「それだったら、納得かなー」と言う感想が、

「なら、買って試してみよう」と思わせた。

やっぱり、何でもやってみなくちゃ分からない!



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

11月3日、松本市駅前大通り、High-Five COFFEE Stand にて。





その日は、「まつもと市民祭」の日で、
僕は僕で、市内ウォーキング日だったのだけれど、
とりあえずは、
「High-Five」でコーヒーを飲もう…くらいしか予定を決めておりませんでした。
すると、朝でしたっけ「Instagram」に、このチョコレートの記事があり、
またHigh-Fiveの旦那は旦那で、
市民祭の真っ只中、PARCO前でコーヒーを売るのだと言う…
それを受けた当時のTweetが以下。


おっ、CAFE THE GROVEだけでなく、
High-Five、&sも市民祭でコーヒーで出店されているのか。
松本界隈のコーヒー好きは歩きながらコーヒーも良さそうだねぇ。


…と言うもの。
自分が知っただけでも、
岡田のCAFE THE GROVE、
中町の&s、
駅前大通りのHigh-Fiveが、市民祭に出店されていたみたい。

んー…それはそれで行ってみたくもあったのだけれど、
朝に軽く走ったりして、かつ、スペシャリティコーヒーを扱うお店に、
言わば「スペシャリティチョコレート」が入った…
コーヒーとチョコレートも相性が良いものですし、
のんびり味わってみたいなー…と言う心持ちを優先させ、訪れておりました。



広島県三原市、広島空港ビルにお店がある、
「foo CHOCOLATERS」のチョコレートが入荷しておりました。
期間限定、1度限り…と言う訳ではないそうなので、
気になった方も、めちゃくちゃ急がなくても良さそうです。

趣味として朝に1枚ずつ書いている、
“日本酒の蔵元さんのラベルを模して書く”、
書くことで、字の練習をする、蔵元を知って行く…と言う、
一石二鳥な取り組みを頑張っていて、
ちょうど今、広島に差し掛かっておりまして、ここにもご縁を感じています。
(三原市と言えば、酔心ですかねっ)

2種類あって、

「PAN・カシューミルクチョコレート」が、734円、

「CHA・ほうじ茶チョコレート」が、842円、

内容量はどちらも25gずつ。

「ん、想像していたより高いやん……」

…高めのお値段だと考えて訪れましたが、思っていたより上。

そこで、High-Fiveのおかみさんの台詞であります。

「私も、お値段を聞いた瞬間は高いかも…って思ったんです」

「でも、材料だったり工程だったり考えていけば、そうでもないかもって」

「このお値段でも納得できるなぁー…って」

…High-Fiveのご両人を、僕としては信用しよう。

そんな風に思っていました。

もちろん、High-Fiveのコーヒーを知り尽くしているおふたりが、
コーヒーと合わせる為に取り扱うツールならば、
試す価値があるんだろう、試してみたいじゃないか!



コーヒーもめちゃくちゃ悩んで選びました。
「どれが合うだろうか」と。

選んだものは「ボリビア」で。
紹介文では以下の通り。

High Roastで、ボリビア・プマプンク農園、ティピカでフルウォッシュト
まろやかな口当たり、甘みが長く続きます。
きれいな酸味、くせのないマイルドなコーヒー。
世界最大のミステリー、プマプンク遺跡付近の農園。

…プマプンクは紀元前の世界のはずなのに、H型に綺麗に削られ過ぎている石があると言う…
オーバーテクノロジー系のミステリーですね。



「PAN」、カシューナッツミルクのチョコレート。
ヴィーガン対応のチョコレートと言うことで、
動物性であるミルクでなく、植物性。
カカオももちろん植物なので、問題ない…と言うことで。



チョコレートは、3ピースにカットされています。
事前に聞いてはいたけれど、
1ピースで、コーヒー1杯くらいに対応できるかなー…と言う感じでした。
だので、750円前後のお値段だったとしても、
1回に250円としたら、そこまで高い買い物でもないのかしら…と思います。
居酒屋さんのお通しだって500円くらいからですもんね。

買ってみなければ、
いつまでも「高そう」と感じてしまって終わりだったでしょうけれど、
買ってみたことで、ちゃんと体験して納得できるお値段だと思いました。

まぁ、まだ食べていない段階なんですけどね。
そんな心境だったよ…と書きとめておいて。

チョコレート、
手で持った感じはしっかりした普通のチョコレートだと思います。
口の中では、口どけ早く、肌理と言うのか粒子細かく広がって行きます。
酸味が特徴的にあり、
それがカシューナッツミルク由来なのか、カカオ豆が由来しているのか分かりませんが、
ベリー系を混ぜ込んだタイプとは異なる、しっかりした酸味。
そして、ビターであって、ちょっとしたひと口で重厚に味わいを体感できます。
「重い」と言うより「説得力高い」感じ。
(だので、3分の1あればコーヒー1杯に相対できる)

ボリビアのコーヒーは全体に柔らかさが優位に立ったもので、
苦味や渋味が少なめ。酸味少し…と言った感じ。

苦味、渋味の優しい部分を、チョコレートが補う…
そんな組み合わせで、ペアリングできました。これは合う。

どうやらコーヒーのペアリングとして自分の成功例では、
コーヒーの特性とフードの特性の、
それぞれのボリュームが少ない部分を補わせ合うイメージが良いのかも。

チョコレートの強く濃い、ハッキリした味わいに対して、
優しく柔らかいコーヒーの相性の良さを感じます。

後日、家にあった「CAFE THE GROVE」の
「バタートーストに合うブレンド」では、
熱いバタートースト用の苦味や酸味を強くしたブレンド、
そうしたコーヒーだけならばポジティブポイントに対して、
チョコレートも、同様の味覚部分で強かった為、
重なり過ぎて、ちょっと苦手なボリュームまで到達してしまいました。
逆に「ハード系のパンに合うブレンド」は、
かなり好相性でありました。本当、組み合わせは無限大。

良い組み合わせであれば、明らかに食べた瞬間に喜びを感じます。
「あっ、美味しい」
どちらの主張も感じます。チョコレートは口の中で解けて余韻が残ります。
残った余韻の中からも、コーヒーの余韻と、また2口目と合う部分があって、
何とも贅沢な、密な時間の使い方をしている感じ。

「ほうじ茶」のチョコレートは、市販のお茶系チョコレートとは異なって、
ギュッと苦味が詰まった雰囲気で、特異です。
ウイスキーとまでは行かないけれど、
イメージ上では、ウイスキーのそれのように、ごく長く余韻が広がって行き、
その中に、チョコレートの香やお茶の香、そして渋味が美味しく膨らんで、
ただ、デザートとして食べるよりも、
何か相性の良い飲み物を探して楽しむべき個性を持っている様に感じました。
…作り方にも寄るだろうけれど、イメージはアイリッシュコーヒーとかどうかなぁ。



こう言うスペシャルなチョコレートもあるんだなー…なんて思います。
スペシャルなものだから、スペシャルな体験が待っている…
求めよ、さらば与えられん…と言いますか、
試してみて、お値段以上の体験が得られれば、それは喜びですね。

さて、そんなチョコレートとコーヒー体験記。

この組み合わせの妙味から、なかなか入ることが出来ていなかった、
「&s」にも出かけてみたいと思うようになりました。
チョコレートとコーヒーの掛け合わせ方は、
その専門店ですもんね。きっと新たな知識に出会えるんじゃないのかなー…って。
そんな心持ちになったりもする一席、
本日はここまでとなっております。

お話はまだ続いて行く…そんな風に思っております。
楽しみの数だけ、続いて行くと言う。
ですので、また次の機会にもお会い致しましょう。

それでは、それまで。

ありがとうございました。




「foo CHOCOLATERS」
http://foochocolaters.com/






あの風景を見に行こう。



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

10月11日、安曇野市穂高、穂高駅界隈、TRACK coffeeにて。




そりゃ、それなりに調べはするんです。
無駄足って言うものは、避けたいんです。
そりゃあ、そうなんです。

当日の流れは、
定期的な内科診察、安曇野翁、大梅、クエルドノメル…と出掛けていて、
続いて、久し振りに紅茶専門店「きないね」に向かう…
…木曜日で定休日、と言うところでした。
チルアウトコーヒーも木曜日が定休日となっていて、
「たまには紅茶も」と考えた、そこで確認を怠ると言う…。

「ぬあー!お茶が飲みたいんじゃー!!」

…となって、スマホを取り出し、ブログ「円環の食卓」を訪れる…
先達ても「てるてるぼ~ず」の回でお世話になった、
らみえるさんのブログです。ラーメンの情報も多いですが、
カフェ情報もたいへんに豊富で、新旧網羅されている感すらあります。
それを呟くと、ご本人からもオススメを頂戴して、
たいへんに喜ばしく、嬉しいことなのですが、

「あ、あのお店!あの景色が良さそうなお店に出掛けよう!」

検索する中で思い出した、穂高駅前のお店に車を走らせておりました。



「TRACK coffee」と言うお店。

駐車場はないのかなー…なんて思って電話で伺うと、
ないのだそうで…どこか、各々で確保するカタチになるのかも知れません。
ちなみに、
広い広い碌山美術館の線路を挟んだ向かいにお店があります。
同駐車場にはお蕎麦の「寿々喜」もありますね。

店舗はとても小さいですね。
カウンターが4席とテーブル2人掛けと思しきものが1台。
けれど、次々とお客様がお見えになって、人気が伺えるものでした。
入店後、まずはカウンターで注文をするスタイル。
しかし、小規模店舗が昨今は興隆していると言うか…
言葉こそネガティブな要素を幾ばくか持ってしまうのですが、
利用するには、全く問題がない広さです。念のため。
カフェを何軒かご存知の方ならば、大型の…
…例えば、“コメダ珈琲店、タリーズの様な店舗ではないんだな”…と、
ご理解、またイメージをして頂けるのではないかと存じます。



パナマ・カミーノレアル(中煎り)と言う中煎りのコーヒーを選びました。
一緒に、スイーツも頼もうとしていて、
きっと酸味を感じられるコーヒーの方が、よりミルクに合うんじゃないか…と選びます。

そして、このツイート。

酸味のあるコーヒーには、ミルク合うね。
ブラボーのバニラがドンピシャ。
美味しい。香に柑橘系も入って、中盤にドライさがあって、
続いて酸味、香が戻って来て伸びる…って印象。
カップも持ちやすく、飲み口も太く、熱いと来るけど、適温なら飲みやすいマグ。

…とのこと。

文中の「ブラボー」は250円と言うお値打ちお値段。



中に挟んでもらうアイスクリームは3種類。
バニラを選びました。
お値段がとにかくお求め易く手軽で、
コーヒータイムを、より楽しませてくれること請合います。

当日は雨模様だったのだけれど、
カウンターから見る景色、線路と碌山美術館の駐車場…
…そんな光景ではありますが、採光が良いのか、
とても眺めの良い景色だと感じました。
車通りではない、レンガ敷きの道も良いのかも知れません。

…近くで動くものがない、これが良いのかも。

少し離れたところの駐車場の風景は、
風景に溶け込んで見えて、観光客さんやバスが通っても、
背景が動いている様にしか感じられず、
視界に同じ店舗にお見えのお客さんも入りませんから、
ひとりの時間を、ゆっくり楽しむことが出来ました。

ついぞ先程は、喫茶店を探して「ぬああ」となっておりましたから、
こうして、落ち着いた時間を過ごすことが出来る、感謝の時間。

…もう1店舗、珈琲屋さんに出掛けようか、
それとも、TRACK coffeeで、もう1杯?

考えはするけれど、色々と動いて満足できていたので、
巣穴に戻ろうかなぁ…なんて思います。

そんなところで、本日はここまで。
ちょうどお開きのお時間となっておりまして。

また明日、お目に掛かることと存じます。

それでは、それまで。

ありがとうございました。





こう言う味、オトナ味。



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

10月8日、塩尻駅前界隈、mingleにて。




ここ2回、mingleはカウンターで利用しています。
写真を…やっぱり、ブロガーですので、写真を撮りたいんです。
こうして、記事化したいんです。
すると、光の入る場所が良くて。

塩尻の市役所やレザンホールに程近い「mingle」、
このカウンターが僕は、とても気に入っています。
光の入り具合が良く、
前回のシャインマスカットのロールケーキなんて、
まさにそうだったのだけれど、
奥行きのある表現が出来るので、
写真がとても良いものに仕上がります。

そして、ケーキがいつも楽しみで。

季節の味わいを季節を追うごとに出して下さるので、
通い甲斐がある…と思います。



今回のお目当ては「紅玉のアップルパイ」でした。



中には、煮たリンゴがギッシリ詰まっています。
サイズも大きめ。



YOKOさんには「カボチャのシフォンケーキ」を選んでもらいました。



その日、感想を以下の様に記録しております。


塩尻・mingleで、紅玉のアップルパイを。
僕が「見てくれ!」って言うのは、何だか違う気がするけれど、
パイの焼き加減ら立ち上るバターの香、たまらないです!
紅玉なので、酸味があります。酸味は旨味。
良いアップルパイです。カットも大きめ♪

…とのこと。
しっかり焼き上げられた…再びオーブンで温め直したのでしょうか。
電子レンジではなく、オーブンで。
そうした印象を抱くのは、蒸した状態になりがちなレンジアップと違い、
バターの香が、とても芳しく、写真1枚目の焦げ色の付いた背中から、
溢れんばかりに届けられて、たまらない心持ちになったから。
「よく焼けているよ」と言う意味で「見てくれ!」って思ったんです。

紅玉を使っているから酸味があります。
酸味とは日本酒にしてもそうなのだけれど、旨味であります。
旨味は色んな味わいがあって、
これはウスターソースのような雰囲気を感じました。
お好み焼きなどでも感じられる、あの甘く少しだけ塩気のある香。
これとバターの匂い、キュンとする酸味、
甘味と酸味がそれぞれ落ち合って、美味しさを作っています。
好みから言うと、黒胡椒を振っても、きっと美味しいんだろうな!
…そう思える、しっかりしたアップルパイでした。
甘くスイートなそれより、ちょっとオトナ味なのかしら、と。
甘くスイートな…コンビニで手に入る様なアップルパイ、
マクドナルドなどで販売されているアップルパイ、
みーんなアップルパイと呼ばれますが、
そうした「スイーツ」でしかない世界から、
「製菓は料理である」と感じさせる、甘味と酸味のあるアップルパイです。
もし、ご案内、思し召しがございませんでしたら、
1度、ご賞味を…。また新たな世界観かと存じますので。
自分は、「麺屋 直」の向かいにある洋菓子店で、
胡椒を使ったアップルパイを子供の頃に食べて、
「こう言う美味しさもあるんだ!!」と驚いたクチです。

「かぼちゃのシフォンケーキ」は、しっとりとして潤いのある生地でした。
裏ごししたカボチャペーストが入っていそうな質感。
でも軽い。均一に軽くて、でもしっとりさも確かに舌触りに感じて、
とても不思議な風合を持ち合わせていました。
カボチャの香も、もちろんあるのだけれど、
焼き菓子、ふんわり焼き上げることが身上のシフォンケーキで、
カボチャペーストなんて、
重くて密度ある存在は苦手なものかも…と思うのだけれど、
上手に仕立ててあって、「かぼちゃらしさ」をそこかしこに感じられ、
YOKOさんも大満足でした。
基本的に甘味が苦手なYOKOさんが、美味しく食べられる。
これも、とても大切な味のバランスだと思っています。




さて、本日はここまで。ちょうどお時間となっておりまして。

また明日もお目にかかる事と存じます。
それまで、それでは。

ありがとうございました。





最近、改めてコーヒーとスイーツの組み合わせが面白い。



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

9月24日、朝日村、自家焙煎珈琲店シュトラッセにて。




喫茶店だったら、コーヒー屋さんだったら、
コーヒーを置く店だったら、
コーヒーと共にアイスでもなんでも、スイーツを一緒に頂くと言う。
コーヒーが主なのか、スイーツが主なのか。
それとも、どちらも主でなくて、
友人との語らいが主なのか、デスクワーク出張所が主なのか。

コーヒー店の使い方は、人それぞれですよねぇ。
そんな中で最近は、
「コーヒーとスイーツを、ちゃんとペアリングすると美味しい」
…と、改めて気付いて、そうして試すことが増えました。

そんな折、デイリーコーヒー豆が無くなり掛けていたので、
「シュトラッセ」に出掛けてみると、
「お試し!」と書かれたPOPと共に、
「パインのバウンドケーキ」がメニュウボードに書き加えられていました。
“お試し”って書くのだから、“新作”に違いありません。
これはとっても気になるぜ!…と、早速お願いしました。
お試しだけに、お値段もかなりお安くなっていて、何だかお得な心持ち。



コーヒーは、深煎りの中から「ペルー・デルカド」を選びました。

パインバウンドケーキ、シュトラッセの特長的な牧歌的なスイーツです。
ナイフを立てた際には「あれ、ちょっと硬いかも?」と思いはしたものの、
口の中では、ホロッと崩れて、優しい甘さ、焼き菓子らしい香ばしさが、
たまらなく美味しい。でも、これはいつものシュトラッセの味。

ペルー・デルカドは酸の強さは程々で、確かな苦味があるコーヒーでした。
苦味を口中感じる…その中から、ポッとパインの芳しさが顔を出す…
ポッポッポッと次々にパインの…酸味を伴う強い香ではなく、
淡く甘く柔らかく広がる“芳香”と感じるパイン香が、
ペルー・デルカドの苦味を美味しく感じさせながら、
パインの、ケーキの甘味を崩したりせずに、両立しながら優しく奏でるかの如く。

良いですね。非常に美味しかった。
華美なケーキも美味しいけれど、
コーヒーをより輝かせる味わいのスイーツは魅力がまた更に加わります。



YOKOさんは、そろそろ季節も終わりかも…と、アイスカフェ・オ・レを。




生果実のパイナップルと缶詰のパイナップルと干したパイナップルと…
色んなパイナップルの形態があって、味わいも引き出したい香も違うと思うんです。
今回は深煎りのコーヒーに対して、相対する様に芳しさが顔を出して美味しかった…
…でも、頂きながら思うんです。芳しさ同士、
キューバやハイチの様に浅煎りに仕上げてあるコーヒーとも、
芳しさ同士の相乗効果で美味しいんじゃないかなぁ、と。

スイーツを、ただスイーツとして食べることも良いし、
自分みたいに、組み合わせの楽しさを見い出したって良いですよね。
またひとつ、美味しさを見つけたんだと言う心持ちで、
僕らが巣穴に戻って行くと言う、
そんなところで、本日はお開きの時間と相成っております。

明日、またお会いできる事と存じます。

それまで、それでは。

ありがとうございました。





のんびり休日気分に。



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

9月2日、塩尻市洗馬、朝日村にて、お店を通う。




えー…その日と言うものは、ごくゆっくりとした日でした。
朝、起きられなかった…とも言います。
やりたいことは数あれど、駆け抜けた8月が終わり…
…終わったと言う自覚はないものの、
ひとまず予定の無い日曜日を迎えていて、
日曜日らしい過ごし方に、自然となって行った日でした。
午前中は、本当にゆっくり過ごしていましたね。
起きられなかった、動けなかった、
また、やりたい作業をやる…なんと言う。

その日のお昼ご飯は、出遅れたこともあるけれど、
1度はYOKOさんを再び連れて行かねばなるまい!…と考えていた、
洗馬の「芳香庵みのる」に出掛けて行きました。

お昼ご飯の時間、それも終盤13時50分ごろに到着予定。
だので、電話をしてみると、
「蕎麦が無くなれば、打ちますから」
…と店主さん。
そうでした。三タテにこだわる体勢、そう言うことでした。
ある種、「蕎麦が売り切れる」と言う事はないのです。
ただ、時間が詰まっている時だと良くないのかも。
今日はその点、問題が無いので良かろうもので。



無事、「信州ひすいそば」を手繰ることが出来ました。
ふたりとも大盛りにしたのだけれど、
YOKOさん…女性には、ちょっと多かったみたい。
けれど、味は気に入ってもらえたみたいで良かった。



食後、その足で朝日村へ。
自家焙煎珈琲シュトラッセの自家製ベイクドチーズケーキを。

車で10分もない、近い…と言う認識が、どこか自分の中にあるけれど
それこそ“車だからこそ”…歩いたりすれば、結構な距離がありますよね。
途中、信号に捕まる待ち時間もない訳で、
感覚的な“近さ”はあると思います。
美味しい美味しいお蕎麦、美味しいコーヒー…
チーズケーキは、先達て「月と群青と珈琲と」で、
バスク風のものを食べ、
コーヒーとの相性の良さを改めて自覚したことで、
こちら、シュトラッセでも試してみたいと思っていました。



すると、バスク風で感じ取った口の中で開くミルク感は、
シュトラッセのチーズケーキでも確かに感じられ、非常に美味しい。
…ともすれば、自分自身、コーヒーとチーズケーキを共に食べる機会が、
あるようで、なかったのかも…とも考え始めます。
チョコレートケーキはありますね。
シュトラッセの定番ケーキは、チーズとチョコレートですから。

…なるほど、深く思い直してみると、
「コーヒーとチーズケーキ」を食べた記憶がない。
コーヒーを飲む環境が変わったと言うこともあって、
こうして改めて、ペアリングに気づく様になっていますが、
間食を取らない様に心掛けているし、
食後のコーヒーの前に、多く飲食店でデザートを食べていたなら、
そこであえて、
追加でチーズケーキってことはしていないのかも。

こう、思い直してみて頂いて…
コーヒーとチーズケーキが口の中で合わさって、
得も言えぬ旨さになる体験に思し召しがない様でしたら、
是非、今一度、美味しいコーヒーと共にお試し頂きたい。
美味しいコーヒーであることも、非常に重要だと存じます。
チーズケーキも、濃厚さ、口の中でのほどけ加減もこだわりたい。
きっとお気に召すお店があるはずですので、
この「うわっ、うまっ!!」感は共有致したく存じ上げます。




…と、やや興奮してオススメしてしまいましたが、
当日は、看板猫さんもお久しぶりにお見かけもし、
稲穂が頭を垂れて来たところを、長閑に眺めながら過ごしました。
他愛もない、それが実に愛おしい。
そんな時間を過ごした…と言うところで、
今日のところは、ここまで。ちょうどお時間となっております。

また明晩、お会い致しましょう。

それまで、それでは。

ありがとうございました。





瑞々しくて、水がちゃんと邪魔しなくて。



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

8月24日、塩尻市駅前界隈、mingleにて。




フルーツタルト、フルーツの乗ったタルト…
昨今、見かけつつ、見かけない場合もありつつ、
型崩れ防止も水分が飛んで行くことも防ぐためにも…
それは、とても考えられたものだと思うのですが、
ゼラチンなどでコーティングされたものを見かけます。
本来、味が無いものなのですが、
やっぱり「ある」と「ない」とでは、
フルーツの風味や食感に、多少なりとも差がある様な気がして…。

ただ、フルーツはどうやっても難しい食材ですよね。
水気がなくてはいけないし、かと言って水があると、
クリームと言う油に反発してしまって。
だからいっそ、缶詰の様に生果実の美味しさはないけれど、
でも安定した味を出せるもので代用する…
賞味期限や保存なども兼ねて、色んな事情があって、
時代は築かれて来ていると思うのですけれど、

生果実を使った、とてもフレッシュな…
パフェなどならまだしも、スポンジ生地のスイーツは、
とても敬遠していました。避けていました。

先達て、「mingle」でフルーツロールケーキを頂いて、
そうした不満を上手に解消された、
とても美味しいロールケーキに出会って、
また今度は「シャインマスカット」を扱ったとあっては、
そりゃあもう、興味が湧いて仕方がありませんでした。



当日のTweetは、以下の通り。

ロールケーキそのもの、
クリームのふんわりとし滑らかな食感もたまらないけれど、
みずみずしいシャインマスカットが、本当に輝く美味しさです!
クリームの香と合わさって、より鮮やかに香る!

…水分を含んだもの、クリームとの相反する質感、
これを全てクリアされておられ、いたく感動しました。
「クリームとぶどう」って合わないと思っていました。
合えない、と言うか。
だからこそ、その壁を突き破って味わった風味は格別でした。

シャインマスカットのグラマラスな風味、
香の高さ、弾ける様なみずみずしさ、果汁に鮮やかな甘味。
クリームの淡い、優しい雰囲気が追従し、
鮮やかな甘さと、ジャムやソースではけして味わえない、
そっと伸びて行く甘さが組み合わさって、
とても上品…コーヒーに合わせるのではなく、紅茶が良さそうな、
コーヒーが強く感じてしまうだろう、
そんな淡さでロールケーキの味が作られていて、
すごく良いものでした。美味しかった。

これ、すぐブログ化するつもりでいながら、
(写真も、綺麗に撮ることが出来ているし)
あれよあれよと、すっかり時期が過ぎてしまいました…が、
mingleのInstagramを眺めていると、
それはそれで、季節のフルーツを上手に取り入れたお菓子、
続々と仕立てておいでの様です。

自分で自分を煽るような…また、食べに出掛けて行きたいな…
…と言ったところで、本日はここまで。

ちょうどお時間となっておりまして。

また明日、お目に掛かりたく存じ上げます。

それまで、それでは。

ありがとうございました。






レアチーズとベイクドチーズケーキの融合だなぁ、と。

レアチーズとベイクドチーズケーキの中間ではなくて、ね。



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

8月28日、山形村、月と群青と珈琲と、にて。




スペインのバスク地方風のチーズケーキ…と言うことです。
特徴は周囲をあえて焦がした苦味と、
濃厚なチーズケーキ部のマリアージュ…なのだとか。



こんなカタチで、コーヒーと1杯やる…と言うと、
酒呑みのウェブページっぽくて良いなぁ…なんて。

デザートに合わせる際、迷ったなら、これを…とメニュウにあったので、
エチオピア・イルガチェフェG3(シティロースト)、ナチュラルをお願いしました。
ウォッシュトもあり、こちらはG1でフルシティローストとのこと。

香は相変わらず、コーヒーらしからぬ芳香の高さ。
生果実、熟した、熟れた、熟れ過ぎた果実、
ローストアーモンド、ハニー、チェリーも。だんだんオレンジピール、レモネード、バジルも少し。
飲んでみると、
苺、生苺、フレッシュさ。余韻の苦味が少し、コーヒーだって思い出させてくれる。
オイル感もあって、渋さはマスキングされるのか、あまり感じない。
苦さ、酸はほとんど感じず、“こう言う飲み物”感がある。
後から、やや酸が追い掛けてくるかも。

…ひとりだった事もあり、メモを取りながら頂きましたが、
いやはや、相変わらず…世界的に見たらそうでないかも知れませんが、
でも、特色のある、ごく華やかなコーヒーで、
「ここでしか味わうことが出来ないのでは?」と思わせるくらい特徴的です。
コーヒーの固定概念を壊してくれそうな1杯だなぁ、と。
精製方法「ナチュラル」らしい1杯なんだろうなー…って感じます。

…日本酒なら地元の地元らしい、消防団の集まりなんかで出て来そうな、
そう言うレギュラー酒の世界しかご存知でない方に、
「三芳菊」とか「花陽浴」を飲ませる感覚ではないかと…。
まぁ、それはそれとして。



バスクチーズケーキ、いわゆる「ブツ撮り」にて。

当日のTwitterに端的にまとめた感想は以下の通り。


山形村・月と群青と珈琲と…にて、バスクチーズケーキを。
焦がしなめらかプリンチーズケーキ版…と言うイメージ。
コーヒーに油分が少なく中盤からアフターに掛けてアッサリする所に、凄まじいコク味のマリッジ。
コーヒーに極特濃ミルクを加えた様な。
初めてバスクチーズケーキを食べたけれど、
レアチーズとベイクドチーズの融合って感じね。
レアチーズとベイクドチーズの間でなくて、融合。

…とのこと。

チーズに関しては、
滑らか、塩気、酸味少し、香ばしさは思ったより少なく、
甘味ある、コクあるチーズが印象的。
卵も入っているのでしょうか。ごく濃厚な雰囲気で、
硬くしたプリンの様な…そんな印象も抱きました。

濃厚な乳感、ミルク分が口の中に発現している状態で、
コーヒーが加わると、「うわっ、うまっ」と言う瞬間を迎えられます。
口の先端でなく、口の中と言うか、中央部と言うか。
不思議と、芳しいナチュラル精製のコーヒーの香は、
チーズの特有の匂いに、一瞬だけ反旗を翻すみたいで、
その「?」と思った直後、口の先端でなく、奥に入って来て、
チーズがとろけて行く中で、油分たっぷり、広がって行く、
コーヒーの熱と風味で、より花開いて、感情まで刺激する…
…そんな楽しむ時系列の様に感じました。

「1度食べてみたいなぁ」と考えておりましたが、
食べてみて思うのは、
「良かった、食べてみて」…と言う、価値ある美味しさでした。

「月と群青と珈琲と」は、金曜日、土曜日がお休みと言う事で、
なかなか予定や都合が合わなくて、
YOKOさんと一緒に1度、これが僕ひとりでしたけれど、2度目。

コーヒーもケーキも特徴的だから、気になるお店ではあります。
折を見て、また…なんて思うのでした。

さて、本日のところはここまで。ちょうどお時間となっておりまして。

また明日のお目見えとなります。

それまで、それでは。

ありがとうございました。





漫画的な表現を思い浮かべて頂きたい。

(>ω<)♪

…と言う、そんな感じ。誰も彼も「んんー♪」って成る。



気楽なところで一生懸命…と言うことです。

8月18日、朝日村、自家焙煎珈琲店シュトラッセにて。




シュトラッセは、街中にあるお店ではなくて…。

例えば、県や松商、松工…そうした高校が多くある、
県の森、筑摩神社周辺から、
駅前に伸びる大通り沿いにも、
翁堂、タリーズ、アベ、High-Five、Hop Frog Cafe…
カフェはある訳です。
学生さんだって、立ち寄ることもあるかも知れない。

シュトラッセだって学生さんが来ることもあると思いますが、
お近くにお住まいでなければ、
基本的には車で訪れる場所にあって、
それは、穂高界隈にも通じたことで、
運転免許を取得できる年齢か否か…が、
どこか客層に自然と線引きが為されるものだと思っています。

「大人の飲み物」として、
お酒は法律的に…ですけれど、
法律に規制が無いのに、何故かそうした見方をされてしまうコーヒー。
それこそ淹れる香というものは、
年代を問わずに、快く、胸が空く思いに駆られるものだと思うのに。

コンビニや温泉で味わう「コーヒー牛乳」と、
例えば、こうした専門店で飲む「コーヒーと牛乳を合わせたもの」…
時にカフェオレだったり、カプチーノ、
ウィンナーコーヒーだったり…
それらは全く違うものだと思うんです。

まるで、それは魔法に掛けられた様に、
苦味が強い、渋いと見られがちなコーヒーも、
ミルクの味わいが生かされたまま、
コーヒーの美味しさも感じさせながら、
飲みやすく仕上げて来てくれる……
専門店って、そう言うものだと思います。

専門、プロフェッショナル…
だからこそ、
「苦手なものを、美味しく飲みたい!と言う希望にも応えられる」
……と言う。

コーヒーはブラックで飲まなきゃいけないなんてルールはなく、
それがカッコイイと言う風潮は意味が無く、
飲み物ですから、「美味しいと思う」ことが本望である訳で。
「美味しいと思う」手助けをするからこそ、
「専門店」だと言う甲斐がある……と、ここまでは良いでしょうか。

自分で書きながら、何でこんなややこしい文章になっちゃったんだろう…
…と考えています。
「けして、大人の飲み物でもないんだよー!」
「分からないことは、相談してみてー!」
…ちゃんとしたお店だったら、必ず応えてくれるから!!

…って言いたい。それだけなんです。

色んなコーヒーをブラックで飲み比べている自分ですけれど、
コーヒー牛乳も好きだし、
難だったら果汁すら入っていない「イチゴ牛乳」も好きだし。


で。


特に「シュトラッセ」のスイーツ類は、
おかみさんの自家製で、
コーヒーに合わせて楽しむことが出来る様に、
華美に作っていなくて、
ちょうど良い美味しさで仕上がっています。



「あんナコッタ」は見ての通り、
「あんこ+パンナコッタ」と言う和洋折衷スイーツ。
これ、僕らは大好物なんです。すごく美味しい。
かつ、口の中に残る余韻が、コーヒーと融け合って、すこぶる良い。
季節限定だし、いつもある訳ではないけれど、
見つけたなら、それはとてもラッキーで、
逃してはいけない!…なんて思います。

この日だって、それなりに食べたりして来た中で、
カロリーを抑えるべきであるのに、
どうしても、どうしても我慢が出来ないでお願いしました。
夫婦でひとつ。
ひとりひとつ食べたいけれど、
誘惑に負けすぎてもいけない。食べないなんて切ないことは出来ない。
折衷案。

(>ω<)♪

ひとくちで、たまらない幸せが訪れる。

ストイックに趣味を、嗜好を楽しむことも良いのだけれど、
気楽に、「うまーい!」って思えるものを、
思い切り楽しむことが、また愛しいくらい至福なもので。

「パンナコッタ」の定義には、「あんこ」は無いでしょう。
でも、「美味しい」と思うためには必要だった。
ストイックさは、ある意味で視野を狭めてしまうから、
「美味しい」「好き」を、楽しんで行けたなら…
…そう思うのです。

それが出来る場所であると思っています。

ストイックさは自己抑制ですもの。
誰彼も老いも若きも好きな味、美味しい味がきっとある。
楽しんでいたなら、きっと出会う。

(>ω<)♪

これに尽きます。




さて本日、この一席もここまで。
ちょうどお時間となっている様でございます。

また明日、お目に掛かりたく存じ上げます。

それまで、それでは。

ありがとうございました。




昔も好きだったけれど、いつの間にか忘れてしまっていたみたいで…。



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

7月16日、松本市波田周辺、A+!(アプリュス)にて。




以前、以前…どれぐらい前かと言うと、
YOKOさんと一緒になる前だったり、その頃だったり…
穂高温泉郷の「きないね」には、よく出掛けていたんです。
良い紅茶と言うものは、こんなにも…
そう、市販で出会う紅茶とかけ離れて良い香がするものなのか…と。

城山公園「憩の森」で、たいへんに良い心持ちになり、
気分が高揚していて…
コーヒーをお代わりしても良かったろうけれども、
また、違う楽しみも味わいたいと思いました。
本当、欲望は果てしない。

穂高の「書翰集」で凍頂烏龍茶を美味しく頂いた事が、
僕の中のやる気スイッチを、しこたま押したみたいで、
「紅茶も飲んでみたいな!」とは、ずーっと心のどこかで考えていて。
せっかくなので、
波田町の「アプリュス」に久し振りに出掛けてみる事にしました。
竜島温泉・せせらぎの湯の帰り道に通ったりもし、
1度か2度、行ったきりなので、今の雰囲気も知りたいなぁ、と言う訳で。



キームンやラスサンプーチョンなども気になりながら、
やっぱり、気軽に飲むことが出来ない、
また専門店だからこそ出会う事が出来る、
インド・ダージリンのキャッスルトン茶園のセカンドフラッシュを。
( CASTLETON, Darjeeling Second Flush )
3期ある茶葉の収穫時期の中で、「夏摘み」と呼ばれるもの。
コーヒーをちゃんと飲む方向になりつつある中で、
専門店の技術と言うか、
同じ珈琲豆、茶葉を買っても、
抽出方法で差が生まれてしまう事を実感しています。
1杯の美味しさを確実に提供する事って、
突き詰めれば、とても難しいものなんだなぁ…と。

だからこそ、専門店で美味しく飲みたいな…なんて思う訳で。



一緒に「森のアンズのタルト」なるケーキもお願いしました。
紅茶に合う塩梅。アンズの甘酸っぱさが主張し、
生地はピスタチオでしょうか…ほろほろと崩れ、
そこに紅茶の風合が染み込んで立つと言う…その美味しさ。

キャッスルトンは、ティーポットから注いだ瞬間、
その芳香に、心が輝きと共に洗われて行く…そんな風に感じました。
非常に香高い。
香の素晴らしい華やかさ、優美さ、世界観…
何か、それぞれの脳裏に必ずや香を基点として、
連想させる景色があるだろう、かぐわしさ。

飲んでみると、後半の清涼感が実に心地好く、
鼻から入る匂いと口から入る、また戻る匂いに差がありますが、
共に、本当に素晴らしいものだと思いました。
やっぱり、良いものは良い。
美味しい紅茶を、ちゃんと淹れてもらうと、
心から底から美味しさに感謝している自分に気付きます。

信州コーヒーロースターズギルドの出会いで、
コーヒーとの付き合い方が変わり、
「書翰集」の中国茶体験を経て、
朝日村「シュトラッセ」で、
何年もデイリーコーヒーとして我が家にお迎えしている、
深煎りのイタリアンブレンドを、お店で初めて飲んで…
…その違いに驚いて。

だからこそ改めて、
もう1度、紅茶を飲んでみたかったのだけれど、
やはり正解でした。
その当時も感動したけれど、より一層…
そう、たぶんその頃の自分は、
良い、高級な茶葉を使っているから美味しいんだと思っていたと思います。
茶葉しか視界に入っていなかった。

実際は美味しく淹れる技術が伴わないと、
茶葉の…それは珈琲も、どんなものでも分け隔てなく、
素材が持つ命の全てを引き出す事は出来ないのだと…
…そう考える様になって来ています。

そんな訳で、専門店の良さを感じた…と言うところで、
本日はここまで。
ちょうどお時間となっておりまして。

また明日、お目に掛かりましょう。

それまで、それでは。

ありがとうございました。





甘いもの関白サマであります。



気楽なところで、一生懸命…と言う事です。

7月9日、塩尻市駅前界隈、mingleにて。




先達ても、塩尻のカフェ「mingle」の写真が、とっても綺麗だー…
…なんて内容をブログにしておりまして。
相変わらず、その後も継続して、綺麗だし美味しそうだし。
新作スイーツが定期的にお目見えしたり、
やっぱり情報発信って大事で、
目に入って来ている事で、思い出しますよね。
移動中でも、「あ、mingleで旬の果物を使ったケーキ、あったなぁ」なんてね。

ご案内の通りかと存じますが、
我が家のYOKOさん、辛いものは大好物なのですが、
甘いものは、そんなに食べたい訳ではありません。
スイーツ女子ではなく、ヒーハー系女子であります。
その分…って言うと、何だか不思議な心持ちになりますが、
僕自身が、甘いものはとても好んでおります。

落語「八五郎出世」の冒頭で、赤井御門守様が、
「我、あの女を好むぞ」って鶴の一声を決めるくらい。

…訳が分からない内容を差し込んでしまったかも知れない。
まぁ、良き良き。



「YOKOさん、今日は何が食べたい?何にする?」

「僕は、これとこれが良いんだ」

…この段階で、YOKOさんに選択肢はありません。
「はい」か「YES」かで答えて頂きたく。
察して下さるのか、その提示した2品のうちのひとつを選び、
飲み物を決めて、注文です。

本当に有り難いです。

ひとりで2スイーツを注文することは、
基本的にはいとわないのだけれど、
2スイーツを食べたカロリーを、順当に消化できるのか…
…と考えると、かなり不安が残ります。
「mingle」のケーキはゴテゴテしいタイプではなく、
上品にまとまっているので、
下手なカロリー値を記録しないと思ってはいるのですが…
…いやしかし、甘いものを普段控えている身としては、いかがなものかと。
こうしてYOKOさんが付き合ってくれると、
本当に嬉しい。助かります。



僕はアールグレイの温かい紅茶で。
YOKOさんは、アイスカフェオレにて。





「プラムのタルト」

プラムそのものが凄く美味しく、瑞々しいもので、
YOKOさんには「酸っぱい!」とのことですが、
僕は全然酸味を感じない…程良いところで、
クリームの甘味、柔らかさと、とても良いバランスを感じました。
ふわっとしたクリームはいつも通りに上品。
受け止めるタルト生地は、香ばしく甘さが立つもの。
旬を楽しみつつ、バランスの良いケーキで、とても美味しかった。



「パイナップルジャムを挟んだヴィクトリアケーキ」

「mingle」の「スゴイトコロ」、好むところって、
こうしたレトロ観の延長線上に佇むケーキも登場するところ…
子供さんの夢にある様な「おかしやさんー」…と言うケーキだけでなく、
飴がけ果物たっぷりで、オイリーで、単調な…
既製服の様な…そうしたケーキではなくて、
シンプルで美味しい、落ち着く味わいのケーキを提供されるところです。
品の良いものが多く、このヴィクトリアケーキも、
その傾向、嗜好で作れば良いのだけれど、
インパクトを求めてしまったりすると、クリームだけに重点が置かれる様な、
そんな味わいになってしまうのかも知れません。

バタークリームと思しきものが使われていて、
スポンジ生地部は、しっとりタイプではありません。
もちろんパサパサでもありません。
程好く、ハラハラと零れ落ちるもので、
飲み物との浸透、融合までの速度が速く、
アールグレイのフレーバーと、優しい甘味がベストマッチ。

パイナップルの香のジャム、甘味も全体の中では濃いのだけれど、
クリームや生地たちの厚味の中で、
少量でも存在感を発揮して、とても美味しい。
香の良さは飲み物で、より輝いて感じられて美味。
そして、どこかパイナップル果実よりも、
お菓子のパイナップル感、香がある事が好ましいです。
ドロップのパイナップルのそれの様な。
素朴なケーキの類だからこそ、よりイメージと合致して良い。

クリームもバタークリーム然としていて、
生ホイップ系より、しっかりした触感があって、
その分、口どけ後、非常に長く伸びる…味わいが広がると思いました。
余韻が美味しい…と言うか。

こうして、時たま訪れても、ちゃんと美味しい思いを出来るから、
嬉しくなっちゃいますね。
先達て、YOKOさんはランチも召し上がったそうです。
自分もいつか、ランチもお目当てに出掛けて行きたいですね。

…と、言うところで、そろそろ頃合でございまして。
本日は、ちょうどお時間となっております。
また明日、お会い致しましょう。

それでは、それまで。

ありがとうございました。


< 2025年05月 >
S M T W T F S
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
QRコード
QRCODE
※カテゴリー別のRSSです
インフォメーション
長野県・信州ブログコミュニティサイトナガブロ
ログイン

ホームページ制作 長野市 松本市-Web8

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 3人
プロフィール
SakeSoja
SakeSoja
「酒 宗夜」で「サケ ソウヤ」と読みます。
ココログにお酒関連で更新、
ナガブロ「小盛り」に麺,肴,珈琲を毎日更新。
日本酒ラベルを模した字もほぼ毎日で。
日本酒、クラフトビール、ウイスキー、
信州信濃の温泉、
落語などなど趣味のお話。
気楽なところで、
一生懸命、行きます。