凍頂烏龍茶と言うより、ドライフルーツが弾けた……と書翰集で、お飲み物を。
2018/07/30
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「ドライフルーツが元に戻ったよ!」
…と言うYOKOさん。
その感動の声が、今思うと、とてもシンプルで正しいや。
気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
6月24日、安曇野市穂高温泉郷界隈、書翰集にて。
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代わり合いまして出番となりますが。
前回の続きとして、食事の後で飲み物を。
YOKOさんはアイスコーヒーを。
最近、YOKOさんは色んなお店で
「アイスコーヒー」を頼む事を楽しんでおられるかなー、と。
自家焙煎珈琲店は、
アイスコーヒー用にオリジナルブレンドを仕上げる場合が多く、
「書翰集」のアイスコーヒーは初めてだ、と言う訳で。
器がとても特徴的で面白いですね。
空気があるからこそ、温度変化をし難い器なのだと思います。たぶん。
カラン…と、乾いた、空洞を伝わる音が鳴ります。
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朝日村の自家焙煎珈琲店シュトラッセでは、
深煎りを楽しむ事が多い自分ですが、
不思議と深煎り主体の書翰集の濃さ、焼き加減が、
どこか苦手としています。
美味しい…と言うより、すごく強く濃く感じてしまうんです。
好み、趣向と言うものだと思うのですが。
前回サルタナを頼んでいるのも、それが理由。
今日も申し訳ないけれど、
ファーストフラッシュが入っている紅茶かさて…
…と眺めていて、「中国茶」の部に目が行きます。
そう言えば、以前ペットボトルで「凍頂烏龍茶」を見かけて、
飲んでみるも「何だか薄い感じのお茶」と言う…
ペットボトルで10円か20円か、割高だったでしょうか…
どうだろう、ともあれ「凍頂」と名付けられた意味を感じずに終わりました。
こう言うお店だったら、
ちゃんとした美味しさなのだろう…と思って注文。
洒落た陶器の器に、ドライフルーツのセット。
…ドライフルーツなんて必要なのかな?
何の用向きだろう。紹興酒と梅干だったりそうしたもの?
…なんて思っていました。当初は。
器の中には茶葉が見えます。
器そのものが抽出器を兼ねていました。
凍頂烏龍茶は、色も薄く、味わいも実に上品。
「なるほど」と思うのは、
件のペットボトルも、美味しくなかったからと言って、
まるっきり偽者でもないんだな、と言う思い。
冷たさだったり、ペットボトルでの状況だったり、
色んな要素が違うのですが、
延長線上にある…と言う感覚はありました。
何気なくドライフルーツ…最初は杏でしたが、
これを口に放り込んで驚いた。
杏の酸味が舌先に乗り、
その後に、ただ飲んでいただけでは感じなかった、
凍頂烏龍茶の華やかな香、非常に強く呼気、風に乗って、
ふわーっと広がるのです。
感動体験…そう思いました。意外に思いました。
ドライフルーツの香味も、とても良く感じるのですが、
何より、ただ食後の飲み物として選んだつもりのお茶が、
それこそ、高級な紅茶葉のそれの様な、
何杯でも頂きたくなってしまう魅力を、突然持ち合わせて、
口の中で弾けたのですから!
合わせるドライフルーツでも風味は異なりますが、
2煎目、3煎目…
飲み干し、お湯を足し…それでも美味しさは変化しません。
YOKOさんに試してもらうと、
「ドライフルーツが、まるで元の果実に戻ったみたい!」
…そう言います。
ごく自然に果物の華やかさが、
烏龍茶の熱に融けて、広がって感じられるのです。
当日のTwitterには、
「まだ、こんな幸せな味があったのか」
そう書き残しています。
人生やその体験を見限った訳ではありませんが、
なかなか素晴らしい体験を毎日…なんて事は出来ません。
早々出来ないものだから、すごく期待しない…
それが日常になってしまう中で、
飛び切りが、こんな簡単に転がり込んで来るなんて。
すごく嬉しい体験に出会いました。
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体験と言えば、すぐ近く…
「しゃくなげの湯」「vif穂高」の裏にある、
「八面大王の足湯」に立ち寄りました。
ここを使うのは初めてです。
「しゃくなげの湯」の新装と共に移動して来た足湯。
夏真っ盛り、ちょっと手前の頃合、
木陰に吹く風と共に足湯。
安曇野の風と景色も伴って、たいへん良い心持ちになるものでした。
さて、本日のところは、このあたりで。
ちょうどお時間となっておりまして。
また明日、お目に掛かります。
それまで、それでは。
ありがとうございました。