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賑わう店内、食堂風情の良さがあり。
気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
2018年12月25日、善知鳥峠中腹、小松食堂にて。
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えー…奥にお見えになっていた男女連れあったお客さんは、
観光の方なのかしら、おふたりで写真を取り合って、
テーブルの上には、たぶん食べ切れないんじゃないか、
お持ち帰りなのかなー…ってくらいにお皿がならんでいて。
(それぞれモツ焼きを頼んだ上に山賊を頼んでいて)
ちょっと品の良い、パリッと線が整った作業着の男性もいれば、
自分も塗装のバイトをしていた事があるから分かるけれど、
ボロボロっとした服装の工事関係の方もいて、
僕みたいに、昼間で仕事をして、ちょっと用事があって家に帰る途中、
気のない普段の通勤着の人間もいて、
ざっくばらんにお昼ご飯を楽しみに来ている場所…と言う、
ごちゃ混ぜだからこそ、風情があって良い空間。
お店のおばさま達は元気いっぱいですし、
「あぁ、こう言うお店なのだなぁ」と、感動ひとしお。
だって、10年以上も勤めている辰野町の会社に出掛けて行くため、
来る日も来る日も目前を通っているのに、
いまだに1度も出掛けたことがなかったお店なのですから。
実際、同僚さんにも何人か聞いてみましたが、
「通るけど、行ったことはない」と言う人ばかり。
昼にお昼ご飯に出掛けるには、ちょっと遠かったりしますし、
休日に、職場近くまで戻って来ることもないのだし、
やっぱりそう考えると、今日まで出掛けていなかった…
…と言う結果も、道理なのかしら…そう思っても良いのかな、なんてところで。
せっかくなら名物のワンコインで山賊丼を行くべき…とは思ったのですが、
この日は、ちょっとお医者さんに行きたくて午後半休を取って出掛けていたので、
にんにくたっぷりの山賊丼は、ちょっと避けようか…と思いました。
よって、「焼肉丼」…これもにんにくはあるのですけれど、まぁそれはそれで。
焼きと揚げでもカロリーが違うと思いますし。ええ。
こちらも500円のランチメニュウで、初めて訪れているので、
「足りなかったら嫌だしなー」と肉うどんをセットにしたのですけれど、
いやはや、本当に噂通りにしっかりしたボリュームでした。
どちらもきっと同じ豚肉が使われていて、シンプルなメニュウ。
焼肉丼は、肉とご飯。
うどんは、肉とうどん、あとネギと言う構成。
わりとしっかりした噛み応え、ハードな食感ではありますが、
タレもしつこさ、脂っこさが強いタイプでなくて、
想像しているより、見た目より、塩辛さも少なくて、
多くの客層に対応できる味わい…と思います。
こってりヘビーでもお客さんは訪れるでしょうけれど、
肉体労働、お腹を空かせた男性ばかりの食堂ではないこと、
目の当たりにしている客層からも、それが納得の良い塩梅、味わい。
山賊のボリュームのお噂こそかねがねの小松食堂だったので、
調べてみるとラーメンもあっさりしたものらしいし、
いわゆる「百聞は一見に如かず」パターン。
訪れてみると、辺鄙な場所で長く続いている理由が分かる食堂でした。
S木さんが、モツ焼きが良いとも教えてくれているので、
是非とも再訪せねば、と思っておりまして…。
…なんてところで、本日はここまで。
お開きの時間となっております。
また次回、明日にお目に掛かりましょう。
それでは、それまで。
ありがとうございました。