【肴の部】福島県岩瀬郡天栄村・松崎酒造店「廣戸川」を、松本市「厨十兵衛」にて味わう件。
2018/10/12
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ブログ「酒 宗夜」との連動企画。
こちらは、当日の素晴らしい肴の部。
9月16日、松本市緑町界隈、厨十兵衛にて。
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「酒肴」と言う言葉は「肴」だけでも意味を持ち、
するってぇと、「お酒と食品」が正しいか…てンですが、
「酒と酒肴(しゅこう)」は、どうにも成立しそうな勢いで…
日本語は小難しいですね。訳が分かりませんけれども…。
ブログ「酒 宗夜」の方に、お酒のことを主体として、
そりゃあもう、たいへんに読み応えのある、
言い換えますと、面倒くさい、熱っぽい噺を、
時をほぼ同じくして更新しておりますので、
どうか、御用がある方ではなく、
私のこの熱い思いを受け止めて下さる様なお優しい、
聡明で利発で、人情家であらせられる方だけで良いんです。
どうか、見て行って下さったらと置いておき…
こちらはお馴染み様でございまして、
毎日更新の浮世の中を、
気楽なところがよろしいんじゃないか…てンですが、
一生懸命、申し上げようと言う。
どうぞ、短い間ではございますが、最後までお付き合いを願っておきますが…。
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こう、お弁当箱に詰められている当日の酒肴。
ふんだんに、多種多様に揃えられており、
けれど、全く見慣れないものではありません。
普段、お店で出されている美味しい酒肴を集めて、
ひとつの器に散りばめたような、
更に、その中でも、いちだん豪勢に仕上げたような…
そんな印象を、ちょいちょいと顔を出している自分としては思った訳で…。
秋刀魚の塩焼き、おろしポン酢。
季節の美味しさ。
廣戸川の特別純米が抜群の相性。しみじみウマイ。
鱧とじゅんさいの冷やし鉢。
夏場だけ、鱧もじゅんさいもある時期だけのスペシャル冷菜。
秀逸な冷たいおダシと食感の良い素材たち、
甘味が引き出されていて、サッパリと美味しい。
煮付けと焼き生麩。
厨十兵衛の大将の、僕としては象徴的だと思っている、
甘味濃ゆい煮付け。
しっかり甘くしっかり濃く。
廣戸川、特別純米や純米吟醸と一緒に。
好みにはなるけれど、お燗酒で合わせるより、
冷酒から常温温度帯の日本酒で味わいたいメニュウ。
お燗だと、生み出される米の旨味が強く合わさっちゃうイメージ。
お刺身盛り合わせとあん肝。
お刺身は申し分ない鮮度、仕事。いつもの美味しさ。
ここに「あん肝」があると、また酸味とコクの一品となって、
より合わせどころが広がるように思いました。
たまらん。
鰻の蒲焼の押し寿司、
鴨のロースト、
イカの唐墨和え、
鱈子とささみの磯辺巻き、
ホタテの酢味噌がけ。
この枡の中は、酒肴らしい一品ものを詰め合わせで。
押し寿司があったので、いわゆる〆的なものは果たされていよう…
…と思っていたところ、
「ボタン海老天丼」と思しき、ミニ丼が登場。
もう、お腹いっぱい。
美味しいけれど苦しいっ。
お吸い物。
汁椀が出て来たことって、わりと稀な体験。
これがまた、本当に胃に染みる感じ。
「ふじ蔵」だと、僕らは必ず最後にお味噌汁をお願いしますし、
〆のラーメンも良いけれど、
それ以前に、〆の汁物、無茶苦茶オススメします。
何と言うか、胃袋をガッと鷲掴みするんじゃないかと。
チョコレートケーキ、バニラアイス添え。
ケーキは2個。2個!!
本当に大満足と言うか、
これで満足しない人がいるなら、どれだけ理想が高いんだ、
人生に不満ばかり、マイナスばかりなんだろう…なんて思うくらいに、
満漢全席的美味料理群。
これに「廣戸川」の日本酒を味わいながら…なのですから、
そう、想像してみてください。たまらんでしょうよ、と。
こうした会の開催は、本当に不定期で、
時折、店内に張り紙が為される…なんてところです。
ちょいちょいとお出掛けになられたなら、
いつか、タイミングが合って来るかと存じます。
完全禁煙を早々に実践され、日本酒を楽しむ環境は、
本当、これ以上はないじゃないか…と言う場所だと思います。
さて、
めいっぱい楽しんだ…と言う噺、ここでお看板…
お開きとさせて頂きたく存じます。
また明日は、別の噺にて出番となっておりますので、
お会いできますと幸いと言ったところ。
それでは、それまで。
ありがとうございました。