MCRG ギルド豆 Vol.6 「エルサルバドル・温泉ピーベリー」






気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

3月頃、松本のそれぞれで珈琲豆を買い求め、自宅での抽出。
お馴染み、
Matsumoto Coffee Roasters Guild企画、第6弾であります。





Matsumoto Coffee Roasters Guild
情報は、下記 Facebook のページにて。

https://www.facebook.com/matsumotocoffeeroastersguild/ )

MCRG ギルド豆 Vol.1 「ルワンダ」
http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/2017624mcrghop-.html
「コーヒーの楽しさが、昨日より少し熱を帯びて続いて行く。(2017年6月24日)」

MCRG ギルド豆 Vol.2 「ニカラグア」
http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/20179mcrg-960f.html
「ジャバニカを飲み比べてみようぜ!(2017年9月)」

MCRG ギルド豆 Vol.3 「エチオピア・イルガチェフェ地区(G1・ナチュラル)」
http://sakesoja.naganoblog.jp/e2185446.html

MCRG ギルド豆 Vol.4 「パプアニューギニア・AA・ブヌン・ウー農園」
http://sakesoja.naganoblog.jp/e2201847.html

MCRG ギルド豆 Vol.5 「ベトナム・エバーグリーン G1」
( http://sakesoja.naganoblog.jp/e2225214.html )





えー……本日も一席、お付き合いを願っておきます。
自家焙煎を行います松本市の珈琲屋さん方が、
「そうだ、同じ珈琲豆をそれぞれの解釈で焙煎してみよう」と言う…

…同じ豆なのだから、焙煎したって大して変わらないだろう、などと、

もし思し召しの方がいらっしゃいましたら、さもありなん、

是非とも、お召し上がり頂きますと、

「あぁ、同じ豆であっても焙煎士さんの理念で、こんなにも化けるんだなぁ」と、

美味しい思いをしながら、実感して頂けるものと存じます。

“美味しい思いをしながら”と言うことが重要なのでございます。

珈琲豆が同じものだからこそ、より違いを知る事になります。
そりゃあ、そうなんです。
条件を合わせてみると言う事は、
また焙煎士さん同士の会話でもある訳ですね~。
「お、ここまで焼いたんだ」とか、
「なるほど、焼きの加減で、このアロマも出るのか」とか。

ご本人方も楽しんでおられるだろう、
その脇で、僕らは成果物を飲んでみようと言う事でして。

今回はエルサルバドルの「温泉ピーベリー」と言うコーヒー豆。
( EL SALVADOR, ONSEN PEA BERRY )

アパカネ地方、アンセルミート農園から。
規格としてはSHG, EPで、スクリーンサイズは13-14。
フルウォッシュトの精製ですが、
これを温泉水によって行っているのだそうで、
温泉に含まれる臭化カリウムが甘みをもたらすのだとか。


…情報は、「High-Five」さんのブログより。
買い求めて来ると、
特に「High-Five」のシールは細かな情報が書いてあって、
こうしてブログ化する際に役立つ…なんて思っており、
それを先日、High-Fiveの旦那に伺ってみると、
メニュウにもある通り、
「SINGLE ORIGIN」と銘打つからには、
そうした情報もしっかりと載せていかないと…と言う思いから…とのこと。

今回はタイミングが悪く、4店のうち、1店、
「かめのや」さんだけ珈琲豆が手に入りませんでしたので、
3店さんでの飲み比べとなります。悪しからず、です。






【 Hop Frog Cafe:お店:エアロプレス 】

MCRG ギルド豆 Vol.6 「エルサルバドル・温泉ピーベリー」

毎度恒例。
買いに行き、週末の落ち着いた所で、ドリップする関係で、
カエルのお店での1杯からスタートになりますね。

香は、

甘く、干した柑橘類、HFCの香。
甘いアロマ、桃感が飲む前から。
嗅ぐ距離が遠くても届く芳香。

飲むと、

ミルクキャラメルソースを落としたみたいな。
マイルド…とも違うのかなぁ。
ミルク感、あたたかく、ベースはさっぱり、酸もあり。
コンデンス粉ミルク、乳糖、那智黒飴みたいな余韻。

ベトナム・エバーグリーン寄りのイメージ。
どちらも、“あっさりライトさ”はあったのだけれど、
温泉ピーベリーの方が、成分要素が多い、複雑味がある印象。


…後述しますけれど、
空気で押し出す様に抽出するエアロプレス、
今回は香の特長にウェーブドリッパーと差が出た様に感じました。
HFCによく感じる芳しさを、こちらでは拾っていますが、
自宅でドリップした際には、また別の香が立ち上がって来ています。

味わいの特徴も、全く同じ豆でも変化があります。
どちらが良いか…と問われると、どちらも良かったです。うん。






【 High-Five:自宅:ウェーブドリッパー 】

MCRG ギルド豆 Vol.6 「エルサルバドル・温泉ピーベリー」

今回から、珈琲豆も写真に納めておこうかなぁ…と、そんな写真にて。
「ピーベリー」と言う豆も、ちょっと特殊なものなんだそうです。
実際、楕円形のイメージ、イラストが多いコーヒー豆の中で、
真ん丸小粒の形状は、なるほど、珍しいかも。
光の加減で、正しくご覧になれるか分かりませんが、
焙煎度も、何となく色で察して頂けるかも知れませんね。





注ぐだけで、ミルクチョコレート。カカオ感。
甘いフレーバー。

香は、

すごくスパイス、チャイ、シナモン、
ロースト(炭感)、炭のハゼ香が、ドライな感じ。
少し青い香、軽くて、グラッシーさも。枯れた杉材。

味は、

苦渋酸があって、甘辛は少ないと思う。
(あれ、今回は甘みがキーと聞いた気が)

味の調律感、均一均等で、トライアングル拮抗している。これはハイファイブらしい。
とてもさっぱりしている、飲んでもすごく炭焼香。(燻した香ではない)
香ばしさ、淡い。
奥にゆったりした甘味、含んでゆっくり広がって来る。
すごくサッパリ、ドライ。
温度、少し低くした方が広がって味わえるかも。


YOKOさんは、
「特徴的な味はしないかも。炭を舐めた感じ」
…とのこと。翻訳するとバランスありって事だと思うし、
炭感は、「ゆるキャン△」を当時の僕らが見ていたからかも知れないが、
僕の感じた雰囲気と同等のものを想像できたみたい。

BBQをやろうとして火を起こして炭を用意して、
肉や野菜を置く前の段階の煙だったり、湯気だったり、高揚感だったり。
あと、室内で炭は危ないけれど、
お茶席などで使う「炉」も、こう言う香のイメージ。





【 Hop Frog Cafe:自宅:ウェーブドリッパー 】

MCRG ギルド豆 Vol.6 「エルサルバドル・温泉ピーベリー」

香は、

炭、麦茶、遠くにカカオ、ココアパウダー。
少し砂糖漬けのオレンジ、チョコレート茶葉。

味は、

うあ、甘くてふっくらさがグーンと伸びる。
反面、少しの渋味がボディを作っていて沈まない。カラッとした味先。

渋苦ハッキリ、紅茶っぽい…と言えば、そうだけれど、
すごく、そう甘味があって、
ここは、ウェーブドリッパーのおかげなのかも。

エアロとは全然違うし、エアロのHFC香があんまりしない。
奥に紅茶のフレーバーティみたいなベリー系酸の香が入っている。
カカオ、ミルクベリー、練り込みショコラ。

YOKOさんは、
「紅茶っぽい、最後に渋味がある。
 あ、でも甘味ある。チョコレートっぽい」…とのこと。
おおむね、夫婦で同じ様な感想になった模様。





【 CAFE THE GROVE:自宅:ウェーブドリッパー 】

MCRG ギルド豆 Vol.6 「エルサルバドル・温泉ピーベリー」

香は、

味噌豆。豆の甘い香。
少し、はったいこ(香煎)、ローストした、ドライ感のある香。
(他のロースターさんでも感じた炭感に近い)
奥に、フィグ香、ドライさとメローさが入る。
うん、やっぱり焼いた甘味噌。胡麻団子、白胡麻も黒胡麻も。

味は、

おお、香がぶわっと華やか。
ドライ、渋、酸味もあるけど、カラメル的な甘さも軽やかにあって、
芳しい、炭焼きの木、杉材っぽい香ばしさ。
シトラス系レモン、ライム…これは味わいの構成がそう感じさせる。
ギュッとして爽やかな感覚。

YOKOさんは、香については、
「香ばしい、甘いっぽい。甘いっぽいけど、スッキリ」
味については、「甘みはそんなに感じない。アフターに渋さ」とのこと。

MCRG ギルド豆 Vol.6 「エルサルバドル・温泉ピーベリー」

店頭に向かうと、
こうしたお店それぞれの特色が拝見できて、良いです。
「CAFE THE GROVE」の場合は、
こうして香のテイスターと共に、
ひとことテイスティングメモがあって良いですね。
ロースターさんが自身で焼いた豆を自身で味わい、
自身の言葉で表現する…それが何よりだと思います。






それにしても。


僕自身はコーヒーの勉強をほとんどした事がなく、
五味、甘辛酸苦渋の判断基準って、
生来のものもあるでしょうけれど、
印象、言葉の作り方って、やっぱり日本酒がベースです。
そしてウイスキーなど。
正しい業界用語を勉強していないので、
本当、感覚的なワードが多いです。定義に寄らない。

たぶん、コーヒーにしても日本酒にしたって、
業界標準指標の味覚はあると思うのですが、
それを全く存じ上げないので、
ある種、私のテイスティングメモって、
ほぼほぼ参考にならないものだと思っています。

良いんです。
味わいの違いを記録して、楽しみたいだけなので。

今回、先んじて「エルサルバドル・温泉ピーベリー」と言う、
珈琲豆について、「甘味が鍵」と伺っておりましたが、
それにしても、
第一の特徴としての「甘味」は感じておらず、
むしろ、統一感としては、
「炭」と言う印象がついて回った事が、興味深いです。

「炭」感じは、「淡白な香ばしさ」と言い換えて良いかも知れません。
ネガティブなワードとして使っていません。

ヤカンを空焚きした時の初手の様な…
水蒸気のある、熱気のある、ムアッとした霧の、
実際の焙煎度はともかく、
ごく深く煎った際には豆から甘い匂いが立ち上ると思うのですが、
これの対象点と言った印象を抱きました。
香ばしい、焼いた、焙煎の香がある、
けれど、とても淡白で、湯気の様なシンプルな世界観である。

…そうした珈琲豆に感じました。
面白い。実に面白いです。

皆さんは…
これを読んで下さる方で、
同様に珈琲豆を1種類でもお買い上げなさった方は、
また、店頭でお召し上がりになった方は、
どの様に思し召しましたでしょうか。

自分の様に?
いや、焙煎士さん方の感覚に近い印象でした?
それとも、両者とも異なるアタックを感じましたか?

同じでも楽しいし、違うからこそ楽しいってあります。

まさに、そんなワクワク感が、
焙煎士さん方、ご商売の方々には味わえない、
僕ら、飲み手の特権なのかも知れません。

そして、その感想はきっと焙煎士さんに届き…
「美味しかったよ」と言う声と共に、
飲み手との楽しみの共有の輪が完成するのだと思う訳です。


さて、本日はちょうどお時間。

長講一席、お付き合い頂きまして、誠にありがとう存じました。

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