2018/05/14
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気楽なところで一生懸命…と言うことですが。
5月12日、松本市駅前界隈、信州ばんざい家にて。
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せっかくなので、本編「酒 宗夜」の記事に合わせて更新。
えー、是非、お酒呑みの噺にはなりますが、長い時間、お手間を取らせる訳じゃござんせんので、
一席のお付き合いを願っておきます。
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「信州ばんざい家」は、「風林火山」の姉妹店と言う位置付けです。
僕が勝手に思っているだけだけれど、
「風林火山の2号店」とは違うと思っています。コピーじゃないと言いますか…。
もちろん、「風林火山」お馴染みのメニュウもありますけれど、
若旦那さんが奮闘しておられて、
メニュウも、創意工夫、かつ挑戦的なものまであって、
またちょっと違うんです。「姉妹店」が合っていると思います。
大手居酒屋チェーンがコンセプトによって、
同じグループだと分からない様な展開をする事と違っていて、
よく似ているけれど、でも明らかに違う楽しみがある関係かなぁ…と。
今回だって、
1回前に風林火山に出掛けているので、ばんざい家…と言う選び方をしています。
どちらも定期的に出掛けておきたいんです。うん。
で。
元々、「風林火山」でもポテサラは有名でした。
大衆居酒屋の王道メニュウのひとつで、
「早い安い多い」を踏襲していて、なおかつウマイ。
この派生メニュウの様に、注文前は思っていたのだけれど、
食べてみると、それ以上に美味しくて…
…と言う、ここまでが“マクラ”になるかしら。
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先達て、YOKOさんがお友達と宴席を持った、とあるお店、
数時間滞在していたのに、
小さなフルートグラス1杯のビールと日本酒1杯で終わってしまった…
…そう言っていました。
宴会コースメニュウだったのだけれど、
ひとつひとつが出るまでに時間が掛かり、ひと口で終わってしまうものばかり…
それなのに、結構なお値段を取られて、残念だ…と。
そう、“塩を舐めたって五合いっちゃうよ!”…なぁんて、
お酒呑みの代名詞の様な言葉がありますが、
そうなんです。せめて「塩」は欲しい訳で、
お酒はお酒だけじゃあ進まないし、
お酒呑みはお酒を美味しく飲み進めたいので、
酒の肴が、ちゃんと用意されていないと、ダメなんですね。
で、
アイスクリームの中にチョコチップが入ること、お好きですか?
バニラアイスの中に、アーモンドが入ること、お好きですか?
クランキー系のアイスクリームは?
じゃあ、鶏つくねの中に入る軟骨を砕いたものは、いかがでしょう。
さつまいもも、あっさりとした味付けで、
マヨネーズ感は無かった様に思います。
その分、クリームチーズの酸味が風味として生きています。
沢庵は入っている…とは思うのですが、
風味の中で強くは感じず、
時折爆ぜるアーモンド…
プチッ、プチッと歯と歯の間に飛び込んで来て、
噛む度に、四川山椒を噛み砕いた時よりも印象的な、甘く香ばしく広がる様。
スパイス類より、もっと美味しさに寄与している感覚。
世に「いぶりがっこ+クリームチーズ」の組み合わせの酒肴がありますが、
アレもたいへんに美味しくて好きなんですけども、
塩気とオイリーさ故に、やや重みある酒の肴かしら…と存じます。
蒸したさつまいもが大勢を占めて、
クリームチーズのアクセント、更に軽いバランスにする為にアーモンド。
塩気を軽くさせる為だと思われる沢庵…
この組み合わせ方は意外性のある組み合わせですが、
とても理に適った料理人の粋、酒肴だと感じてなりません。
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“酒を盗む”と書いて「酒盗」…
これ、諸説あるのだと思いますが、
「あまりにもお酒が進み過ぎて、
さっきまであったはずのお酒が、気がつくともう無い」
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「盗まれたに違いない!」からの「酒盗」じゃあないかと。
発酵による塩気と旨味の塊だからこそ成せる技。
そうした強烈なパーツはないけれど、
組み合わせの妙味によって、
飽きずにずーっと…左党大喜びの肴になっています。
むしろ、強烈さがない分、いつまでもいつまでも喜ぶことが出来る。
少しずつ食べる事が出来て、延々と行けるし、
卓上に居続けても劣化したりもしないし…、酒の友、酒の親友。
当日、この頃に飲んでいたお酒はこちら。
ブログ「酒 宗夜」
「合縁奇縁の春心薩摩芋、ばんざい家で、信州木祖・木曽路、加賀小松・春心。」
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/post-504f.html )
これは非常に良い酒の肴、日本酒だけでなく、ワインや焼酎でも良いでしょう。
でも、まずは是非、日本酒と合わせてみて欲しいなーって思います!