麦一粒で、塩煮干しらぁ麺とご飯類。
2019/01/27
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ギッチギチ煮干も良いけど、効果的煮干も良い。
気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
1月5日、信州松川村界隈、らぁ麺麦一粒にて。
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先達ての醤油らぁ麺が僕の担当ならば、
こちらはYOKOさんの担当。
特に「これを頼んでくれたら嬉しいなー」などの誘導はせず、
純然とYOKOさんが「食べたい!」と思ったものが、
塩煮干しだったみたいです。
いや、むしろ醤油煮干しで、煮干しのアリナシを比べたいと、
少しだけ誘引を試みたのですが、「これが良い」と。
スープをひとくち試したYOKOさんが、
「ん!美味しい!!」と発し、その直ぐの反応は、
まだ写真を撮っていた段階、
口をつけていない段階の自分には、
「えっ、そんなに?やっぱり?美味しいんだ!?」と言う、
初めて訪れたお店への期待感、食べる楽しみを、
より広げてくれました。
塩の味、潮の味…と言うよりも、
印象として「醤油ではない味」で、
「旨味の味」…そんな印象を抱きます。
塩って、それだけ味の基本なんだなぁー…って思うんです。
直接的な塩味、潮スープではなく、
非常に香高く届く煮干し香と共に、
厚ぼったく広がるスープの旨味が、たまらなく美味しい。
なるほど、直ぐに「ん!美味しい!」と出る訳だ。
濃密にエキス分は詰まっている…
これは醤油らぁ麺との共通項だけれど、
煮干し風味が、華やかに広がる速さを持ちながら、
しっかりと味わいの深さ、多層化にも寄与していて、
スープの味わい、塩の旨味としてもウマイし、
煮干しスープ好きとしても満足できちゃう、
相変わらず、相反しそうな濃い淡いを、
ひっくるめて取り込んだ美味しさで、「なるほど」と納得の味。
“煮干し嫌いな方はご遠慮ください”と言うお店があるくらい、
煮干し濃度は近年、上がり続けているけれど、
それも好きだし、こうした利かせ方も、やっぱり美味しいものだ…
ラーメンの世界に、答えはいっぱいあるんだなー…と、
そう思わせもする1杯でした。
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当日は、ご飯類は2種類のご用意でして。
これも季節を取り込んでいらっしゃっていて、
とても興味があったんですよね。是非、食べてみたいなー…と。
セリと鶏ごぼうの炊き込みご飯
信州産豚チャーシューの佃煮ご飯
セリは春の七草にも数えられる和製ハーブ。
この香がアクセントで、鶏ごぼうと言う黄金の組み合わせに、
芳しさを加えてくれて…それを、
キチッと感じられる造りで美味しいですね。
チャーシューの佃煮なるものを初めて頂きましたが、
イメージはすき焼きの煮詰めたもの…と言ったところ、
ご飯にメチャクチャ合いますし、
これだけ一膳飯屋みたいな…牛丼屋さんみたいな…
そうした提供であっても店が立つな!…ってくらい、
好きな味。もう醤油文化、甘味文化の粋と感じる良さ。
これは良きです。次回もあれば、何がなんでも頼みたい。
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僕らは麺曜日を金曜日の夜に設定しているから、
本当、なかなか訪れられないけれど、
でも、でも…心にいつも可能性は持っておきたい。
美味しいから、また食べに来たい。
心から、そう感じさせる、なるほど噂の新店であり、名店となろう…
…そう思う「麦一粒」体験記、ここでお開きとなります。
また次回があることを自分達も考えながら動きたい…
…と言ったところ、
それまで、それでは。
ありがとうございました。
この記事へのコメント
酒 宗夜様
突然失礼いたします。
ナガブロを運営する、株式会社ウェブエイトの五味と申します。
現在、テンホウとナガブロのコラボで商品開発を行っており、今週の木曜日と日曜日に試食会を行うのですが、グルメブロガーさんの率直な意見をお聞かせいただきたいと思い、ご連絡させていただきました。
詳細を下記に記載いたしますので、もしご参加いただけるようであればご連絡いただけますと幸いです。
<試食会(第一回目)>
・日時:1月31日(木) 11:00〜13:00頃
・場所:テンホウ本社工場
〒392-0015 長野県諏訪市中洲5314-1
・内容:工場見学、完成品試食
・料金:無料
・先着20名限定
<試食会(第二回目)>
・日時:2月3日(日) 14:00〜 1時間程度
・場所:テンホウ 渚店
〒390-0841 長野県松本市渚2丁目268−6
・料金:試食分については無料です
・先着10名限定
酒 宗夜さまのご連絡をお待ちしております。
連絡先:eriko@web8.co.jp
facebookページ:https://www.facebook.com/tenhonaganoblog/
ブログ:http://tenhonaganoblog.naganoblog.jp/
Posted by 株式会社ウェブエイト
at 2019年01月28日 16:57