与論島・島有泉
3月8日・自宅にて。
晩酌に。
「ヨロントウ」と読むけれど、「これは対外的で」とも言い。
なるほど、「よろんじま」と書いてある。
現地がそう呼ぶのならば、それが正しかろう、と思うのです。
ご縁と言うものは、とても面白いもので、
与論島出身の方とお仕事でお知り合いになる事が出来、
色んなお話をさせて頂きました。
そんな中で、島唯一の酒蔵としてある有村酒造が醸す「島有泉」、
島の黒糖で醸し、島での消費がほとんどと言う地酒。
アルコール度数が、
20度、25度、35度とあるので、
地元の方が飲むに近いだろうと20度と、
贈答品の様な誂えの35度を購入しました。
与論献納(よろんけんぽう)についても教えて頂いて、
焼酎と言えば、ロックや水割りでの飲み方も広く浸透しているけれど、
「そのままで飲む」と聞いた通り、
そのままで、ぐびぐび、よく進む美味しさがありました。
キュウリに蜂蜜を乗せたような香味で、
黒糖の甘い風味もあるし、しっかりしたコクがたまらない。
この日、僕はサンマのスモークをキュウリに乗せて食べていたのだけれど、
クセのある料理にもバッチリ合わせて来てくれます。
これは美味しいです。
でも、きっと、与論島で与論島の食と共に…だったら、もっと最高なんだろうなーって思います。
最寄りは沖縄で、飛行機で訪れることが最短経路だけれど、
その方の子供の頃は、
片道22時間かけて、船に乗って鹿児島に修学旅行で出掛けたりしたんだって。
そのお客さんが再び来社された際に、
購入して美味しかった話をしたところ、
「いやあ、実は…」と、
Facebookで蔵元さんと繋がっているんだと教えてもらいました。
うわぁ、世間は狭い。
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