しず本で、天ぷらラーメン
2017/08/30
気楽なところで、一生懸命…と言うことですが。
7月8日、松本市庄内・しず本にて。
・
すごくすごく久し振りで、
「営業してくれているかな?」と思っちゃうくらい久し振りで。
ラーメン好きさんのブログにも、あんまり登場しないですよね。
たぶん、日常の中に融け込んでいる食堂だからこそ、だと思うんです。
自分もこうして書いていて、目新しいものを書きたいって思いますし、
ナガブロで書き始めて分かって来たけれど、
ヒット数、閲覧数の多い記事って、やっぱり、そう言うものだと思いますし。
圓菊師匠の音源の中に、一分線香即席噺…右を向いて、左を向く頃には、
噺がストンと落ちてしまうと言う、短い小噺で、
サゲが分かったお客さんが先にサゲを言ってしまって、
「言わないでね。でも、あえて挑戦しますが…」
それは愛嬌たっぷりに、既知でもサゲを通して、大きな笑いを取ると言う…
そんな心境で、この記事を書いています。
やっぱり、良いものは良いなぁ…って思うんです。ホントに。
色んな偶然が重なってのお昼ご飯でした。
時間がない。早く移動しなくちゃいけない。適当にコンビニだ。
もう、このルートに来てしまっては目ぼしい飲食店がない。
一方通行路でもある場所ですし、「ぬああああ」とYOKOさんと焦りながら…
「あっ、この道なら“しずもと”があるよ!」
「それだっ!!」
…急転直下の流れで入って、変わらない土間の雰囲気。
長閑な店内には、心の底から喜んだ訳でして。
天ぷらラーメン。480円。
嬉しい。涙出る。
この味が、まだあってくれて良かったなぁ…って思う。
YOKOさんにカレーラーメンを頼んでもらって、
ご飯ももらって、食べたいもの、みんな食べる事が出来た。
ダシ感はちょっと薄く、醤油ダレの雰囲気が立つ感じ。
懐かし系のラーメンも、ここ最近ダシが強過ぎたり、
それはそれで美味しいけれど、ちょっと違う様相になって来ている中で、
この押しの強くない、ちょっと物足りないくらいが心地好い1杯って、
物凄く貴重だと思います。うまい。
塩気がちょっとだけ強いチャーシューをかじって丁度良い、そんな塩梅かなぁ。
それがまた、良いんです。良き良き。