信州中野・岩清水“KOUNOTORI・太陽と峰”2017新酒
2017/05/25
5月21日・井賀屋酒造場併設アンテナショップにて購入。
信州中野・岩清水・純米生“KOUNOTORI・SUN & PEAK~太陽と峰”、
今年の岩清水の新酒は、
「太陽と峰(赤ラベル)」、「月と河(青ラベル)」の2種類。
三幸軒さんのブログで知り、直ぐに信州中野に出掛けて行きたいところ、
( http://sankouken.blog.fc2.com/blog-date-201704.html )
なかなかどうして、
連休にもなり、都合が付かずに今日まで。
ようやく手に入れられる機会が訪れました。
Twitterにまとめたコメントは以下。
すごくふくよか、ボリューム感たっぷり。
広がる味わいの太さに透明感が裏打ちされ、
またABV 12%と、中盤まで気付かずに飲んでいました。
味わうパーツは多いのに身体に入って来る感覚は優しい。
麹の香を発展させて華々しくした印象。
…とのこと。
完熟感ある旨味、しっかり味が出ている感。
そして、2ツイート目、
…例えとして、あんまり使いたくないけれど、
1風の森と2新政と3花陽浴を足したイメージ。
蔵元さんの一滴入魂の雫を、
どこか別の個性と似ているって言うなんて…と思いながら、
1低めのABVでも抜群に美味しく、
2甘味と発泡感の旨さが光り、
3香の華やかさが立つ…と思うところで…。
…とのこと。
他の個性で似ていると表現するのは、
何と言うか、書いていても面白くないのですが、
長野酒メッセ・大阪、東京の各所、感想をSNSで調べてみても、
MARSとEARTHの2本の岩清水の新酒は、
とても好評だったようで、大躍進を感じているところ、
その要因は、今をときめく話題蔵、
特長となる味わいの要素を、「足して3で割る」と言う事では無く、
「全て含んだような完成度」と言う例えで使いたい…と思いました。
「有名蔵みたいだ」と言う感想ではなく、
「本来は異なる旨さの個性が、集約されている様だ」と言う例えです。
信州中野、食酒楽会や三幸軒さんの月替わりランチを食べに行く、
高山村の子安温泉に通う…など、
北信に行く機会に恵まれていて、また機会を作る魅力があるので、
わりあい近くで、
井賀屋酒造場さんの造りの現場に触れていますが、
革新的な進歩を、今年になって実施したのではなく、
着実に1歩1歩、設備を揃え、理論を蓄え、実践しておられます。
RPGのゲームの様に、
繰り返し、またその中で少しずつ装備(設備)を増強して、
より良いレベルへ登ろうとしています。
そのまだ途中、されど世に羽ばたく…
そんな年に今年はなっているのかも知れません。
(まだ途中にしては、バッチリ美味しいのですが。
ただ、まだまだ旨さの先がある気がして、期待してしまって)
蔵内を冷蔵庫に入れる事によって、
冬季でしか醸せないとされる日本酒、
昨今は四季醸造と言って通年でも醸すことが出来る蔵が増えて来ています。
7月になれば新しい酒造年度になりますが、
まだまだ井賀屋酒造場、作業を続けて行くそうなので、
この1本を飲み、更にまた次の1本へと楽しみが増えた…と言うもの。
もう1本、「月と河」も購入して来ていますので、
後日、更新致します。