気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

5月27日、千曲市戸倉上山田温泉街、湯の華銭湯 瑞祥にて。





なぁに…何も小難しい噺をしようってンじゃありませんで…。

結婚をする、一緒になると言うことは、
基本的には、それ以降、その地点以降の歴史は、ふたりで共有するものですわ。
ねぇ、そうでしょう。
返して言えば、その地点以前は知らないことだらけであると言う。
詮索するのも野暮ってものでね。
時折、YOKOさんが懐かしんで遠い目をするので、
それは楽しい記憶も苦しい記憶も織り交ざって……と言うことは、
アタシには、全く分からないのだけれども、
ともあれ、そのうどんが好きだったんだなぁ…なんて思う訳です。

現在は、信毎メディアガーデンと言う立派な建物が出来ました。
先進的なビルディング。
その前は、旧世代的な雑居ビルが蔦に絡まって立っておりました。

そのビルの地下にうどん屋さんがあって、
…イイダヤ軒さんみたいな“駅そば”的なお店じゃあなくてね?
今じゃ市内に、ほとんどうどん屋を見なくなりましたよ。
リニューアルした緑町の「うどんの勝利」くらいでしょうか。
ここで、暑くなって来ると「サラダうどん」を食べたって言う…
野菜がいっぱい乗っていて、野菜が大好きなYOKOさんが気に入っていて…。

YOKOさんにとって、ちょっと特別なサラダうどん。
実は、存外野菜が少なかったり美味しくなかったり、うどんが何とも言えないものだったり。
夏のメニュウで、こぞって目にするもので、
触れる機会が多いからこそ、ちょっと残念なものある…けれども、
思い出に美味しい記憶があるから、YOKOさんは色んなお店で食べていて。
だからこそ、今日もニコニコと食べていて、嬉しいなー…なんて思う訳です。



戸倉上山田温泉の中で、
日帰り入浴と食事がセットになっている施設は、
この「瑞祥」と「白鳥園」だけ…ですよね。
他、旅館の類でなければ。

元々、訪れたことはあったのだけれど、
とにかく1度に、観世or国民+かめ乃湯+白鳥園と入る事が多い僕らは、
なかなか「瑞祥」まで足を伸ばすことがなくて、しばらく。

きっかけは、Twitterにおいて、
長野マラソン付近に、瑞祥アカウントの中の方が、
一生懸命にフォローされていたんですね。
それも、「皆さん、瑞祥に来てー!」ではなくて、
「長野を楽しんで下さいー!」と言うカタチ。
これが実に気持ちが良いじゃありませんか。

小布施の「おぶせくりちゃん」のアカウントも、熱心に呟きの中から、
小布施にまつわる内容を拾ってらっしゃっていて、好感があります。

「ああ、久し振りに瑞祥に行ってみようかな」なんて思います。
更には、リニューアルも経たと伺っているので、
以前との差を拝見できたら…とも思い。
そうして出掛けた先での食事でした。

セルフサービスになっていて、
食券を購入すると、即厨房に注文が入っていて、
カウンターに食券を掲示するのは、呼ばれた、受け取りの際…と言うシステム。
「上諏訪温泉・すわっこランド」と同様のシステムですが、
これ、結構便利なんです。我が家は断然、自動注文システム派。

張り紙にあったラー油、酢をたっぷり掛けて戻って来たYOKOさんは、
とてもニコニコとして、たっぷりの野菜が嬉しかった様子。
ラー油効果もあって、和中合作的な味わいでしたが、
うどんも、よく締められていて、蒸し鶏もあるのでボリューム感もあり、
満足している様子でした。

YOKOさん、ワンタンや辛いもの、サラダうどんをよく頼みます。
それぞれお気に入りなんだろうなぁ…って思いながら、いつも眺めています。



当日は戸倉観世温泉に続いての立ち寄り湯。
今年に入ってから66湯目。
源泉は、城山温泉1,2,3号源泉、千曲温泉1,2,3,4号源泉及び中央源泉の混合泉。
「湯の華銭湯 瑞祥 上山田本館」、
当日のTwitterでは、リアルタイムに以下の様に記録しました。

「ぬるめのジェットバスが昨日の21キロをかなりほぐしてくれました。
 露天風呂の城山源泉の乳白色のお湯が、かなり心地好かったですね〜。
 全体的に深い浴槽が身を包みます◎」

…とのこと。寝湯、ささら湯は流石に浅いのですが、
露天風呂、内湯は、比較的深い浴槽で、たっぷりと温泉に浸る事が出来ます。
ジェットバスは腰ほどの深さがあるもの。
そうそう、初回もぬるめ好きの自分は、ここばかり入っていました。

前日の諏訪湖周辺21km走の疲れをほぐしたりした1日のうち、
YOKOさんのお昼ご飯をば。
本日は、ここで、ちょうどお時間となっておりまして。
自分の分は、また次の機会に…と言ったところであります。

それでは。








気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

5月3日、松本市田川沿い伊織霊水近く、三代食堂にて。





えー、出番代わり相成りまして、三代食堂噺の続きにて、
しばらくのお付き合いを願っておきます。





定食、共通となる部分は前回の写真を使いまわしてご案内。





メニュウは「煮魚定食」となっておりましたから、
仕入れによって変わって来る…なんてところだと思います。

まず、この見た目から「おやっ」…って思いませんか?
こうした形状の鯖の味噌煮って、あんまりお目にかかった記憶がありません。
定食屋に多いタイプは、3枚におろしたもの、3枚におろしたものを半分に切ったもの…
…そんな印象がありますが、三代食堂、輪切りでして。

輪切りと言えば、お馴染み鯖の缶詰が輪切りですが…
お店で煮炊きするもので、輪切りの鯖には初めて出会った様な心持ちです。

伺うと、ご亭主さんは常州茨城の出で、
お母様の味付けをそのまま持って来ている…なんて所だそうです。
なるほど、お味噌汁にしても信州味とは、少し異なって感じるはず。

旧来、海産物の保存に大変不向きな内陸山間の地、信州信濃と言う訳で、
缶詰の鯖煮が日常に根付いていて、
現代においても、生魚から炊いた鯖の味噌煮が生活の中で、日常的か…と言うと、
とても疑問に思うところであります。
「鯖の味噌煮」と言うと、根曲がり竹との組み合わせもあって、
缶詰こそ一般…とすら思ってしまいます。

甘味あり、味噌味あり、骨も食べられるもので、鯖の風味は、
味付けの後に感じられる…缶詰は、そんなバランス。

三代食堂の煮魚、鯖の味噌煮を食べて、本当に驚きました。

鯖を焼くと、身は締まり、ミシッとした筋肉質な食感になります。
これに似て、加熱している訳ですから、
食感は強いのですが、歯に押し返すような弾力が、わずかにあって、
そして、鯖の風味がしっかりと伝わって来ます。
鯖特有の匂い。
噛み締めて、身が旨い。身が身の味を感じさせてくれる!

鯖の味噌煮の缶詰は、缶詰だからこそ煮汁の甘味が立ちますよね。
これがベースになる為、日常で鯖を味噌煮にする際は、
甘くして、その分、生姜もアクセントでしっかり利かして…
そんな味に慣れた信州人の自分としては、これは稀有な美味しさだ!
…そう、喜びながら箸を進めます。
味噌味と言えば味噌味だし、塩味とも言えると思うし。
鯖を味と共にサッと炊いた…と言う雰囲気が、とても良い。

骨が所々、僕の幸せな食事時間を邪魔しますが、
これこそ、鯖、魚を食べている実感を与えてくれます。
きっと骨からもダシは出ていたんでしょうし。

美味しくて、大盛りにしてもらったご飯を一膳食べ終わるまでに、
2切れあった鯖のひとつを消費。
もう1切れ、これは…もし、日が日ならお酒と共に、でも良かったろうなぁ、と。
豆腐カツは見た目通りにボリュームが伝わると思いますが、
鯖もしっかり、ボリュームありましたよ!
安価な、チェーン店的な画像イメージが、
頭の中に浮かぶからいけないかも知れませんが、
外食チェーン店だと、鯖の味噌煮って、1切れ、半身って感じですよね。
輪切り、2切れのボリュームは、分けられた厚さも手伝って、
満足感に繋がっていると思います。
内臓があったであろう部分は、もちろん苦味とかネガティブ味は、
すでに全く感じられませんし。ご心配なく。





少し分かりにくい場所にお店があるとは思います。
けれども、日常に程好い味付けのお店は必要だと思います。
お昼ご飯、充実して午後に向かいたいじゃありませんか。
そのひとつ、必ずや選択肢に入って行くだろう美味しさ。
夜には、僕らが出掛けた際の日本酒メニュウには、
茨城のお酒が入っておりました。
故郷ですし…これは、今もラインナップされているのではないでしょうか。
昼、夜共に、是非とも。


…と言うことで、本日はちょうどお時間となっております。

それでは。

ありがとうございました。






気楽なところで一生懸命…と言うことです。

5月25日、南箕輪村大芝高原界隈、麺づくり蒼空にて。





その日も大いに、大いに悩んでいました。
週に1回を基本とした麺曜日。ラーメンの日。
どこに行こうか、どこで食べようか。

当日の昼頃には、こんなTweetも。


Google経路案内さんによると、
大芝高原温泉&蒼空は45分、
しゃくなげ&あづみ亭は42分と出た。
あんまり変わらないのか。
いやしかし、ロマネット&参城も気になっている。
ただ、蒼空のはまぐりがすっごく気になっているのよね。


…と。このあとロマネット&萬馬軒の案も浮上し混迷の一途。

ただ、その頃に界隈の名士の方のブログに書いてあった、
「月の兎影」のあさりラーメンと比べても、
更に攻めた構成であると言う「蒼空」の
6月末までの限定ラーメンが気になって仕方がありませんでした。



「はまぐりらぁめん+麺大盛り(1.5玉)」にて。

鹿をとても上手に仕上げた「南アルプス中華そば」と同様に、
「お品書き」の紙を読んで待ちます。
スープは、はまぐりのスープと鳥ガラ&豚ゲンコツスープを使ったダブルスープシステム。
香味油も、にんにくの芽のオイルとポルチーニ茸のオイルを使っておいでなのだそうで、
こう、食べてみるまで味わいの想像は定まりませんでした。
ゆえに、とてもワクワクと期待値が高まります。

「 色んな驚きがある1杯 」

…と当時の記憶。スープははまぐりの味がとても強く感じられ、
「月の兎影」よりも、より貝の風味が生寄りの潮っぽさを伝えます。
そこに掛かるポルチーニフレーバーが、海のものと瞬間は異質なほど、
厚ぼったく強く旨く香るのですが、
それが、何とも言えずに美味しくて…
はまぐりの上品さに、ポルチーニ茸のシンバルがバンバンと効く…
けれど、旨いと言うひとつの観点で、合致して、組み合わさって、
実に良い塩梅だと思いました。
にんにくの芽オイルや動物系スープの雰囲気は、
その両極の味わいを、きっと支えているんだろう…と思います。
強い主張を打ち出さない分、より明瞭に特長たる、
はまぐり&ポルチーニを感じることが出来ました。

麺にも驚きます。
大盛りにした分、麺に重量があって持ち上げる事にひと苦労。
目の高さより高く引っ張り出しても千切れません。
すごくしなやかにコシのある極細の麺で、
素麺並の細さと受け止めました。
冷やし、コシを出した素麺とは、食感が異なり、
かと言って、にゅうめんほど柔らかほぐれるカタチではなく、
流麗に成った麺…と言う印象です。
強い、押し返すような食感はありませんが、
とにかく、スープとポルチーニフレーバーと共に、
塩味も連れて…もしかすると麺に含まれる塩は多めで、
味をよく感じさせてくれて、あっという間に食べ干してしまいました。



「〆茶漬け」は、海苔とアラレが付されたご飯。
残ったスープで浸して頂きましたが、
海苔の風味が立って、和ダシ感が増した食べ心地でした。
ワサビも食後の爽快感には、存分に寄与しますね。


実に美味しい1杯でした!ご馳走様でした!






金曜日の夜、温泉も含めてのお出掛けですから、
どうしたって時間には追われます。
高速道路を使っての往復…結構、お値段も張ります。
けれど、けれども、
この美味しさに出会えて「あぁ、今日は来て良かったなぁ!」と、
毎回毎回、食べ終わって思って、
お気に入りの大芝の湯に入って思って…と言うカタチ。
毎週は難しいけれど、やっぱり定期的に訪れたいなー…なんて思いました。

さて、今日はここまで。

ちょうどお時間となっておりまして。

ありがとうございました。








気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

4月14日、松本市伊勢町界隈、アガレヤにて。




何でもかんでも、“ピンからキリ”と言うものでして。
良いものがあれば悪いものもあり、
極上があれば、深刻と言う字を深酷と書きたくなる様なものがあり。

改めて、鶏肉ってウマイものだなぁー…と思った噺で、
短い間ではございますが、ご愉快を願っておこう…と言うことです。

この日は、もも、むね、ぼんじりの3部位。
炭火で焼き上げられた盛り合わせセットメニュウ。
「アガレヤ」開店時から、メニュウの筆頭に居続けている名品です。
火加減もそれぞれ違っていて、実に丁寧なお仕事。

鶏肉って、鶏胸肉なんて安ければ100g40円前後であって、
安価で手に入りやすいお肉だと思います。庶民の味方。
安くてもウマイ。
もも、ムネは手に入りやすいお肉ですよねぇ。
ぼんじりは、専門店って感じですけれど。

胸肉は調理、加熱の仕方によって硬くなってしまうので、
気を使いますが、そのミシッとした硬い食感には旨味が含まれていると思っています。
結構、好きなんです。
子供の頃は、硬いからってあんまり好きになれませんでしたが、
今は大好物です。体も作ると言うので、なおさら好ましい。

もも肉は、お袋が作ってくれる「いりどり」が好きで、鶏肉ばかり拾って食べていました。
今では、YOKOさんが作る「YOKO鶏」が好みです。
フライパンで1枚、鶏もも肉の大判をじっくり火を通して、
照り焼き風に焼き上げる逸品。

京都の方々は牛肉信仰があって、みなさん牛を珍重するそうですが、
どうなんでしょう。
自分の回りだけかも知れませんが、
信州人は鶏がお好みなんじゃないかなー…なんて思っています。

さて、そんな中で、アガレヤの「地鶏の3種盛り」、
なんだか久し振りに食べた心持ちでしたが、
「改めて、ウメエなぁ」と感心したものです。
それぞれ部位が異なる訳ですが、
ももの弾力、胸の柔らかさ、ぼんじりの脂旨さ。
ももは、しっかり弾力があって美味しく、
胸は、硬くなる直前くらい。柔らかさがあって噛むと旨みが強く染み出して来るみたい。
ぼんじりは、食感こそ、ややモモに近いですが、
脂部のプリッとした食感と火に爆ぜて香ばしいところが、良き良き。

焼き鳥、串焼きとも、また異なるもので、
肉の特長たる風味も、しっかり感じられて、
知っている味なのだけれど、上等の…なんて呼びたいところ。
だので、鶏は鶏でも「EX」とか「SP」とか、接頭語を付したくなります。

こう言う場所に出掛けたからこそ食べられる、
いつものと同じものだけれど、いつものと違う品質のもの。
だから、お外で食べることが出来て嬉しいんじゃないか…なんて思います。
日本酒が更に進んだことは、言うまでも無く。

…と、今日はこんなところで、ちょうどお時間を迎えております。

それでは、また明日に。

ありがとうございました。







気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

5月18日、塩尻市駅前界隈、MINGLEにて。





何も、本当に何も、そんなところで対抗心を燃やさなくても良いんですけれど。

今回の写真を撮った時に、「やったぞ!」とすら思っておりまして。
「勝ったかも知れないぞ!」と。

――何に対して、と言うことなのですが。

「MINGLE」さんのInstagramが、これがもうー…写真が綺麗なんですよ。
雑誌にそのまま掲載されていても違和感なんて無いカタチ。
日常に、その日その日でアップされていますから、
都度、カメラマンさんを雇ってらっしゃるって事はないと思うのですが、
素敵な写真ばかり並んでいます。
だからこそ、「見てみたい」と思い見ていると、新作のスイーツが紹介され、
こうした出掛ける機会があれば、短い間でも立ち寄りたいって思う。

お菓子、製菓の趣味が…何と言うのでしょう…
全年齢対象ではなく、コーヒーやお茶と一緒に楽しむことが出来る年齢が対象…
…語弊がないと良いんですけれど。大人っぽいと言いますか、
子供さんも食べて美味しいことは違いは無いけれども、
んー…ショートケーキの中に桃の缶詰スライスは入っていないよ…とでも言いますか…
端的に捉えることが、なかなか難しいですね。

ともあれ、大人の女性がお菓子を愛でながら食べる事が出来る…
そんなスイーツが多いんです。MINGLEって。



…まぁ、僕は曲がりなりにも男性と言う職業なので、何をいわんやですけれど。


ええと。

そんな訳でですね。写真が素敵なMINGLEさん。
素敵な写真に、今撮影した1枚だったら勝てるんじゃない!?…と言う自己満足です。
ハイ。いや、本当によく撮れたなぁ、と。

「苺のベイクタルト」、共にフォーク、ナイフセットが届けられていて、
ナイフはスイーツを獲物にするには大振りで、「あれ?何に使うのだろう」と寸時思います。

なるほど、タルト生地はかなりハードに仕上げられていて、
かぶり付けば食べられますが、フォークでは歯が立たないくらい。
その分、香ばしさは格別で、クッキーなどの焼き菓子、それも焼きたての様な、
甘い匂い、バターの匂いがたいへんにかぐわしいものでした。
前半にカスタード風の生地の甘さが立って、後半は苺の本領発揮。
後味に少しの酸味が響いて、タルトの焼き香と合わさって、
焼き苺の様な美味しさを味わう事が出来ました。
コーヒーと共に頂いたけれど、たぶんハーブティでも合いそう。
芳しさと芳しさがマリアージュするに違いありません。
「そうそう、これを食べてみたかったんだ」
…と、心の中で独り言。「孤独のグルメ」みたいな。





これで「MINGLE」は3回目。
過去2回は、開店直後の10時過ぎで、他にお客様がいない時間帯でした。
今回は平日とは言え、13時過ぎの昼下がり。
女性のお客様が多く、賑やか。カフェっぽいなぁ、と思います。

落語もそう言うところがあるけれど、
場、座、空間って、暗黙の統一意識がありますよね。
落ち着こうと言う場ならば、こそ。
思い思いに皆さんがお喋りに興じてらっしゃって、
また、本を読んでいらっしゃっていて、
外から見たならば、絵画の様に見えるんだろうな、と。

外からの光が入る入り口近くの明るい席。
左手にカフェの空間。ガラス戸を隔てて、日常の世界。
音があるのはカフェの空間なのだけれど、
5月の煩くなり始めた日差しのある外の景色の方が、不思議と騒がしい。


良い時間を過ごして、「MINGLE」を後にする…

…なんてところで、今日はお開き。

ありがとうございました。








気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

4月28日、松本市緑町界隈、廣東にて。





そう言う日は、早々無いし、相当レアだし。
毛頭考えていなかった事だし、滔々と歩き続けた果てにあり。

珍しい日でした。
その日は、YOKOさんと別々に行動していました。
YOKOさんは旧交を温める飲み会があると言い、
…とは言え、僕だって飲みに出掛けたいので、
一緒に松本駅まで行って、そして分かれてしばらく、
合流して帰って来ようか…なんと言う。
久し振りのひとり飲みになるし、新しいお店をハシゴしようか…
…なんて、ウキウキとしていたのですが。

出掛けにトラブルが発生しまして。
データ通信量の制限に到達し、1GBを購入しようとして、
dアカウント登録をしました。
すると、メールの設定が書き換わったようで、
お互いの通信手段として必要なメールが出来なくなる…
現代の皆々様ならば、LINEなぞお有りでしょうけれども、
実は、LINEはインストールすらしていないので、このテは使えないし、
とにかくメールを復旧せねば!…と焦る焦る。
何とか設定を復旧させる方法に行き着き、
YOKOさんのスマホを正したところで、タイムオーバー。
先に出かけてもらい、自分のスマホも直して、遅れて松本駅に着きました。

それが18時30分頃のことで、
慌てふためいて家を飛び出して来ていたので、
「まだ間に合う!」と中町の松ブルタップルームに出掛けて行くと、
その日は、信毎メディアガーデンのオープン日、
そちらのタップルームでの営業となっていた様子。クローズド中町。
さぁ、タップルームの営業時間が分からないから、松ブルは諦めて、
「8オンス」に出掛けて行くと、いっぱい。

…とりあえず、四柱神社にお参りをしたところで、
19時直前と言う時間帯は、
ゴールデンウィークの始まりと言う事もあるんでしょうけれど、
とにかく、お店に人が入っていなくちゃいけない時間帯、
賑わいの時間帯ですから、「ああ、今からだとどこにも入れないかも」
…なーんて思ったあたりで、心がザックリ折れてしまって、
行こうとしていたお店の前までは歩くのですが、
どうにも入る気になれずに、ウロウロして店先を後にして…
昼に諏訪湖を13km走っているのにも関わらず、
20時35分まで、だいた2時間を歩いて、歩いて、歩いて過ごすと言う。

ヘロヘロになって、ようやく入ったお店が、
馴染みのある「廣東」でした。
とにかく、必ず美味しいものを食べたくて。



4月のオススメメニュウとして登場していた「ワンタン」について、
「ワンタン」と「ワン麺」はレギュラーメニュウブックにあります。
仕込みの都合もあるでしょうけれど、
基本的には、いつでも食べられるもの…と言う認識。
ただ「ネギワン麺」だけは、4月だけの限定メニュウとなっておりました。

4月の末のお出掛けでしたから、特にお気に入りな廣東のワンタン…
このスペシャルバージョンを食べて、疲れ切った体に栄養、
折れてしまった心に光を浴びせよう…なんて考えて。

「半ねぎそば」もそうだけれど、「廣東」の「ネギ」は、
ラーメン専門店のトッピングにある「ネギ」とは大きく異なります。
同じだと思っては、たいへんに勿体無い。

豆板醤の風味が軽く香るピリ辛仕立てで、中華鍋での焼き工程が入っているので、
焼いた香ばしさが、また一際光るメニュウなんです。
よく料理番組で豆板醤を使う際に「ここがポイントです」なんて言って、
具を炒める前に、よく豆板醤を炒めて香を出すようにしますよね。
これをしっかり実現させると、こう言う良い香が出るんだなぁ…
…って、何度か半ねぎそばを食べ、もちろんこの「ネギワン麺」を食べ…
いつもいつも思います。いつもすごく良き香。



ようやくひと心地着いた…と言ったところ、本当に沁みる様に旨かった。
元々、美味しいと思っているお店です。
いつ食べても美味しいんですけれど、雰囲気もまたあるじゃありませんか。
こう、「歩き疲れちゃって」なんて言える場所だったり、
「あれっ、YOKOさんどうしたの?ひとり?」って聞いてもらえる…
居場所がある…ってンですかねぇ。とにかく落ち着くことが出来る。
疲れも吹っ飛ぶような、そんな感覚がありました。


ところで。

「チュルリ」と言う言葉は、
僕自身の辞書には刻まれていなかった言葉なんです。元々は。
時折、YOKOさんが言ったりしています。
もう、一緒になって10年になりますから、すっかりうつってしまいました。
オノマトペとして意味はだいたい分かるけれど、なかなか聞かないですよね。
YOKOさん語録のひとつ。


さて、今日はこんなところで。
ちょうどお時間となっております。
それでは、また。








気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

4月19日、塩尻駅前、無奏天生にて。





えー…
「平日のランチサービス」って…ヤツがありますでしょう?

(八五郎出世の、三太夫って殿がいるでしょう?…の言い回しで…)

目的はもちろん集客ですよね。集客。
お得にして、そしてお店に来てもらって、食べてもらって、
また別の機会にも使ってもらおうと言う。

ただ、この対象者については、基本は近隣の…ご近所の方、と言うところがミソでして。

「無奏天生」のランチ丼、ボリュームもあって気に入っています。
土日では出掛けられず、平日は行くことが叶う距離に勤めておらず。

でも、今回の様に平日に有給休暇を取った日ならば、食べにも行ける…なんてところ。
ぽっかりと空いた仕事の隙間に休みを取って、諏訪湖に出掛けた日でした。

これまで、YOKOさんと一緒に併走して…でしか、長距離を走ったことがない自分。
しかし、実際の安曇野ハーフマラソンを始め、大会では、
実力差があるので、僕の方がずーっと後方スタートとなりますし、
先行するYOKOさんに追い付くなんて、とてもじゃないけれど出来ませんし。
当日、1人になること、そのペースの掴めなさも1度は試さねば…と考えました。

この日は「すわっこランド」が定休日だと言うことは分かっていたので、
車だけ停めさせてもらって、一周を走り、
近くの岡谷温泉・ロマネットで、お昼ご飯と温泉に入ろうと計画し、
無事、走り切ったまでは良かったのですが…

…お風呂道具をすっかり忘れてしまって、いけない。

併設の食堂で何を食べるかまで決めてしまっていたので、
このショックは計り知れず、
貸しタオルなども考えましたが、家に帰ればシャワーだってあるのに、
勿体無い精神がここは勝る結果に。

「もう、ご飯はコンビニしかないのかっ!!」

…と嘆きながら家路を目指し、
「あ、待て。道中に美味しく食べられる店があるじゃないか!」

そう気づいて、こちらに。



汗は出来るだけしっかりふき取って、デオドラントシートで対策して。
それでも、コンビニだったり、適当なご飯を食べるより、
最上級的に、ずーっと良いことです。
なかなか食べれないランチ丼セットを食べられるんですから。




「Aセット」は丼と、ミニラーメンセット。
「Bセット」は丼とお味噌汁セット。



このミニラーメンも嬉しい訳でして。

諏訪湖一周で消費した体力に、豚肉のスタミナ回復効果はテキメン。
レタスが相変わらず、とても良い仕事をしていました。
元々、こってりオイリーな豚キムチ炒めではありませんが、
それでもレタスの爽やかな食べ口は、とても効果的に箸を進めさせます。
辛味と肉っぽさとは明らかに異なる、
パキパキとした食感、瑞々しさは、ひと口毎に軽さを与えてくれます。これが実に良い。

温泉は逃したものの、それでも満足できるお昼ご飯で、
だいぶ気分は上向きになりました。
YOKOさんがいかに、ペースメーカー的役割を担っていたのか、
また疲れて来て、心が折れそうになると、
どうしてもペースが乱れる…遅い方に乱れて行く事が分かりました。

こうした美味しい食事が、間違いなく僕自身の原動力です。
「開いていて良かった!無奏天生!!」とは、
本当、当日発したセリフで。

また次の機会を楽しみにさせるひと時でした。


…と、言ったところで、
今日はここらがちょうどお時間となっておりまして。

ありがとうございました。












気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

4月30日、諏訪市諏訪湖畔、すわっこランド2階飲食コーナーにて。






いよいよ以って、6月3日が近づいて参りまして。
安曇野ハーフマラソンに出るからこそ、
ちゃんとちゃんと準備をするべく、毎週末に諏訪湖で走っているのです。

…ハーフマラソン後も、どこかしら走りはするんだとは思いますが。

初めてのマラソン大会ですし、
そもそも走り始めて半年くらいですし、何かと不安でいけません。
チェックポイントでの時間制限もありますしね。

スポーツの偉人さんが仰います事には、
「スポーツの本番には、練習以上の力は出ない」
…のだそうです。本番、緊張、ライバル、天候…色んな要素が重なってしまう。
だからこそ、どれだけ準備、練習ができるのか、練習で高い水準を保っていられるか。
それが大切なんですよ…と言う言葉。
だからこそ、今こそ頑張って走るのでありまして。

「ラーメンサラダ」と言うと、
すわっこランドの「そばサラダ」と同じようなもので、
「冷やし中華+サラダ」の様であったり、
「そばサラダ」の「そば」を「中華麺」に変えただけだったり。
そうしたものですが、
サラダメニュウがちゃんとあってくれる「すわっこランド」ならでは…で、
「しょうゆラーメン」+「ミニサラダ」の組み合わせ。
これにライスを追加して、ワンプレートにて。



カウンターには各種調味料もありますから、
それをご飯に掛けたって良いんじゃないかしら…と思い…。




ご飯、炭水化物はどうしてもカロリーがありますから、
数字上は、そこそこのお昼ご飯になりますが、
汎用的ラーメンですから、強烈に脂や油が多いものではありませんし、
少なくとも、ついさっきまで走ったカロリーについて、
リカバリには追いつかないくらいの摂取カロリーで抑えられます。
「痩せたいな」と考える自分にとっては、満足感あって、
カロリー過多にならないメニュウはありがてぇ…と言う訳でして。

「サラダそばエル」や「鶏胸肉のソテー定食」、
「豆腐ハンバーグ定食」が重宝している所なのですが、
この組み合わせも、たいへんによろしい。

いつかはハイカロリーな味噌天丼、山賊焼、とんかつ辺りも行ってみたいのですが、
痩せた暁には…と思っております。いつか、いつかです!




さて、そんなところで、今日はお開き。

ありがとうございました。








気楽なところで、一生懸命…と言うことでして。

5月3日、松本市田川沿い伊織霊水近く、三代食堂にて。





「食堂」ってある種、ノンジャンルですよね。
“食べる場所”であって、
メニュウに何があっても良いんじゃないか…って思います。
何があっても驚かないって言うか。
レストランとか、トラットリア、オステリア…
外国語を用いると、何となく外国料理が主力って心持ちになります。

その点で「食堂」は日本語だから、
日本語寄りのメニュウを想像するのだけれど、
日本の文化の中での「食堂」だと、
外国の料理ではなく、日本における「洋食」も扱ったり、
レトロな食堂、流行の食堂、ごちゃ混ぜに存在するから、
よりノンジャンル感が増して、
お出掛けすることが楽しくなる…なんて感じがします。

でも、それでも初めてのお店と言うのは、緊張したりするから、
方々のブログや口コミを調べてみたりなんかして。

松本だと、「アルプスごはん」さんも、
新しい食堂になるんじゃないかなー…って思います。
この「三代食堂」さんも。
洒落ていて、得てして端的に例えるならば、
女性おひとりでも入ることが出来る様な雰囲気が、
現代的な食堂かなぁ…なんて。





このお店を知って行くきっかけが面白くて…
最初は、ラミエルさんのTwitterがきっかけだったんです。
そして、その件がブログ化されたものが、こちら。

ラミエルさんの「円環の食卓」より。
( http://dai6noshito.naganoblog.jp/e2244932.html )

たいへんありがたいことに、これでだいたいの様子が分かる。

そして次いでは、
Twitterでお知り合いになった、
黒川じょんさんが、城東の出居番町「books電線の鳥」で、
ご自身の個展を開いてらっしゃっており、
その流れの中で、demiさん等と三代食堂さんにお出掛けしているものを拝見する、
「ヤミツキマツモト」の旦那が記事化する…
だんだんと行きたくなって来る訳です。
どんなお店も、最初のドアを開けることが、なかなか難しい。
でも、これだけ目にする機会があったと言う事は、
間違いなくご縁があると言うこと、
期待感が勝ると、人は出掛けて行くんだなぁ…と改めて思った次第。



以前、「黒猫チャイ」があった場所…のお隣部分を、
セルフリビルドされて仕上がったお店なのだとか。
(この情報もTwitter経由で、
 ヤマグチアツコさんに教えてもらったんです)

窓際の席に座ると、
ゴールデンウィーク中ですから、
イオンモールから車が引っ切り無しに流れて来るわ、
普段、なかなか人が歩かない場所だと思うのに、
地図を片手にした方が通るわ…と飽きない窓辺の景色。
食べ終わって後、
伊織霊水付近に、ちょっとレアなポケモンが出たから、
取りに向かうと、ゆ~さんに出会ったりもして、
何だか、本当に色んなご縁が繋がっていて面白いものです。



店内の雰囲気は、こんな感じ。
入って直ぐにT字の突き当たりで、
厨房は左手、客間は引き戸越しの右手…なんてところ。
客間に入って、端の席からみたところ。

今日は、僕も興味を持っていたメニュウだけれど、
YOKOさんが「私、それにしてみる!」と言ってくれたので、
そちらを先にお話して行きたいと思います。



お互いに定食を頼んで、
共通部分のサラダとご飯、お味噌汁。

僕はご飯は大盛りで。お茶碗にしっかり積まれていて、何だか嬉しくなりますね。
丼飯も好きだけれど、これはこれで。
麦入りのご飯は甘味を感じます。
サラダもポテサラ付きで、
しっかりボリュームあって良いなぁ、と。

お味噌汁は…次回にも波及する事なのですが、
茨城ご出身の亭主さんの味わいが、たいへん好ましいです。
信州の味、味噌の風味、ダシの取り方とは少し違う。
でも、とても美味しい。
普段通りのお味噌汁でも悪くはないけれど、
お出掛けして、外ご飯だったら、
出来たら、家と違うものを食べたいなー…って思うんです。
このお味噌汁とご飯だけでも、食事になっちゃうくらい。



「豆腐カツ定食」で。

見た目は、煮カツ定食と区別が付きませんが…。



ね、お豆腐でしょう。
一夜干しにして水気を切った豆腐を揚げているんだそうで、
手間が掛かっているのだそうです。
カツの卵、ダシしょうゆの美味しさと、
豆腐の淡白さは、これだけでもご飯として成る感じ。
でも、またご飯と一緒でも美味しいし、
何と言うか、ボリュームがあるけれど、
軽く食べられて満足感あって良いなぁ…と思います。

YOKOさんの感想としても、満足したとのことで、何より。






色んなお店が出来ていて…
もちろん、全てには出掛けられなくて…
やっぱり、こう言うものは「出会い」なのだなぁ…って。
そう思わないではいられません。
美味しい記憶を、こうして書き起こし、
またどなたかの「美味しい」や「楽しい」に繋がって行ったなら、何よりで。

そんな所をご祈念しつつ、
この辺りでちょうどお時間となってございます。

今日のところは、ここまで。

ありがとうございました。







気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

5月18日、自宅にて、福岡県小郡市のラーメンキラメキを。



「ライス」ではなく「ラーメン」です。

…これが分かる方って、まだいらっしゃるのでしょうか。
当の本人たちも使っているか分かりませんし…まぁまぁ、ともかく。

毎度お馴染み、ストレートスープ専門、
お取り寄せラーメンの僕の大のお気に入り、ご贔屓サイトでございます。
「福岡うまかバイ」でのお取り寄せ記、再びです。

( 福岡うまかバイ: http://www.fukuoka-umaka-buy.com/ )




他愛も無いことでございますが、
社内で、ちょっとしたラーメン話がありましてナ。

愛知県に出張した先で、初めて「味仙」を食べた同僚さんが、
いたく感動したんだそうで、
調べてみると通信販売がある、是非、これを食べてみたい…
また、美味しさを知ってもらいたい…ってンで、
共同購入みたいなカタチで、注文を取っておりまして。

僕は、「じゃあ、そのついでに」とラーロージャン(辣肉醤)をお願いしました。
これだけ単品で通販をする気にはなれませんでしたが、
こう言う機会ならでは、ですよね。

するってぇと、その発起人だけでなく、皆さんこう仰います。

「SOJA君は、ラーメンが好きなのにラーメンを頼まないのか」

…と。
そして決まって、僕は言うのです。

「ストレートスープだったら、注文しているんだけど…」

皆さん、不思議そうなお顔をして「そうか」と口にして。
まぁまぁ、あまり良い態度ではないなぁ…と当時も思っていたのですが、
これには、本当に主義主張がありまして。

「味仙」のお取り寄せスープは、濃縮タイプのスープなんです。
調理時にお湯で溶かすものです。
中にはお湯で溶かすだけでお店の味になる場合もありますが、
ラーメン作り、スープも大切な要素であって、
これは濃縮したってままなりませんし、
例え、濃縮できたとしても水で引き伸ばしたものが、
本店と同じとは考えられません。

「ストレートスープ」とは、
お店で仕上がったものをそのままパック詰めして、
直送してもらったスープであって、
限りなく店の味に近いものだと、僕は考えているのでございます。

あれです。間に入る余計なものは、
麺を茹で、湯切りをし、麺が吸った、また幾ばくかまとった信州の水…
…それだけだってぐらい。

「福岡の味を、そのまま取り寄せた」と言う言葉が、限りなく正しい。
だから、イインじゃないですか。

これまでも、「福岡うまかバイ」のメニュウは書いて参りましたが、
今回はもう少し、写真の枚数を増やしてお届け致します。

短い間ではございますが、
是非、明日の興味の一端、きっかけとなりますよう、
一生懸命、お喋り致しますので、
どうぞ、最後までお付き合いの程を願っておきますが…。






冷蔵便で配達されて、やって来ます。
お隣「丸久」については、また次回に。

これ、これまで通販して来た「天下一品」や「魁龍」など、
お店毎に個性があります。
大手の「宅麺」もそうなのですが、
最近ではスープも袋入り…と言う場合が多いでしょうか。



袋の中を広げてみると、こんなカタチ。
具もひとつひとつ、1杯のラーメンをそのまま作ることが出来るセット。
「宅麺」はネギなどは含まれず、
具とスープをまとめて、ネギは各自用意…と言うスタイルですし、
「魁龍」は、全く同じにフルセット、
「天下一品」はチャーシュー、メンマは別売り…と言ったところ、
お持ち帰りの文化と浸透などなど、個性があります。

「ラーメンキラメキ」さんについて、
詳細は「福岡うまかバイ」に書いてあることなのですが、
左上、醤油ダレ、白く固まった油を湯煎にせず、
袋のまま温めて、器にあらかじめ張っておくことで、
よりお店のままの味を再現できるのだそうです。



自作ラーメンを勤しむ方にとっては、
合わさった、ラーメンになる前のパーツ毎の味って、
研究したくとも手に入らないもの…だと思います。基本的に。

お持ち帰り、お取り寄せセット、
ストレートスープだと、これが叶うんです。
知的好奇心も満たされる訳です。



スープは湯煎して溶かしてから小鍋で温め。
麺はお好みで、1分くらい。
これも冷凍した麺でも、あまり時間は変わりませんでした。
太さにも寄ることだと思いますが。
加熱して合わせるだけで仕上がるので、とても簡単。

バランスが良い味わいで、
並べた「丸久」の豚骨臭がバッチリ利いたインパクト系とは異なり、
しかし、とても骨っぽさ、エキスの濃さはあって、
上品さ、軽さをも併せ持っていて、
だからこそ、麺の旨さ、匂いがスープと共に立って感じられます。



「小郡系」と呼ばれる区分けをされるもので、
その代表格は、超有名店「一蘭」が挙げられるのだとか。
福岡県のどの地域とも異なる独自の味わいだそうです。

ご飯と一緒に食べても美味しいとは思うけれど、
ご飯より、麺を主体にしたい重さと言うか、味の濃さだと思います。
醤油、塩気、味の強さはそんなに強くないタイプ。
麺にしっかり味があって、スープと麺が揃って旨い…と思いました。
何と言うか、ご飯だとご飯の甘味が勝っちゃうんじゃないか…と言う、
そのバランスがたまらなく惹きつけます。

どれに近い?…こうしてお伝えする為にイメージを膨らませると、
また別次元の味わいだった、
「潘陽軒」や「元祖南京千両」に近いでしょうか…。
久留米ラーメンの元祖、始祖に近い系統のオリジナリティに近いと言うか…
なるほど“独自色”と言うところ。



しばらく食べた後に「危険な一味」や茹で野菜などを入れて食べたり、
もちろん替え玉も合わせて取り寄せているので楽しんだりするのですが、
家だからこそ、後付けの楽しみ方は、とっても自由なのであります。

さて、今日はここまで。
また次回、もう1品の「丸久ラーメン」について申し上げる事にさせて頂きまして…

…それでは。

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SakeSoja
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「酒 宗夜」で「サケ ソウヤ」と読みます。
ココログにお酒関連で更新、
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