廣東で、ねぎ煮込みそば。
2017/12/18
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気楽なところで、一生懸命…と言うことですが。
12月10日、松本市・緑町界隈、「廣東」にて。
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カレーうどんに、そう言った法則がある…とは聞いた事があるけれど。
お店に着くか否か、いや、「廣東」に行くと決めた頃から、
「今日はご飯だ」と思っていました。米の粒、おまんまを食す。
ただ、入れ替わりになったオジサマが、
それはもうこぼれんばかりの笑みを浮かべ、
「いやー、あたたまりました。美味しかった!」と仰っている。
嬉しそうなんです。とても、それは惹かれる声でした。
「YOKOさん、どうするの?
今日は麻婆豆腐の日?スーラーの日?」
…と聞くと、
「んー、私、これにしようかな!」
メニュウのこちらを指差す。
先程のオジサマがお召し上がりになられていたメニュウ。
「…珍しいね。いいの?いつもの辛いメニュウでなくて」
「いいの!これが良い!さっきの人も、すごく美味しかったって言ってたし!」
…む。意思は固い感じ。
こう、同じものを食べても良いけど、
違う物の方が1回で2色に出会えて良いじゃないか…とも思うので…。
だ、けれども…。
「 ねぎ煮込みそばを……ふたつ、あとライスをひとつ 」
ご飯気分だったから、麻婆丼かカレーか…そう考えてはいたけれど、
もう、あの方の笑顔と声の弾みようが忘れられない。
YOKOさんも同様に…だったみたいで。
もうもうと垂れ込める湯気。アツアツで提供されます。
「12月のオススメ」…いわゆる月替わりの限定メニュウ。
松本一本ネギの美味しい時期に、松本一本ネギを取り扱ったものを。
イメージでは、「塩味、あっさり」だと思っていましたが、
松本一本ネギの旨味がしっかりとスープに溶け出していて、
唐辛子系の辛さも乗せてあり、あっさりさはあるけれど、
それ以上に旨味、またネギの甘味がたっぷりと感じられて、
非常に美味しいと思いました。
味も塩味か…と問われると、端的に塩と呼ぶには、
言葉がもの足りません。「塩味」と呼んで終わらせるには勿体無い。
野菜の味わいが良く出ていて、
中華なべで炒められたネギの香ばしさも生きていて、
「野菜の旨味あふれる塩味」と言うカタチ。
野菜の力に五臓六腑が温められながら、唐辛子は芯の方にも入り込んで、
「すっかり上着なんか着なくても外に出掛けられるぞ!」
…と言えるくらいの心持ちになりました。
YOKOさんも、とても美味しく食べたみたいで。
この日は、その後、松本市民芸術館で落語を見に出掛けますが、
それまでの道のり、快く、寒さに負けずに向かうことが出来ました。