福岡うまかBUYより、たけ屋のうどん。

SakeSoja

2017年09月20日 18:30






気楽なところで、一生懸命…と言うことです。

9月14日、自宅にてお取り寄せ品を調理。









今回、こうしてお取り寄せを試してみるにあたり、
「このウェブサイトは良いなぁ」と感じた「福岡うまかBUY」…
企業、商店に違いはないと思うのですが、
作成者さんの思いがしっかりと伝わって来る…なんて思いました。

http://www.fukuoka-umaka-buy.com/shopdetail/008001000010/order/

↑は、今回の「たけ屋」について書かれたもの。通販ページ。
何と言うか、親しみやすい…なんて例えたら良いのかなぁ。
「私は、これが好き。だから売りたい!」と言う感じかなぁ。

さて。
柔らかいうどんと言えば、この「筑後うどん」だったり「伊勢うどん」だったり。
YOKOさんも僕も、
食べるんだったら讃岐うどんの様なコシが強いものが好きだと思っています。
信州的な「地粉うどん」は、特徴に乏しく、
たぶん、煮込んでこそ進化を発揮するようなタイプなのではないか…と思っています。
ほら、味噌の国でもありますし。

冷凍食品文化の黎明期と重なって、冷凍の讃岐うどんが登場し、
それでもそのコシを味わってみると快く、好きになりました。
江戸落語の世界で蕎麦は粋な食べ物として扱われますが、
うどんは、風邪をお召しになった時だったり、
うどんだけに、鈍くさい…だなんて言われる訳で、
讃岐うどんは美味しいけれど、柔らかいうどんは美味しくない…
…なんて認識でいました。

テレビ番組で、柔らかいうどんの存在を知ります。
福岡のうどんは…筑後うどんと呼ばれるうどんは柔らかくして食べる。
柔らかいから良いんだと、インタビューされた男性は、
息巻いて答えている。
「なんだか、変だね」なんてYOKOさんと一緒に見たものだったけれど、
どこかで是非、1度は試してみたいと思っていて、
まさか、ラーメンのお取り寄せと一緒に注文できるだなんて、
なんて奇遇な事だろう、と思いました。

冷蔵品で送られて来て、
茹でられたうどん、水などで薄める必要のないストレートスープ、刻みネギで1セット。
3食1個装で、1260円なので、1食420円換算。

…実際の店舗を調べてみると「かけうどん」は320円だそうなので、
100円の“乗せ”は、かなり良心的だと思いました。

調理方法はスープを鍋に仕掛けて、沸騰させないように気をつけながら、
うどんを入れて、温めるだけ。とっても簡単。

まず、スープ、ツユからと思って口にしてみると、
讃岐うどんの「長田in香の香」で感じた様な、
( http://sakesoja.naganoblog.jp/e2077718.html )
やたらと美味しいスープに驚きます。
いりこや椎茸をふんだんに使っているだろう、
醤油主体でない、関西系のツユ。
このスープだけでお酒が飲める、肴になる…恍惚と出来る…
素晴らしい美味しさ。

肝心のうどんは、やっぱり柔らかい。
けれど、柔らかいと例えるより「食感がない」と言った方が、
より近いんじゃないか…と思います。
冷凍して使ったものは、結果的に茹で時間が長くなってしまって、
千切れてしまいましたが、
冷蔵品は、麺を引き上げるくらいでは千切れたりせず、
弾力、コシはないけれど、
きちんと麺線を保っていて、すごいなぁ…と感じます。

食感がないけれど、
そのうどんの中に、バカウマなツユをしっかりと吸い込んでいて、
スープを直接飲むよりも、
不思議とうどんと一緒に食べたほうが、スープの美味しさに触れられる様な感じ。
初体験の味わいでした。こう言ううどん、ツユとの関係は、
今まで1度も経験した事がありません。
うどんとスープの調和の高さが、圧倒的に光ります。

これはかなり美味しい1杯でした。
是非、また取り寄せて…そう、冷凍してから取り出す場合は、
うどんを上手に解凍してからの方が良いのかなぁ…なんて思います。
「福岡うまかBUY」では、
肉、昆布、丸天のトッピングも追加で購入できる様なので、
そちらとセットで買い求めてみたいと思います。

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