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僕も元気揚げを食べてみたい。
気楽なところで、一生懸命…と言うことです。
10月11日、安曇野市穂高界隈、クエルドノメルにて。
( 小さなドレッシング屋さん クエル・ド・ノメル )
(
http://kuerudonomeru.com/ )
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穂高界隈と言うと、
「山のたこ平」を僕らはわりと気に入っていて、
最近は行っていないけれど、
「有明荘」も、すごく良いし、
アートヒルズは時にサンドブラスト体験をしに行ったり、
ガラス工芸を集めていた頃もあって、
富士尾山荘、書翰集も気に入っているか。
この日には定休日で行くことが出来なかったけれど、
「きないね」も良いよね。
「ほりでーゆ~」も、ちょいちょいと利用しています。
この穂高の山麓線周辺は、本当に見所が多い場所で、
最近では「しゃくなげの湯」のリニューアルがあったり、
車でないと訪れ難いのだけれど、
でも、何かしら新しいお店だったり、
話題になるものがある土地だと思っています。
その道すがら、
「小さなドレッシング屋さん」と言う、
小さな看板の小さなお店があって、
「ああ、ドレッシングを売ってらっしゃるんだなぁ」と思うものの、
じゃあ、立ち止まるか…と言うと、
1度たりとも止まることは無かったし、
もう十何年も見ているけれど、ずっと健在…と言う佇まいは、
ご商売が順調である証拠に違いない…とは言っても、
そう、足が向かうことはありませんでした。
「ドレッシングを買うときに、気にしていることは?」
「カロリー、塩分」と答えるくらいなので、
美味しさを度外視するから、スーパーでよっぽど良い訳ですもんね。
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先達ての「大梅」を導く流れの中で、
厨十兵衛のカウンターで繰り広げられたお話…
何でも「クエルドノメル」は、元々は食事処であり、
事情によって移転し、今ではドレッシング屋さんになっている…と言う。
食事処時代に、名物メニュウとして「元気揚げ」があり、
鶏のから揚げにドレッシングを掛けた、
一種の「油琳鶏(ユーリンチー)」みたいな料理が、
特に、konさんの脳裏には熱く残っている様子で、
その時の「あれ、ホント美味しかったんだよなぁ~」と言う声に、
突き動かされる様に、この日の日程が決まって行ったようなもの。
お店に入ると、こちらのドレッシングたちが出迎えてくれます。
ここで冒頭の写真を再び。
キャベツで、ドレッシングの味見をさせて貰えました。
購入したものは、この3本。
こめ油の元気ドレッシング、
ごきげんドレッシング、
しょうがのたれ…を。
どれもとても美味しかったけれど、
とにかく油の種類によって、こんなにも風味に差が生まれるのか…と思うくらい。
3本に選ぶ内容を絞り込むことも、たいへんでした。
元気ドレッシングは、
ノーマル、エクストラバージンオイル、こめ油の3種あり、
オイルのフレーバーで大きく風味が異なりました。
どれも油が非常に美味しいもので、風味豊か、豊潤。
こめ油は味がしっかりして感じられたので、
野菜以外にも…
また料理などにも、他のタレと割っても良いかなぁ…と思ってチョイス。
ごきげんドレッシングは、ごま油を使っているので、
中華風のテイスト。
しょうがのたれ、これこそが件の「元気あげ」のタレ…とのこと。
我が家は鶏のから揚げをしないから…
油ものを料理しないけれど、豚のしょうが焼きなどは大好物ですし、
有用に使うことが出来るだろうと思って選びました。
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帰宅後、とりあえずお豆富、冷奴に
「ごきげんドレッシング」を掛けて食べてみますが、
すんごい美味しかったです。キャベツでも美味しかったけれど、
日頃、食べ慣れているお豆富が何倍にも美味しく感じられました。
これは旨い!!
例え様がないですね…とにかくウマイ。
如何に、日常に使っているドレッシングを、疎かに見ていたか…と言うもので。
エクストラバージンオイルを使ったドレッシングであっても、
アタックは和食、和文化圏の食事に対してあるものだ…と感じます。
“和食に掛けて食べる”ではありません。
僕らの日常は、どんな料理であっても日本である以上、
和食の影響を受けているはずです。
外国からお見えになった方は、同じパンでも、
「自国のパンとはちょっと違うんだ」…と思われる事でしょう。
気候風土、社会環境…各国、文化がある訳です。
良い醤油…ラーメン屋さん「行雲流水」の卓上でも見かけた醤油が置いてあり、
この無添加の美味しい醤油をお使いになっている…
味の決め手になっているからこそ、
日本の味により馴染んで感じられるのではないかと存じます。
にんにくをたっぷり使っているのですが、
この下処理を相当に丁寧に行ってらっしゃるそうで、
香はあれど匂いはナシ…その“人に会う時に気をつけねば”、と言う匂いはなく、
にんにくの旨みが素晴らしい溶け合い方をした油もまた、
和の料理に合って来るのだと感じています。
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我が家の晩ご飯には、必ず野菜と豆富が出ます。
野菜、サラダは時に別のフレーバーを楽しみたい事もあるので、
あと、野菜の量が多いので、
カロリーもちょっと気にして、
1回分だけを元気ドレッシングで食べて、
後は、ローカロリーの別フレーバードレッシングにて食べると言う。
それはそれで良いのだけれど、
冷奴が「ごきげんドレッシング」との相性が良過ぎて、
もう、手放せなくなったかも知れません。
今までも美味しく、問題なく食べていたけれど、
更に高みに駆け上った美味しさ。これは、本当に良い。
週末に過密スケジュールにし過ぎてしまうので、
なかなか「しょうがのたれ」を試すことが出来ていませんが、
近々、必ずや使います。今からワクワク。
…と、書いたりしているうちに週末を迎えて、試しました。
我が家、食べやすさを重視して、本来はしゃぶしゃぶにも使うだろう、
「超うす切り」を買うことが増えました。
かつ、お肉の部分も混合。脂と食感に差がありますよね。
スキレット焼き。
焼き物はスキレットに限ります。
熱量たっぷりで、
余分な水分を弾き飛ばしながら、香ばしく焼き上げられます。
クエルドノメルの「しょうがのたれ」のみで仕上げた「豚のしょうが焼き」をば。
家族にも、もちろんYOKOさんにも、すごく好評でした。
やりました!
穂高と言う土地に出掛けて行く理由…
餃子の「可京」も、またそうですけれど、ひとつ増えました!
是非、また…YOKOさんと共に出掛けて行きたいですね!
…と、そんなところで、本日はここまで。
また明日、お会い致しましょう。
それでは、それまで。
ありがとうございました。