この閃きに、痺れたり憧れたり――――ッ!



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

10月6日、松本市緑町界隈、厨十兵衛にて。




大将おひとりのお店ですし、メニュウと言うものは、
誰かが決めて…
本部が決めたり、オーナーが決めたり、
そう言うものではありませんから、
本当、大将の一存でありますから、たまたまその晩、
メニュウは、より酒肴として、ちょいちょいっと食べやすいものが、
揃っていた様にも感じられます。

だので、YOKOさんとふたりで選んでお願いしたところ、
3種類が、こうして盛り合わせになって出て来て、
これは、とても予想外の出来事だったので、
とても栄える一皿の美しさ、美味しさに、
「ズキュゥゥゥゥゥン」となった…と言う噺になってります。
いつも通りに小鉢であっても、何も疑問も抱かなかったでしょうけれど、
こうして盛り付けに、手を加えて下さって、
より良き風景にして下さるのは、とても有難い心意気を感じます。





「本鮪頭肉の漬け」



「いかの酒盗和え」



「つめ下肉のカニみそがけ」

この3種、イカとカニに関しては従来からあるメニュウですね。
大好物です。飲みとあらば外してはならないくらい、
名酒肴であります。メニュウを眺めた段階で迷わず選んでいたくらい。

本鮪頭肉は、この時に初めて拝見したメニュウ。
以前、お酒の会でお会いしたお魚屋さんから仕入れているのかしら。
旅番組だったり、築地から豊洲に移った類の特集でも、
時折、マグロヘッドは出て来ますよね。
マグロはとても大きな魚なので、
ほほ肉の焼いたもの…なんかも個人的には大好物。

漬けにしてある…と言っても、
濃く、しょうゆの味を染み込ませたタイプではなく、
あくまで主役のマグロ頭肉を引き立たせるため、
また脂を程好く馴染ませるために、
酒で洗う様に、醤油を用いて味をほんのりと付与した…
…そんな印象でした。
実際の塩分濃度とか味の強さとかは分かりません。
ごく感覚的な話で。
脂はとろける様にあるのだけれど、
しつこさもなく、実に良いバランスの取れた味わいでした。
でも、この量で十分に満足できるくらい強い。
味の強い珍味的に、ちょっとずつ食べることはないのだけれど、
旨さをしみじみ酒と共に浸る。幸せ。

旨い肴は良い時間を作ります。
そうそう、この日にkonさんとあすみさんが同じカウンターにお見えになっていて、
クエルドノメルのお話を聞いたんです。

思い出が宝石の様に輝く様な時間を過ごす…

…と、本日はちょうどここでお時間となっておりまして。

また明日のお目見えと言う事になります。

それでは、それまで。

ありがとうございました。

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SakeSoja
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「酒 宗夜」で「サケ ソウヤ」と読みます。
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