危険な、“世界最強”その先のセカイへ…厨十兵衛で、葱玉チャーハン。





危険な、“世界最強”その先のセカイへ…厨十兵衛で、葱玉チャーハン。


気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

5月5日、松本市緑町界隈、厨十兵衛にて。




美味しく日本酒を頂いて来て、とても良い…酔い心地で。
ふっと思いついてしまったし、
聞いてみよう、お願いしてみよう!…なんてきっかけで。

「ご飯って、ありますか?」

「ある」とのことなので…

「じゃあ、じゃあ、スパイシー葱玉チャーハンって出来ますか?」

…と聞く。
厨十兵衛の大将は、思い当たるところがあったみたいで、

「ヒーハー系で、結構辛いけど良い?」

…と言う。
僕は「あんまり辛いと…」と思うけれど、
辛いものが大好きなYOKOさんは、むしろ目を輝かせていて、
「お願いします!」と言うことに。

危険な、“世界最強”その先のセカイへ…厨十兵衛で、葱玉チャーハン。

見た目も匂いも、至って普通の…いつもの。
僕が勝手に“世界最強”と信じて止まない…
YOKOさんも絶対王者のチャーハンだと思ってくれていると思うし、
僕らが大好きなチャーハンを、〆にして。

これが本当に辛くて。

いつも通りに、世界最強の美味しさで、たまらないのだけれど、
とにかく辛い。後に残る様な辛さではなくて、
ビリッとヒリッと瞬間的に辛く、その辛さがわりとしっかり続く。
でも、花椒みたいなビリビリじゃなくて、
「ヒリッ、ジーン」と言うような。
最初は胡椒だと思った。胡椒の様なドライな雰囲気。
ある種、唐辛子はハバネロもそうだけれど、
不思議と辛さと共に甘さも伴う様な気がしています。
一味唐辛子だと、胡麻に似た香ばしさがあるから…。

いつも通りにパラパラで、
葱玉チャーハンが元来持っている甘味と言うか…美味しい構成要素と言うか、
お米、卵、葱から引き出される甘味は、
ちゃんと感じているし、風味も全くいつも通りだと思う。
でも、ただただ辛い。辛くなっていて不思議な感じ。
辛味の風味が見当たらない。
唐辛子を炒めたオイルだったら、それこそ香ばしい匂いがあるはずだし。

いつも通り美味しい。美味しいけれど辛い。
辛さが勢いをつけさせて、バクバクとレンゲが止まらない。
気付くと汗だくになっていて…
食べ干すと、お茶漬けのテレビCMみたいに、
「ふはっ」と息を吐くくらい、夢中に食べていました。
僕には辛過ぎるくらいの辛さだけれど、でも、何故か惹かれる。

危険な、“世界最強”その先のセカイへ…厨十兵衛で、葱玉チャーハン。

「何を使ったら、こんなに辛くなるんです?」と聞くと、
この「危険な一味」をお使いになったんだそうです。

え?

何故、こんな写真があるかって?
直ぐにお取り寄せをしたからです。我が家にやって来て、ひと振り。
ほんの少し、ゴマシオパラパラの量であっても、驚くほど辛い。
そして、料理の味を変えずに辛さだけ付加する。
YOKOさんが言います。

「井出さんはすごいね。
 こんなに辛いのに、ちょうど良い塩梅のチャーハンを作ることが出来ちゃうんだね」

…と。

確かに。

「食べられない」じゃあ、困ってしまうところ…
でも、辛くないと、それもまた困ってしまうところ…
僕が酔いに任せて我侭を言ったのに、叶えてくれて。
ものすごく嬉しく思いました。
その時は辛さが勝って、あまり物事を考えられなくなっていたけれど、
後から…
口の中は、まだ辛くても、ジンと心に沁みた。




今年は結婚記念日を祝うことが出来ていませんでした。
納得尽くではあったけれど。
いつも「洋食厨房Spice」で記念日を祝っていました。
そして、無くなって1年、
「洋食厨房以外では、祝いたくないかも」と言う心境で。
そして、YOKOさんが愛用していた、
洋食厨房SpiceのSpice、辛味を付与する特製ブレンドスパイスも、
冬の間に終わってしまって、
「辛いの、ないねー」…なんて寂しそうにYOKOさんが呟く昨今。

「求めよ、さらば与えられん」

…なんて聖書の一節がありますけれど、
辛味を求めるYOKOさんの信念が岩をも通した…と言うことではないかと。

だったら、
「よよぎ」の大将だったり、
「洋食厨房Spice」のおふたりだったり、
願っていたら、また必ずや会えるんだろうなぁ…とも思う訳です。
今は無い、思い出のお店。

「今年は何も出来ないなぁ」と言う所で、
起死回生、YOKOさんを心から喜ばせてあげることが出来たので、
とても良かったなぁ…と思った次第。

最近飲んだ日本酒で、愛知県の「二兎」の裏ラベルには、
「二兎追うものしか二兎を得ず」と書いてあって、
「なるほどなぁ」と思ったものです。
確かに、一兎も得られないこともあるでしょうけれど、
二兎を得ようとしなければ、二兎には辿り付かないとは道理で。

どんなことでも、頑張って行く…行こうじゃねぇか…って、
そんな元気を「危険な一味」、辛味から、
厨十兵衛の「葱玉チャーハン」からもらった…なんてところで、
今日はちょうどお時間となっております。

それでは。





厨十兵衛、日本酒居酒屋ですので、
あくまで日本酒を楽しんだ末の〆としてのチャーハンでして。
チャーハンだけ、また飲み物は水だけ…なんて言う利用は出来ませんのであしからず、です。
また、ご飯がある時が基本ですので、そちらもよろしくお願い致します。
何卒。

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