アガレヤで、淡海地鶏レバー・ハツ各種の炭火焼き。
2018/12/04
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その理由は「機を逃すな!」と言うことに他ならない。
気楽なところで、一生懸命…と言うことですが。
11月3日、松本市伊勢町界隈、アガレヤにて。
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えー…
そう言う訳でございまして…。
落語にしても、こうしたブログにしても、
全てが想像の産物…と言うことでしてね。
何が“そう言う訳”だって…そう言う事なんでございますけれども。
落語で有名な仕草があります。
有名だからこそ、学校寄席なんかでも、よく掛けられますよ。
「蕎麦をすする仕草、酒を飲む仕草」
扇子が箸になって、左手が蕎麦猪口になる…
右手で親指と人差し指を立てて、盃を作って煽る…
名人上手が演じますと、
あたかもそこに蕎麦ある様に、注がれた酒を飲むように見えると言う。
見えるけれども、
それは現存してはいない訳なんです。
想像でまかなっている。
じゃあ、その食らっている蕎麦が甘いツユなのか、辛いツユなのか分かりますか?
分かりませんよね。
想像でもヒントがなくちゃ、追っつかないモンです。
そう、知らないことは想像のしようがない。
他の何かに似ている、他の何かと何かの間くらいのシロモノで…
そんな「例え」は、つまりは、想像に訴えかけている…
…想像に組み合わさってイメージさせろって伝えるヒントなんですな。
ええ。
えー、
何が言いたいかと言うと、
「例えようにも、例えられないものがある」
…と言うことで、これから例によって挑戦はしてみますが、
「あぁ、伝わらないだろうなぁ」
そう、ハナから諦めて申し上げますので、
安楽な気持ちでお付き合い下さいますと、
当方の心情も心安いことになっておりますので、
どうぞ、お付き合い下さいませ。
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冒頭の写真の手前が「ハツ(心臓)」で、
この写真、奥に「レバー」となっており。
そう言えば、先日のカウンターで、
「レバーとハツ、お願いします」と言うお兄さんがいて、
「すみません、今日はちょっと」と売り切れに泣いており。
そう言えば、自分も前にあったなぁ、と。
「アガレヤ」のレギュラーメニュウでなく、
追加の1枚、紙に書かれたメニュウは、
言わば、特に「おすすめ」と言うもの。
その上から1行目か2行目に、
「淡海地鶏のレバー・ハツ各種」とある。
僕らが出掛けるのは、たいてい21時頃だったから、
当日、売り切れてしまうのは仕方がない。
食べたことがありませんでした。
この日は、開口直ぐに出掛けて行ったので「ある」と言う。
早速食べてみて、「あぁ、これはナイよなぁ」と思った…
…と言う話なんです。今回。
美味しい。美味しいから、どなたも知っていれば頼むよね。
何と言うか、予約するとして、
「レバーとかハツ、あったら取っておいて」って言いたくなる。
僕らがふらっと訪れる頃には、きっとナイ。だからナイ。
「例えろ」と言う事が実に難儀な味わいで、
普段、スーパーの生肉コーナーに売られているレバー、ハツとは雲泥の差。
それぞれに確かに「レバー、ハツ」であろうけれども、
僕が知っていた「レバー、ハツ」ではないから、不思議な心持ち。
何かに例えられない。
例えるとしたなら、「アガレヤで食べたレバーの味」…
…これじゃ何が何だか分からない。
基準をスーパーのものに据えると、ちょっとだけ分かり易いかと。
ハツって、臭みは特になく、特徴は心臓であるだけあって、
弾力の強さですね。強く噛み応えがあって、
噛んで押し返す弾力の中から、脂を感じる。
弾力があるものだ…と思って食べると、
とても柔らかで、風味は充実さと上品さと。
脂はあるんだろうけれど、肉質の柔らかさと共に解けて行く感覚。
芯に少し心臓の筋肉的なコシの様なものがあるけれど、
とにかく柔らかで、口の中に広がる風味の良さ。
普段のハツは、食感を楽しむもの。
これは食感もさることながら、脂、肉汁の旨さを楽しむもの。
レバーは焼いた香ばしい匂いがレバーの特有の匂いより勝り、
身に厚みを感じます。焼いて硬くなっていない。
ゼラチンを使ったレアチーズケーキみたいにプルッとしていて、
食べてみると、魚の脂、トロの融け方と異なるのだけれど、
細かく口の中でほぐれて融けて行く感覚は似ている気がする。
血生臭さはないけれど、レバーの風味は確かに感じる。
既存のレバーとハツは別の食べ物。それはそれで好きです。
こってり煮詰められた「そうざいのかとう」のレバーも大好きですもん。
そうしたものとは異なる、
レバー、ハツなんだけれど、稀有な食感、風味。
何々の様だと例えて伝わるだろうか。
これはもう、食べてもらうほかに手段がないのではないか、
そんな風に感じます。
「レバー、ハツなんだけれど、レバー、ハツじゃない感」
…レバーのとろけ具合なんて、
「肉のプリン」って思いますしね。
ねぇ、そうでしょう。
「伝わらないだろうなぁ」
…と言うところで、本日はここまで。
是非、実際に口にしてみて、
同じような心境になって下さったなら幸いです。
ご案内の方々もそりゃあおいででしょうけれども、
自分は、ここで初めて知ったよ…と言うことでして。
それではお時間。
また明日のお目見えとなりますので、
再び、お会い致しましょう。
それまで、それでは。
ありがとうございました、