厨十兵衛で、〆の世界最強葱玉チャーハン。
2018/02/11
・
・
12月30日、松本市緑町界隈、厨十兵衛にて。
・
・
2017年の外呑み、お浮かれの大トリを勤めますのは、
大看板です。厨十兵衛のチャーハン。
夜は、おまんまっ粒を食べない生活をして…
あ、液状化した禅宗で言うところの般若湯は盛んに頂くんですが、
夜に米の飯を食べない生活をして、早幾年。
だからこそ、
この厨十兵衛のチャーハンは、一層のご馳走感があります。
チャーハンの代名詞的な擬音は「パラパラ」ですよね。
ユーロビート。
…パラパラ感はもちろんのこと、
特筆すべきは、米のもちもち感だとも思っています。
噛みしだいた際に、ほぐれ良く、しかしお米の一粒一粒が、
しっかりとした弾力で押し返して来てくれて、
言われるままに、求められたままに、
噛んで、噛み砕いて、その味を存分に堪能するのです。
世界最強に、ホント旨い!
毎度毎度、何度、何百、何千回と食べたって、
いつも必ず美味しい。美味し過ぎる金字塔を築いておりまして。
当日は、ゆ~さんもお隣で飲んでらして、
〆には「オムライス」をご注文されておりました。
その幸せのお裾分けが、こちら。
トマトケチャップの酸っぱさは、どこかオールドスタイル、
クラシカルなオムライス感を漂わせますが、
鉄鍋に寄る炒めではないので、
油の風味に違いがあって、
洋食のそれより、卵の濃さは変わらないくらいなのですが、
炒める火力、パラッとさせる風合の差が、
ペロリ、軽快に食べられる…そう、お食事メニュウと言うより、
やっぱり酒場の〆ご飯であります。
・
終電車に、いつもの様に駆けて行く僕ら。
いよいよ、大晦日だー!…と、ニコニコと大満足顔で、
四柱神社の境内を走り抜けて行くのでした。
良い、締めくくりでした。
あ、メニュウ名は、ほぼ自分が勝手にそう呼んでいるだけでして。
基本は「チャーハン」だと思います。昔は「葱玉チャーハン」と書いてある頃もあり。
でも、世界最強だと思っています。ホントに。