刺身はどこからやって来たのか………厨十兵衛で、さしみ七点盛り。
2018/06/03
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気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
5月5日、松本市緑町界隈、厨十兵衛にて。
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「刺身はどこからやって来たのか?」
…と言えば、まぁ、ただ今はまな板の上からで、冷蔵庫の中からで。
その前は市場から、市場に運ぶトラックの中から、トラックが着く港から。
そして、港は海から上がった魚を集積する場所ですから、
「海からやって来た」が正解。
ゴールデンウィーク真っ只中の厨十兵衛でお刺身の盛り合わせ。
当日は、メニュウに「さしみ七点盛り」と既に書いてあって、
9分割皿のいちばん上の段。
真ん中の段。
いちばん下の段。
「美味しいねー!お刺身って、誰が考えたんだろうねー!」
YOKOさんは、たいへんに上機嫌でした。
本当、とても嬉しそう。
でも、でもさ、その問題は難しいね?
こう言う問題を真剣に楽しんで考え出すと楽しいですよね。
生食って、どんなものでも本質的に危ないものですし。
でも、落語の中にもお刺身って出て来ますし。
“危ないもの”って発想も時代によって異なる様な気がしますし。
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「七点盛り」と言うカタチでメニュウに掲載された事って、
何だか新しいかも…なんて思って眺めていました。
「お刺身盛り合わせ」は前々からあったけれど、
どちらかと言うと、「盛り合わせ出来ますか?」なんて、
“おまかせ”で聞くことの方が多かったかも。
ゴールデンウィーク中、街全体が大賑わいの日。
きっと効率化を狙っての七点盛りだったんじゃないかなー…って思うんです。
創意工夫って、何も料理だけに限った言葉じゃあないんだなぁ、と。
料理を出すことも大事。
食べると言う結果だけでは満たされなくて、
その過程もまた意識して行かねばいけないんだ…なんて、
流石は、十兵衛の大将だ…なんて思うところ。
実際、多くの方が七点盛りを注文しておいでで、
初手に頼むことが多いお刺身のこと、注文が重なって、
結果として早く提供されている様にお見受けしました。
シチュエーションは大きく違うけれど、
落語「百年目」の中で、「安全に遊ばせてあげてくださいよ」と、
大旦那が番頭を気遣うセリフがあるのだけれど、
安心して遊ぶことが出来るお店、空間、時間の流れがあると言う事が、
僕らにとって、何よりだなぁ、なんて、
お刺身をつつきながら、日本酒を頂いて思う訳です。
うん。
取り止めも無く書いて行ってしまいそうなので、本日はここまでとしましょう。
また、次回。