竜島温泉の食堂で、関西風肉うどんと野菜のせぶっかけそうめんを。

SakeSoja

2018年11月09日 18:30





日本軽食の定番を。



9月30日、松本市波田界隈、竜島温泉・せせらぎの湯の食堂にて。




いくつか…少なくとも県内200箇所くらいは、
温泉施設を見て来て、
食事処として居を構えている…と言うよりは、
もっと「小腹を満たす」と言う体で、店を為している…
そんな場面を何度か見たことがあります。
茅野市に多い印象もあります。
温泉施設がとても多く、ごろごろと温泉後に床に転がる事が出来る…
また休憩所に持ち込みが出来る、
地域のコミュニティセンターの様になっている場所、温泉施設は、
福祉も関わるため、
秘湯とか名湯とか、そう言う風情とは異なるのですが、
“人が生き、住まう場所”としての風情があると思っています。

そうした場所の定番は、「うどん・そば」が多いんじゃないでしょうか。
駅そばなども含めても手軽に素早く提供できる、この魅力は尊い。

松本市の西部、上高地や安房峠を目指す道半ば、
波田地区の竜島温泉の食堂にて。
ある意味で、素っ気無いものでも良いものを、
ちょっと工夫して、乗せ物を変えてみたりして、
ちょっとだけ豪華に。

さて、本日も短い時間ではございますけれど、
一時のご愉快を願っておきます。



先達て、「竜島カレー」を頂きながら、
傍らに更に僕はうどんを置き、
YOKOさんは、食堂メニュウとしては珍しい「そうめん」を選びました。



うどん、
「関西風」と「関東風」が選ぶことが出来、
「関西風」をお願いしたまでは良かったけれど、
なんと、醤油っぽいスープ…お肉も黒胡椒を絡めてあって、
関西の透明なスープと牛丼の具の様な乗せものを期待していた自分としては、
「おやっ?」と思ってしまう見た目、味。

でも、驚いたことはうどんそのものにはしっかり粉感があり、
よくある、軽食らしい、スピーディに提供できる、
「ゆで」の麺にしては、しっかり美味しいうどんだったこと。
もしかすると「ゆで」の麺ではないのか、冷凍うどんのそこそこ良いものなのか…
地粉うどん的な噛み応えも持っていて、好感触でした。
うどんの名前との合致はともかくとして、
ちゃんとした美味しさを持っていて良いですね。
軽食と言うよりお食事の領域へ。
小鉢も3つ、付随するので、より一層そう思います。





YOKOさんのそうめん。
「ぶっかけ」とあるけれど、ちゃんと汁も入っていて、
「温そうめん」の状況…うん、なるほど、珍しいと思います。
夏場でこそ、それでもたまーに「そうめん、冷麦」を見かけますが…
あぁ、岡谷温泉・ロマネットの食堂「やまびこ」で見かけた際にも、
とても珍しいと感じましたが、温そうめんは…どうかな、初めてかも。



カラフルな色付きそうめんも食べる楽しみがあって良いですよね。
ベースのスープは「肉うどん」と同じもの…と感じました。

竜島温泉の食堂、「竜島カレー」も同様ですが、
なかなかにオリジナリティがありますね。
北信、東信の大型温泉施設はピザ釜がある充実した場所もありますが、
温泉文化が強く根付いていない中信は、
なかなか難しいとこともあるのではないか…なんて個人的には思います。
そう言う点で、こうしてメニュウに面白みがある、
とても素敵なことであるなぁ…と感じる次第。

ランニング後の運動着のまま訪れても気取らない…なんて所も良いです。
使い勝手が良いなぁ、と。

さて、本日はこんなところ…
この辺りで、ちょうどお開きの時間となっておりまして。
また明日、再びお目に掛かりたく存じ上げまして…

それでは、それまで。

ありがとうございました。

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