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イメージで、
トマトソース、こんがり焼き目付きナス…と思っていたけれど。
気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
8月18日、塩尻市広丘吉田、Restaurant Mirepoix にて。
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えー、代わり合いまして前回の続きで、
お付き合いを願っておこうと言うところですが…。
初めて出掛けて行った「ミルポワ」、
ああ、なるほど、良い店、美味しい店だな…と思うに至る、
僕らが食べていたそれぞれのパスタが、とても美味しかったんです。
「オードブル」として選んだ、「カツオと生ハムのサラダ」も非常に良かった。
山葵でしょうか、ピクルス?
刺激ある緑色の刻まれたものが入ったソースが、
美味しさを引き立てていました。
カツオの切り身そのものも、とても美味しく感じます。
お刺身で食べるには、やや厚切りに感じますが、
旨味、脂共に上々のもので、
クリームソースの味の濃さに、バランス良く合っていました。
「わぁ、このお店、美味しいのかも!」と思うには十分なくらい。
YOKOさんが選んだ「焼きナスのパスタ」は、僕の想像とは全く別のものでした。
よく洋食店、イタリア料理店…
それはサイゼリアとか、そうした大手チェーン店に至るまで、
「ナス」「パスタ」となれば、
トマトソースに、フライパンで焦げ目をつけたナス、
所によって、チーズを振りかけて…なんてオーソドックスなパターンがあります。
それだと思っていました。
全く異なる見た目。どうやら塩系のパスタ料理みたいだし、
何より、天頂部には「とびっこ」が乗っている様に見えます。和の食材。
焼きナスは、こんがり焼いたナスではなくて、
和食的な、焼いて皮を剥いたナス!…と言うことに、すごくビックリしました。
それと同時に、淡白であって、甘味が秀でていて、
刻んである訳でもない、鰹節とお醤油を垂らして食べる様な、
「焼きナス」が、パスタと言う炭水化物と一緒に食べて美味しいものなの!?…と、
先入観で、メチャクチャそう思いましたし、
「まぁ、いいか。YOKOさん、焼きナス好きだし」と、安易にも考えていました。
でも、これが実に美味しかった。
何味…と問われると、上品な塩味…ですかね。和風と言えば和風なのですが、
和の素材を駆使してあるって訳ではなくて、
あっさり、塩の旨味を引き出して、塩の甘味とナスの甘味がよく広がって、
そこに小麦のふくよかな風味が組み合わさって…
とびっこやベーコンチップの塩気が、アクセントになって、とても良い。美味しい。
食べ終わった器を見ても、
余分な油分は見て取れませんし、上品さ、洗練さを感じます。
でも、気高くなく、とても食べやすい味わいで…
何より、「美味しい!」と喜ぶYOKOさんの笑顔が、全ての答えであったなぁ、と。
お見事!でした。とても美味しく頂きました。
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ところで、この頃は新型カメラの性能を試していた時期でもあって、
F値を知ろうと撮影した画像があるので、ペタリペタリ。
お店に飾ってあった胡蝶蘭、これがF値2.8で撮影したもの。
こちらが同じ視点で、F値10.0で撮影したもの。
クローズアップ感、背景のぼやけ具合に大きな差があることが、
お分かりになると存じます。
ダイヤルで手軽に切り替えできるカメラなのですけれど、
なかなか、これが便利で良いです。楽しい。
…と、カメラで遊んだお話も織り交ぜてしまいましたが、
本日のお話は、ここまで。
ちょうどお時間となっておりまして…。
また明日、お目に掛かりましょう。
それまで、それでは。
ありがとうございました。