MCRG ギルド豆 Vol.4 「パプアニューギニア・AA・ブヌン・ウー農園」

SakeSoja

2017年12月30日 18:30










えー、気楽なところで一生懸命…と言うことですが。

12月、お店だったり、自宅だったり。






MCRG ギルド豆 Vol.4 「パプアニューギニア・AA・ブヌン・ウー農園」

原料処理は、ウォッシュド、
品種は、ティピカ、アルーシャ、カチモールで。

お馴染み、
Matsumoto Coffee Roasters Guild企画、
同じ豆をロースター(焙煎士)さんの個性によって、
焙煎された豆を呑み比べる…と言うことで。

今回は色々とありまして、抽出方法が変わりました。
我が家で革命的に、コーヒーの味わいが変わったと思います。
より、美味しく、個性を楽しんで味わって行く事が出来る様になりました。
こうして、ギルド豆と付き合って来たからこそ、
次のステップに繋ぐことが出来たと思い、心からの感謝を込めて。
「ありがとうございました!」

…と前書きにお伝えさせて頂きまして。


では、今回も感想メモを起こして行きたいと思います。
参考になれば幸いと言うことでして。
最後まで、お付き合いの程を願っておきますが…。





Matsumoto Coffee Roasters Guild
情報は、下記 Facebook のページにて。

https://www.facebook.com/matsumotocoffeeroastersguild/ )

MCRG ギルド豆 Vol.1 「ルワンダ」
http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/2017624mcrghop-.html
「コーヒーの楽しさが、昨日より少し熱を帯びて続いて行く。(2017年6月24日)」

MCRG ギルド豆 Vol.2 「ニカラグア」
http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/20179mcrg-960f.html
「ジャバニカを飲み比べてみようぜ!(2017年9月)」

MCRG ギルド豆 Vol.3 「エチオピア・イルガチェフェ地区(G1・ナチュラル)」
http://sakesoja.naganoblog.jp/e2185446.html






【 Hop Frog Cafe:自宅:ウェーブドリッパー 】



12月17日:

香は、カカオクリーム、少しミルクチョコレート、
ナッツなら淡白な、少しオレンジゼリー。
ココア、ミルク、淡白なコンデンスミルク。
段々焙煎感、焼いた香ばしさが出て来て、
チョコレートクッキーをオーブンに入れたらこんな感じ?

飲んでみると、
爽やか、すごくスッキリ。複雑でない、スマートな入り方で、
次いで味わいが、ふわっと膨らんで来る。
確信して薄くないけれど、さっぱり感から薄く感じなくもないくらいのスマート。
後味にスマートさ、柔らかさ、中間に渋、酸、苦(小)と言った構成。
飲んで行くうちに、味、香に変化があり、それはカエルのお店の焙煎っぽい。

YOKOさんのコメントは「麦チョコ」とのこと。



【 Hop Frog Cafe:お店:エアロプレス 】

12月16日:

甘いアロマ。複雑、多種の草原、クルミ、ゴマ。
甘酸っぱくて、ナチュラルみたいなテイスト。
ストレート感。

「エアロプレスは雑味は出難く、でもコクは出る感じ」
…と伺った様な気がしているのだけれど、
なるほど、その特長は踏襲されている気がする。

実際の豆の処理はウォッシュドなのだけれど、
香と酸味の出方が、ナチュラルのそれの様な印象です。
ウェーブドリッパーより前に、
何も予備知識がない所で飲んでの感想なのですが、
「濁りがない、酸の残りが感じにくい」と言うメモもあり、
また異なった印象で飲んでいる様子。





【 CAFE THE GROVE:自宅:ウェーブドリッパー 】



12月23日:

焙煎のアロマ、香ばしく、白檀、線香、お香、エスニック、
ウコン、スパイス感、太田胃酸、
養命酒、乾物系の草、ジンジャー…など。
奥に珈琲豆らしい香、コーヒーらしさ。

飲むと寸時あっさりさ、数秒後からしっかりと膨らんでくる。
ひとくち目と、そのあとの印象が結構異なる。
甘露な残り方は、CTGの特長だと思うし、それはよくかんじられる。
苦味がほとんどなく、酸、渋が少しあるかなぁ、と言った具合。
シュッとした細身のマーメイドドレスを想像します。
上と下に広がりがある感じ。
かなり美味しいと思います。甘さとほの酸味が飲み易くしてくれている。

YOKOさんは、「苦味が全然ない」…とのこと。
要約すると、「とても飲みやすい」と言うことかな。





【 High-Five:自宅:ウェーブドリッパー 】



12月24日:

思ったより炒った香、しっかりとした焙煎の香。
ココアなら辛口の、ドライな感じ。
ココアの粉を更に強火で炒るみたいな。
ヘーゼルナッツ、かすかに柑橘類。芳しさあり。ドライピールの系統。

すごくバランス良い。突出感ある味わいがなく、メチャクチャまとまりある。
豆の味の出し方の基礎理論が違うんじゃないか…なんて言うくらい、
またもうひとつの次元の味わいに感じられます。
元々、僕はHigh-Fiveのコーヒー豆、焙煎については、
「渋、苦、酸のバランスが良い。
 それぞれがちゃんと存在して、ちゃんと調律し合っている」
…と思っていますが、その感覚よりもまとまっている印象があります。
3本の柱をイメージして、上記は言っていたのだけれど、
もっと五角形、五味の揃いを感じます。

エアリーな、空気感がある。
中盤で、ふーっと力が抜ける印象。宙に浮くような。
苦さ、コクがすごくしっかりしていて、
アッサリが基本ではあるのだけれど、
土台の力、味わいの骨部が、実に魅力的に感じます。

YOKOさんは、「香が甘い系、酸味じゃない系、果物っぽい」とのこと。


【 かめのや:自宅:ウェーブドリッパー 】



やや硬い香、香ばしさ、芳しさ。
コーヒーっぽい雰囲気、パリンとした香。
ネガティブなイメージではなく、
ふわっと香るのではなくて、シュッとした感じ。

YOKOさんが先行して、
「麦チョコまでいかない、麦の味。あとで苦味」と言い、
それを受けた所から、味のメモを書き始めていて…。

おお、ホントにハッタイコ(麦こがし、香煎)みたい。
乾燥感ある。余韻が塩キャラメル、ミルク、ミネラル。
前半に静かな感じ、後半に広がるタイプ。
塩味に引っ張られて、味が引き出されて来る感じ。
豆の香、ロースト、
結構、深い芯を持っていて、深く焙煎が入っているけれども、
本質はライトな感じ。
渋、酸、少なめで、苦味がしっかりしている感じ。
飲み込むと酸を感じる。
冷めて来ると、チェリーっぽい感じが出て来る。





4店舗、それぞれの焙煎があって、
四者四様の良さがありました。
それぞれの美味しさを、ちゃんとちゃんとで味わう事が出来まして。

ギルド豆、第4段のお楽しみを申し上げました。


それでは、本日のところは、これでお開き。

ありがとうございました。

ありがとうございました。







たまにやりませんか。

私は、やってしまいますよ…っと。


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