麺肴ひづきで、五種煮干しの牛そば~茸オイル仕立て~を。
2018/11/04
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「選んで良かった、食べておいて良かった」
…と思う稀有な1杯だった。
気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
10月26日、上土と裏町の間界隈、麺肴ひづきにて。
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えー…
長野komachi企画の限定メニュウ、
多く提供期間が11月末あたりまで…ですから、
残り1ヶ月なくなりまして。
掲載されたkomachiの表紙絵でもありますし、
限定発売当初に、皆さんが食べておいでになったので、
「牛脂油そば」を食べたフレーバーの経験とも結着し、
幸か不幸か、だいたい味の想像も出来てしまって、
「機会があったら食べたいな」
…と言うフォルダに格納してしまっていました。
だので、結果として「麺肴ひづき」に食べに行っているのだけれど、
「そろそろ、ひづきで食べたいなー」と言う心持ちと重なった結果であって、
そうなったから良かった様なものの、
食べてみて感じた味わいは、流石「麺肴ひづき」と思うことが出来る、
想像なんて紙屑以下のペラッペラだったんだなぁ…と言うくらいで…
「あー、今日来て良かった!!」
…と思い、
駐車場までの道沿いを大満足の笑顔で歩いていた事も、
鮮明に覚えています。
麺は、とても食べやすいものでした。
平打ちの麺。
スープ、茸オイルと、とても相性の良いもので、
強く小麦の主張をする訳ではありませんが、
程好い食感も手伝って、快いもの。
スルスルと食べ尽くし、食べ尽くすまでの速度は、
美味しさによって勢いがついて、かなりのものでした。
スープの香は、牛の匂い。
先達て限定で登場した「牛脂油そば」と同様の、
特有の香に満ちています。
ただ、ここに加わっていたキノコオイルが非常に優秀で、
牛の香は、牛らしい癖に満ち溢れていて、
野趣があります。鴨肉、ジビエなどにもどこか通じるくらい。
この部分を、とても上品に旨味を膨らませてくれる効果。
更には、キノコたちのフレーバーが加わり、
多段多階層の味わいを与えてくれました。これは素晴らしい。
「ラーメン」と言うものは、
和食でもあり、中華料理でもありますが、
このひづきの牛スープの構成は、
どこか西洋料理的であって、ごく芳醇。
細かく刻まれた緑色は、ニラでした。
ネギでなく、ニラと言う驚き。
鼻を近づけてみると、確かにニラの匂いが届くのですが、
スープと交わってみると、ニラらしさは背景に。
スープの旨味を、よりボリューミーに感じさせてくれる、
(それは、スッキリさを持ち合わせて、アップダウンの色合いを深めるから)
名薬味だと感じられる使い方でした。
このラーメン、牛モモチャーシューがきっと目玉で、
だからこそkomachi表紙を飾ったと思ってしまい、
ビジュアル先行型のラーメンだと思っていたのですが、
いやいや、本当にそんなことはない。
興味と言う刺激を、これほどに与えてくれる1杯は、
なかなかお目に掛かれないものだと思います。
そうした意味で語り草になろうもの。
是非、食べるべき!…と誰彼構わずに言いたくなり、
こうして書いております。言っております。
もちろん、牛モモの低温調理チャーシューも美味しいです。
このラーメンに乗せるならば、これ一択だと思います。
でも、僕はスープの美味しさがたまらなくなってしまって、
こんな文章になっておりますが、
まぁまぁ、とにかく美味しかった事だけは、どうしてもお伝えしたい。
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自分自身、特に思うことは、
「美味しい」も大切なのですけれど、
「美味しい体験をする、嬉しい体験をする」と言う事も、
様々なお店に出掛ける中で、とても重要なのだろう…と考えています。
“嬉しい”と言っても、
おまけが付くとか、サービスが良いとか…
けして、けして、そう言うものではなくて、
やっぱり「ここに来て良かった!」と、
メニュウに対して思う、人に対して思う、雰囲気に対して思う…
その体験を求めているのです。
このメニュウは、とても面白かった。
ちゃんと限定期間内に訪れることが出来て良かった!
大盛り不可なので、替え玉をお願いします。
細麺で。
これを牛スープに半分、
そして当日だけの限定だった味噌担々麺に半分使うのですが、
それはまた別の機会に。
では、本日はここまで。
お付き合い頂きまして、ありがとうございました。
次の機会に、またお会い致しましょう。
それでは、それまで。
ありがとうございました。