もちづき荘の食堂で、ラーメンなど。
2017/10/22
気楽なところで、一生懸命…と言うことですが。
10月15日、佐久市春日・春日温泉もちづき荘の食堂にて。
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こう…思うに。
佐久の温泉はあまり入ったことがなく、
つい最近、「平尾温泉・みはらしの湯」が新規開業もし、
春日温泉も良い噂を伺いますから、出掛けてみたいと思い、
どちらも行ってみようと計画を立てました。
ただ、その当日、佐久市長さんのTwitterを拝見すると、
佐久市にてハーフマラソン大会を開催しているんだそうで、
これはどう考えても、市街地を通り抜け、
市街地にほど近い平尾温泉に行くは得策ではない…と思いました。
混む。
もしくは、通行規制で渋滞にハマる。
だったら、
新和田峠を抜ける道中にある、
こちらも何だかんだで未踏であった毒沢鉱泉経由、
春日温泉だけを目指して出掛けて行こうじゃないか…と方針転換。
佐久に向かう訳ですが、
お昼ご飯に困ってしまって。
「YOKOさん、どう?あそこで食べようか」
「え!?えー、ええ!?」
場所を確認する間に、通り過ぎるなど数軒。
コンビニも、もうない様な状況になり、
目的地とした、もちづき荘に電話をすると、
「食堂、13時まででして…」
それがだいたい12時45分くらい。あとちょっとの位置。
12時50分過ぎに到着して、
フロントの方…声からして先程の電話の方に、
「あの…食堂はギリギリですか…ね…?」と、恐る恐る伺うと、
「承知しました。食堂に声を掛けておくので、ご安心ください」とのこと。
生きた対応をして頂いて、すごく嬉しかったです。
そんな訳で、広い食堂は綺麗に整頓されていました。
昼の部終了間際に通して頂いたので、そりゃあそうなのです。
ありがたい。
ここまで慌てて辿り着いたので、
あまり周囲を確認して来ませんでしたが、
落ち着いて見てみると、なかなかに時代の付いた、
落ち着いた山荘風の風情であると気付きます。
朝食もこちらなのかしら。
それは、どちらかと言うと…
もちづき荘は「国民宿舎」と言う名が付いておりますが、
どちらかと言うと山荘スタイルに感じます。
なるほど、温泉に行く途中、また出た後に館内散策してみると、
ロビーや温泉から程近い場所に宿泊するお部屋があって、
共同の水場、トイレもあって。
「ラーメン」
…こだわり抜いた、専門店の…と言う事はありませんが、
十二分に美味しいです。文句なしの懐かし系。
甘い味わいが立っているのは地域性や、
訪れる皆さんの好みに合わせた…なんて感じでしょうか。
甘い分、白胡椒がよく合いました。
YOKOさんは「山菜うどん」、
お値段も違うには違うけれど、
駅そばより、もうちょっとグレードが高い印象で、
こちらも甘味基調の味で、これはこれで良いと思います。
落ち着く味わい。
僕はラーメンだけじゃ必ずや足りないと思ったので、
「ソースカツ丼」もお願いしました。
甘酸っぱいソースが食欲をそそります。
「使用しているお米は、八重原産の新米です」との掲示あり。
こうした地元の美味を食堂で頂けることは、有り難いですね。
壁に掲げられているメニュウ、
夜などに食べられるのか、様々ありました。
温泉も良かったし、トイレ無しの部屋だと更に安いと思われ、
有りの部屋であっても、10000円以下ですし、
気楽にお泊りなんて良さそうです。
この食堂の方にもお話を聞くと、とても気さくに色々と教えて下さって。
杓子定規に収まる様な対応ではなく、
人として、温かみある対応をして頂いて、気分が良かったです。
三ツ星の…とか一流の…とか、
そう言う箔が付いたサービスではなくて、
人が人をもてなす、常識的な温かみを感じる事が出来ました。
温泉の感想は、当日のTwitterから。
(142)春日温泉・国民宿舎もちづき荘に来ています。
日帰りなので滝風呂側。
全体にレトロな設え、地域。
薄く緑とも青とも感じる加温源泉が結構な勢いでの掛け流し。
手でギュッと揉むとギュギュっと返す質感は、どこか白馬八方の様な印象も。
ph9.6だからでしょうか。ツルスベしっとり系。
もちづき荘、宿泊すると2階の大浴場が使えるのだとか。
滝風呂は、広い浴槽が42℃くらい、
ジャグジーと打たせ湯側が41℃くらいでしょうか。
お湯の流れがしっかりしていて、綺麗さが印象的です。
…とのこと。
女性側は、加減があるのか、男性側とは逆で、
広い浴槽が適温、
ジャグジーのある小さな浴槽が熱めだったそうです。
文中の滝風呂に対して、2階にある岩風呂が宿泊者専用である様子。
実はそれはそれで、
至近の「かすがの森」や「ゆざわ荘」も、
きっと源泉は同じだと思うのですが、設備は異なる訳で、
他の温泉と兼ね合わせて立ち寄ってみたいですね。