ミルポワで、ランチAコースから焼きナスのパスタ。

SakeSoja

2018年09月10日 18:30





イメージで、
トマトソース、こんがり焼き目付きナス…と思っていたけれど。



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

8月18日、塩尻市広丘吉田、Restaurant Mirepoix にて。



えー、代わり合いまして前回の続きで、
お付き合いを願っておこうと言うところですが…。

初めて出掛けて行った「ミルポワ」、
ああ、なるほど、良い店、美味しい店だな…と思うに至る、
僕らが食べていたそれぞれのパスタが、とても美味しかったんです。
「オードブル」として選んだ、「カツオと生ハムのサラダ」も非常に良かった。



山葵でしょうか、ピクルス?
刺激ある緑色の刻まれたものが入ったソースが、
美味しさを引き立てていました。
カツオの切り身そのものも、とても美味しく感じます。
お刺身で食べるには、やや厚切りに感じますが、
旨味、脂共に上々のもので、
クリームソースの味の濃さに、バランス良く合っていました。
「わぁ、このお店、美味しいのかも!」と思うには十分なくらい。



YOKOさんが選んだ「焼きナスのパスタ」は、僕の想像とは全く別のものでした。
よく洋食店、イタリア料理店…
それはサイゼリアとか、そうした大手チェーン店に至るまで、
「ナス」「パスタ」となれば、
トマトソースに、フライパンで焦げ目をつけたナス、
所によって、チーズを振りかけて…なんてオーソドックスなパターンがあります。
それだと思っていました。
全く異なる見た目。どうやら塩系のパスタ料理みたいだし、
何より、天頂部には「とびっこ」が乗っている様に見えます。和の食材。
焼きナスは、こんがり焼いたナスではなくて、
和食的な、焼いて皮を剥いたナス!…と言うことに、すごくビックリしました。
それと同時に、淡白であって、甘味が秀でていて、
刻んである訳でもない、鰹節とお醤油を垂らして食べる様な、
「焼きナス」が、パスタと言う炭水化物と一緒に食べて美味しいものなの!?…と、
先入観で、メチャクチャそう思いましたし、
「まぁ、いいか。YOKOさん、焼きナス好きだし」と、安易にも考えていました。

でも、これが実に美味しかった。
何味…と問われると、上品な塩味…ですかね。和風と言えば和風なのですが、
和の素材を駆使してあるって訳ではなくて、
あっさり、塩の旨味を引き出して、塩の甘味とナスの甘味がよく広がって、
そこに小麦のふくよかな風味が組み合わさって…
とびっこやベーコンチップの塩気が、アクセントになって、とても良い。美味しい。
食べ終わった器を見ても、
余分な油分は見て取れませんし、上品さ、洗練さを感じます。
でも、気高くなく、とても食べやすい味わいで…
何より、「美味しい!」と喜ぶYOKOさんの笑顔が、全ての答えであったなぁ、と。
お見事!でした。とても美味しく頂きました。




ところで、この頃は新型カメラの性能を試していた時期でもあって、
F値を知ろうと撮影した画像があるので、ペタリペタリ。



お店に飾ってあった胡蝶蘭、これがF値2.8で撮影したもの。



こちらが同じ視点で、F値10.0で撮影したもの。
クローズアップ感、背景のぼやけ具合に大きな差があることが、
お分かりになると存じます。
ダイヤルで手軽に切り替えできるカメラなのですけれど、
なかなか、これが便利で良いです。楽しい。

…と、カメラで遊んだお話も織り交ぜてしまいましたが、
本日のお話は、ここまで。
ちょうどお時間となっておりまして…。
また明日、お目に掛かりましょう。

それまで、それでは。

ありがとうございました。

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