2018/03/01
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続きまして、
相変わらず、気楽なところで、一生懸命と言うことですが。
1月21日、長野市川中島界隈、手打ちそば桜にて。
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お蕎麦屋さんなのに、
お蕎麦の噺からでなく、うどんの噺からと言う…
さて、本題のお蕎麦の噺に入って行こうと言うことでして。
終いまで、どうぞお付き合いの程を願っておきますが。
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こちら、YOKOさんが注文した「豚つけそば(塩味)」です。
お店を知ったのは、前回お話致しました通りで、
随分と前のことなのですが、
昨年だったか、一昨年…?
ローカルテレビで、お店の雰囲気も伺うことが出来ておりました。
その際にも、また前後して知る事に至るのですが、
蕎麦のための、ダシ、カエシで頂くもりそばスタイルだけでなく、
つけ汁に工夫を凝らしたものが多く、
その評判が良い店でもある訳で。
この日も、メニュウには、
カレー豚つけそば、鴨、とろろ、トマトスープ、カルボナーラ風エスプーマ…など。
もりそばは茹でて冷やしたもの。
つけ汁が温かく、バリエーションがあるカタチです。
お肉や温泉たまご、焼きバラのりなどのトッピングも可能で、
ラーメン屋さんの「つけめん」的なイメージでした。
柚子香るあっさりしたつけダレで、
塩気もラーメンのそれとは随分と大人しく上品。
ラーメンと比べちゃいけないのかも知れませんけれど。
塩の風味、ダシの風味も豊かさも持ち合わせていて、
また、その上品さゆえに蕎麦の風味や喉越しとも相性良く入って来ます。
ラーメンときっちり異なっているからこそ、丁寧な造り、調律を感じます。
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自分は「十割ざるそば」と「ざるそば」をそれぞれ食べられる、
「合盛ざるそば(大)」をお願いしました。
時間差で、それぞれの笊が目の前に置かれます。
“少し太め”とメニュウにもある十割。
「手打ちそば桜」のスタンダードのお蕎麦。
私、個人の主義主張として、
お蕎麦の上に海苔が乗ること、お嫌でございます。
(YOKOさんは、海苔があった方が好み派)
「ざるそば」と言う名称でも、海苔が乗っていなくて、
個人的には好印象です。そう、それで良いのです。
十割は太さもあって、かなり強めの食感です。
蕎麦の味が強く、その分、ツユの乗りを上回って、
しっかりした味を感じます。
スタンダードのお蕎麦は、秀才肌で、
細打ち、しなやかな麺線が美しいもの。
オールマイティタイプに感じます。
コシもありますが、喉越しの良さの方が印象にあり、
豚つけそばにおいても同様ですが、
ツユ、味の乗りが何よりも秀でて感じられました。
蕎麦とツユの相性の良さ、それを形作る手腕を感じます。
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ようやく「手打ちそば桜」に足を運ぶことが出来たぞ、喜び。
僕とYOKOさんは次いで、
松代温泉、皆神温泉へと出掛けて行きますが、
今日のところは、ちょうどお時間。
ありがとうございました。
ありがとうございました。