クエルドノメルで、元気ドレッシングを買い求める。

SakeSoja

2018年10月31日 18:30





僕も元気揚げを食べてみたい。



気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

10月11日、安曇野市穂高界隈、クエルドノメルにて。

( 小さなドレッシング屋さん クエル・ド・ノメル )
( http://kuerudonomeru.com/ )




穂高界隈と言うと、
「山のたこ平」を僕らはわりと気に入っていて、
最近は行っていないけれど、
「有明荘」も、すごく良いし、
アートヒルズは時にサンドブラスト体験をしに行ったり、
ガラス工芸を集めていた頃もあって、
富士尾山荘、書翰集も気に入っているか。
この日には定休日で行くことが出来なかったけれど、
「きないね」も良いよね。
「ほりでーゆ~」も、ちょいちょいと利用しています。

この穂高の山麓線周辺は、本当に見所が多い場所で、
最近では「しゃくなげの湯」のリニューアルがあったり、
車でないと訪れ難いのだけれど、
でも、何かしら新しいお店だったり、
話題になるものがある土地だと思っています。

その道すがら、
「小さなドレッシング屋さん」と言う、
小さな看板の小さなお店があって、
「ああ、ドレッシングを売ってらっしゃるんだなぁ」と思うものの、
じゃあ、立ち止まるか…と言うと、
1度たりとも止まることは無かったし、
もう十何年も見ているけれど、ずっと健在…と言う佇まいは、
ご商売が順調である証拠に違いない…とは言っても、
そう、足が向かうことはありませんでした。

「ドレッシングを買うときに、気にしていることは?」

「カロリー、塩分」と答えるくらいなので、

美味しさを度外視するから、スーパーでよっぽど良い訳ですもんね。



先達ての「大梅」を導く流れの中で、
厨十兵衛のカウンターで繰り広げられたお話…
何でも「クエルドノメル」は、元々は食事処であり、
事情によって移転し、今ではドレッシング屋さんになっている…と言う。

食事処時代に、名物メニュウとして「元気揚げ」があり、
鶏のから揚げにドレッシングを掛けた、
一種の「油琳鶏(ユーリンチー)」みたいな料理が、
特に、konさんの脳裏には熱く残っている様子で、
その時の「あれ、ホント美味しかったんだよなぁ~」と言う声に、
突き動かされる様に、この日の日程が決まって行ったようなもの。



お店に入ると、こちらのドレッシングたちが出迎えてくれます。



ここで冒頭の写真を再び。
キャベツで、ドレッシングの味見をさせて貰えました。



購入したものは、この3本。

こめ油の元気ドレッシング、
ごきげんドレッシング、
しょうがのたれ…を。

どれもとても美味しかったけれど、
とにかく油の種類によって、こんなにも風味に差が生まれるのか…と思うくらい。
3本に選ぶ内容を絞り込むことも、たいへんでした。

元気ドレッシングは、
ノーマル、エクストラバージンオイル、こめ油の3種あり、
オイルのフレーバーで大きく風味が異なりました。

どれも油が非常に美味しいもので、風味豊か、豊潤。
こめ油は味がしっかりして感じられたので、
野菜以外にも…
また料理などにも、他のタレと割っても良いかなぁ…と思ってチョイス。

ごきげんドレッシングは、ごま油を使っているので、
中華風のテイスト。

しょうがのたれ、これこそが件の「元気あげ」のタレ…とのこと。
我が家は鶏のから揚げをしないから…
油ものを料理しないけれど、豚のしょうが焼きなどは大好物ですし、
有用に使うことが出来るだろうと思って選びました。



帰宅後、とりあえずお豆富、冷奴に
「ごきげんドレッシング」を掛けて食べてみますが、
すんごい美味しかったです。キャベツでも美味しかったけれど、
日頃、食べ慣れているお豆富が何倍にも美味しく感じられました。
これは旨い!!

例え様がないですね…とにかくウマイ。
如何に、日常に使っているドレッシングを、疎かに見ていたか…と言うもので。

エクストラバージンオイルを使ったドレッシングであっても、
アタックは和食、和文化圏の食事に対してあるものだ…と感じます。
“和食に掛けて食べる”ではありません。
僕らの日常は、どんな料理であっても日本である以上、
和食の影響を受けているはずです。
外国からお見えになった方は、同じパンでも、
「自国のパンとはちょっと違うんだ」…と思われる事でしょう。
気候風土、社会環境…各国、文化がある訳です。

良い醤油…ラーメン屋さん「行雲流水」の卓上でも見かけた醤油が置いてあり、
この無添加の美味しい醤油をお使いになっている…
味の決め手になっているからこそ、
日本の味により馴染んで感じられるのではないかと存じます。

にんにくをたっぷり使っているのですが、
この下処理を相当に丁寧に行ってらっしゃるそうで、
香はあれど匂いはナシ…その“人に会う時に気をつけねば”、と言う匂いはなく、
にんにくの旨みが素晴らしい溶け合い方をした油もまた、
和の料理に合って来るのだと感じています。




我が家の晩ご飯には、必ず野菜と豆富が出ます。

野菜、サラダは時に別のフレーバーを楽しみたい事もあるので、
あと、野菜の量が多いので、
カロリーもちょっと気にして、
1回分だけを元気ドレッシングで食べて、
後は、ローカロリーの別フレーバードレッシングにて食べると言う。
それはそれで良いのだけれど、
冷奴が「ごきげんドレッシング」との相性が良過ぎて、
もう、手放せなくなったかも知れません。
今までも美味しく、問題なく食べていたけれど、
更に高みに駆け上った美味しさ。これは、本当に良い。

週末に過密スケジュールにし過ぎてしまうので、
なかなか「しょうがのたれ」を試すことが出来ていませんが、
近々、必ずや使います。今からワクワク。

…と、書いたりしているうちに週末を迎えて、試しました。



我が家、食べやすさを重視して、本来はしゃぶしゃぶにも使うだろう、
「超うす切り」を買うことが増えました。
かつ、お肉の部分も混合。脂と食感に差がありますよね。



スキレット焼き。

焼き物はスキレットに限ります。
熱量たっぷりで、
余分な水分を弾き飛ばしながら、香ばしく焼き上げられます。



クエルドノメルの「しょうがのたれ」のみで仕上げた「豚のしょうが焼き」をば。

家族にも、もちろんYOKOさんにも、すごく好評でした。
やりました!

穂高と言う土地に出掛けて行く理由…
餃子の「可京」も、またそうですけれど、ひとつ増えました!

是非、また…YOKOさんと共に出掛けて行きたいですね!

…と、そんなところで、本日はここまで。

また明日、お会い致しましょう。

それでは、それまで。

ありがとうございました。

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