ふじ蔵でカワハギの肝酢造り。
2017/05/28
5月21日、広丘駅前ふじ蔵にて。
開店してから間もなく、僕らは知る事になり、
それから月イチくらいで足しげく通っているお店です。
本当、お世話になっているなぁ…って思います。
禁煙ではないのだけれど、
僕らが煙が苦手だと知って、わざわざ座敷を取ってくれたり、
対応が、きちんとしている…
そんな風に感じています。ホント、そうなんです。
5月21日、少し久し振りに出掛けて行きました。
なかなかタイミングが合わなかったんです。4月など。
先達ての家ラーメンもそうなんですが、
不測のタイミングでトラブルが起きたりして対応に追われたりなんかして。
ようやく訪れた機会で、
いつも通り気さくに応対して下さって、
個人として、とても楽しみにしていました。
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ふじ蔵が、ちょうど臨時のお休みを取られた時と重なってしまって、
入る事が出来なかった日に、
近隣のチェーン店の佇まい、海鮮を得意とするお店に入り、
わりとガッカリとしてしまいました。
見た目は美味しそうなのです。写真通りなのです。
それはそうなのだ、けれども。
味がしなかった。不思議なくらい味がしないお刺身でした。
落語「目黒の秋刀魚」において、
殿中で秋刀魚をお殿様が再び召し上がられた際には、
脂が体に障るといけないので、
しっかりと処理をし過ぎて味も素っ気もない秋刀魚になっていた…
…なんて言いますが、
これによく似た心象でした。味がしない脂もない。
だから、いつも美味しく食べさせてくれていた、
「ふじ蔵」のお刺身、今一度食べたいと思っていました。
旬になるカワハギ。
この肝をポン酢に溶かした肝酢に付けて食べるメニュウ。
「刺身はやっぱりこうでなくちゃ!」
そう思うことが出来る味わいでした。
とても美味しかったし、合わせた信州小野「夜明け前」も、
引き立って何よりでした。
身は張りがあり、噛んで弾力もあり、
喉越しにはモチモチとした滑らかな肌を感じさせ。
あ、ちなみに写真は2人前であります。