うからか、
表現が聞き馴染んだ雰囲気に感じます。
カエルのお店のおふたりは、
コーヒーはコーヒー、ビールはビールって、
自分の目的毎に、テイスティングチャートって持っていらっしゃるのかしら。
それとも融合しているのかしら。
ともあれ。



続いて、自分のメモを起こして行きます。

香:
味噌豆、醤油、麹、カラメル。
アーモンドの皮、ピスタチオの油分。
軽いけれど、長く続くロースト香。

飲む:
ミネラル、ゆるくバニラ、柿の種。
余韻に塩と酸、それを過ぎて味噌豆。
あ、だんだんと酸が強く出て来る。旨味強い。
トマトピューレに香味野菜のソース。

とても柔和な口当たり。
太く感じる入り方は、CTGやHFと共通点があるかも。
ただ、シャッと締める酸によって、すごく早く終わる。
香の全体量としては、ちょっと密やか?

完全に冷めてからの方が良いかも。
グラッシーでアーシィ。トマト感はあるけれど、パインは感じない。

YOKOさんは「香が甘い。少し酸味。悪くはないけれど酸味を感じてしまう。8.5点」…とのこと。





続いて、カエルのお店ならでは。「エアロプレス抽出」にて。

香:
浅煎りの香に感じない。しっかりローストの印象。
豆を煎った香、柑橘系の香が内包されている。奥ゆかしいが確実にある。
チェリー感もある。

飲む:
酸がとても強く前に出て来ている。猛プッシュ。
苦なし、辛なし、渋後半に少し。
酸がグンと前に出てきて、酸で辛い。
余韻は数秒後に甘さ。
苦味の強くない雰囲気から、余韻は長めになっている。
その中で甘味が残る。
だんだんと、ブレンドティーみたいに味の要素が増えてくる。
冷めてからの本領発揮がすごい。
酸のグラデーションが発生する。
ここに来て、トマト感も拾う。

YOKOさんは「甘くない…?あ、甘い?トマトジュースっぽさ、ある」…とのこと。
当日、朝にFifty-One Coffeeのケニアを飲んでいたのだけれど、
それは最初から甘味を感じ、カエルのお店のエアロプレスは、
甘さにアップダウンがあった様な…かな?
きっと酸の感じ方によって、甘味の強調が変化して行ったのではないか…と思います。



そんなYOKOさんはナイトロコーヒーのカフェオレ「ナイトロオレ」を楽しんでおいででした。

お店のコメントと比べると、
「木や草の編み物」を干し草として位置づけると、
自分の中で味噌豆と感じる匂いに、とても近いです。
酸の急峻さ、特長付けに、「レモン」とありますが、
塩とレモンの共通性によれば、
自分が感じたミネラル感を言っているのかも…ですね。




…と、以上、いつもの様に、
コーヒーをとても楽しむことが出来ました。

食べ物にしても、また飲み物にしても、夏場は酸味を欲しますよね。
酸味が爽やかさを伴って感じられたり、後味がスッキリしたり。
重いものも酸味が加わることで、軽く締まった雰囲気になることもあります。

今回は酸味の感じ方に、各店舗、焙煎士さんの好みや考え方が出たような…
…そんな飲み比べとなったのではないでしょうか。

ではでは、長講一席、お付き合い、誠にありがとう存じました。
これにて、本日はお開きとなってございます。

また明日、別のお話でお目に掛かる事と致しましょう。

それまで、それでは。

ありがとうございました。





甘いもの関白サマであります。



気楽なところで、一生懸命…と言う事です。

7月9日、塩尻市駅前界隈、mingleにて。




先達ても、塩尻のカフェ「mingle」の写真が、とっても綺麗だー…
…なんて内容をブログにしておりまして。
相変わらず、その後も継続して、綺麗だし美味しそうだし。
新作スイーツが定期的にお目見えしたり、
やっぱり情報発信って大事で、
目に入って来ている事で、思い出しますよね。
移動中でも、「あ、mingleで旬の果物を使ったケーキ、あったなぁ」なんてね。

ご案内の通りかと存じますが、
我が家のYOKOさん、辛いものは大好物なのですが、
甘いものは、そんなに食べたい訳ではありません。
スイーツ女子ではなく、ヒーハー系女子であります。
その分…って言うと、何だか不思議な心持ちになりますが、
僕自身が、甘いものはとても好んでおります。

落語「八五郎出世」の冒頭で、赤井御門守様が、
「我、あの女を好むぞ」って鶴の一声を決めるくらい。

…訳が分からない内容を差し込んでしまったかも知れない。
まぁ、良き良き。



「YOKOさん、今日は何が食べたい?何にする?」

「僕は、これとこれが良いんだ」

…この段階で、YOKOさんに選択肢はありません。
「はい」か「YES」かで答えて頂きたく。
察して下さるのか、その提示した2品のうちのひとつを選び、
飲み物を決めて、注文です。

本当に有り難いです。

ひとりで2スイーツを注文することは、
基本的にはいとわないのだけれど、
2スイーツを食べたカロリーを、順当に消化できるのか…
…と考えると、かなり不安が残ります。
「mingle」のケーキはゴテゴテしいタイプではなく、
上品にまとまっているので、
下手なカロリー値を記録しないと思ってはいるのですが…
…いやしかし、甘いものを普段控えている身としては、いかがなものかと。
こうしてYOKOさんが付き合ってくれると、
本当に嬉しい。助かります。



僕はアールグレイの温かい紅茶で。
YOKOさんは、アイスカフェオレにて。





「プラムのタルト」

プラムそのものが凄く美味しく、瑞々しいもので、
YOKOさんには「酸っぱい!」とのことですが、
僕は全然酸味を感じない…程良いところで、
クリームの甘味、柔らかさと、とても良いバランスを感じました。
ふわっとしたクリームはいつも通りに上品。
受け止めるタルト生地は、香ばしく甘さが立つもの。
旬を楽しみつつ、バランスの良いケーキで、とても美味しかった。



「パイナップルジャムを挟んだヴィクトリアケーキ」

「mingle」の「スゴイトコロ」、好むところって、
こうしたレトロ観の延長線上に佇むケーキも登場するところ…
子供さんの夢にある様な「おかしやさんー」…と言うケーキだけでなく、
飴がけ果物たっぷりで、オイリーで、単調な…
既製服の様な…そうしたケーキではなくて、
シンプルで美味しい、落ち着く味わいのケーキを提供されるところです。
品の良いものが多く、このヴィクトリアケーキも、
その傾向、嗜好で作れば良いのだけれど、
インパクトを求めてしまったりすると、クリームだけに重点が置かれる様な、
そんな味わいになってしまうのかも知れません。

バタークリームと思しきものが使われていて、
スポンジ生地部は、しっとりタイプではありません。
もちろんパサパサでもありません。
程好く、ハラハラと零れ落ちるもので、
飲み物との浸透、融合までの速度が速く、
アールグレイのフレーバーと、優しい甘味がベストマッチ。

パイナップルの香のジャム、甘味も全体の中では濃いのだけれど、
クリームや生地たちの厚味の中で、
少量でも存在感を発揮して、とても美味しい。
香の良さは飲み物で、より輝いて感じられて美味。
そして、どこかパイナップル果実よりも、
お菓子のパイナップル感、香がある事が好ましいです。
ドロップのパイナップルのそれの様な。
素朴なケーキの類だからこそ、よりイメージと合致して良い。

クリームもバタークリーム然としていて、
生ホイップ系より、しっかりした触感があって、
その分、口どけ後、非常に長く伸びる…味わいが広がると思いました。
余韻が美味しい…と言うか。

こうして、時たま訪れても、ちゃんと美味しい思いを出来るから、
嬉しくなっちゃいますね。
先達て、YOKOさんはランチも召し上がったそうです。
自分もいつか、ランチもお目当てに出掛けて行きたいですね。

…と、言うところで、そろそろ頃合でございまして。
本日は、ちょうどお時間となっております。
また明日、お会い致しましょう。

それでは、それまで。

ありがとうございました。






「ドライフルーツが元に戻ったよ!」

…と言うYOKOさん。

その感動の声が、今思うと、とてもシンプルで正しいや。



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

6月24日、安曇野市穂高温泉郷界隈、書翰集にて。




代わり合いまして出番となりますが。
前回の続きとして、食事の後で飲み物を。



YOKOさんはアイスコーヒーを。
最近、YOKOさんは色んなお店で
「アイスコーヒー」を頼む事を楽しんでおられるかなー、と。
自家焙煎珈琲店は、
アイスコーヒー用にオリジナルブレンドを仕上げる場合が多く、
「書翰集」のアイスコーヒーは初めてだ、と言う訳で。

器がとても特徴的で面白いですね。
空気があるからこそ、温度変化をし難い器なのだと思います。たぶん。
カラン…と、乾いた、空洞を伝わる音が鳴ります。



朝日村の自家焙煎珈琲店シュトラッセでは、
深煎りを楽しむ事が多い自分ですが、
不思議と深煎り主体の書翰集の濃さ、焼き加減が、
どこか苦手としています。
美味しい…と言うより、すごく強く濃く感じてしまうんです。
好み、趣向と言うものだと思うのですが。

前回サルタナを頼んでいるのも、それが理由。
今日も申し訳ないけれど、
ファーストフラッシュが入っている紅茶かさて…
…と眺めていて、「中国茶」の部に目が行きます。
そう言えば、以前ペットボトルで「凍頂烏龍茶」を見かけて、
飲んでみるも「何だか薄い感じのお茶」と言う…
ペットボトルで10円か20円か、割高だったでしょうか…
どうだろう、ともあれ「凍頂」と名付けられた意味を感じずに終わりました。



こう言うお店だったら、
ちゃんとした美味しさなのだろう…と思って注文。
洒落た陶器の器に、ドライフルーツのセット。

…ドライフルーツなんて必要なのかな?
何の用向きだろう。紹興酒と梅干だったりそうしたもの?

…なんて思っていました。当初は。



器の中には茶葉が見えます。



器そのものが抽出器を兼ねていました。

凍頂烏龍茶は、色も薄く、味わいも実に上品。
「なるほど」と思うのは、
件のペットボトルも、美味しくなかったからと言って、
まるっきり偽者でもないんだな、と言う思い。
冷たさだったり、ペットボトルでの状況だったり、
色んな要素が違うのですが、
延長線上にある…と言う感覚はありました。

何気なくドライフルーツ…最初は杏でしたが、
これを口に放り込んで驚いた。

杏の酸味が舌先に乗り、
その後に、ただ飲んでいただけでは感じなかった、
凍頂烏龍茶の華やかな香、非常に強く呼気、風に乗って、
ふわーっと広がるのです。
感動体験…そう思いました。意外に思いました。
ドライフルーツの香味も、とても良く感じるのですが、
何より、ただ食後の飲み物として選んだつもりのお茶が、
それこそ、高級な紅茶葉のそれの様な、
何杯でも頂きたくなってしまう魅力を、突然持ち合わせて、
口の中で弾けたのですから!

合わせるドライフルーツでも風味は異なりますが、
2煎目、3煎目…
飲み干し、お湯を足し…それでも美味しさは変化しません。
YOKOさんに試してもらうと、
「ドライフルーツが、まるで元の果実に戻ったみたい!」
…そう言います。
ごく自然に果物の華やかさが、
烏龍茶の熱に融けて、広がって感じられるのです。

当日のTwitterには、

「まだ、こんな幸せな味があったのか」

そう書き残しています。
人生やその体験を見限った訳ではありませんが、
なかなか素晴らしい体験を毎日…なんて事は出来ません。
早々出来ないものだから、すごく期待しない…
それが日常になってしまう中で、
飛び切りが、こんな簡単に転がり込んで来るなんて。
すごく嬉しい体験に出会いました。




体験と言えば、すぐ近く…
「しゃくなげの湯」「vif穂高」の裏にある、
「八面大王の足湯」に立ち寄りました。
ここを使うのは初めてです。



「しゃくなげの湯」の新装と共に移動して来た足湯。



夏真っ盛り、ちょっと手前の頃合、
木陰に吹く風と共に足湯。
安曇野の風と景色も伴って、たいへん良い心持ちになるものでした。


さて、本日のところは、このあたりで。
ちょうどお時間となっておりまして。

また明日、お目に掛かります。

それまで、それでは。

ありがとうございました。





たいせつな場所。今も。



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

7月7日、松本市城山公園、憩の森にて。




変わるべきだと思うし、
何だかんだ言っても終わりに向かって進んで行くんだから、
変わらない…ことは勿体無いなぁ…とさえ思います。
人は変わって行くことが出来る生き物なんだから、
死ぬまでは、変わって行く、伸びて行く、
ひたすらに、より良い光を目指して行くんだ…と。

YOKOさんと一緒になって塩尻住まいになったので、
松本と言う場所は、
「地元」と言うより、「故郷」と言う言葉がしっくりと来ます。
「地元」は今住んでいる場所。
「故郷」は憧れも抱く彼の地のイメージ。隣の市なんですけどね。

YOKOさんが所用で数時間、離れるので、
実家の庭で取れた野菜を頂戴するついでに、近くの城山公園にある、
「憩の森」にやって来ました。何年ぶりだろう。
付き合い始めの頃だったか、
YOKOさんをお茶会に送って行って、
その帰りにお着物姿のYOKOさんと一緒にやって来て…
その時の笑顔は、まだまだ今と変わらず輝いていたりもするし…。

今回、訪れたことで思い出したのだけれど、
コーヒーをちゃんとコーヒーとして味わうきっかけは、
この「憩の森」だったろう…と感じています。
素地が出来ていた…と言うか。
その後、新婚旅行で喜多方に出掛けた時に「くぬぎ山珈琲店」に出会い、
それから…そう、そこからが長かったけれど、
つい最近になって、
Hop Frog Cafe、Cafe the Grove、High-Fiveの3店舗のおかげで、
更にコーヒーに関わる環境が変わって行って今です。

日本酒はずーっと追い掛けているけれど、
同じ情熱がコーヒーには注がれていなくて…
…でも、生活に日本酒以上に溶け込んでいて、
ピロリ菌対策で飲まなくなった1週間は、
お酒以上に渇望する存在であったと気付いて…。



源流がここにあるんだと感じながら、
密かにお気に入りの席で、久し振りのコーヒーを飲む。

「憩の森」は自家焙煎をされていて、
このお店のコーヒーの味は、このお店だけの味…そう思っています。
思い出補正なんかではなく、
信州コーヒーロースターズギルドをはじめ、
それなりにコーヒーを色々と飲んで来た中で、
やっぱり「憩の森」の味は「憩の森」でこそ。

僕が通っていた頃は、
コーヒーの濃さが1番、2番なんて呼び名で表現されていたけれど、
現在は、深煎り主体のブレンド「憩の森ブレンド」と、
中煎り主体のブレンド「城山ブレンド」の2本立てにて、提供されています。



「憩の森」から見える城山公園の景色は、いつも心から美しい言える。
緑を映しこもうとして、写真を撮ってみたり。



城山公園の猫さん…特にこの猫さんは「憩の森」さんの子ですけれど、
時たま、遊ぶ猫さん方も眺めることが出来て嬉しい。






当日はとても感慨深い日で、
何度かTwitterにその時の気持ちを残しています。


因果と言うものだよねぇ。ムサシさんの命日に、
実家に野菜を取りにも行き、
ごく久し振りに城山公園を訪れ、憩いの森に来ている。
たぶん、コーヒーが好きになったきっかけは、ここだね。
で、ムサシさんといっぱい遊んだ場所でもある。

あー、泣きそう。
実家の墓前も綺麗にしてありました。

…とのこと。

中学生に上がった頃だったかなぁ。その前?
我が家にやって来てから、20年以上生きた愛犬ムサシさん。
その命日が7月7日で、思い出す度に涙が湧いて出て来る…
視界が滲みます。忘れられない。

なかなか実家に立ち寄らない今の僕の生活の中で、
こうして懐かしくも「憩の森」で楽しんでいると言う事は、
とても運命的であるなぁ…、そう感じるものでした。

コーヒーについても感動があって、
こう…、記録しております。

城山公園・憩の森にて、深煎りの「憩いの森」ブレンド。
懐かしいって思うくらい久し振りか…。
でも、すごく美味しい。
前にも美味しかったけれど、ここ最近、
よりコーヒーを飲む様になった自分をして、とても美味しい。

城山、深煎り寄り…とは思うけど、
でもドライさ、硬い香ばしさが、とても快い。
ネルドリップだからこそ、舌触りも違うのかも。
変わっていない、
変化はあってもベースの美味しさは保たれている。
それが、ホント素晴らしい。

気になって仕方がなかったんで、
中煎りの「城山ブレンド」も。
憩の森ブレンドが跳ね上がるドライさがたまらないなら、
こちらはしっとり落ち着く感じ。
スイートさはないのに、潤い、たおやかで、静かに芳しさが続く。
少しナチュラル、浅煎り豆も入っているかな。
メロン果皮みたいな芳香も余韻に。

…と言う訳で、結果お代わりをして…
あ、お代わりをするとコーヒーはお値引きがあって、お得に頂けますが、
2杯とも飲んで来ました。
思います。「またYOKOさんと一緒に来よう。来たいなぁ」と。

そうそう、「憩の森」がネルドリップってことも…
見ていたから、数年前の映像を再生すると、確かにネルドリップなのだけれど、
…ネルドリップが何の事だか、ちゃんと理解したのも、ここ最近なんですよね。

心から大切な場所、憩う時間を過ごす事が出来る場所。

美味しいコーヒーは、また格別で…。






本日はここまで。

また明日。

それでは。


< 2025年05月 >
S M T W T F S
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
QRコード
QRCODE
※カテゴリー別のRSSです
インフォメーション
長野県・信州ブログコミュニティサイトナガブロ
ログイン

ホームページ制作 長野市 松本市-Web8

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 3人
プロフィール
SakeSoja
SakeSoja
「酒 宗夜」で「サケ ソウヤ」と読みます。
ココログにお酒関連で更新、
ナガブロ「小盛り」に麺,肴,珈琲を毎日更新。
日本酒ラベルを模した字もほぼ毎日で。
日本酒、クラフトビール、ウイスキー、
信州信濃の温泉、
落語などなど趣味のお話。
気楽なところで、
一生懸命、行きます。