しろがねで、鶏ゴテ+ほうれん草+メンマ。

SakeSoja

2018年12月13日 18:30





新手のまぜそば。



気楽なところで、一生懸命…と言う事です。

11月30日、松本市石芝界隈、らぁ麺しろがねにて。




期間の定めがない限定メニュウと思われるもの。



この張り紙が店内にあれば、きっと大丈夫。

TL上で、どなたかが「まぜそばみたいだ」と仰られていて、
そこにディ・モールト(非常に)、シビれたりあこがれるゥ…だったり。

ラーメンに対して、そう例えるところは、
つまりは濃度粘度の高さを想像させますよね。

「なるほど、そんなに濃いんだ!」

ドロ系と言えば、大阪・無鉄砲さんが代名詞でしょうか。
濃厚で、スープがドロドロっとしている様子から。
モノによってはレンゲがスープに立つものまで。

前に食べたよな…と思って自分の記録を探してみると、
ストレートスープの最大手通販サイト「宅麺」にて、
2012年に注文をしている様子。
「大らーめん博2012・無鉄砲しゃばとん「豚そば」」なるものを。
その時のTweetが、こちら。

こっ、濃ゆい!こんなに濃いんだ〜!
体調とも相談しないと食べられないくらい濃い!すごい!
ほんのり生姜の香も。
YOKOさんとふたりで1杯食べたけれど、それでもこの攻撃力!

…と言う。
「鶏ゴテ」をして、かの「天下一品」的な要素も感じると書く方もいて、
とにもかくにも、皆さん「美味しいと評判のもの」に例えられるので、
とても良い具合なんだろうなー…と想像して出掛けておりました。



スープが、こんもりと盛り上がっている事が伝わりますでしょうか。
鶏チャーシュウなどを乗せて、少し沈む…沈んだ分が重力に逆らって浮き上がる…
…いやはや、想像以上です。



麺を引き上げると、ソース…ソースよりもずっと濃いですよね。固形チック。

スープを先にひと口…が何とも難しいスタイルだったので、
スープと麺をよく混ぜてから頂きました。

「無鉄砲」で感じたような超弩級のオイリーさはなく、上品。
焼き鳥の皮の焼きたての方が、もっとよっぽど暴力的な脂が出ています。
脂はあるのかも知れませんが、主体的ではない味わいです。

「鶏コテ」を炊いて、つけ麺用のスープをこしらえておいでに見えておりますが、
それとはまた別の濃度観を植え付けられます。
どの様に造っているかは分かりませんが、
これを焼けば固まってプリンになりそうな…
ベースは鶏スープであって、鶏脂でないような…鶏の肉の旨味もしっかり感じます。

全体にとてもまろやかな雰囲気に満ちていて、
塩気を強くは感じられずに、塩、タレ、そうした味の元となるもので食べているのではなく、
麺が持つ塩気とスープの鶏感だけで食べている印象。
だからこそ、麺はハッキリ主張して来るし、甘味を感じたりもするし、
スープの鶏の充足感を満喫できるのだろうし。



卓上の柚子胡椒やテーブル胡椒もたいへんに相性が良かったですね。

「替え玉」は、きっと1玉が限度だと思います。
麺がスープを持ち上げて行くので、
2玉目を食べ終わる頃には、
すっかりスープを取り尽くしてしまっているでしょうから。
かく言う自分も、
美味しさからも3玉目を狙って食べておりましたが、
スープをほぼゼロ化させてしまっていたので、断念。

麺の味合わせ方も、
またこうした特長あるスタイルだからこそ、
非常に珍らかなもの…として記憶に残っております。

これは、とても上品なスタイル。
そうなって来ると是非、
「しろがね」では逆に鶏臭い!…なんてくらいの、
野性的な鶏ラーメンも食べてみたくなっちゃいますね。

さて、本日はここまで。
期間限定のお品なので、
今もあるかどうかは、是非ともお問い合わせ願います。
それでは、また次回。

ありがとうございました。

ありがとうございました。

関連記事