昔も好きだったけれど、いつの間にか忘れてしまっていたみたいで…。



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

7月16日、松本市波田周辺、A+!(アプリュス)にて。




以前、以前…どれぐらい前かと言うと、
YOKOさんと一緒になる前だったり、その頃だったり…
穂高温泉郷の「きないね」には、よく出掛けていたんです。
良い紅茶と言うものは、こんなにも…
そう、市販で出会う紅茶とかけ離れて良い香がするものなのか…と。

城山公園「憩の森」で、たいへんに良い心持ちになり、
気分が高揚していて…
コーヒーをお代わりしても良かったろうけれども、
また、違う楽しみも味わいたいと思いました。
本当、欲望は果てしない。

穂高の「書翰集」で凍頂烏龍茶を美味しく頂いた事が、
僕の中のやる気スイッチを、しこたま押したみたいで、
「紅茶も飲んでみたいな!」とは、ずーっと心のどこかで考えていて。
せっかくなので、
波田町の「アプリュス」に久し振りに出掛けてみる事にしました。
竜島温泉・せせらぎの湯の帰り道に通ったりもし、
1度か2度、行ったきりなので、今の雰囲気も知りたいなぁ、と言う訳で。



キームンやラスサンプーチョンなども気になりながら、
やっぱり、気軽に飲むことが出来ない、
また専門店だからこそ出会う事が出来る、
インド・ダージリンのキャッスルトン茶園のセカンドフラッシュを。
( CASTLETON, Darjeeling Second Flush )
3期ある茶葉の収穫時期の中で、「夏摘み」と呼ばれるもの。
コーヒーをちゃんと飲む方向になりつつある中で、
専門店の技術と言うか、
同じ珈琲豆、茶葉を買っても、
抽出方法で差が生まれてしまう事を実感しています。
1杯の美味しさを確実に提供する事って、
突き詰めれば、とても難しいものなんだなぁ…と。

だからこそ、専門店で美味しく飲みたいな…なんて思う訳で。



一緒に「森のアンズのタルト」なるケーキもお願いしました。
紅茶に合う塩梅。アンズの甘酸っぱさが主張し、
生地はピスタチオでしょうか…ほろほろと崩れ、
そこに紅茶の風合が染み込んで立つと言う…その美味しさ。

キャッスルトンは、ティーポットから注いだ瞬間、
その芳香に、心が輝きと共に洗われて行く…そんな風に感じました。
非常に香高い。
香の素晴らしい華やかさ、優美さ、世界観…
何か、それぞれの脳裏に必ずや香を基点として、
連想させる景色があるだろう、かぐわしさ。

飲んでみると、後半の清涼感が実に心地好く、
鼻から入る匂いと口から入る、また戻る匂いに差がありますが、
共に、本当に素晴らしいものだと思いました。
やっぱり、良いものは良い。
美味しい紅茶を、ちゃんと淹れてもらうと、
心から底から美味しさに感謝している自分に気付きます。

信州コーヒーロースターズギルドの出会いで、
コーヒーとの付き合い方が変わり、
「書翰集」の中国茶体験を経て、
朝日村「シュトラッセ」で、
何年もデイリーコーヒーとして我が家にお迎えしている、
深煎りのイタリアンブレンドを、お店で初めて飲んで…
…その違いに驚いて。

だからこそ改めて、
もう1度、紅茶を飲んでみたかったのだけれど、
やはり正解でした。
その当時も感動したけれど、より一層…
そう、たぶんその頃の自分は、
良い、高級な茶葉を使っているから美味しいんだと思っていたと思います。
茶葉しか視界に入っていなかった。

実際は美味しく淹れる技術が伴わないと、
茶葉の…それは珈琲も、どんなものでも分け隔てなく、
素材が持つ命の全てを引き出す事は出来ないのだと…
…そう考える様になって来ています。

そんな訳で、専門店の良さを感じた…と言うところで、
本日はここまで。
ちょうどお時間となっておりまして。

また明日、お目に掛かりましょう。

それまで、それでは。

ありがとうございました。





熱い夏は過ぎ…。



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

8月13日、岡谷市、岡谷温泉・ロマネット併設「食事処 やまびこ」にて。




温泉に入る…と言うことも必要だったし、
何より、数ヶ月ずーっと「桜すき焼き丼が食べてぇな」と思っていました。
何かしら都合が悪く、辿り着くまで行かなかったけれど、
事ある毎には思っていて。

本当は生卵がセットで、これがまた合うんです。美味しい。
ただ、1日1卵生活の自分、朝に食べてしまった為、
この日は卵抜きにて…それはそれでも美味しいし。

牛肉でないからアッサリした肉質、味わいと、
醤油、砂糖で味付けする、「すき焼き味」だからこそのコッテリさと。
牛肉でないからこその美味しさが好きなんです。
お値段も1200円と、「やまびこ」の中では高いメニュウになりますが、
本当に牛肉ですき焼きだなんて頼もうものならば、
こんなにお肉は乗らずに、しらたきや焼き豆富で穴埋めされるだろう…
…そればかりでないにしても、高価になりがちなものですから、
こうして、いつでも手軽に食べられる贅沢感も、好きなのでして。



YOKOさんは「ヘルシーサラダうどん」を。
ちょいちょい食べるメニュウ。

久し振りになってしまった岡谷温泉・ロマネット。
使いやすさから選びましたが、当日は休憩室やロビーが混み合い、
温泉は空いている…と言う珍しい光景に出くわしておりました。

お盆を過ぎて2週間ほどしか経っていないのに、
すっかり昔のこと…に感じていけませんが、
高校野球、佐久長聖の2回戦当日、
まさに試合真っ只中だったんですね。
休憩室ではオジサマ方が一挙手一動に声を上げ応援し、
女性陣はそれはそれで、ジッと祈るように見入っておりました。
ちょうど僕がお湯から出て来たところで、
最終回、懸命に勝利を目指し、チャンスもあったけれども、
敗戦してしまった瞬間で。

その瞬間に休憩室の空気が大きく変わるものですね。
見入る、熱中する、それが開放された瞬間。
なかなか珍しい光景を垣間見た様に感じています。

お盆を過ぎれば秋の気配…とは言いながら、
残暑の折であろうところが、まだまだ猛暑が続いている様な現在、
8月の終わり…熱い夏であり、暑い夏がまだ続く、
もう週末から9月ですもんね、季節が巡る早さを感じます。

秋刀魚の豊漁も伺いますし、
美味しいものが多く出回る時期ですから、
また楽しんで行きたいなぁ…と言うところ、本日はここまでとなっておりまして。
明日もまた、お目にかかる事と存じます。

どうぞそれまで、それでは…。

ありがとうございました。





「あ、おなか空いたぞ!」と素直に思ったところ。



気楽なところで、一生懸命…と言うことですが。

8月17日、松本市南方平田芳川村井界隈、麺屋 直にて。




えー…「今日はどの更新にしようかな」と、
それなりにブログの記事はストックがあって、
選んだりしているんです。前日と重ならないとか、
ラーメンがやっぱり人気なので、
PV数が少なかった日の翌日はラーメンにしてみたりとか。

画像を見ていて「ゴクリ」と喉を鳴らし腹を鳴らし…
…と言う、ある意味、目の保養であるのに、
目の毒でもあるものだなぁ、お腹が空いたなぁ…
そんな心持ちにさせられた、「麺屋 直」の「味噌らーめん」について。

先達て出掛けた際に、YOKOさんが注文したもので、
ピリ辛の味噌味…
「サッポロ一番」の様な、ある種オールドスタイル、
濃厚なタイプでなくて、食べやすさも、食堂っぽさ、親しみ易さがある、
味噌ラーメンの定番スタイル…の、最上級味。

もちろん、僕は僕で注文したものがあるから、
ひと口もらって、それでおしまいで良いのだけれど、
どこか、郷愁を誘いますね。また口にしたい。とても惹かれる。
あれから10日以上経つ今になって、恋しい。
不思議なものです。
美味しさが、今になって呼び戻されているなんて。

何とも言えない美味しさがありました。まさに妙味たる。
そんな訳で、やたら写真がそそるので、
「済」フォルダに画像を移動させたく思い、
いつもそそられちゃうから…、こうして更新に至りまして。



当日は、僕は「ソボロセット」を注文していて、
これはまた更新しますね。
「餃子(手作り)」も、「麺屋 直」では忘れられません。

本当、求心力がある画像ばかりで困ります。

さて、本日はここでお開き。
ちょうどお時間となっておりまして。

また明日、お会い致したく存じ上げまして、

それまで、それでは。

ありがとうございました。





Canon PowerShot G7 X Mark Ⅱと一緒に。



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

8月16日、安曇野市穂高界隈、猫カフェ「Baron」と「樹安亭Due」にて。




「猫カフェに行きたい!」と、ずーっとYOKOさんには訴えかけていて。
いや、だったら1人でも行けば良いのだけれど、
なかなか、何と言うか、小学生の頃に初めて少女漫画を…
…「きんぎょ注意報!」とか「怪盗セイントテール」とか、
その瞬間にも似る、気恥ずかしさがあって、
どうしても、YOKOさんと一緒が良く、
機会をじっくりと狙っていて、ついに…と言うところでして。

1時間1000円でドリンク付き。
猫さんのいる部屋に入っていって、ただ猫を見ながらくつろぐのみ。

最初は「メシだ!侵入者だ!」とざわざわするのですが、
「あ、こいつらはメシをくれないタイプの人間か…
…とお気付きになられると、興味をなくしたみたいで、
ご自由にお過ごしになられるのみ…と言う感じ。
気楽に、好きなだけ写真を撮らせてもらいました。











結局、1時間中撮影していて、
休めたか…と言うと、かえって疲れてしまったかも知れません。
それもまたそれ、楽しめた…と言うことで。

この夏、デジカメを新調しました。
NIKONのP310と言う2012年発売のデジカメから、
Canon PowerShot G7 X Mark Ⅱと言うデジカメへの機種交換。
カメラの調子が悪くなった…と言うより、
より良く写真を撮りたいなー…ということで。
色々と悩みましたが、実機に触れることが出来た事も良かった。
写真、「おっ、変わったな!」なんて思ってもらえたら嬉しいのですけれど。
この「小盛り」は、撮影時期で言うと新旧入り乱れますので、
「これはP310で、これはG7-X-2かな!」と思ってもらえると…
…甲斐があるんじゃないかなぁ…と言う所です。



猫カフェで過ごした後、
「お昼ご飯、どうしようか?」とYOKOさんに聞いてみると、
「久し振りにピザ気分!」と仰る……
更にご飯後に穂高温泉郷を目指す予定があったので、
そちらと逆方向の堀金界隈のイタリアンではない方が良いかしら。

そうして辿りついたお店が、こちら。
久し振りの「樹安亭Due」でして。
安曇野アートヒルズのお隣ですね。



サラダ。
塩、レモン、オリーブオイル、バルサミコ酢のシンプル味付けに、
トマト、サニーレタス、キュウリ、セロリ。
量も2-3人前とありますが、結構しっかりした量で嬉しい。

…あ、メニュウを読み返すと「自家製ドレッシング」とあります。
食べてみて、それに胡椒など…と思ったのですが、違ったらすみません。



ピザも注文しましたが、今日はカメラの雰囲気も見て欲しくて、
「イカスミのタリアテッレ」にて更新します。

黒い、または白い被写体ってカメラにとっては苦手なものではないか…
そう思うんです。それが艶やかに上手に撮れた…と思え、たいへんに嬉しく。

これまで、Instagramで投稿する際など、
写真にフィルターで色彩調整など加えていたのですが、
その調整を行わないままの方が美しい写真になる…と言う嬉しさ。
またiPhoneへWi-Fi経由でカメラデータを送ることが出来るので、
カメラの画像でSNS投稿できることが、
こんなにも便利だとは思ってもみませんでした。
文明の利器、進化はすごいなー!…と、そう思う…だ、けれども。

「酒 宗夜・小盛り」は、あくまで食べ物ブログでして。
本題も書いて行きますけれども。

イカ墨の風味は適度で、パスタに練り込まれているためか、
何よりパスタを噛み締めた時に風味を感じられ、
食べることがとても美味しく感じました。
イカ風味と言うよりも、イカと潮の雰囲気が穏やかに感じられ美味しい。

ここに唐辛子を加えてパンチを出しながら頂きました。




…と、
こんなところで、本日はちょうどお時間となっておりまして。
また明日、お目に掛かりたく存じます。

それまで、それでは。

ありがとうございました。





アナログ手回しが、たまらん。



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

7月29日、松本市駅前大通り、“カエルのお店”Hop Frog Cafeにて。




ポップコーンと言う食べ物を知らない訳ではないけれど、
子供の頃の食べ物…と言う印象が、僕にとっては強く、
ひなびたデパートの屋上階近く、
現代ならばゲームセンターとか?
ポップコーンの自動販売機があって、バターの匂いが強烈な誘惑となって…
…そう、それくらいしか印象に無く、
知っているよ?映画館に行くと、キャラメルとか甘いのあるんでしょう?
甘いの。
もはや性癖に近いと思うんですけど、
手を汚しながら食べると言うことが、僕は出来なくて、
如何にも手がベトベトになりそうな、
そんな映画館でのポップコーンは、全く食指が伸びておらず、
今の自分に繋がっております。

映画館のポップコーンも匂いは良いのです。すごく良いのです。
でも、でもなぁ…と思って数年来、口にしていなかったですかね。



Hop Frog Cafe、カエルのお店では、
色んなご縁があって、
本場アメリカの家庭などで使用されている、
ポップコーン用の鍋を入手されたんだそうで…
ふた付きの鍋、ふたを閉めたところ、
上の手回しノブをグールグルと回すと、
鍋内の刃が回転して、
弾けようと熱くなるポップなコーンさん達を攪拌する…
…と言う、ごくシンプルな造り。
でも、なるほど、映画館とかおやつとして、
ポップなコーンが生きる日本に比べて、
アメリカの方が、より日常に馴染んだものではないかな、
だからこそ、道具があるんじゃないかなぁ…と思う事が出来るもの。



作りたてのポップコーンは香ばしくて美味しいし、
店長さん曰く、バターも控えめにしていらっしゃるとのこと。
あっさりした加減で調整している様なので、
クラフトビールにも、コーヒーにも良いかも知れません。
先達ての「はとむぎ」にも通じる、
飲みのお供になる、頼もしいアイツ感に、実は驚いていました。
「ポップコーンって、悪く無いじゃん」と。

食べなくなっていたら、
いつの間にか悪役化させてしまっていた自分に気づきます。



YOKOさんとふたりで気に入ったことは、食べ方。
ベースに淡く塩味が付いているので、
そのままでも美味しいのですけれど、
「ブレンドペッパー」と「ちょっと辛いスパイスブレンド」と、
2種のフレーバーが添えられていました。

…ポップコーンの物質的な軽さによって、
スパイスを付けようと器に触れる、押す、押し込まれる、
ポップコーンの中に埋まると言う…
写真をよく見ると、ポップコーンの中に透明な器が見えると思いますが。

どちらのフレーバーも、とても良いアクセントになります。
ビールと共に食べ進んでいて、
コショウの香ばしい匂い、辛味と旨味の組み合わせ…
それが、とても美味しいなぁ、と。
YOKOさんとふたりで、モフモフと頂きました。
こう言う食べ方だったら、ポップコーンも良いなぁ、
久し振りに食べたねぇ…なんて言うのは、
お店を離れて、YOKOさんと思い出し語りなんぞをしていた時にも出た話。

様々なクラフトビールが用意されているカエルのお店、
より楽しむための強力な、頼りになる助手になると思います。
ぜひともっ!

…と言ったところで、今日はここまでとなっておりまして。
ちょうどお時間となっております。

また明日、お目に掛かりましょう。

それまで、それでは。

ありがとうございました。




本当、タイミング良かったみたい。



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

8月25日、塩尻市洗馬、芳香庵みのるにて。




えー…その日、食いっぱぐれそうだったんです。僕ぁ。

「あっ、ちょっと距離あるけれど、みのるがある!」

…と言う心持ちで向かっておりました。

朝日村美術館で今日まで開催されていた「下田ひかり展」を見に行き、
最終的に、どこかでご飯を食べて、
自家焙煎珈琲店シュトラッセで、コーヒーを飲みたいと考えていました。

朝日村のある曲がり角に、
「手打ちそば むらさき式部」と言う看板があり、
ネットにも情報が出て来ないので、
「とりあえず行ってみよう」と奥まった集落に出掛けて行くも、
どうやら看板だけが残っている様子、
行けども行けども、何もない。諦めて来た道を戻る。

次いで、10分くらいでしょうか。
今井の道の駅に、カレーの移動販売が来ていたら良いな…
無くても、食堂あるもんな、と思って向かうと、
移動販売はなく、イベント日だった様で、食堂には行列、待ち人が溢れるくらい。

これはいかん。

そこで「みのる」を思いつく訳ですが、更に15分以上は運転をして移動をする…、

…と言う。結構、お昼ご飯に困った日でした。
「まるなか」は、週イチのラーメンを超えてしまうし、
「ふじもり」は、すみません…。

「芳香庵みのる」には「信州ひすいそば」と言う、
希少種のお蕎麦を食べに行きたくて、1度だけ2014年の11月に出掛けています。
その頃も良い評価でしたが、今回は更に美味しく感じました。

…2014年ぶりなのは、何故かと言うと、
お昼ご飯の時分は温泉を求めて他の地域に出掛けてしまっているから、ですね。
塩尻、ほとんど温泉ありませんしね。





「十割手打ち盛りそば」の「信州ひすいそば」、
小、中、大とあって、120g、180g、240g ですが、
120g 増量ごとに500円増しで対応可能とのこと。

よくお蕎麦屋さんで、水そば、塩そば…
水に浸したお蕎麦、塩だけ付けて食べるお蕎麦、
蕎麦本来の味が分かるから…と、勧められるのですが、
自信の上に、そうしてお勧めして下さっているとは思うのですけれど、
それで「美味しいなぁ」と思うお店って、
自分はあまり行き会っておりませんで。
ちょうど他の方の配膳もあって、
店主殿が目の前にいて、
「あっ、塩そばやらないといけない雰囲気かも」
…と思い、試してみましたが、

「あ、蕎麦自体が旨い。甘味もコシもあって、角も立ち、
 後から追い掛けて来る塩の旨さで引き立つ…!」

そう、にわかに驚いた瞬間は、ハッキリと覚えています。

ツユは香が高いタイプ。
薬味を蕎麦の上に乗せて試してみますが、
葱、大根おろし、共に非常に蕎麦へ、ツユへの反応が良く、
薬味に意味がありました。
山葵も、その香より、辛味がピッと立っていて合う。

「これは…これは、前よりずっと美味しい!」

嬉しくなりました。
僕が松本平でいちばん美味しいと思っているお蕎麦は、
今はもうない銘酒居酒屋「よよぎ」の大将、
長嶋さんが打つ十割蕎麦です。
十割でも、こわくなく(硬くなく)、細く喉越しが良く、
細身の中にも確かにコシがあって、モチッとささやかに返す弾力がある。
ツユの美味しさも引き立ち、蕎麦湯までウマイ。

…これが理想で探しているのですけれど、
いちばん近いかも知れないな…と思いました。
比べると、やや麺線が太く、食べ応えがある…かな。
でも、お酒の〆として打っていたお蕎麦と、
お蕎麦屋さん、専門店としては食べ応えに差を求めても納得ですし。

ちなみに、メニュウを見ると、
打ちたて150分以内のお蕎麦を提供すると言う事もあって、
その場で打つ=売り切れ時はお待たせしても、打つと言う、
シビアな条件で営業される形態に8月から変わったんだそうで、
それゆえに、「三タテ」…挽きたて、打ちたて、茹でたて、
こだわったお蕎麦を食べられる様になり、
店内もそれに合わせて改装をし、現在。そしてこの旨さ。

「向上心があり過ぎる!」

…とは当日、Twitterに呟いたことでして。
年上の店主さんに、こう申しては不躾かも知れませんが、
実に感心しました。そして、その努力が実っているからこそ、
より心を動かされます。




そんな昨日を楽しんでいたところ、
本日の市民タイムス…塩尻版だけかも知れませんが、
「芳香庵みのる」の記事が掲載されていました。
ホント、タイムリー。

売り切れたら打つ、お待たせすることもある。
ただ、その分、絶対に生まれたての蕎麦に出会える…
待ち時間は、蕎麦の実を挽くところから、
間近で、職人さんが蕎麦を打つところまで、
全部、立ち会うことが出来ます。
それなら、待ち時間も苦で無いのでは…
そうも思います。

SNSの話題に、ある蕎麦職人さんは、
三タテは幻想であって、
打ちたて後に、2時間くらい麺を休ませた方が良い…
…と、書く方も居たりしますが、
まず第一に、美味しいと感じられる蕎麦か否か、
少なくとも「芳香庵みのる」さんは、
三タテの実現に尽力されて、
より美味しいお蕎麦を提供して下さるので、
その話題は、とりあえず置いておきたいと思います。

信州人ならば、お蕎麦には好みがあって、
合う蕎麦、合わない蕎麦があることを、
生活の中から知っていると思います。
だので、絶対はないと言う世の理通りに、
「絶対に美味しい店!」とは言い切れませんが、
でも、僕が今、誰かに問われたならば、
まず、一押ししたいと思う美味しさでした。
食べてみて欲しいと思うから、こうしてブログを書く訳ですし。

もし、ご一考願いますれば幸いです。
店主さんおひとりのお店ですから、不便もあるかも知れません。
でも、それでも、です。
その地域に住んでいらっしゃる同僚さんがいるので、
明日は、会社に着いたら直ぐ話をしたいし、
お蕎麦を食べて後、シュトラッセに出掛けて行って、
「みのる、美味しくなってましたね!」と、
珈琲屋さんで、イキナリその話題をしたりとか…
…うん、心は動かされました。

さて、こんなところで、本日はお開きとなります。
ちょうどお時間となっている様でして。

では、また明日、お目に掛かりたく存じ上げまして、

それまで、それでは。

ありがとうございました。








興味こそ、動く原動力。



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

8月13日、松本市松本駅前界隈、松本酒場まえじにて。




SNS で、松本界隈、日本酒好きさんの集まりがあるようで。
催しものを定期的に開催されるなど、
お店が主催してイベントを…
一時期は様々ありましたけれど、
今では、なかなか伺う事がない…もしくは、
自分が張っているアンテナの受信感度や指向性が良くないだけかも知れませんが。

それは酒屋さん主導でもないようで、
どちらかと言うと、主催者のある有志オフ会の様なものかしら…
…と思っています。でも、逆にそれはスゴイことなんです。

山梨に純米狂さんがいて、定例会をされていて、
正直、その続けて行く力、真摯な姿勢は、
そろそろギネスブックに掲載しても良いんじゃないか…と思っています。
会を個人で続けて行くって、ものすごく難しいことです。
協力して下さる、理解あるお店との関係性も肝要ですし。

そんな中で登場したお店が「松本酒場まえじ」と言うお店で、
いつか、出掛けてみたいなぁ…なんて思っていました。
8月13日、ちょっとだけ独り行動になる時間があったので、
「この機会に、どうだろう」と思い、出掛けて行った…と言う、それが今日のお話。

お酒のお噂ですから、「酒 宗夜」側に書くべきか…とも思ったのですが、
出来れば、松本駅前のことですし、
お酒の内容と言うより、場の雰囲気だったり、酒肴について、
こうしておしゃべりしたいなぁ…と思って、「ナガブロ」で書いております。



駅前の「翁堂」の脇であって、「ポンヌフ」のお隣。
前々はお寿司屋さんがあった場所ですよねぇ。
お寿司屋さんだったからこそ、
オープンキッチン風の造りになっている様で、
カウンターに座ると、忙しなく…
お盆のど真ん中ですから、混み合った注文を、
次々にさばく店主さんらしきお兄さんの奮闘を眺めます。

なるほど、信州の地酒が地図と共に紹介されていて、
限定品だったり、レアなお酒を揃える…なんて言うものより、
信州の日本酒を手軽に知って行ってもらおう…と言うコンセプトでしょうか。

飲み比べセットは、オンメニュウの日本酒ならば、
どれでも選ぶことが出来るんだそうで、登水、今錦、舞姫と選びました。

当日のTwitterには、以下の様に記録しております。

登水は甘酸っぱさのあとに、
クリーンな時間とやや渋の時間があって、余韻は甘味。
食べ物に合う。

今錦はポトンとした香があって、
渋苦がグーンと迫力を少し見せてくれて美味しい。

静は舞姫かなぁ?横笛?
甘味ふっくら。アルコール酸で全体ライト。塩濃さに合う感じ。

…とのこと。静香は舞姫の本醸造でした。



目の前で揚げ物や串焼きが上がって行く姿を見ていると、
やたらとお腹に刺激があるのですが、
出来たら、この後に「麺州竹中」を目論んでいた事もあり、
軽めの酒の肴にて、一杯やろうと思います。



「やみつきセロリ」

食べ終わって器をみると、少し油が浮いていたので、
ドレッシング的なもので和えているのかも…ですけれど、
セロリの青さも適度に感じられるもので、
とても食べやすく、腹にもたまらず、とても酒飲みに良いメニュウに感じます。
どことなく韓国風の味付けで来るか…とも思ったのですが、
和風…とも、またちょっと違う、
アッサリした味わいが、なかなかに良いものでした。



「とろたく」

どんなメニュウか、メニュウ名からは想像できなかったのですけれど、
「オススメ」とあったので、注文。
なるほど、トロタタキに沢庵、それを海苔で巻いて食べよう…と言うご趣向。
ちょっと醤油に海苔を触れさせると、風合が立って乙であります。




YOKOさんと一緒になってから、
初めてのお店に、独りで入ると言うことがなかったので、
やや緊張しますし、
YOKOさんに話し掛けている時間があるからこそ、
持て余さない時間を、
やたらに色んなものを見て、「ほほう、こんなお店なんだなぁ」と、
知識欲、興味を満たすことで代替しようとするみたいで、
忙しない、落ち着きのない「孤独のグルメ」的な様相で、
しばらく楽しんでおりました。

普段と違う、駅前界隈の賑わいの真っ只中を感じて、
何だか、それはそれでとても楽しい時間でした。

…と、言うところで、本日はここまで。
ちょうどお時間となっておりまして。

また明日も、お目に掛かることと存じます。

それまで、それでは。

ありがとうございました。




かゆ、うま。



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

8月24日、塩尻市塩尻駅前界隈、無奏天生にて。




えー…、
タイトルは、そのあとの続く言葉をやりたかっただけ…
…と言うか、いや逆かな、
今も昔と言って良いんじゃねぇかと言う、ゲームのネタですけれど。

つい先日、お客さんと不意に「ドリフターズ」の話になりまして。
平野耕太さんでなく、(それはそれで大変面白いのですが)
いかりや長介さんとか、志村けんさんとか。そちらです。

とにかく名曲が多いもので、
それを熱心に話していたのですけれど、
やはり年若い方には「ドリフターズ」そのものがお達しがない。
「加トちゃんケンちゃん」で、何とか…と言うところ。

「かゆ、うま」も、当時は衝撃的なゲームであり、
芸とは違う所でやらかしてしまった「まちがいない!」と言う決めセリフで有名な、
長井秀和さんが、初期の頃に、
このゲームの…プレイした人ならば分かる、
モーションのもどかしさで、ひと笑い取ったりなんかしていたんです。

今では、やっぱりお若い方にはお達しがないんじゃないかなーって。
時代は進んでいるなぁ、と思ったりなんかして。

でも、Twitterでは、
信州を駆け巡る大学生さんが、
僕らよりも、僕らの上の世代よりも、
歴史を、近代史を掘り起こすように、
昔の地図や写真から情報を現代に紐解いていたりなんかして、
とても興味深くあり、皆さまそれぞれ…とも感じています。




さて、「痒いところに手が届く」とは。
自分の注文方法が、自分の胃袋をちょうど良く把握したうえで、
とてもフィットした良き方法であり、
その方法が、元々メニュウに書かれていたものですから、
「あぁ、食べ手の気持ちをよく把握されているな」…と言う事なんです。

塩尻駅前「無奏天生」の平日限定ランチメニュウ、
丼ものが魅力的でよく利用します。

Aランチが、週替わり丼+ミニらーめん(醤油)で、
僕がよくお願いしているものです。
食事に汁ものが欲しいと常々思うもので…
お味噌汁とセットのBランチもあるのですが、
ラーメン屋さんですし、その主たる味わいには触れていたいじゃありませんか。

続いて、メニュウには以下の様に記載があります。


「丼はボリュームがあります。
 ご飯少なめ(同価格)の設定がございますので、お申し付けください」

・らーめんの種類は変更できません。
・らーめんは+160円で並盛に変更できます。
・+160円で並盛に変更した場合のみ、汁なし担々麺への変更が可能です。


…とのこと。

「あ、汁なし担々麺に変更した事がないから、これにしよう」

そう思います。
ただ、丼のボリュームは本当にしっかりある、
汁なし担々麺もフルサイズ来る…となると、相当の量です。
だので、「ご飯少なめが出来るとはありがたい!」と思う…

「あぁ、痒いところに手が届いた」と言うことなんですね。

よって、注文は、

「Aランチのご飯少なめ、汁なし担々麺に変更で」となります。

お代金は910円なのですが、
丼単品は550円と言う表記も実はあり、
汁なし担々麺に変更の160円と、本体価格を比較すると、
ものすごーくお得なセットになっています。
平日限定も頷ける、本当にすごくお得な状態で…。
当時は「すごくお安く感じるなぁ」くらいの、
ざっくりした心持ちでしたが、
家に帰って来て、こうしてブログとして書き始め、
メニュウの値段をさかのぼって計算して、驚いております。
そして感謝もしております。ありがたい。

明日から土日であって、
次いで定休日の月曜日ですので、
こう書くことも申し訳ないのですが、
是非、火曜日から金曜日、ご自身で体験して下さった方が…
来週は来週で、丼メニュウがあるでしょうし、
現地確認、オススメです。食べた満足感、きっとお値段以上。



最近、ずっと「味噌」の汁なし担々麺に浮気をしていて、
久し振りに、スタンダードな名物「汁なし担々麺」を頂きました。

何と言うか、味噌も大好きなんですけれど、
四川山椒との組み合わせの妙は、
より四川山椒の風味を楽しむ構成は、ノーマル版なのかも知れません。
味噌版は、「味噌の風味も併せて楽しむ」ものではないかと。

四川山椒の痺れを、30回以上混ぜ合わせた麺が、
包み込む様にマイルド化している…とまで感じました。
辛いには辛いのですけれど、
四川山椒と麺が、ちょうど良い塩梅でウマイです。

その後、続々と訪れるお客さん方も、
皆さん、ランチではなく汁なし担々麺を注文されていました。
流石の人気と言う感じ。
でも、一足先に食べ終わりながら、
「これはまた食べたくなるよなぁ」と思い、
忙しくなる時間帯を前に、お暇した…と言う所で、
本日は、ここまで。
ちょうどお時間、お開きの時間となってございます。

また明日もお目に掛かりたく。

それまで、それでは。

ありがとうございました。





懐かしくも新しくもあり。



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

7月16日、松本市城山公園、憩の森にて。




本当に久し振りに、「憩の森」を訪れた…これが7月7日で。
「憩の森」のコーヒーは、相変わらずとても魅力的でした。
楽しみながら、ずーっと考えていました。
「カレーも食べたいなぁ」と。
これも、僕の思い出の味のひとつ。

カレーも…そう、ひとくちにカレーと言っても、
家々に違いがあると言われるし、家が違うんだからお店においても、
全く違いがあって、違いばかりのオンパレードで…
「憩の森」のカレーって、
僕がよく出掛けていた時代にもあり、
一時期は通常のカレーとキーマ風のカレーに分かれていた時期もあり、
色々と変革と共に歩みながら、
今は今のカタチになっているみたいで、
「酵素玄米のカレー」と銘打ってありました。

…そう言えば、僕が最後に訪れた頃に、
真新しく、酵素玄米のおにぎりがメニュウに加わっていたかも。
その数年来なのだから、そりゃあ久し振りに感じる訳です。
今やカフェ飯の主役になっているみたい。



サラダがセットになります。
可愛いサイズのものだけれど、ちゃんと美味しくて気に入りです。



冒頭に貼り付けた写真と同じですが。
「酵素玄米のカレー」をご飯大盛りで。

Twitterには以下の様に書きました。

トマトやスパイス、野菜の香味が芳しくて大好物。
酵素玄米ご飯は手に取った時は硬く見えますが、
口の中では程好いモチモチ感。
緑の城山公園を眺めながらの食事は最の高です。ホントに。

…とのことで。



景色は、こんな風景なのです。
大きな窓ガラスから城山公園の緑が差し込みます。
山頂からの風景、名勝とか、
そうしたものとは違うのだけれど、
木々の青さが目に美しく気持ちが良い席。

普段食べているご飯は、粒がそれなりに分かれるものですよね。
酵素玄米ご飯だと、
それぞれが少し固まりになっていますが、
食べづらさは感じません。モチッとした食感があり、
少しだけ香ばしい匂い。
カレーは…アジアンチックと言えば、そんなスタイルなのでしょうか。
あまり気にした事が無くて、
「憩の森の味は、憩の森の味」…なんて感じです。
液状分だったり、カレーの緩さだったり、
他のお店との差は、結構あると思いますが、
昔と違いはあるのに、「あ、やっぱり憩の森のカレーだ」って…
「美味しくて懐かしいなぁ」って、そう思いながら頂いておりました。
レーズンが散りばめられていて、
時折甘味が来ることも、たまらなく美味しい。
挽き肉が入ってキーマ風、
香味野菜もたっぷり入っていそう…そんなスタイル。

当日は、島内の笹井酒造に立ち寄って、
感謝の気持ちも込めて、色紙を渡して来た日でした。
その足で、城山公園までやって来たカタチ。
心が温かい気持ちで、静かに感受したい…
…そして、お昼ご飯も食べなければ。

素晴らしい選択だったんじゃないかなー…って思います。

「珈琲 or 紅茶セット」にすると、
コーヒーはミニサイズのものがお得なお値段で添えられます。



店主さんに聞いたことがないから分からないけれど、
ミニサイズだけれど、結構濃く淹れてある様に思い、
飲んだあとの満足感は十二分にあります。
カフェとしての通常サイズ、先日も頂いたブレンドと比べても、
濃くて説得力がある印象…
カレーに合わせて淹れてらっしゃるのかも。



よく、この「酒 宗夜・小盛り」をご覧になって下さっている方ならば、
お達しがあるかも知れませんが、
僕は、コーヒーの液面から見える世界が好きでして。
ライトを含ませながら撮ることが多く、ここでも1枚。




カフェ、喫茶店の屋号として「憩の森」と言いますが、
自分にとって生まれ育った場所に、ごく近い場所にあり、
とても落ち着く場所です。思い出もいっぱいあります。
文字通り、まさに憩う場所。景色は城山公園の木立、森そのもの。

たいへん快い時間を過ごした…と言う所で、
本日はここまで。ちょうどお時間となっております。

また明日、お目にかかりたく存じ上げまして…

それまで、それでは。

ありがとうございました。

***************************************

ちょうど現在、「憩の森」では、

「藤田嗣治とお勧め国内外秀作版画展」

…を開催している様です。

( http://ikoinomori.jugem.jp/ )

市民タイムスにも掲載がありましたし、是非とも。





「爆熱熱波」とは、岡谷温泉・ロマネットの、
ロウリュウサウナのスペシャルタイムに冠されている言葉である。



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

8月10日、松本市波田町界隈、ラーメンハンリュウにて。




世に誘惑箇所と言うものは、本当に、本当に多いものでして。
落語の舞台となります、
江戸、明治年間においても、現代文明より多岐に渡らないにしても、
「擬宝珠」と言う落語があるくらいですから、
フェチズム、趣味趣向なんて言うものは認識されていた様でございまして。

「流行り廃り」なんと申します。
流行りやすく、廃りやすく、文化が興り、消えて行く…
その荒波の中で残るものこそ、本物だ…とは、
どこ高の偉い先生が仰っていたそうで。

市街地から離れ、波田町にあり、
上高地や乗鞍、安房峠を抜けるために通るだろう道沿いに、
「ハンリュウ」はあります。
辛いものが大好きな我が家のYOKOさんにして、
「ドラゴンラーメン」は、いたくお気に入りのメニュウでした。

それなのに、ああ、それなのに…

柳亭痴楽師匠のような調子で読んで頂けると嬉しいのですけれども。

不思議と、新たなお店が出来たりなんだりする内に、
気付けば、何かあった訳でもないのに足が遠退いておりまして。
今回、たまたま「久し振りに出掛けてみようか」と思い立ち、
こうして、久し振りにブログとして読んで下さる皆様の前に座っている…
…なんと言う。ご縁とはいついかなる時も面白いものですね。



「ドラゴンラーメン」は、どうでしょう、
「石焼きまぜそば」の様にも捉えています。
韓国料理のお店「ハンリュウ」ですから、
石焼料理はお手の物。
茹で上げの麺は焼き石の上で爆ぜながらやって来ます。



スープは、辛くしなければ、ピリ辛ちょっと増しくらいの辛さ。
ひき肉がたっぷり入っています。
このスープを、麺が入った石焼器に入れる…ジュバアー!と音が騒ぐ!



生卵と麺の焼き加減、スープを入れるタイミングはお好みで。
ここに、より美味しく食べるコツがあります。



麺をしっかり焼くと、部分的にカタ焼きそばの様になって、
非常に香ばしく、徐々にスープによってしんなりする、
その食感の変化を楽しむことが出来ます。
しばらくは石焼きの熱量で、写真の様にスープが煮立ち、
麺に味が染み込み、ドラゴンラーメンとして完成して行きます。
熱が落ち着き出してから卵を入れても美味しいと思うんですよね。
より、マイルドになるでしょうか。

太麺は焼かれて、煮立てにあって、
それでもプリッとした強さは失わず、熱も失わず、
最後まで熱々の状態を維持したまま食べる事が出来ます。
麺を食べ終わった後は、ご飯を入れる…
担々麺の様にスープに入ったひき肉が、底に沈みますから、
それとご飯を、追い飯をしてあげて食べてフィニッシュ。
追い飯時に韓国海苔を振り掛けると、
また旨味のベクトルが変わって本当に美味しいです。

普段食べている食べ物より、ずっと熱いメニュウですから、
辛さの感じ方も、熱と共に、ちょっとメーターが違うかも。
僕は1辛、YOKOさんは2辛で食べています。
とにかく、熱く、辛く、汗だくになって夢中になって食べる気持ち良さがあります。
お腹もいっぱいになりますし、満足感が高いドラゴン。

「あぁ、何で久し振りになっちゃったんだろう、こんなに美味しいのに!」

…そう、僕らは食後に言い合うくらい。
たぶん、その頃は金曜日のラーメン→温泉セット日、
安曇野みさと温泉・ファインビュー室山や、
岡谷温泉・ロマネットに出掛けることが多く、
「ハンリュウ」が、とても遠く感じてしまったから…かも知れません。

今、ファインビュー室山のリニューアル期を経て、
「竜島温泉・せせらぎの湯」が気に入っているため、
まさにルート上のドラゴン。
こうして、再び美味しさに出会えた…と言う訳でして。

本当、美味しかったです。大好物。

…と言ったところで、本日はお開きとなります。
ちょうど、お時間となっておりまして。

また明日、お目に掛かります。

それまで、それでは。

ありがとうございました。

< 2018年08>
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SakeSoja
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「酒 宗夜」で「サケ ソウヤ」と読みます。
ココログにお酒関連で更新、
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日本酒、クラフトビール、ウイスキー、
信州信濃の温泉、
落語などなど趣味のお話。
気楽なところで、
一生懸命、行きます。