信州大町・北安大国・純米生原酒“地酒屋こだま別誂・米旨熟成”26BY
2017/03/22
東京は大塚の「地酒屋こだま」さんよりお取り寄せ。
大町の北安醸造「北安大国」蔵の別誂品。
純米生原酒の26酒造年度よりの熟成品。
たけさんのホームページには、
実際にたけさんの言葉でコメントがあって、
飲み方の参考になります。
広い温度帯で楽しむ事が出来ると言うことで、
色々と試してみよう!…とやってみましたが、
うん、どの温度帯でも良い部分を見出す事が出来て、
実に美味しく飲み明かした1本でした。
以下、温度変化時のメモを記録。
【 18 ℃ 】
少し氷砂糖に、甘味、奥に酸味。
いや、酸味は少ないかも。熟成酒っぽい。
綺麗で、
でも、生酒だからか勢いがまだしっかりしていて、
YOKOさん好みの温度帯。
(温度を上げたものより、この18℃くらいが適する…とのこと)
【 20 ℃ 】
18℃よりの印象。温かさ、温かさによる変化はあまり感じない。
涼やかさ、その温度帯の印象が残る。
【 23 ℃ 】
わずかにアルコール感。
ほぐれ始めそうな雰囲気もあるのだけれど。
【 25 ℃ 】
おお、ちょっとほぐれた。
バランスが良い印象。
YOKOさんは「甘味が出て来た」と誉める。
上の温度帯の様な、
“ふくよかさ”がキーワードになる雰囲気ではないけれど、
これはこれでシルキーなイメージ。
【 28 ℃ 】
甘味はより強くなるが、
匂いは、日本酒を燗酒にした際に出やすい香に変わる。
北安大国として、好みの甘味を超えて、
その匂いが前面に来ていることが、
YOKOさんの心をキャッチできず。
【 32 ℃ 】
デラウェア!…と瞬間ひらめく香味。
葡萄のデラウェアの様な酸味の香る世界。
甘味が深くあり、しかし酸味が優勢ではあるか。
【 35 ℃ 】
葡萄様の酸味が感じられなくなり、
甘味がまとまり始めていて、ふっくらし始めていて…。
とても柔らかくスイート。美味しい。
【 40 ℃ 】
ねっとりとした歯触りを感じる。
再び甘味が遠退いて、酸味が出て来た感覚。
けれど、屋台骨の甘味がしっかりと支えてくれている。
【 45 ℃ 】
とても滑らかでスマート、滑りが良い印象。
酸味も強く感じるが、瑞々しさも出て来ていて、良いバランスにまとまる。
【 50 ℃ 】
香に少し癖が出て来た様に感じる。
酸味の強さは変わらず。けれど、少しアルコール辛い感覚も。
YOKOさんは室温、常温帯が気に入ったそうで、
僕は、35℃、45℃あたりが気に入りました。
これだけ色んな表情を見せてくれるお酒ですから、
お好みで、温度帯はいろいろ選ぶことが出来る…
…肴も加わったら、何百通りもの楽しみ方、
出会いとご縁があるんじゃねぇかなーって思います。
美味しいお酒、日本酒でありました。
楽しむことが出来る、
興味を満たすことが出来る…
そう言う意味でも「良いお酒」と感じるものでした。
まぁ、こんな小難しく飲まずに、
まず飲んでみると「あ、いいかも!」と思い、
食卓の中で合わせて行くと美味しいし、
食後に心地好く、「美味しかった!」と感じるくらいが、
いちばん良い飲み方じゃねぇかなぁ…って思います。